JPH0143418B2 - - Google Patents
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- JPH0143418B2 JPH0143418B2 JP56129436A JP12943681A JPH0143418B2 JP H0143418 B2 JPH0143418 B2 JP H0143418B2 JP 56129436 A JP56129436 A JP 56129436A JP 12943681 A JP12943681 A JP 12943681A JP H0143418 B2 JPH0143418 B2 JP H0143418B2
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- frame
- lead
- control electrode
- holding frame
- manufacturing
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/20—Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、制御電極を有するけい光表示管の製
造方法に関し、特にその製造工程の簡略化を図つ
たけい光表示管の製造方法に関するものである。
造方法に関し、特にその製造工程の簡略化を図つ
たけい光表示管の製造方法に関するものである。
加熱されたフイラメント状の陰極から放出され
る電子を、上面にけい光体の被着された陽極に射
突させて発光表示を行うけい光表示管は、発光色
がよく、また低電圧駆動が可能で低消費電力であ
るなどの利点を有しており、各種の表示部として
多く用いられている。特に最近か、電卓、時計は
もとより広く家電関係、車載用、オーデイオ、計
測器等の表示部として用いられてきており、こう
した使用用途の拡大化及び表示デザインの多様化
に伴つて多品種小量生産のものがますます増加す
る傾向になつてきているとともに、制御電極の形
状も複雑化する傾向になつてきている。
る電子を、上面にけい光体の被着された陽極に射
突させて発光表示を行うけい光表示管は、発光色
がよく、また低電圧駆動が可能で低消費電力であ
るなどの利点を有しており、各種の表示部として
多く用いられている。特に最近か、電卓、時計は
もとより広く家電関係、車載用、オーデイオ、計
測器等の表示部として用いられてきており、こう
した使用用途の拡大化及び表示デザインの多様化
に伴つて多品種小量生産のものがますます増加す
る傾向になつてきているとともに、制御電極の形
状も複雑化する傾向になつてきている。
従つて、制御電極とリードフレームとを別体に
形成しておき、大きさあるいは形状の変更の際に
制御電極のみを変えてリードフレームを共通化す
ることができれば、生産効率等の点で非常に有利
となる。
形成しておき、大きさあるいは形状の変更の際に
制御電極のみを変えてリードフレームを共通化す
ることができれば、生産効率等の点で非常に有利
となる。
しかしながら、第1図に示すような従来の製造
方法では、制御電極フレームにおける不要部分の
除去がむずかしく、非能率的であるという問題点
があつた。
方法では、制御電極フレームにおける不要部分の
除去がむずかしく、非能率的であるという問題点
があつた。
すなわち、第1図に示す従来の製造方法は、リ
ードフレーム101に制御電極フレーム102を
重合させ、その制御電極フレーム102の不要部
分を除去してから陽極基板100に取り付けるの
であるが、その除去作業時にリードフレーム10
1のリード部103と制御電極フレーム102の
保持枠連結部33が重合されているため、カツタ
ーが使用できず手で折曲して切断するというきわ
めて原始的な方法がとられていた。
ードフレーム101に制御電極フレーム102を
重合させ、その制御電極フレーム102の不要部
分を除去してから陽極基板100に取り付けるの
であるが、その除去作業時にリードフレーム10
1のリード部103と制御電極フレーム102の
保持枠連結部33が重合されているため、カツタ
ーが使用できず手で折曲して切断するというきわ
めて原始的な方法がとられていた。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたも
のであり、リードフレーム上に複数個の制御電極
を連結保持する制御電極フレームを重合固着し、
