JPS6235994Y2 - - Google Patents

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JPS6235994Y2
JPS6235994Y2 JP1982149155U JP14915582U JPS6235994Y2 JP S6235994 Y2 JPS6235994 Y2 JP S6235994Y2 JP 1982149155 U JP1982149155 U JP 1982149155U JP 14915582 U JP14915582 U JP 14915582U JP S6235994 Y2 JPS6235994 Y2 JP S6235994Y2
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JP
Japan
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joint
polymer
joint flange
pipes
flange body
Prior art date
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JP1982149155U
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JPS5954282U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は、高分子材製管のフランジ継手の改良
に関するものである。
〓従来の技術〓 従来従来、高分子材製管を配管のために連結す
るに際しては、フランジ付きの高分子材製管を製
造するのは生産コスト上不利であり、また、金属
管と相違してフランジ体を溶接・ロー付けするこ
とも不可能であるため、第2図に示すごときフラ
ンジ継手が一般に使用されている。
この第2図従来例は、高分子材製管1,1の端
部外周に螺条2を設け、この両高分子材製管1,
1には、内周面に上記螺条2と螺合する螺条5を
有した継手フランジ体4を螺合している。そし
て、この高分子材製管1,1を連結するに際して
は、パツキン9を介して夫々継手フランジ体4を
螺合した高分子材製管1,1の端部相互を接合
し、両継手フランジ体4,4を締着螺子10,1
0,10……で連結締着するようになしているも
のである。
〓考案が解決しようとする問題点〓 しかし、上記従来の高分子材製管のフランジ継
手は、高い気密性を持たせることが困難であると
いう欠点を有していることが知られている。
この原因は必ずしも明らかではないが、リーク
の発生場所は螺条2と螺条5との螺合間隙による
ものが主であることから、従来例は締着螺子10
を螺締すると両継手フランジ体4,4の間隔は外
周側が内周側より若干多く相互の距離を縮めるこ
とになり、パツキン9は内周側ほど挾圧力が小さ
くなり、さらに、締着螺子10をより螺締するに
したがい継手フランジ体4はパツキン9より遠い
部分が高分子材製管1の外周面より離れる傾向と
なり、元来高い加工精度が得られずらい両螺条
2,5の間隙を益々大きくするためであると思わ
れる。
また、この種従来の高分子材製管のフランジ継
手は、継手フランジ体4を高分子材製管1に螺合
するのに、該高分子材製管1の先端面と継手フラ
ンジ体4の先端面とをを同一平面に一致させるこ
とが困難でパツキン9の機能を充分に利用できな
い場合が多いという欠点を有している。
そこで、本考案は上記欠点を解決し、高気密性
を有した高分子材製管のフランジ継手を提供する
ことを目的としたものである。
〓問題点を解決するための手段〓 上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範
囲を要旨とする本考案の構成は前述問題点を解決
するために、高分子材製管1,1の端部部外周に
螺条2を夫々設け、この両高分子材製管1,1に
は内周面に上記螺条2と螺合する螺条5を有した
継手フランジ体4を螺合するようになした高分子
材製管のフランジ継手において、上記高分子材製
管1,1の先端部には、その端部外径を小径とな
す段差部3を夫々設け、また、上記継手フランジ
体4には、内周面に上記螺条2に螺合する螺条5
を有した筒部6の先端に外側に突出するフランジ
部7と内側に突設し上記段差部3に係合する係合
突縁8とを連設したことを特徴とする技術的手段
を講じたものである。
〓作用〓 それ故、本考案高分子材製管のフランジ継手
は、継手フランジ体4の形状・大きさを段差部3
に適合するものとしておき、一対の高分子材製管
1,1にこの継手フランジ体4を夫々螺合せしめ
る。すると、高分子材製管1の先端面と継手フラ
ンジ体4の先端面とが一致するので、両継手フラ
ンジ体4,4を利用して従来法で両高分子材製管
1,1を連結することができる。すなわち、両高
分子材製管1,1と両継手フランジ体4,4との
間には一枚のパツキン9を介在せしめ、両継手フ
ランジ体4,4間は締着螺子10,10,10…
…で連結締着する。すると、両高分子材製管1,
1はパツキン9を介して気密状態を保つて連結さ
れることになる。
上記継手フランジ体4の螺合に際しては、係合
突縁8を設けることにより該継手フランジ体4の
断面形状を複雑化することになり、締着螺子10
による締着力によつても該継手フランジ体4が変
形しずらくなり、かつ、高分子材製管1と継手フ
ランジ体4との接合面を広く複雑化することにな
り、さらにこの係合突縁8と段差部3との接合は
バツクラツシを必要とする螺条2,5の接合のみ
でなく加工精度が高く得られる周面どうし及び平
面どうしの接合部を附加することになし、該段差
部3と係合突縁8との接合面の先端をパツキン9
で覆うように位置させることができるものであ
る。
〓実施例〓 次に、本考案の実施例を第1図に従つて説明す
れば以下の通りである。
図中、1が高分子材製管で、この高分子材製管
1の端部外周には継手フランジ体4を螺合するた
めの螺条2を配してなり、二本の高分子材製管
1,1の各端部には、内周面に上記螺条2と螺合
