JPH09264167A - 吸気圧力検出装置 - Google Patents
吸気圧力検出装置Info
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- JPH09264167A JPH09264167A JP8097634A JP9763496A JPH09264167A JP H09264167 A JPH09264167 A JP H09264167A JP 8097634 A JP8097634 A JP 8097634A JP 9763496 A JP9763496 A JP 9763496A JP H09264167 A JPH09264167 A JP H09264167A
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Abstract
付けた吸気圧力検出装置において、サージタンク内の吸
気圧力を直接検出する。 【解決手段】 インテークマニホールドのサージタンク
2にスロットルボディ3を連結する。スロットルボディ
3の側壁に、圧力センサ4を一体的に取付ける。スロッ
トルボディ3およびサージタンク2の側壁に、互いに連
通する通路12,19を穿設する。スロットル通路5および
エアバイパス通路7を通過してサージタンク2内に流入
した吸入空気圧力を通路19,12によって圧力センサ4に
導入して、サージタンク2内の圧力を直接検出する。そ
の結果、エアバイパス通路7によってスロットルバルブ
6をバイパスする吸入空気量にかかわらず、サージタン
ク2内の吸気圧力を正確に検出することができ、適切な
燃料噴射制御を行うことができる。
Description
ンの電子制御式燃料噴射装置において、吸入空気圧力を
検出するための吸気圧力検出装置に関するものである。
射装置において、吸入空気圧力およびエンジン回転数等
に基づいてコントロールモジュールが吸入空気量を算出
し、基本噴射時間および噴射量等を決定するようにし
た、いわゆる、スピードデンシティ方式の制御装置があ
る。スピードデンシティ方式の電子制御式燃料噴射装置
では、吸入空気圧力を検出するために、吸気管に吸気圧
力検出装置が設けられている。
6を用いて説明する。図6に示すように、吸気圧力検出
装置1は、インテークマニホールドのサージタンク2に
連結されたスロットルボディ3に圧力センサ4が一体的
に取付けられている。スロットルボディ3には、サージ
タンク2に連通するスロットル通路5内にスロットルバ
ルブ6が設けられている。また、スロットルボディ3に
は、スロットルバルブ6をバイパスしてスロットル通路
5をサージタンク2に連通させるエアバイパス通路7お
よびこれを開閉するエアバルブ8が設けられている。
壁の外側に一体的に取付けられており、スロットルボデ
ィ3の側壁に穿設された圧力導入路9を介してスロット
ル通路5のスロットルバルブ6の下流側の吸入空気を導
入することによってサージタンク2内の圧力を検出する
ようになっている。
センサ4をスロットルボディ3に一体的に取付けた構造
によって、部品点数の減少、省スペースおよび組付作業
性の向上を図っている。
来の圧力センサ4をスロットルボディ3に一体的に取付
けるようにした吸気圧力検出装置1では次のような問題
がある。スロットルボディ3の側壁に設けられた圧力導
入路9によって、サージタンク2の入口付近の吸入空気
を圧力センサ4に導入しているので、エアバルブ8が開
いてエアバイパス通路7から流入する吸入空気によって
サージタンク2内の圧力が上昇した場合、その圧力の変
動が圧力導入路9に伝達されにくく、圧力センサ4によ
る検出圧力とサージタンク2内の実際の吸入空気圧力と
の間に誤差が生じることになる。
の下流側およびサージタンク2内の吸入空気圧力を図7
示す。図7に示すように、エアバルブ8が閉じた状態で
は、サージタンク2内の圧力は、スロットルボディ6側
の圧力P1とほぼ同圧(参照)であり、エアバルブ8が
開いた状態では、エアバイパス通路7から流入する吸入
空気によってサージタンク2内の圧力がP1からP2に上昇
する(参照)。ところが、圧力導入路9は、スロット
ルボディ3のサージタンク2の入口付近(点A参照)の
吸入空気を圧力センサ4に導入するので、圧力センサ4
による検出圧力はP1となり、エアバルブ8が開いている
場合には、サージタンク2内の吸入空気圧力P2を正確に
検出するととができない。
の近くに開口されているため、スロットルバルブ6付近
の吸入空気の流れの影響を受けて圧力センサ4に安定し
た吸入空気圧力を導入しにくく、正確な圧力検出が困難
であるという問題がある。
であり、圧力センサをスロットルボディに一体的に取付
けた吸気圧力検出装置において、インテークマニホール
ドのサージタンク内の吸入空気圧力を直接検出できるよ
うにすることを目的とする。
解決するために、インテークマニホールドのサージタン
クに、スロットルボディおよび該スロットルボディのス
ロットルバルブをバイパスするエアバイパス通路を連結
し、該スロットルボディに圧力センサを一体的に取付け
た吸気圧力検出装置において、前記圧力センサの圧力導
入路は、前記スロットルボディおよびサージタンクの側
壁に穿設され、これらの結合面を横切って前記サージタ
ンクの内部まで延ばされていることを特徴とする。
ルバルブおよびエアバイパス通路を通過してサージタン
