JPH0145929B2 - - Google Patents
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- JPH0145929B2 JPH0145929B2 JP4031583A JP4031583A JPH0145929B2 JP H0145929 B2 JPH0145929 B2 JP H0145929B2 JP 4031583 A JP4031583 A JP 4031583A JP 4031583 A JP4031583 A JP 4031583A JP H0145929 B2 JPH0145929 B2 JP H0145929B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- circuit
- motor
- contact
- rotary switch
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電動機の制動回路に関し、特に開閉
機器等を駆動する電動ばね操作装置用の電動機の
制動回路に関する。
機器等を駆動する電動ばね操作装置用の電動機の
制動回路に関する。
従来、開閉装置を駆動する操作装置は、空気操
作式や油圧操作式といつた流体操作式のものが主
流であり、電動ばね操作式のものは比較的小出力
のものに限られていた。しかし、流体操作式の装
置は油もれの点検やコンプレツサの圧力の点検保
守といつた保守面で種々の問題があるため、大出
力の装置にも電動ばね操作式の装置が用いられる
ようになつてきた。
作式や油圧操作式といつた流体操作式のものが主
流であり、電動ばね操作式のものは比較的小出力
のものに限られていた。しかし、流体操作式の装
置は油もれの点検やコンプレツサの圧力の点検保
守といつた保守面で種々の問題があるため、大出
力の装置にも電動ばね操作式の装置が用いられる
ようになつてきた。
従来の電動ばね操作装置としては、トグルばね
を用いたものが多く、その主要構成部分の一例を
第1図に、またその動作状態を第2図に示す。以
下第1図および第2図より説明する。
を用いたものが多く、その主要構成部分の一例を
第1図に、またその動作状態を第2図に示す。以
下第1図および第2図より説明する。
() 操作指令が与えられると、電動機M1は回
転を始め、その回転力が減速機2を介してモー
タレバー3に伝達される。
転を始め、その回転力が減速機2を介してモー
タレバー3に伝達される。
() モータレバー3は回転により、スプリング
レバー4の一方の突出部4aに接すると、モー
タレバー3の回転力によつてばね5を第2図a
に示すように上死点位置から次第に圧縮させて
蓄勢をし、第2図bに示すように下死点位置に
達する。なお、ばね5と出力軸6と平行な軸5
aで回動自在に支持されている。また、スプリ
ングレバー4の他方の突出部4bは、ばね5の
下死点位置で初めて出力軸レバー7に接する。
レバー4の一方の突出部4aに接すると、モー
タレバー3の回転力によつてばね5を第2図a
に示すように上死点位置から次第に圧縮させて
蓄勢をし、第2図bに示すように下死点位置に
達する。なお、ばね5と出力軸6と平行な軸5
aで回動自在に支持されている。また、スプリ
ングレバー4の他方の突出部4bは、ばね5の
下死点位置で初めて出力軸レバー7に接する。
() ばね5は下死点位置を越えると、放勢を開
始し、スプリングレバー4を介して出力軸レバ
ー7を加速する。
始し、スプリングレバー4を介して出力軸レバ
ー7を加速する。
() ばね5が第2図cのように上死点位置(操
作開始位置と反転した位置)に達すると、動作
は完了する。
作開始位置と反転した位置)に達すると、動作
は完了する。
また、第1図に示すように、回転スイツチ8を
回動するレバー9は、出力軸6に一体に取付けら
れたレバー10にリンク11を介して回動自在に
取付けられており、出力軸6が開または閉のほぼ
極限位置に達したときに、回転スイツチ8のa接
点群及びb接点群が開始する。第1図において、
89AUX−a1、から89AUX−a4は回転ス
イツチ8のa接点を、89AUX−b1、から8
9AUX−b4は回転スイツチ8のb接点をそれ
ぞれ表わしている。
回動するレバー9は、出力軸6に一体に取付けら
れたレバー10にリンク11を介して回動自在に
取付けられており、出力軸6が開または閉のほぼ
極限位置に達したときに、回転スイツチ8のa接
点群及びb接点群が開始する。第1図において、
89AUX−a1、から89AUX−a4は回転ス
イツチ8のa接点を、89AUX−b1、から8
9AUX−b4は回転スイツチ8のb接点をそれ
ぞれ表わしている。
これらの回転スイツチ8の各接点は通常、外部
機器間のインタロツク回路を構成するための補助
接点として用いられる。
機器間のインタロツク回路を構成するための補助
