JPH0144845Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144845Y2 JPH0144845Y2 JP1984051739U JP5173984U JPH0144845Y2 JP H0144845 Y2 JPH0144845 Y2 JP H0144845Y2 JP 1984051739 U JP1984051739 U JP 1984051739U JP 5173984 U JP5173984 U JP 5173984U JP H0144845 Y2 JPH0144845 Y2 JP H0144845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- pressure
- hydraulic
- hydraulically operated
- pressure receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
産業上の利用分野
この考案は各速度段毎に油圧クラツチを有する
油圧作動式変速機の油圧回路に関する。 従来技術 従来油圧作動式変速機の油圧回路として、第１
図に示す特開昭57−149647号（特願昭56−33975
号）公報に記載のものが公知である。すなわちポ
ンプ５の吐出路６は油圧漸増機構７を介して入口
路８に接続され、入口路８は第１、第２、第３切
換弁９1，９2，９3を介して１速、２速、３速用
油圧作動クラツチ４，４，４のクラツチ受
圧室４′，４′，４′に接続制御され、低速
用切換弁９Ｌで低速用油圧作動クラツチ４Ｌのク
ラツチ受圧室４′Ｌに接続制御され、中速用切換
弁９Ｍで中、高速用油圧作動クラツチ４Ｍ，４Ｈ
のクラツチ受圧室４′Ｍ，４′Ｈに接続制御され、
後進用切換弁９Ｒで後進用油圧作動クラツチ４Ｒ
のクラツチ受圧室４′Ｒに接続制御されると共に、
各切換弁９は電磁弁１０1，１０2，１０3，１０
Ｌ，１０Ｍ，１０Ｒ及び手動弁１１で切換作動さ
れる。 また前記低速用油圧作動クラツチ４Ｌのクラツ
チ受圧室４′Ｌにはアキユームレータバルブ１２
が接続され、１速用油圧作動クラツチ４のクラ
ツチ室４′に接続した管路１４には絞り１７が
設けられていると共に、絞り１７の前後にはクラ
ツチ受圧室４′への流れを阻止する逆止弁１５
を有する短絡路１６が設けられており、さらには
アキユームレータバルブ１２が接続されている。
しかし上記のような油圧回路でアキユームレータ
１２の性能を十分に発揮するためには絞り１４の
絞り量を相当小さくする必要があるが、絞り１７
はクラツチ回路に直列接続されているため、この
絞り１７のために第２図に示すように一速用クラ
ツチ受圧室４′を充満するのに多くの時間t′を
要し、変速タイムラグの原因となつていた。 考案の目的 この考案はクラツチ受圧室の充満時間を延ばす
ことなくアキユムレータの性能が向上できるよう
にした油圧作動変速機の油圧回路を提供しようと
するものである。 考案の構成 各速度段に設けられた油圧作動クラツチの少な
くとも１基にアキユムレータバルブを並列接続
し、また上記油圧作動クラツチとこれを制御する
切換え弁の間に油圧作動クラツチの受圧室充満中
は連通ポジシヨンに保持され、充満完了とともに
絞りポジシヨンへ切換えられる切換え弁を設け
て、受圧室の充満時間を遅らせることなく、アキ
ユムレータバルブの効果が得られるようにした油
圧作動式変速機の油圧回路。 実施例 この考案の一実施例を第３図以下に示す図面を
参照して詳述すると、ポンプ５の吐出路６は油圧
漸増機構７を介して入口路８に接続され、入口路
８は第１、第２、第３切換弁９1，９2，９3を介
して１速、２速、３速用油圧作動クラツチ４，
４，４のクラツチ圧受圧室４′，４′，
４′に接続制御され、低速用切換弁９Ｌで低速
用油圧作動クラツチ４Ｌのクラツチ受圧室４′Ｌ
に接続制御され、中速用切換弁９Ｍで中、高速用
油圧作動クラツチ４Ｍ，４Ｈのクラツチ受圧室
４′Ｍ，４′Ｈに接続制御され、後進用切換弁９Ｒ
で後進用油圧作動クラツチ４Ｒのクラツチ受圧室
４′Ｒに接続制御されると共に、各切換弁９は電
磁弁１０1，１０2，１０3，１０Ｌ，１０Ｍ，１
０Ｒ及び手動弁１１で切換作動される。 つまり、各クラツチの作動は次表のようにな
る。
油圧作動式変速機の油圧回路に関する。 従来技術 従来油圧作動式変速機の油圧回路として、第１
図に示す特開昭57−149647号（特願昭56−33975
号）公報に記載のものが公知である。すなわちポ
ンプ５の吐出路６は油圧漸増機構７を介して入口
路８に接続され、入口路８は第１、第２、第３切
換弁９1，９2，９3を介して１速、２速、３速用
油圧作動クラツチ４，４，４のクラツチ受
圧室４′，４′，４′に接続制御され、低速
用切換弁９Ｌで低速用油圧作動クラツチ４Ｌのク
ラツチ受圧室４′Ｌに接続制御され、中速用切換
弁９Ｍで中、高速用油圧作動クラツチ４Ｍ，４Ｈ
のクラツチ受圧室４′Ｍ，４′Ｈに接続制御され、
後進用切換弁９Ｒで後進用油圧作動クラツチ４Ｒ
のクラツチ受圧室４′Ｒに接続制御されると共に、
各切換弁９は電磁弁１０1，１０2，１０3，１０
Ｌ，１０Ｍ，１０Ｒ及び手動弁１１で切換作動さ
れる。 また前記低速用油圧作動クラツチ４Ｌのクラツ
