JPH0143662Y2 - - Google Patents

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JPH0143662Y2
JPH0143662Y2 JP1984200891U JP20089184U JPH0143662Y2 JP H0143662 Y2 JPH0143662 Y2 JP H0143662Y2 JP 1984200891 U JP1984200891 U JP 1984200891U JP 20089184 U JP20089184 U JP 20089184U JP H0143662 Y2 JPH0143662 Y2 JP H0143662Y2
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JP
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ultrasonic sensor
vehicle
ultrasonic
recess
obstacle
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JP1984200891U
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JPS61112284U (ja
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は超音波の送信時刻と障害物からの反射
波の受信時刻との時間差により、車両から障害物
までの距離を検知する車両用障害物検知装置に関
するものである。
従来技術とその問題点 従来、超音波を利用して車体の後方あるいは側
方の障害物を検知する装置が種々提案されてい
る。この装置に使用される超音波センサは送信器
と受信器とを有しており、送信器から超音波が送
信されてから、障害物で反射された超音波が受信
器で受信されるまでの時間差により、車体から障
害物までの距離を検出している。
ところが、1個の超音波センサの検知範囲は限
られているため、広い範囲の障害物を検知しよう
とすれば、車体の周囲に多数のセンサを取付けな
ければならない。
そこで、少数のセンサで広い範囲の障害物の位
置を検知するために、特開昭57−168178号公報や
特開昭57−182673号公報に記載のように、送信部
と受信部とを有する超音波センサを首振り運動さ
せるようにしたものが提案されている。
この場合には、固定式のセンサとは異なり比較
的広い範囲を1個のセンサで検知できる利点があ
るが、センサがリヤバンパの中央部上面あるいは
側部近傍の後面に設けられている関係上、車体の
側方に位置する障害物を検知できず、かつ広い範
囲を検知しようとすれば、センサがリヤバンパか
ら後方へ突出し、もし後方から車両などが追突す
ればセンサが容易に破損してしまう問題がある。
特に、この種のセンサには感度不足を補いかつ指
向性を適正化するためにホーンを取り付けるのが
通例であり、例えば車両から2m程度離れた障害
物を検知するには、長さが100mm、開口部の寸法
が30mm×50mm程度の大きさのホーンが必要であ
り、このように大型のホーンを発信器と受信器と
にそれぞれ取付けるとセンサが大型化し、大きな
取付スペースが必要であつた。
考案の目的 本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、超音波センサを車体の周辺
部にコンパクトに設置でき、かつ少数のセンサで
車体の側方を含む広い範囲の検知を行うことがで
きる車両用障害物検知装置を提供することにあ
る。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、対をな
す送信部と受信部とが上下方向に配置され、これ
ら送・受信部の前面部にそれぞれホーン部が一体
に設けられた超音波センサと、リヤバンパの両側
角部表面を凹ませて形成され、上記超音波センサ
を水平方向に格納自在な凹所と、対向する超音波
センサの上下面と上記凹所の上下面との間に架設
され、超音波センサを水平方向に旋回自在に支持
する支軸と、リヤバンパに設けられ、上記超音波
センサを少なくとも車体後方から側方にわたつて
首振り運動させる駆動手段とを備えたものであ
る。
実施例の説明 図面において、車体1の後部に固定されたリヤ
バンパ2の角部には凹所3が形成されており、こ
の凹所には超音波センサ4が水平方向に所定角度
旋回自在にかつ格納自在に収容されている。上記
凹所3の一方の端部3aは車体前方に開口してお
り、他方の端部3bは斜め後方に傾斜し、超音波
センサ4の検知範囲を拡張している。
上記超音波センサ4は第2図、第3図に示すよ
うに、送信部5と受信部6とを上下に設け、これ
ら送・受信部5,6の前面にホーン部7,8を一
体に設けてある。このホーン部7,8の開口部は
幅寸法が縦寸法に比べて狭い楕円形に形成されて
おり、超音波の検知範囲の幅を絞つて指向特性を
向上させている。なお、超音波センサ4に送信部
5と受信部6とを上下に設けたので、これら送・
受信部5,6を左右に設けた場合に比べて超音波
センサ4の幅寸法を短縮できる。その結果、リヤ
バンパ2の凹所3を浅くすることができ、リヤバ
ンパ2を薄型化できるとともに、超音波センサ4
の旋回角度を大きくでき、検知範囲を拡大できる
利点がある。上記超音波センサ4の上下面には、
上記凹所3内に旋回自在に支持するための支軸
9,10が固定されており、上方の支軸9は中空
パイプで構成され、送・受信部5,6への導線が
この支軸9の中を通して配線されている。また、
下方の支軸10はリヤバンパ2の下面側に突出し
ており、この突出部にプーリ11が固定されてい
る。
リヤバンパ2の上記凹所3の側部近傍には、駆
動手段の一例であるステツピングモータ12が収
納固定されており、このモータ12の回転軸13
に固定したプーリ14と上記支軸10に固定した
プーリ11との間には、ベルト15が巻き掛けら
れている。なお、上記ベルト15はリヤバンパ2
の下面に装着されたカバー16によつて覆われて
いる。