接点として用いられる。
逆向きの操作は、モータ1の逆転により、第2
図dに示す状態から上述と同様の動作を逆方向に
繰り返して達成される。
図dに示す状態から上述と同様の動作を逆方向に
繰り返して達成される。
さて、電動ばね操作装置の電動機としては、安
定した回転トルクを得るために、直流分巻電動機
M(第3図a)が用いられる場合がある。ところ
で、電動ばね操作装置の大出力化に伴つて、ばね
を蓄勢する電動機Mが大形化すると、そのGD2
(回転子の慣性モーメント)も増加する。その結
果、電動機Mはばねの蓄勢終了と同時に電源回路
から切り離されても回転を続ける。その回転量
は、電動機Mの出力や減速機2の効率およびモー
タレバー3の慣性モーメントによつて異なるが数
十回転に及ぶこともある。モータレバー3に惰性
回転があると、他の部品との干渉を生じ、減速器
軸をねじれにより破壊する等の問題が生じてい
た。
定した回転トルクを得るために、直流分巻電動機
M(第3図a)が用いられる場合がある。ところ
で、電動ばね操作装置の大出力化に伴つて、ばね
を蓄勢する電動機Mが大形化すると、そのGD2
(回転子の慣性モーメント)も増加する。その結
果、電動機Mはばねの蓄勢終了と同時に電源回路
から切り離されても回転を続ける。その回転量
は、電動機Mの出力や減速機2の効率およびモー
タレバー3の慣性モーメントによつて異なるが数
十回転に及ぶこともある。モータレバー3に惰性
回転があると、他の部品との干渉を生じ、減速器
軸をねじれにより破壊する等の問題が生じてい
た。
また、電動機Mの逆転によつて操作装置を反転
させる際に、上述のようなモータレバー3の惰性
回転量が多いと、ばねの蓄勢完了までの時間が増
大するなどの問題点があつた。
させる際に、上述のようなモータレバー3の惰性
回転量が多いと、ばねの蓄勢完了までの時間が増
大するなどの問題点があつた。
第4図はこのような直流分巻電動機を用いた電
動ばね操作装置の制御回路を示しており、第5図
は出力軸の動作に対応して動作する回転スイツチ
8のタイムチヤートを示している。
動ばね操作装置の制御回路を示しており、第5図
は出力軸の動作に対応して動作する回転スイツチ
8のタイムチヤートを示している。
これらの図を用いて回路の動作を説明する。
() タイムチヤートの時刻t0では、89AUXの
b1接点がオンであり、投入操作信号Cがはい
ると、第4図において電磁開閉器89CXが投
入され、P→89CX→C1→C2→M→C3
→89CX→C4→Nという回路が形成される
ので、電動機Mが駆動され、ばねの蓄勢が始ま
る。
b1接点がオンであり、投入操作信号Cがはい
ると、第4図において電磁開閉器89CXが投
入され、P→89CX→C1→C2→M→C3
→89CX→C4→Nという回路が形成される
ので、電動機Mが駆動され、ばねの蓄勢が始ま
る。
() ばね5が死点位置を通過し、放勢と始める
と、回転スイツチ8が回動し、時刻t1及びt1′を
経過すると、これまでオンであつた回転スイツ
チのb接点がオフに、オフであつたa接点はオ
ンに移行する。
と、回転スイツチ8が回動し、時刻t1及びt1′を
経過すると、これまでオンであつた回転スイツ
チのb接点がオフに、オフであつたa接点はオ
ンに移行する。
時刻t1において回転スイツチ8の接点89
AUXb1がオフになるので、A2→A3間が開き、
電磁開閉器89CXが開いて電動機Mに電流は
流れなくなる。しかし、電機子は自身の慣性モ
ーメントGD2によつて惰性回転を続ける。
AUXb1がオフになるので、A2→A3間が開き、
電磁開閉器89CXが開いて電動機Mに電流は
流れなくなる。しかし、電機子は自身の慣性モ
ーメントGD2によつて惰性回転を続ける。
() 回転スイツチのa接点がオンである時刻t2
でしや断操作信号Tがはいると、電磁開閉器8
9TXが投入され、P→C1→89TX→C3
→M→C2→89TX→C4→Nという回路が
形成される。これにより、電機子には()と
逆向きの電流が流れるため、電動機Mは逆方向
に回転する。
でしや断操作信号Tがはいると、電磁開閉器8
9TXが投入され、P→C1→89TX→C3
→M→C2→89TX→C4→Nという回路が
形成される。これにより、電機子には()と
逆向きの電流が流れるため、電動機Mは逆方向
に回転する。
() ばねが死点位置を通過し、放勢を始め、時
刻t3,t3′を経過すると、回転スイツチのa接点
がオフとなり、A1→A3間が開き、電磁開閉器
89TXが開いて、電動機Mに電流が流れなく
なる。このとき()と同様に電機子は惰性回
転を続ける。
刻t3,t3′を経過すると、回転スイツチのa接点
がオフとなり、A1→A3間が開き、電磁開閉器
89TXが開いて、電動機Mに電流が流れなく
なる。このとき()と同様に電機子は惰性回
転を続ける。
これらの惰性回転に伴う問題点を解決するに