しかる後制御電極フレームの不要部分を除去して
電極組立て枠体とするけい光表示管の製造方法に
おいて、制御電極フレームの制御電極と保持枠を
連結する保持枠連結部をリードフレームのリード
部と固着される接続舌片間に位置され制御電極フ
レームの不要部分の除去時に、接続舌片及びリー
ドを損傷させずにカツター等により容易かつ短時
間に上記保持枠を除去できるようにして、生産効
率を向上させることを目的とするものである。
のであり、リードフレーム上に複数個の制御電極
を連結保持する制御電極フレームを重合固着し、
しかる後制御電極フレームの不要部分を除去して
電極組立て枠体とするけい光表示管の製造方法に
おいて、制御電極フレームの制御電極と保持枠を
連結する保持枠連結部をリードフレームのリード
部と固着される接続舌片間に位置され制御電極フ
レームの不要部分の除去時に、接続舌片及びリー
ドを損傷させずにカツター等により容易かつ短時
間に上記保持枠を除去できるようにして、生産効
率を向上させることを目的とするものである。
次に、本発明を図示の一実施例について説明す
る。第2図A,B,Cはリードフレームと陰極保
持フレームとによる電極組立枠体の製作手順を示
す説明図であり、図中1は、ガラスの熱膨脹特性
と同等の熱膨脹特性を有する帯状のガラス封着用
金属材料であつて、通常426合金とよばれるFe−
Ni−Cr合金等が用いられている。このガラス封
着用金属材料1は、例えば交互にコ形の向きを変
えて連結するジグザグ状にせん断する刃をもつた
ローラカツター2により切断されて長尺のリード
フレーム材3,3が2枚同時に連続的に形成され
る。こうして各リードフレーム材3,3には、そ
れぞれ対向する方向にくし歯状のリード部4が同
一ピツチで連続状に形成され、この各リードフレ
ーム材3,3をそれぞれリール5に巻き取り、電
極組立枠体6への組み付時に備える。
る。第2図A,B,Cはリードフレームと陰極保
持フレームとによる電極組立枠体の製作手順を示
す説明図であり、図中1は、ガラスの熱膨脹特性
と同等の熱膨脹特性を有する帯状のガラス封着用
金属材料であつて、通常426合金とよばれるFe−
Ni−Cr合金等が用いられている。このガラス封
着用金属材料1は、例えば交互にコ形の向きを変
えて連結するジグザグ状にせん断する刃をもつた
ローラカツター2により切断されて長尺のリード
フレーム材3,3が2枚同時に連続的に形成され
る。こうして各リードフレーム材3,3には、そ
れぞれ対向する方向にくし歯状のリード部4が同
一ピツチで連続状に形成され、この各リードフレ
ーム材3,3をそれぞれリール5に巻き取り、電
極組立枠体6への組み付時に備える。
ここで2枚のリードフレーム材3,3を同時に
形成するのに1組のローラカツター2を用いた例
を図示したが、例えば各リード部4の間隙部分4
1となる長方形スリツト状の抜き孔を段階状に連
続的に打ち抜いていくローラカツタと、リード部
4の先端の間隙部分42を交互に打ち抜いて切り
離すローラカツターとの二組のものを用いると
か、あるいは、ローラカツターによらず、1ピツ
チないし複数ピツチ分ずつ順送り式に打ち抜く1
種ないし2種のプレス抜き型によるプレス等を用
いることにより、上述したそれぞれの対向するく
し歯状のリード部4を有するリードフレーム3,
3を同時に連続的に形成することができるのはも
ちろんである。
形成するのに1組のローラカツター2を用いた例
を図示したが、例えば各リード部4の間隙部分4
1となる長方形スリツト状の抜き孔を段階状に連
続的に打ち抜いていくローラカツタと、リード部
4の先端の間隙部分42を交互に打ち抜いて切り
離すローラカツターとの二組のものを用いると
か、あるいは、ローラカツターによらず、1ピツ
チないし複数ピツチ分ずつ順送り式に打ち抜く1
種ないし2種のプレス抜き型によるプレス等を用
いることにより、上述したそれぞれの対向するく
し歯状のリード部4を有するリードフレーム3,
3を同時に連続的に形成することができるのはも
ちろんである。
上記リール5に巻き取られた長尺のリードフレ
ーム材3を使用するときは引き出して、用いられ
るけい光表示管の大きさに応じて適宜の長さに切
断し、その両端に、別途用意された陰極保持フレ
ーム7,7を上記リード部4と平行となるように
溶接する。さらに、陰極保持フレーム7,7の他
端間には、補助リードフレーム材3′を渡設して
溶接等により固着し、全体を長方形の枠体とす