ク内に流入した吸入空気の圧力が圧力導入路から圧力セ
ンサに導入されるので、サージタンク内の吸入空気圧力
を直接検出することができる。また、圧力導入路がサー
ジタンクの内部まで延ばされているので、スロットルバ
ルブ付近の吸気の流れの影響を受けることなく、正確な
吸入空気圧力を検出することができる。
に基づいて詳細に説明する。なお、図6に示すものと同
様の部分には同一の番号を付して説明する。
検出装置10は、インテークマニホールド11(図2および
図3参照)のサージタンク2に連結されたスロットルボ
ディ3に圧力センサ4が一体的に取付けられている。
に連通するスロットル通路5内にスロットルバルブ6が
設けられており、アクセルペダル(図示せず)に連動し
てスロットルバルブ6が開閉してエンジンの吸入空気量
を調整するようになっている。なお、スロットルボディ
3には、スロットルバルブ6を常時バイパスするアイド
ル通路(図示せず)が設けられており、スロットルバル
ブ6が全閉のとき、アイドル通路によってアイドリング
回転に必要な吸入空気をサージタンク2へ供給するよう
になっている。
ルバルブ6をバイパスしてスロットル通路5をサージタ
ンク2に連通させるエアバイパス通路7およびこれを開
閉するエアバルブ8が設けられている。そして、低温時
にエアバルブ8を開き、エアバイパス通路7によってス
ロットルバルブ6をバイパスさせてサージタンク2に送
り込む吸入空気量を増加させることにより、エンジン回
転を上げて暖機させるようになっている。暖機後は、エ
アバルブ8を閉じて、通常のアイドル回転とし、スロッ
トルバルブ6の開度に応じて吸入空気量を調整する。
力センサ4が一体的に取付けられている。圧力センサ4
は、圧力の変化を電圧(電気抵抗)の変化に変換して吸
入空気圧力を検出するようになっている。スロットルボ
ディ3の側壁には、通路12が穿設されている。通路12
は、一端が圧力センサ4の圧力検出部に接続され、他端
がスロットルボディ3のサージタンク2との結合面13に
開口されている。
図5に示すように、サージタンク2に、各気筒の吸気ポ
ート(図示せず)に接続される複数(図示のものでは4
つ)の吸気管14が接続されており、サージタンク2に
は、スロットボディ3との結合面15に、スロットルボデ
ィ3のスロットル通路5およびエアバイパス通路7とそ
れぞれ連通する開口部16,17が設けられている。
ルボディ3の通路12の開口部に対向するように内側に膨
出されて膨出部18が形成されており、膨出部18には、通
路19が穿設されている。通路19は、一端が結合面15に開
口されてスロットルボディ3側の通路12に連通され、他
端側がサージタンク2の内部まで延ばされて開口されて
いる。そして、サージタンク2にスロットルボディ3を
結合させたとき、通路12,19が互いに連通して圧力セン
サ4の圧力検出部から結合面13,15を横切ってサージタ
ンク2の内部まで延びる圧力導入路を形成するようにな
っている。なお、図中、20は冷却水通路、21はサーモス
タットハウジング、22はEGR通路である。
ついて次に説明する。
バイパス通路7を通ってサージタンク2内へ流入する。
そして、低温時には、エアバルブ8を開いてエアバイパ
ス通路7によってスロットルバルブ6をバイパスさせて
サージタンク2に送り込む吸入空気量を増加させ、エン
ジン回転を上げて暖機を行う。暖機後は、エアバルブ8
を閉じて、スロットルバルブ6の開度に応じて吸入空量
を調整する。
力を通路19,12(圧力導入路)を介して圧力センサ4の
圧力検出部に導入して、サージタンク2内の吸入空気圧
力を直接検出し、この検出値およびエンジン回転数に基
づいてコントロールモジュール(図示せず)によって吸
入空気量を算出して燃料噴射制御を行う。
およびエアバイパス通路7を通過してサージタンク2内
に流入した吸入空気の圧力が通路19,12(圧力導入路)
から圧力センサ4に導入されるので、サージタンク2内
の吸入空気圧力を直接検出することができ、エアバイパ
ス通路7によるバイパス空気量にかかわらず、サージタ
ンク2内の吸入空気圧力を正確に検出することができ
る。
が閉じた状態では、サージタンク2内の圧力は、スロッ
トルボディ6側の圧力P1とほぼ同圧(参照)であり、
エアバルブ8が開いた状態では、エアバイパス通路7か
ら流入する吸入空気によってサージタンク2内の圧力が
P1からP2に上昇する(参照)が、通路19,12(圧力導
入路)は、サージタンク2内(点A参照)の吸入空気圧
力を圧力センサ4へ直接導入するので、圧力センサ4に
よる検出圧力はP2となり、エアバルブ8の開閉にかかわ
らず、サージタンク2内の吸入空気圧力を正確に検出す
ることができる。
延ばされているので、スロットルバルブ6付近の吸入空
気の流れの影響を受けることなく、正確な吸入空気圧力
を検出することができる。
空気圧力を正確に検出することができるので、コントロ
ールモジュールによって適切な燃料噴射制御を行うこと
ができ、エンジンの出力、燃費および排気ガス浄化性能
を向上させることができる。
検出装置は、圧力センサの圧力導入路をスロットルボデ
ィおよびサージタンクの側壁に穿設し、これらの結合面
を横切ってサージタンクの内部まで延ばしたので、スロ
ットルバルブおよびエアバイパス通路を通過してサージ
タンク内に流入した吸入空気の圧力が圧力導入路から圧
力センサに導入されるので、サージタンク内の吸入空気