は、ばね5の蓄勢終了後、電動機Mを速やかに制
動することが必要である。
は、ばね5の蓄勢終了後、電動機Mを速やかに制
動することが必要である。
一般に、直流分巻電動機を第3図bに示すよう
に分巻発電機として回路構成して制動する方法が
知られているが、この方法による場合、通常操作
装置に備わつている電磁開閉器の接点や回転スイ
ツチ等による補助接点類だけで、このような回路
を構成することは困難であり、時限継電器や、リ
ミツトスイツチが必要となる欠点があつた。
に分巻発電機として回路構成して制動する方法が
知られているが、この方法による場合、通常操作
装置に備わつている電磁開閉器の接点や回転スイ
ツチ等による補助接点類だけで、このような回路
を構成することは困難であり、時限継電器や、リ
ミツトスイツチが必要となる欠点があつた。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、従来
の操作装置に通常備えつけられている補助接点を
利用して、電源切離し後の電動機の惰性回転を抑
制するために、電機子を含む回路に直列に抵抗を
挿入することにより、電動機を制動できる制動回
路を提供することを目的とする。
の操作装置に通常備えつけられている補助接点を
利用して、電源切離し後の電動機の惰性回転を抑
制するために、電機子を含む回路に直列に抵抗を
挿入することにより、電動機を制動できる制動回
路を提供することを目的とする。
以下、この発明による一実施例の制動回路を図
について説明する。
について説明する。
第6図は本発明の制御回路の構成を示す。この
制御回路は、電源線P,N間に下記論理式に基づ
く論理回路から構成され、この式が満足されたと
きに電磁開閉器89TC、89CX、抵抗R、電動
機M及び界磁MFに電流が流れる。
制御回路は、電源線P,N間に下記論理式に基づ
く論理回路から構成され、この式が満足されたと
きに電磁開閉器89TC、89CX、抵抗R、電動
機M及び界磁MFに電流が流れる。
() 89TX・89AUXa1→89TX
() 89CX・89AUXb1→89CX
() (89TX+89CX)(89TX・89AUXa2+89CX・89AUX
b2)→R () 89TX+89CX→MF () (89TX+89CX)(89CX+89AUXa3・89TX)(89TX
・89AUXa4+89CX)→M(正転) () (89TX+89CX)(89AUXb3・89CX+89TX)(89TX
+89CX・89AUXb4)→M(逆転) 次に上記論理式による制御回路による動作を説
明する。
b2)→R () 89TX+89CX→MF () (89TX+89CX)(89CX+89AUXa3・89TX)(89TX
・89AUXa4+89CX)→M(正転) () (89TX+89CX)(89AUXb3・89CX+89TX)(89TX
+89CX・89AUXb4)→M(逆転) 次に上記論理式による制御回路による動作を説
明する。
() 第5図に示したタイムチヤートの時刻t0で
は、各89AUXbi(i=1、2…)接点がオン
であり、投入操作指令Cがはいると第6図に示
す電磁開閉器89CXが投入されて、P→89
CX→D1→D5→89CX→D6→M→D7→
89CX→D12→Nという回路が形成され、
電動機M及び界磁MFに電流が流れて、ばねの
蓄勢が始まる。このとき、89CXのb接点で
ある89CXbと回転スイツチ8のa接点89
AUXa2がオフであり、D1−D4間の回路
は開いており、これらを介して接続された抵抗
Rには何の電流も流れない。
は、各89AUXbi(i=1、2…)接点がオン
であり、投入操作指令Cがはいると第6図に示
す電磁開閉器89CXが投入されて、P→89
CX→D1→D5→89CX→D6→M→D7→
89CX→D12→Nという回路が形成され、
電動機M及び界磁MFに電流が流れて、ばねの
蓄勢が始まる。このとき、89CXのb接点で
ある89CXbと回転スイツチ8のa接点89
AUXa2がオフであり、D1−D4間の回路
は開いており、これらを介して接続された抵抗
Rには何の電流も流れない。
() ばねが死点位置を通過し、放勢を開始する
と回転スイツチ8が回動し、時刻t1及びt1′を経
過すると、これまでオンであつた回転スイツチ
8のb接点はオフに、オフであつたa接点はオ
ンに移行する。時刻t1において回転スイツチ8
の接点89AUXb1がオフとなるので、B2
−B3間が開き、電磁開閉器89CXが開いて
電動機Mへの電流はしや断される。時刻t1から
t1′の間は回転スイツチ8のa接点、b接点は
ともにオフ状態である。時刻t1′を経過すると、
回転スイツチ8のa接点がオンとなる。
と回転スイツチ8が回動し、時刻t1及びt1′を経
過すると、これまでオンであつた回転スイツチ
8のb接点はオフに、オフであつたa接点はオ
ンに移行する。時刻t1において回転スイツチ8