る。また、上記リードフレーム材3のリード部4
以外の部分に位置決め用の穴20が所定のピツチ
間隔で複数個形成する。
ーム材3を使用するときは引き出して、用いられ
るけい光表示管の大きさに応じて適宜の長さに切
断し、その両端に、別途用意された陰極保持フレ
ーム7,7を上記リード部4と平行となるように
溶接する。さらに、陰極保持フレーム7,7の他
端間には、補助リードフレーム材3′を渡設して
溶接等により固着し、全体を長方形の枠体とす
る。また、上記リードフレーム材3のリード部4
以外の部分に位置決め用の穴20が所定のピツチ
間隔で複数個形成する。
次に、第3図A,Bに示す制御電極フレーム3
0を上記リードフレーム材3、及び補助リードフ
レーム材3′に取り付けるのであるが、この制御
電極フレーム30は、1枚の薄い金属板が用いら
れ、プレスあるいはエツチングにより、複数に分
割された制御電極G1〜Gnと、後段の工程で除去
される保持枠31と、各制御電極G1〜Gnと一体
に形成され、前記リード部4と接続される接続舌
片32と、上記保持枠31と制御電極G1〜Gnと
の間を連結する保持枠連結部33が、作られてい
る。上記接続舌片32は各隣接する接続舌片32
の間隔が前記リード部4のピツチと同一ないしは
整数倍になる位置に設けられており、保持枠連結
部33は接続舌片32,32間に設けられてかつ
隣接するリード部4間の間隙に位置するように設
けられている。
0を上記リードフレーム材3、及び補助リードフ
レーム材3′に取り付けるのであるが、この制御
電極フレーム30は、1枚の薄い金属板が用いら
れ、プレスあるいはエツチングにより、複数に分
割された制御電極G1〜Gnと、後段の工程で除去
される保持枠31と、各制御電極G1〜Gnと一体
に形成され、前記リード部4と接続される接続舌
片32と、上記保持枠31と制御電極G1〜Gnと
の間を連結する保持枠連結部33が、作られてい
る。上記接続舌片32は各隣接する接続舌片32
の間隔が前記リード部4のピツチと同一ないしは
整数倍になる位置に設けられており、保持枠連結
部33は接続舌片32,32間に設けられてかつ
隣接するリード部4間の間隙に位置するように設
けられている。
しかして上記制御電極フレーム30と前記リー
ドフレーム材3を、制御電極フレーム30の接続
舌片32の1つがリード部4の1つと重なるよう
に両者を重合させれば、残りの接続舌片32もす
べてリード部4上に位置するようになる、同時に
保持枠連結部33は、隣接するリード部4間の間
隙部に位置するようになる、しかる後対応する接
続舌片32とリード部4とをスポツト溶接等によ
り溶着すると第4図Aに示した状態となり、ここ
でカツターにより各保持枠録結部33を切断する
と、第4B図に示すように制御電極フレーム30
の保持枠31が除去される。このとき保持枠連結
部33は、接続舌片32及びリード部4とずれた
位置にあるため、接続舌片32及びリード部4を
損傷させるおそれがなく、確実にかつ短時間で切
断することができる。また、この時点まで各制御
電極G1〜Gnはグリツド保持枠31により保護さ
れ溶接時等において制御電極G1〜Gnに無理な力
が加わらないようになつている。
ドフレーム材3を、制御電極フレーム30の接続
舌片32の1つがリード部4の1つと重なるよう
に両者を重合させれば、残りの接続舌片32もす
べてリード部4上に位置するようになる、同時に
保持枠連結部33は、隣接するリード部4間の間
隙部に位置するようになる、しかる後対応する接
続舌片32とリード部4とをスポツト溶接等によ
り溶着すると第4図Aに示した状態となり、ここ
でカツターにより各保持枠録結部33を切断する
と、第4B図に示すように制御電極フレーム30
の保持枠31が除去される。このとき保持枠連結
部33は、接続舌片32及びリード部4とずれた
位置にあるため、接続舌片32及びリード部4を
損傷させるおそれがなく、確実にかつ短時間で切
断することができる。また、この時点まで各制御
電極G1〜Gnはグリツド保持枠31により保護さ
れ溶接時等において制御電極G1〜Gnに無理な力
が加わらないようになつている。
一方、制御電極フレーム30の接続舌片32と
は接続されずに、後述する陽極配線の端子部と接
続されるリード部4については、端子部との接触
圧力を増すためにその先端部を折り曲げ処理した
り、あるいは端子部の位置に合せて切断等の処理
をする。