圧力を直接検出することができ、エアバイパス通路によ
るバイパス空気量にかかわらず、正確な吸入空気圧力を
得ることができる。また、圧力導入路がサージタンクの
内部まで延ばされているので、スロットルバルブ付近の
吸気の流れの影響を受けることなく、正確な吸入空気圧
力を検出することができる。このようにして、サージタ
ンク内の吸入空気圧力を正確に検出することができるの
で、適切な燃料噴射制御を行うことができ、エンジンの
出力、燃費および排気ガス浄化性能を向上させることが
できる。
構成を示す概略図である。
である。
る。
のB矢視図である。
ある。
およびサージタンク内の吸入空気圧力を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 インテークマニホールドのサージタンク
に、スロットルボディおよび該スロットルボディのスロ
ットルバルブをバイパスするエアバイパス通路を連結
し、該スロットルボディに圧力センサを一体的に取付け
た吸気圧力検出装置において、前記圧力センサの圧力導
入路は、前記スロットルボディおよびサージタンクの側
壁に穿設され、これらの結合面を横切って前記サージタ
ンクの内部まで延ばされていることを特徴とする吸気圧
力検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09763496A JP3693074B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 吸気圧力検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09763496A JP3693074B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 吸気圧力検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09264167A true JPH09264167A (ja) | 1997-10-07 |
JP3693074B2 JP3693074B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=14197593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09763496A Expired - Fee Related JP3693074B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 吸気圧力検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3693074B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005116429A1 (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Mikuni Corporation | スロットルシステムおよびセンサユニット |
EP1731739A1 (en) * | 2004-03-30 | 2006-12-13 | Keihin Corporation | Pressure sensor for fuel injection device |
KR101154313B1 (ko) * | 2006-05-11 | 2012-06-13 | 현대자동차주식회사 | 경계층 제어를 통한 써지탱크의 흡기효율 증대구조 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP09763496A patent/JP3693074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1731739A1 (en) * | 2004-03-30 | 2006-12-13 | Keihin Corporation | Pressure sensor for fuel injection device |
EP1731739A4 (en) * | 2004-03-30 | 2010-12-01 | Keihin Corp | PRESSURE SENSOR FOR FUEL INJECTION DEVICE |
WO2005116429A1 (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Mikuni Corporation | スロットルシステムおよびセンサユニット |
US7779809B2 (en) | 2004-05-26 | 2010-08-24 | Mikuni Corporation | Throttle system and sensor unit |
KR101154313B1 (ko) * | 2006-05-11 | 2012-06-13 | 현대자동차주식회사 | 경계층 제어를 통한 써지탱크의 흡기효율 증대구조 |
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---|---|
JP3693074B2 (ja) | 2005-09-07 |
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