の接点89AUXb1がオフとなるので、B2
−B3間が開き、電磁開閉器89CXが開いて
電動機Mへの電流はしや断される。時刻t1から
t1′の間は回転スイツチ8のa接点、b接点は
ともにオフ状態である。時刻t1′を経過すると、
回転スイツチ8のa接点がオンとなる。
() 放勢が終了し、操作装置が入極限に達した
時刻t2においては既に回転スイツチ8のa接点
がオンとなつており、同時に接点89TXbが
オンになつているので、電動機Mの界磁MFと
電機子Mとを並列接続し、また抵抗Rを直列接
続した回路、即ちD1→D2→D4→R→N→
D12→D11→89TX→M→89TX→D
8→89AUXa3→D5→D1という回路が
形成される。この回路は第3図bに示した分巻
機の制動回路と等価であり、分巻機の電源を抵
抗で置き換えることにより分巻電動機Mを発電
機Gとして使用し、極めて短時間に電動機Mの
惰性回転を停止させることができる。
時刻t2においては既に回転スイツチ8のa接点
がオンとなつており、同時に接点89TXbが
オンになつているので、電動機Mの界磁MFと
電機子Mとを並列接続し、また抵抗Rを直列接
続した回路、即ちD1→D2→D4→R→N→
D12→D11→89TX→M→89TX→D
8→89AUXa3→D5→D1という回路が
形成される。この回路は第3図bに示した分巻
機の制動回路と等価であり、分巻機の電源を抵
抗で置き換えることにより分巻電動機Mを発電
機Gとして使用し、極めて短時間に電動機Mの
惰性回転を停止させることができる。
() 回転スイツチのa接点がオンである時刻t2
でしや断操作信号Tがはいると、電磁開閉器8
9TXが投入され、P→89TX→D1→D5
→89TX→D7→M→D6→89TX→D1
2→Nという回路が形成される。これにより、
電機子には()と逆向きの電流が流れるため
電動機Mは逆方向に回転する。
でしや断操作信号Tがはいると、電磁開閉器8
9TXが投入され、P→89TX→D1→D5
→89TX→D7→M→D6→89TX→D1
2→Nという回路が形成される。これにより、
電機子には()と逆向きの電流が流れるため
電動機Mは逆方向に回転する。
() ばねが死点位置を通過し、放勢を開始して
時刻t3,t3′を経過すると、回転スイツチ8の8
9AUXa1のa接点が開いて、B1−B3間
が開き、電磁開閉器89TXが開いて、外部か
らの電動機Mへの電流はしや断される。
時刻t3,t3′を経過すると、回転スイツチ8の8
9AUXa1のa接点が開いて、B1−B3間
が開き、電磁開閉器89TXが開いて、外部か
らの電動機Mへの電流はしや断される。
() 放勢が完了し操作装置が切極限に達した時
刻t4においては回転スイツチ8のb接点はオン
であり、P→89CX→D1→89CX→D3→
D4→R→N→D12→89AUXb4→D1
0→89CX→M→89CX→D9→89
AUXb3→D5→89CX→D1という回路が
形成され、()で述べたのと同様の理由で抵
抗Rに電流が流れて、電動機Mの惰性回転は極
めて短時間のうちに制動される。
刻t4においては回転スイツチ8のb接点はオン
であり、P→89CX→D1→89CX→D3→
D4→R→N→D12→89AUXb4→D1
0→89CX→M→89CX→D9→89
AUXb3→D5→89CX→D1という回路が
形成され、()で述べたのと同様の理由で抵
抗Rに電流が流れて、電動機Mの惰性回転は極
めて短時間のうちに制動される。
以上の説明から明らかなように、本発明による
制動回路を用いることにより、制動の際に電機子
巻線と抵抗で構成される直列回路に電流を流すこ
とができるため、抵抗Rでのエネルギー消費によ
つて極めて大きな制動力を得ることができる。
制動回路を用いることにより、制動の際に電機子
巻線と抵抗で構成される直列回路に電流を流すこ
とができるため、抵抗Rでのエネルギー消費によ
つて極めて大きな制動力を得ることができる。
しかも、この発明による制動回路を用いると、
電動機の制動用の抵抗が制動時のみ回路に接続さ
れるため、ばね蓄勢時の抵抗によるエネルギー損
失がないので、電機子に大きな電流を流すことが
可能となり、電動機の起動トルフを大きくするこ
とができる。
電動機の制動用の抵抗が制動時のみ回路に接続さ
れるため、ばね蓄勢時の抵抗によるエネルギー損
失がないので、電機子に大きな電流を流すことが
可能となり、電動機の起動トルフを大きくするこ
とができる。
また、本発明の回路を用いると、電動機回路か
ら制動用の発電機回路への切替に投入、あるいは
しや断指令のみを与えればよく、制動時に切替指
令を外部から与える必要がない。
ら制動用の発電機回路への切替に投入、あるいは
しや断指令のみを与えればよく、制動時に切替指
令を外部から与える必要がない。
そして、操作装置の出力軸に連結された回転ス
イツチの接点を用いた回路であることから、操作
装置の動作完了によつて電動機の制動回路が形成