は接続されずに、後述する陽極配線の端子部と接
続されるリード部4については、端子部との接触
圧力を増すためにその先端部を折り曲げ処理した
り、あるいは端子部の位置に合せて切断等の処理
をする。
次に、上記陰極保持フレーム7,7間にフイラ
メント取付部材7a,7aを介してフイラメント
陰極9を張架配設すると、電極組立枠体6が構成
される。
メント取付部材7a,7aを介してフイラメント
陰極9を張架配設すると、電極組立枠体6が構成
される。
一方、第5図の分解斜視図に示すように、ガラ
ス基板10上に配線導体11と絶縁層12と陽極
導体13及びけい光体層14を順次積設して陽極
基板15を形成し、その絶縁層12の一部には配
線導体11が露出されて形成される端子部16を
前記リード部4のピツチと同一ピツチ若しくは整
数倍のピツチ又は同一ピツチと整数倍のピツチと
の組み合わせの間隔で形成する。また、この陽極
基板15とともに外囲器を構成する箱状の前囲器
17を少なくとも上面は透明にしたガラスよりな
る側面板17aと上面板17bとで形成し、この
側面板17aの一部には排気管を内部と連通させ
て取り付ける。
ス基板10上に配線導体11と絶縁層12と陽極
導体13及びけい光体層14を順次積設して陽極
基板15を形成し、その絶縁層12の一部には配
線導体11が露出されて形成される端子部16を
前記リード部4のピツチと同一ピツチ若しくは整
数倍のピツチ又は同一ピツチと整数倍のピツチと
の組み合わせの間隔で形成する。また、この陽極
基板15とともに外囲器を構成する箱状の前囲器
17を少なくとも上面は透明にしたガラスよりな
る側面板17aと上面板17bとで形成し、この
側面板17aの一部には排気管を内部と連通させ
て取り付ける。
次に、上記陽極基板15上に前記電極組立枠体
6を載置し対応するリード部4と配線導体の端子
部16とを電気的に接続されるように接触させ
て、あるいは必要に応じて両者を導電性接着材で
接着して接続し、さらに、この電極組立枠体6の
中央部を封入するようにして陽極基板15と前囲
器17とによりその一部を挾持して低融点フリツ
トガラス等により封着する。このとき、電極組立
枠体6を陽極基板15に取り付ける支持治具(図
示せず)に、前記リードフレーム材3の位置決め
用の穴20と嵌合する位置決め突起を形成してお
けば、電極組立枠体6の陽極基板15への取り付
けが正確にかつスピーデイに行うことができるこ
とになる。
6を載置し対応するリード部4と配線導体の端子
部16とを電気的に接続されるように接触させ
て、あるいは必要に応じて両者を導電性接着材で
接着して接続し、さらに、この電極組立枠体6の
中央部を封入するようにして陽極基板15と前囲
器17とによりその一部を挾持して低融点フリツ
トガラス等により封着する。このとき、電極組立
枠体6を陽極基板15に取り付ける支持治具(図
示せず)に、前記リードフレーム材3の位置決め
用の穴20と嵌合する位置決め突起を形成してお
けば、電極組立枠体6の陽極基板15への取り付
けが正確にかつスピーデイに行うことができるこ
とになる。
しかして第7図に示すようにリード部4と陰極
保持フレーム7は、陽極基板15と前囲器17と
により挾持固着され、確実に固定されることにな
る。また、陽極部と制御電極G1〜Gnとの接触を
防止するために制御電極フレーム30の状態で、
制御電極G1〜Gnの両端縁をあらかじめ折り曲げ
ておき、しかる後リードフレーム3と重合させて
電極組立枠体6とすることにより、第6図に示す
ように両端縁34,34自体がスペーサとなるよ
うにしてもよい。
保持フレーム7は、陽極基板15と前囲器17と
により挾持固着され、確実に固定されることにな
る。また、陽極部と制御電極G1〜Gnとの接触を
防止するために制御電極フレーム30の状態で、
制御電極G1〜Gnの両端縁をあらかじめ折り曲げ
ておき、しかる後リードフレーム3と重合させて
電極組立枠体6とすることにより、第6図に示す
ように両端縁34,34自体がスペーサとなるよ
うにしてもよい。
次に、第8図に示すようにリードフレーム材3
及び補助リードフレーム材3′の不要部分を切断
して除去すれば、けい光表示管Dが完成し、外囲
器より外部に導出されているリード部4及び陰極
保持フレーム7が各種の電子及び電気の機器の駆
動回路(図示せず)との接続されることになる。
及び補助リードフレーム材3′の不要部分を切断
して除去すれば、けい光表示管Dが完成し、外囲
