JPH0143502Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0143502Y2
JPH0143502Y2 JP1985141777U JP14177785U JPH0143502Y2 JP H0143502 Y2 JPH0143502 Y2 JP H0143502Y2 JP 1985141777 U JP1985141777 U JP 1985141777U JP 14177785 U JP14177785 U JP 14177785U JP H0143502 Y2 JPH0143502 Y2 JP H0143502Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
intake
air flow
flow meter
hot wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985141777U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6249659U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985141777U priority Critical patent/JPH0143502Y2/ja
Publication of JPS6249659U publication Critical patent/JPS6249659U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0143502Y2 publication Critical patent/JPH0143502Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンの空燃比制御用のエアフロー
メータの配置構造に関するものである。
従来の技術 過給機付きの気化器或いは燃料噴射装置を備え
た自動車用ガソリンエンジンにおいては、幅広い
運転条件下で有害排気ガス成分であるCO,HC,
NOx等を低減し且つエンジン性能を向上させる
ためにエンジンの吸入空気量をエアフローメータ
により検出し該エアフローメータの発する吸入空
気量信号により気化器を制御したり或いは電磁式
噴射弁(インジエクタ)の開口時間を制御したり
することにより運転条件に適合した空燃比を有す
る混合気をエンジンに供給するようにしたものが
既に開発されている(例えば実開昭59−150628号
公報参照)。
考案が解決しようとする問題点 エンジンの吸入空気量を検出するエアフローメ
ータとして、抵抗線に電流を流して加熱したもの
を気体の流れの中におき、流体による冷却の結果
生じる抵抗変化から風速即ち単位時間あたりの吸
入空気量が測れるようにした熱線風速計(ホツト
ワイヤ式エアフローメータとも称す)を用いたも
のにあつては、気体の流れの流線に乱れがあると
吸入空気量の測定量に誤差を生じ運転状況に応じ
た適切な空燃比を有する混合気を供給できなくな
るという問題を有する。
本考案はこのような問題に対処することを目的
とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、消音チヤンバ等の吸気音低減手段を
設けた空気吸入系統と、内部に設けた平板状のペ
ーパエレメントにて空気吸入側と空気流出側とに
区画されたエアクリーナと、一端が該エアクリー
ナの空気流出側に接続され他端が吸気マニホール
ドに接続されるホツトワイヤ式エアフローメータ
とからなる自動車用エンジンの吸気装置におい
て、上記エアクリーナの空気吸入側の開口部と空
気流出側の開口部とを上記ペーパエレメントを挾
んで対向配置させると共に、該空気吸入側開口部
と空気流出側開口部とを結ぶ空気流路がホツトワ
イヤ式エアフローメータの空気流路とほぼ一直線
状となるよう上記ホツトワイヤ式エアフローメー
タをエアクリーナの空気流出側開口部に直線取付
けたことを特徴とするものである。
作 用 本考案は上記の構成を採ることによりホツトワ
イヤ式エアフローメータに流入する吸入空気の流
れはエアクリーナの平板状ペーパエレメントによ
り整流されるのでホツトワイヤ式エアフローメー
タ上流側にストレートダクトや整流板を設けるこ
となく、吸入空気量の測定値の誤差発生を防止で
きる。
実施例 本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は内部にペーパエレメント
1aを設けたエアクリーナで、該エアクリーナ1
の空気吸入側開口部1bには吸気ダクト2が結合
され、該吸気ダクト2の中間部には消音チヤンバ
3が設けられ、吸入空気はフロントフエンダ4と
ホイールエプロン5とで構成される空間上部に開
口する吸気ダクト開口部2aより消音チヤバ3を
介してエアクリーナ1に吸入される。
エアクリーナ1の空気流出側開口部1cはホツ
トワイヤ式エアフローメータ6を介してエアイン
テークブーツ7の一端に結合され、該エアインテ
ークブーツ7の他端は吸気マニホールドに結合さ
れ、上記ホツトワイヤ式エアフローメータ6にて
検出された吸入空気量に応じて吸気マニホールド
8に設けられた図示しない電磁式噴射弁より該吸
気マニホールド8内に一定の圧力に保たれた燃料
を間欠的に噴射するよう構成されている。
上記ホツトワイヤ式エアフローメータ6は抵抗
線に電流を流して加熱したものを吸入空気の流れ
の中におき、吸入空気の流れによる冷却の結果生
じる抵抗変化から吸入空気量を測定する方式を採
つているため吸入空気の流れの流線に乱れがある
と吸入空気量の測定結果に誤差を生じやすいの
で、第2図に示すようにエアクリーナ1の空気流
出側開口部1cとホツトワイヤ式エアフローメー
タ6との間にストレートダクト9を設けるとか、
或いは第3図に示すようにホツトワイヤ式エアフ
ローメータ6の入口部に整流板10を設ける等の
手段を講ずることにより、該ホツトワイヤ式エア
フローメータ6の吸入空気量の測定結果の誤差の
発生を防ぐようにしているのが普通である。
上記のような吸気系統において本考案は、第1
図に示すようにエアクリーナ1の空気吸入側開口
部1bと空気流出側開口部1cとを対向させて配
置させると共に該空気吸入側開口部1bと空気流
出側開口部1cとを結ぶ空気流路がホツトワイヤ
式エアフローメータ6の空気流路とほぼ一直線状
となるようホツトワイヤ式エアフローメータ6を
エアクリーナ1の空気流出側開口部1cに直線取
付け、且つエアクリーナ1の平板状ペーパエレメ
ント1aを上記空気吸入側開口部1bと空気流出
側開口部1c間の空気流路とほぼ直角に交叉させ
