JPH0143630Y2 - - Google Patents

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JPH0143630Y2
JPH0143630Y2 JP12813782U JP12813782U JPH0143630Y2 JP H0143630 Y2 JPH0143630 Y2 JP H0143630Y2 JP 12813782 U JP12813782 U JP 12813782U JP 12813782 U JP12813782 U JP 12813782U JP H0143630 Y2 JPH0143630 Y2 JP H0143630Y2
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JP
Japan
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cells
cell
thread
protrusions
circumferential surface
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JP12813782U
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JPS5932960U (ja
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、透過膜の透過率を測定する透析セ
ルに関するものである。
透過膜の透過率の測定は、所要の透過膜を挾ん
で2個のセルをつき合わせ、両方のセルに濃度の
異なる試験液を注入し、試験液中の溶質や液体成
分が透過膜を透して他方のセルに移動した量を測
定する方法で行われているが、この透過率測定に
は従来セルとして側面にフランジを突成したびん
状のガラス製セルを使用し、これらセルを各フラ
ンジ間に透過膜を挾んでつき合わせ、それぞれの
フランジにわたつて1対の馬てい状のクランプを
側方から挾入してかけ合わせ、これらクランプを
数個のネジにより締付して一体に固定したのち取
付台に立設保持することが行われていた。しか
し、この方法ではフランジのつき合わせならびに
クランプの取付等の際、挾入された透過膜がずれ
動きやすく、膜に破損、よじれ、たわみ、しわな
どを生じるおそれがあり、また固定はクランプの
ネジによる数個所の締付であるため締付が不均等
で液漏れしやすく、さらにセルはフランジのつき
合わせ面が精密な当接面である必要上、ガラス製
であるため破損を考慮してあまり強く締付けるこ
とができない等の不便があつた。
これに対し、この考案は上記の不利を除去した
ものであつて第1図に示すようにセル1,2は、
一体のアクリル樹脂を以つて円筒容器状に作られ
ている。セル1は第1図および第2図に示すよう
に周面に1個の透孔3、一方の端面に中心孔4、
この中心孔4を囲んでOリング又はパツキン装着
用の円輪溝5、さらに円輪溝5の外方には数個の
小突起6…が設けられ、セルの外周面は前部を残
してやや小径とし、つば縁7が形成されている。
セル2は、セル1と同じく周面に透孔8、端面
に中心孔9、Oリング又はパツキン装着用の円輪
溝10を有し、前記小突起6…と対応位置に凹部
11…が配設され、セル外周面にはネジ山12が
刻成されている。
次に13は、これらセル1,2を相互に接続す
るためのユニオンナツトであつて、前記つば縁7
に重合すべき内面仕上された係合縁部14および
前記ネジ山12に螺合する内ネジ15が設けられ
ている。
この考案は上記の構造であつてセル2の端面に
予め円輪溝10にOリングを嵌入して所要の透過
膜aを重ねたのち、同様にOリングを嵌装したセ
ル1をそれぞれ測定用液孔である透孔3,8が一
方に向くように位置させるとともに、小突起6…
がセル2の凹部11…に適合するようにしてつき
合わせ、これら小突起6…を凹部11…に嵌入し
て両セル1,2を相互に係合状態に保持し、次い
でユニオンナツト13をセル1の後方から嵌装し
て、その内ネジ15をセル2のネジ山12に螺合
したのち、ユニオンナツト13を回動して締付
し、両セル1,2を緊密に接続するものである。
なお、底面でかくはん子を回転させることが望
ましい場合にはセル1,2の底面の全部または一
部を平面とし、そこにかきまぜ機を当接させるよ
うな構造をセルに与えることも可能であるセル
1,2を構成する短円筒の内径は、必ずしも一致
している必要はないが、両セルの内容積が同一で
あると、透過率の計算や溶液の準備が多少簡単に
行えるので、第1図に示したセルでは、この内径
を同一としている。
この考案は上記の構造であつて、両セル1,2
のつき合わせはOリング又はパツキンを介して充
分締付けることにより緊密に行われるから、セル
1,2の材質としてはガラス製による必要がな
く、構造強固である上に安価に作ることができ
る。また接合はユニオンナツト13により周面全
体が均等かつ緊密に締付けられ、接合部より液漏
れするおそれがない。さらに、小突起6…、凹部
11…により両セル1,2の仮固定が行われるか
ら操作が非常に容易であり、かつ膜にもよじれや
たわみを生じない。そして両セル1,2を図示の
横置状態に保持したのちは他端面は垂直面となつ
ているから、この部分に外部から磁石によるかき
まぜ機等を当接させるのに便利である等、多くの
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体を示す断面図、第2図はセルの一
方を前面からみた図である。 図中符号、1,2はセル、3,8は透孔、4,
9は中心孔、5,10は円輪溝、、6は小突起、
7はつば縁、11は凹部、12はネジ山、13は
ユニオンナツト、14は係合縁部、15は内ネジ
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周面に1個の透孔3,8を開設した短円筒の両
    端を端板で閉塞し、一方の端板に所要径の中心孔
    4,9ならびにこの中心孔を囲んでOリング又は
    パツキン装着用の円輪溝5,10を各設けたほぼ
    等大のセル1,2の2個一組よりなり、これらセ
    ル1,2はその一方1に前記円輪溝5を囲んで数
    個の小突起6…、他方のセル2には対応位置に小
    突起6と係合する凹部11…を有し、さらにセル
    1,2のいずれか一方1にはその外周面につば縁
    7、他方のセル2には外周面にネジ山12が設け
    られ、これらつば縁7とネジ山12にわたり別に
    設けたユニオンナツト13を螺装締付することに
    より、これらセル1,2を前記小突起6…と凹部
    11…を係合して相互に接続可能としてなる膜透
    過率測定用透析セル。
JP12813782U 1982-08-25 1982-08-25 膜透過率測定用透析セル Granted JPS5932960U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12813782U JPS5932960U (ja) 1982-08-25 1982-08-25 膜透過率測定用透析セル

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JP12813782U JPS5932960U (ja) 1982-08-25 1982-08-25 膜透過率測定用透析セル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5932960U JPS5932960U (ja) 1984-02-29
JPH0143630Y2 true JPH0143630Y2 (ja) 1989-12-18

Family

ID=30290785

Family Applications (1)

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JP12813782U Granted JPS5932960U (ja) 1982-08-25 1982-08-25 膜透過率測定用透析セル

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633403Y2 (ja) * 1987-08-19 1994-08-31 角治 東條 膜透過速度測定装置における膜設定用カ−トリッジ
WO2005014148A1 (ja) * 2003-08-08 2005-02-17 Mykrolis Corporation 簡易型フィルタ装置
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5932960U (ja) 1984-02-29

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