チ受圧室４′Ｌにはアキユームレータバルブ１２
が接続され、１速用油圧作動クラツチ４のクラ
ツチ室４′に接続した管路１４には絞り１７が
設けられていると共に、絞り１７の前後にはクラ
ツチ受圧室４′への流れを阻止する逆止弁１５
を有する短絡路１６が設けられており、さらには
アキユームレータバルブ１２が接続されている。
しかし上記のような油圧回路でアキユームレータ
１２の性能を十分に発揮するためには絞り１４の
絞り量を相当小さくする必要があるが、絞り１７
はクラツチ回路に直列接続されているため、この
絞り１７のために第２図に示すように一速用クラ
ツチ受圧室４′を充満するのに多くの時間t′を
要し、変速タイムラグの原因となつていた。 考案の目的 この考案はクラツチ受圧室の充満時間を延ばす
ことなくアキユムレータの性能が向上できるよう
にした油圧作動変速機の油圧回路を提供しようと
するものである。 考案の構成 各速度段に設けられた油圧作動クラツチの少な
くとも１基にアキユムレータバルブを並列接続
し、また上記油圧作動クラツチとこれを制御する
切換え弁の間に油圧作動クラツチの受圧室充満中
は連通ポジシヨンに保持され、充満完了とともに
絞りポジシヨンへ切換えられる切換え弁を設け
て、受圧室の充満時間を遅らせることなく、アキ
ユムレータバルブの効果が得られるようにした油
圧作動式変速機の油圧回路。 実施例 この考案の一実施例を第３図以下に示す図面を
参照して詳述すると、ポンプ５の吐出路６は油圧
漸増機構７を介して入口路８に接続され、入口路
８は第１、第２、第３切換弁９1，９2，９3を介
して１速、２速、３速用油圧作動クラツチ４，
４，４のクラツチ圧受圧室４′，４′，
４′に接続制御され、低速用切換弁９Ｌで低速
用油圧作動クラツチ４Ｌのクラツチ受圧室４′Ｌ
に接続制御され、中速用切換弁９Ｍで中、高速用
油圧作動クラツチ４Ｍ，４Ｈのクラツチ受圧室
４′Ｍ，４′Ｈに接続制御され、後進用切換弁９Ｒ
で後進用油圧作動クラツチ４Ｒのクラツチ受圧室
４′Ｒに接続制御されると共に、各切換弁９は電
磁弁１０1，１０2，１０3，１０Ｌ，１０Ｍ，１
０Ｒ及び手動弁１１で切換作動される。 つまり、各クラツチの作動は次表のようにな
る。
【表】
前記低速用油圧作動クラツチ４Ｌのクラツチ受
圧室４′Ｌにはアキユームレータバルブ１２が接
続され、１速用油圧作動クラツチ４のクラツチ
室４′に接続された管路１４の途中にはパイロ
ツト切換え弁１３が接続されている。上記パイロ
ツト切換え弁１３のパイロツト回路１３ａはポン
プ５の吐出回路６に接続されていて、一速クラツ
チ４の受圧室４′の充満中は第４図に示すよ
うに吐出回路６の油圧P1が設定値Psより下るの
で、圧縮ばね１３ｂにより連通ポジシヨン１３1
に保持されていると共に、充満終了により吐出回
路６の圧力P1が設定圧Psを越えると、この圧に
より絞りポジシヨン１３2へ切換えられるように
なつている。 次に上記パイロツト切換え弁１３の作用を説明
すると、前進１速に変速する場合には１速、低速
用油圧作動クラツチ４，４Ｒのクラツチ受圧室
４′，４′Ｒに圧油が流入する。 このとき油圧は切換え弁１３の連通ポジシヨン
１３1を通るため、第５図に示すように充満時間
が長くかかることによるタイムラグは生じない。
また受圧室４′，４′Ｒの充満が完了すると切換
え弁１３が絞りポジシヨン１３2へ切換えられる
ため、その後はアキユムレータバルブ１２の機能
と絞り１３ｃにより受圧室４′，４′Ｒ内の圧力
は第５図破線で示すように徐々に上昇するため、
変速シヨツクを生じることなく変速が行なえるよ
うになる。なお第５図中実線はアキユムレータバ
ルブ１２がないクラツチの圧力上昇曲線を示す。 考案の効果 この考案は以上詳述したように、変速用クラツ
チの受圧室をパイロツト切換え弁の連通ポジシヨ
ンを介して充満するようにしたことから、短時間
で受圧室を充満できるようになり、従来の油圧回
路のようなタイムラグは生じない。また受圧室充
満後は、パイロツト切換え弁が絞りポジシヨンと
なるため、絞りポジシヨンの絞りを十分小さくす
ることにより受圧室の油圧漸増時間を適度に遅延
させることができ、これによつてアキユムレータ
バルブの蓄圧効果と相俟つて変速シヨツクのない
変速が可能になる。
圧室４′Ｌにはアキユームレータバルブ１２が接
続され、１速用油圧作動クラツチ４のクラツチ
室４′に接続された管路１４の途中にはパイロ
ツト切換え弁１３が接続されている。上記パイロ
ツト切換え弁１３のパイロツト回路１３ａはポン
プ５の吐出回路６に接続されていて、一速クラツ
チ４の受圧室４′の充満中は第４図に示すよ
うに吐出回路６の油圧P1が設定値Psより下るの
で、圧縮ばね１３ｂにより連通ポジシヨン１３1
に保持されていると共に、充満終了により吐出回
路６の圧力P1が設定圧Psを越えると、この圧に
より絞りポジシヨン１３2へ切換えられるように
なつている。 次に上記パイロツト切換え弁１３の作用を説明
すると、前進１速に変速する場合には１速、低速
用油圧作動クラツチ４，４Ｒのクラツチ受圧室
４′，４′Ｒに圧油が流入する。 このとき油圧は切換え弁１３の連通ポジシヨン
１３1を通るため、第５図に示すように充満時間
が長くかかることによるタイムラグは生じない。