されるため、リミツトスイツチ等を用いた回路な
どのように接点位置の調整が不要であり、しかも
ばねの蓄勢の途中で制動回路が形成されるといつ
た不具合も生じない。
イツチの接点を用いた回路であることから、操作
装置の動作完了によつて電動機の制動回路が形成
されるため、リミツトスイツチ等を用いた回路な
どのように接点位置の調整が不要であり、しかも
ばねの蓄勢の途中で制動回路が形成されるといつ
た不具合も生じない。
なお、本発明の回路を構成する場合、回転スイ
ツチの外部引出し用補助接点のうちa接点及びb
接点を各々4個使用するが、これらのスイツチの
増加によつて操作装置の寸法はほとんど増大せ
ず、従来の操作装置の制御回路を本回路に置き換
えることも容易である。
ツチの外部引出し用補助接点のうちa接点及びb
接点を各々4個使用するが、これらのスイツチの
増加によつて操作装置の寸法はほとんど増大せ
ず、従来の操作装置の制御回路を本回路に置き換
えることも容易である。
第1図は電動ばね操作装置の一例の模式構造
図、第2図は第1図の装置の各動作状態を示す
図、第3図は直流分巻電動機の一般的な制動回路
図、第4図は従来の電動機制御回路の回路図、第
5図は操作装置の出力軸に連結された回転スイツ
チの接点のタイムチヤート、第6図は本発明によ
る一実施例の制御回路の回路図である。各、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。
図、第2図は第1図の装置の各動作状態を示す
図、第3図は直流分巻電動機の一般的な制動回路
図、第4図は従来の電動機制御回路の回路図、第
5図は操作装置の出力軸に連結された回転スイツ
チの接点のタイムチヤート、第6図は本発明によ
る一実施例の制御回路の回路図である。各、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 直流分巻電動機の回転力により所定の第1回
転角度領域においてばねを蓄勢し、上記第1回転
角度領域に続く第2回転領域において蓄勢した上
記ばねを瞬時的に放勢するように抱束する第1レ
バーと、上記ばねの放勢により所定方向に回転さ
れる第2レバーと、上記第2レバーの回転力によ
り回転され、複数の接点を切換える回転スイツチ
とを備えた電動ばね操作装置の上記直流分巻電動
機を制御する制動回路において、上記接点は上記
回転スイツチが第1設定位置にあるときに上記直
流分巻電動機を電源に接続する第1接点と、上記
回転スイツチが第2設定位置にあるときに上記直
流分巻電動機を上記電源より切離すと共にこの直
流分巻電動機の両端間に抵抗体を接続する第2接
点とを含むことを特徴とする制動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4031583A JPS59165316A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 制動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4031583A JPS59165316A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 制動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59165316A JPS59165316A (ja) | 1984-09-18 |
JPH0145929B2 true JPH0145929B2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=12577177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4031583A Granted JPS59165316A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 制動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59165316A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102388425B (zh) * | 2009-04-27 | 2014-05-28 | 三菱电机株式会社 | 操作装置 |
-
1983
- 1983-03-09 JP JP4031583A patent/JPS59165316A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59165316A (ja) | 1984-09-18 |
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