する螺条5を有した継手フランジ体4を螺合する
ようになしているのは従来と同じである。
そして、上記高分子材製管1,1の先端部に
は、その端部外径を小径となす段差部3を夫々設
けてある。この段差部3は従来公知な方法で形成
すればよいが、所望の径と長さを有する筒状の高
分子材製管1の端部外周に前記螺条2を形成する
のに先立ち、或いは該螺条2を形成した後に、該
高分子材製管1の先端外周側を先端部より一定の
深さで一定の距離切削して形成すると簡易に精度
よく形成することができるものである。
また、4は上記高分子材製管1の端部に螺合す
る継手フランジ体である。この継手フランジ体4
は、内周面に上記螺条2に螺合する螺条5を有し
た筒部6の先端に外側に突出するフランジ部7と
内側に突設し上記段差部3に係合する係合突縁8
とを突設してなる。なお、この係合突縁8は段差
部3に適合する形状・寸法とすること無論であ
る。また、上記継手フランジ体4は通常高分子材
製管1と同質材を使用するが、金属等の他の材質
で製造してもよい。
そして、先端に継手フランジ体4を螺合した上
記高分子材製管1,1相互を連結するには従来法
によればよく、パツキン9を介して両高分子材製
管1,1の端部相互を接合した後、両継手フラン
ジ体4,4を締着螺子10,10,10……等の
締着具で連結締着するものである。
〓考案の効果〓 本考案は上記のごとき構造よりなり、高分子材
製管1の端部には段差部3を設け継手フランジ体
4にはこの段差部3に接合する係合突縁8を突設
しているため、該継手フランジ体4を高分子材製
管1に螺合すると、該係合突縁8は段差部3に圧
接され高分子材製管1の持つ弾力性により接合部
に気密性を確保することができるものである。
また、本考案は上記段差部3と係合突縁8とが
継手フランジ体4を螺合させる際のストツパーを
兼ねるもので、継手フランジ体4を螺条2の無い
場所まで螺進して螺条5を損傷してしまう恐れも
なく、継手フランジ体4の螺合位置を常に所定と
なして高分子材製管1の先端面と継手フランジ体
4の先端面とを同一平面とすることができ、この
面に接するパツキン9のシール作用を最も確実に
得られるものである。
さらにまた、本考案は上記効果とあいまつて係
合突縁8により継手フランジ体4の断面形状を複
雑化しているためその分継手フランジ体4は変形
しずらく、高分子材製管1との接合面も広く複雑
な形状となり密閉性を高め、段差部3と係合突縁
8との表面はバツクラシを必要とする螺条2,5
とはことなり高精度に加工でき、この段差部3と
係合突縁8との接合部先端をパツキンで覆うこと
ができる位置となしているため従来に比して密閉
性を顕著に向上した高分子材製管のフランジ継手
を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案高分子材製管のフランジ継手の
断面図、第2図は従来例断面図である。 1……高分子材製管、2……螺条、3……段差
部、4……継手フランジ体、5……螺条、6……
筒部、7……フランジ部、8……係合突縁、9…
…パツキン、10……締着螺子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高分子材製管1,1の端部部外周に螺条2を
    夫々設け、この両高分子材製管1,1には内周面
    に上記螺条2と螺合する螺条5を有した継手フラ
    ンジ体4を螺合するようになした高分子材製管の
    フランジ継手において、 上記高分子材製管1,1の先端部には、その端
    部外径を小径となす段差部3を夫々設け、 また、上記継手フランジ体4には、内周面に上
    記螺条2に螺合する螺条5を有した筒部6の先端
    に外側に突出するフランジ部7と内側に突設し上
    記段差部3に係合する係合突縁8とを連設したこ
    とを特徴とする高分子材製管のフランジ継手。
JP14915582U 1982-10-01 1982-10-01 高分子材製管のフランジ継手 Granted JPS5954282U (ja)

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JP14915582U JPS5954282U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 高分子材製管のフランジ継手

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JP14915582U JPS5954282U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 高分子材製管のフランジ継手

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JPS5954282U JPS5954282U (ja) 1984-04-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07107438B2 (ja) * 1987-02-27 1995-11-15 株式会社ノリタケカンパニーリミテド セラミツクス管体の接続構造及びその接続方法
JP6436324B1 (ja) * 2017-11-06 2018-12-12 大基産業株式会社 管継手及び管接続構造
US20210079673A1 (en) * 2018-01-31 2021-03-18 Kawabata Kogyo Corporation Water-containing fluid transport pipe and transport method for water-containing fluid

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JPS5375821U (ja) * 1976-11-27 1978-06-24

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