また受圧室４′，４′Ｒの充満が完了すると切換
え弁１３が絞りポジシヨン１３2へ切換えられる
ため、その後はアキユムレータバルブ１２の機能
と絞り１３ｃにより受圧室４′，４′Ｒ内の圧力
は第５図破線で示すように徐々に上昇するため、
変速シヨツクを生じることなく変速が行なえるよ
うになる。なお第５図中実線はアキユムレータバ
ルブ１２がないクラツチの圧力上昇曲線を示す。 考案の効果 この考案は以上詳述したように、変速用クラツ
チの受圧室をパイロツト切換え弁の連通ポジシヨ
ンを介して充満するようにしたことから、短時間
で受圧室を充満できるようになり、従来の油圧回
路のようなタイムラグは生じない。また受圧室充
満後は、パイロツト切換え弁が絞りポジシヨンと
なるため、絞りポジシヨンの絞りを十分小さくす
ることにより受圧室の油圧漸増時間を適度に遅延
させることができ、これによつてアキユムレータ
バルブの蓄圧効果と相俟つて変速シヨツクのない
変速が可能になる。
第１図は従来の油圧回路を示す回路図、第２図
は同回路の油圧特性を示す線図、第３図はこの考
案の一実施例を示す油圧回路の回路図、第４図及
び第５図は同作用説明図である。 ４は油圧作動クラツチ、４′は受圧室、９1
は切換え弁、１２はアキユムレータバルブ、１３
は切換え弁、１３1は連通ポジシヨン、１３2は絞
りポジシヨン、１４は管路。
は同回路の油圧特性を示す線図、第３図はこの考
案の一実施例を示す油圧回路の回路図、第４図及
び第５図は同作用説明図である。 ４は油圧作動クラツチ、４′は受圧室、９1
は切換え弁、１２はアキユムレータバルブ、１３
は切換え弁、１３1は連通ポジシヨン、１３2は絞
りポジシヨン、１４は管路。
Claims (1)
- 各速度段毎に設けられた油圧作動クラツチをオ
ン、オフさせて変速を行う油圧作動式変速機にお
いて、上記油圧作動クラツチの少なくとも１基４
にアキユムレータバルブ１２を並列接続すると
共に、上記油圧作動クラツチ４とこれを制御す
る切換え弁９1の間を接続する管路１４の途中に、
油圧ポンプ５の吐出回路６よりパイロツト圧を導
入し、かつ上記油圧作動クラツチ４の受圧室
４′の充満中上記吐出回路６の油圧が低下する
と圧縮ばね１３ｂにより連通ポジシヨン１３1に
保持され、受圧室４′が充満されて吐出回路６
の油圧が設定圧を越えるとパイロツト圧により絞
りポジシヨン１３2へ切換えられる切換え弁１３
を設けてなる油圧作動式変速機の油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5173984U JPS60162761U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 油圧作動式変速機の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5173984U JPS60162761U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 油圧作動式変速機の油圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60162761U JPS60162761U (ja) | 1985-10-29 |
| JPH0144845Y2 true JPH0144845Y2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=30571059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5173984U Granted JPS60162761U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 油圧作動式変速機の油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60162761U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH056444Y2 (ja) * | 1986-02-14 | 1993-02-18 | ||
| US7235092B2 (en) | 1999-11-19 | 2007-06-26 | Advanced Bio Prosthetic Surfaces, Ltd. | Guidewires and thin film catheter-sheaths and method of making same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5299476U (ja) * | 1976-01-27 | 1977-07-27 |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP5173984U patent/JPS60162761U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60162761U (ja) | 1985-10-29 |
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