モータ12に図示しない検出装置から入力信号
が与えられると、モータ12の回転軸13が間欠
的に回転し、この回転に追従して超音波センサ4
も間欠的に旋回し、超音波センサ4は第4図に示
すように角度θの間を往復動、すなわち首振り運
動しながら障害物の検知を行う。障害物の検知方
法としては、超音波センサ4の送・受信方向と超
音波の送・受信時間差とを情報として検知装置に
送り、この時間差に基づいて車体から障害物まで
の距離を演算し、上記送・受信方向と距離とによ
つて障害物の位置を求め、この位置を運転室に設
けた表示装置などに表示すればよい。
上記モータ12にはワイパ装置などに用いられ
ている公知の定位置停止装置が設けられており、
検知作動中は超音波センサ4を第4図の角度θで
示される範囲で首振り運動させるが、作動終了時
には、終了信号に基づいて超音波センサ4を第4
図実線で示す位置まで回動させ、超音波センサ4
を凹所3内に完全に格納した状態で停止させるも
のである。
なお、図面では超音波センサ4とモータ12と
をリヤバンパ2の左側角部に設けたものを示した
が、リヤバンパ2の右側角部にも同様に超音波セ
ンサ4とモータ12とが設置されており、これら
2個の超音波センサ4により、車体の両側方およ
び後方の障害物検知が可能である。
上記実施例においては、駆動手段としてステツ
ピングモータ12とこのモータの往復回転を超音
波センサ4に伝えるためのプーリ11,14およ
びベルト15を使用したが、これに代えて、上述
の特開昭57−182673号公報に記載のようにモータ
の往復回転をギヤ機構を介して超音波センサ4に
伝達してもよく、あるいは特開昭57−168178号公
報に記載のようにモータの連続回転をリンク機構
を介して超音波センサ4の往復運動に変換しても
よい。いずれにしても、駆動手段への入力信号に
基づき超音波センサが首振り運動を行う構成であ
ればよい。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、本考案によれば
超音波センサをリヤバンパの両側角部に設けた凹
所に水平方向に旋回自在に支持したので、2個の
超音波センサによつて車体の後方から側方にかけ
て広い範囲を検知できる。また、不使用時には超
音波センサをリヤバンパの凹所に格納できるの
で、邪魔にならず、たとえ後方から車両が追突し
ても超音波センサに直接衝撃が加わらず、損傷を
防止できる。さらに、超音波センサは上下方向に
送・受信部およびホーン部を備えているので、リ
ヤバンパの凹所が浅くて済み、リヤバンパを薄型
化できるとともに、超音波センサの検知範囲を拡
大できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる車両用障害物検知装置
を有する車両の部分斜視図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は超音波センサの正面図、
第4図は超音波センサ取付装置の横断面図、第5
図は車両の後方から見た一部断面側面図である。 2……リヤバンパ、3……凹所、4……超音波
センサ、5……送信部、6……受信部、7,8…
…ホーン部、12……ステツピングモータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 超音波の送信時刻と障害物からの反射波の受信
    時刻との時間差により、車両から障害物までの距
    離を検知する車両用障害物検知装置において、 対をなす送信部と受信部とが上下方向に配置さ
    れ、これら送・受信部の前面部にそれぞれホーン
    部が一体に設けられた超音波センサと、 リヤバンパの両側角部表面を凹ませて形成さ
    れ、上記超音波センサを水平方向に格納自在な凹
    所と、 対向する超音波センサの上下面と上記凹所の上
    下面との間に架設され、超音波センサを水平方向
    に旋回自在に支持する支軸と、 リヤバンパに設けられ、上記超音波センサを少
    なくとも車体後方から側方にわたつて首振り運動
    させる駆動手段とを備えたことを特徴とする車両
    用障害物検知装置。
JP1984200891U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0143662Y2 (ja)

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JP1984200891U JPH0143662Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JPS61112284U JPS61112284U (ja) 1986-07-16
JPH0143662Y2 true JPH0143662Y2 (ja) 1989-12-18

Family

ID=30762164

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101866003A (zh) * 2010-06-02 2010-10-20 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车倒车障碍物测量装置
JP2013130455A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Denso Corp 車両用障害物検出装置

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JPS5956580U (ja) * 1982-10-07 1984-04-13 本田技研工業株式会社 車両の障害物探知装置
JPS59109974U (ja) * 1983-01-17 1984-07-24 日産自動車株式会社 超音波センサ

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JPS61112284U (ja) 1986-07-16

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