る構成としたことを特徴とするものである。
上記の構成を採ることにより、ホツトワイヤ式
エアフローメータ6の空気取入口部に該ホツトワ
イヤ式エアフローメータの流路と一直線状をなす
ストレートダクト9(第2図示)或いは整流板1
0(第3図示)を設けることなしに上記ホツトワ
イヤ式エアフローメータ6に流入する空気の流れ
は整流されるので正確な吸入空気量が測定でき各
種の走行条件に適合した空燃比を有する混合気を
エンジンに供給できる。
上記実施例は電子制御式燃料噴射装置に用いら
れるホツトワイヤ式エアフローメータについて述
べたが、過給器付エンジンの給気部に設けられ気
化器の空燃比制御を行うためのホツトワイヤ式エ
アフローメータにも適用可能であることは言うま
でもない。
考案の効果 上記のように本考案によれば、エアクリーナの
空気吸入側の開口部と空気流出側の開口部とを平
板状のペーパエレメントを挟んで対向配置させる
と共に、該空気吸入側開口部と空気流出側開口部
とを結ぶ空気流路がホツトワイヤ式エアフローメ
ータの空気流路とほぼ一直線状となるようホツト
ワイヤ式エアフローメータをエアクリーナの空気
流出側開口部に直接取付けたことにより、ホツト
ワイヤ式エアフローメータに流入する吸入空気の
流れをエアクリーナの平板状のペーパエレメント
により整流でき吸入空気流の乱れによる吸入空気
量の測定値の誤差発生を防止でき、従来必要であ
つたホツトワイヤ式エアフローメータ上流側のス
トレートダクトや整流板を省略することができ、
構成の簡略化、小型化、ホツトワイヤ式エアフロ
ーメータの脱着作業性の容易化及びコストダウン
等をはかり得るもので、実用上多大の効果をもた
らし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図及び第3図は従来構造を示す部分断面図であ
る。 1……エアクリーナ、1a……ペーパエレメン
ト、1b……空気吸入側開口部、1c……空気流
出側開口部、2……吸気ダクト、3……消音チヤ
ンバ、4……フロントフエンダ、5……ホイール
エプロン、6……ホツトワイヤ式エアフローメー
タ、7……エアインテークブーツ、8……吸気マ
ニホールド、9……ストレートダクト、10……
整流板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 消音チヤンバ等の吸気音低減手段を設けた空気
    吸入系統と、内部に設けた平板状のペーパエレメ
    ントにて空気吸入側と空気流出側とに区画された
    エアクリーナと、一端が該エアクリーナの空気流
    出側に接続され他端が吸気マニホールドに接続さ
    れるホツトワイヤ式エアフローメータとからなる
    自動車用エンジンの吸気装置において、上記エア
    クリーナの空気吸入側の開口部と空気流出側の開
    口部とを上記ペーパエレメントを挟んで対向配置
    させると共に、該空気吸入側開口部と空気流出側
    開口部とを結ぶ空気流路がホツトワイヤ式エアフ
    ローメータの空気流路とほぼ一直線状となるよう
    上記ホツトワイヤ式エアフローメータをエアクリ
    ーナの空気流出側開口部に直接取付けたことを特
    徴とする自動車用エンジンの空燃比制御用エアフ
    ローメータの配置構造。
JP1985141777U 1985-09-17 1985-09-17 Expired JPH0143502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985141777U JPH0143502Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985141777U JPH0143502Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6249659U JPS6249659U (ja) 1987-03-27
JPH0143502Y2 true JPH0143502Y2 (ja) 1989-12-18

Family

ID=31049880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985141777U Expired JPH0143502Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0143502Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123668U (ja) * 1979-02-23 1980-09-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6249659U (ja) 1987-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3112077B2 (ja) 空気流量計とそれを用いた内燃機関
JP2694664B2 (ja) 熱線式空気流量計及び該流量計を備えた内燃機関
JP3527813B2 (ja) 発熱抵抗体式空気流量測定装置
JP2777817B2 (ja) 多気筒エンジンの吸気装置
EP0145968B1 (en) Hot-wire air-flow meter
JP2582267B2 (ja) 内燃機関のブローバイガス還流装置
JP2732665B2 (ja) 吸気管圧力検出装置
JPH0143502Y2 (ja)
JPH0953482A (ja) スロットルボディ一体形空気流量測定装置
JP3383779B2 (ja) 発熱抵抗式流量測定装置及び内燃機関制御装置
JP3211818B2 (ja) 空気流量計及び内燃機関
JPH09264167A (ja) 吸気圧力検出装置
JPH0346199Y2 (ja)
JPS6218666Y2 (ja)
JPS6329156Y2 (ja)
JPH08297039A (ja) 発熱抵抗式空気流量測定装置
JPH1054746A (ja) 空気流量計とそれを用いた内燃機関
JPS6024941Y2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JP2845894B2 (ja) 空気流量計とそれを用いた内燃機関
JPS5892467U (ja) 単車用燃料噴射装置
JPS6115253Y2 (ja)
JP2812329B2 (ja) 空気流量計
JPS58106544U (ja) 空燃比制御装置
JPH1114417A (ja) スロットルボディ一体型空気流量測定装置
JPS5879244U (ja) 内燃機関の排気還流率測定装置