器より外部に導出されているリード部4及び陰極
保持フレーム7が各種の電子及び電気の機器の駆
動回路(図示せず)との接続されることになる。
上述した方法により、大きさあるいはデザイン
の異なる多種類のけい光表示管に対しても、リー
ドフレーム材3は共通に用いることができること
になり、また、制御電極フレーム30の接続枠3
1を除去する際にリード部4及び接続舌片32を
損傷させるおそれがないものとなつている。さら
にリードフレーム材3は帯状の封着金属材料1よ
り2枚同時にかつ連続的に作られるので、量産性
に優れているとともに高価な封着用金属材料を無
駄にする部分がきわめて少なく、材料の節約が図
れることになる。
の異なる多種類のけい光表示管に対しても、リー
ドフレーム材3は共通に用いることができること
になり、また、制御電極フレーム30の接続枠3
1を除去する際にリード部4及び接続舌片32を
損傷させるおそれがないものとなつている。さら
にリードフレーム材3は帯状の封着金属材料1よ
り2枚同時にかつ連続的に作られるので、量産性
に優れているとともに高価な封着用金属材料を無
駄にする部分がきわめて少なく、材料の節約が図
れることになる。
第9図A,Bは本発明に用いられるリードフレ
ーム材3の他の実施例を示すものであり、第9図
Aは、リード部4の先端4aに割り溝21を形成
して陽極基板15の端子部16との電気的接触性
を改善した例を示すものであり、第9図Bはリー
ド部4の先端4aを細くして第9図Aと同様に電
気的接触性を改善した例を示すものである。
ーム材3の他の実施例を示すものであり、第9図
Aは、リード部4の先端4aに割り溝21を形成
して陽極基板15の端子部16との電気的接触性
を改善した例を示すものであり、第9図Bはリー
ド部4の先端4aを細くして第9図Aと同様に電
気的接触性を改善した例を示すものである。
第10図は、本発明に用いられる陰極保持フレ
ーム7の他の実施例を示すものであり、この陰極
保持フレーム7の一部に長手方向に沿つてスリツ
ト22が形成されており、このスリツト22によ
り分けられた一方が前記リード部4と同等の幅を
有する陰極リード7bとされ、他方が補強片7c
とされている。さらにこの補強片7cの基部側に
は切断を容易にするための切欠部22aが形成さ
れている。
ーム7の他の実施例を示すものであり、この陰極
保持フレーム7の一部に長手方向に沿つてスリツ
ト22が形成されており、このスリツト22によ
り分けられた一方が前記リード部4と同等の幅を
有する陰極リード7bとされ、他方が補強片7c
とされている。さらにこの補強片7cの基部側に
は切断を容易にするための切欠部22aが形成さ
れている。
以上説明したように本発明によれば、制御電極
フレームにリード部と固着される接続舌片と、こ
の接続舌片間に位置される保持枠連結部とを形成
し、その保持枠連結部のみを切断することにより
保持枠を除去できるようにしたので、接続舌片及
びリードを損傷させずにカツターにより容易に保
持枠を除去できる効果があり、これにより生産効
率を大幅に向上させることができる効果がある。
フレームにリード部と固着される接続舌片と、こ
の接続舌片間に位置される保持枠連結部とを形成
し、その保持枠連結部のみを切断することにより
保持枠を除去できるようにしたので、接続舌片及
びリードを損傷させずにカツターにより容易に保
持枠を除去できる効果があり、これにより生産効
率を大幅に向上させることができる効果がある。
また、本発明において、電極組立枠体を形成す
る際に、リードフレーム材と陰極保持フレームを
別体に形成しておき、長尺のリードフレーム材を
けい光表示管の大きさに応じた長さに切断して用
いるようにすれば、大きさあるいはデザインの異
なる多種類のけい光表示管に対しても、リードフ
レーム材を共通に用いることができる効果があ
り、これにより、大きさあるいはデザインの変更
があつてもその都度、型起しを行う必要がなく、
溶接等の周辺治具もそのまま使用でき、多品種小
量生産に伴う生産効率の低下及び製造コストの上
昇を避けることができるという多大の効果が得ら
れるものである。
る際に、リードフレーム材と陰極保持フレームを
別体に形成しておき、長尺のリードフレーム材を
けい光表示管の大きさに応じた長さに切断して用
いるようにすれば、大きさあるいはデザインの異
なる多種類のけい光表示管に対しても、リードフ
レーム材を共通に用いることができる効果があ
り、これにより、大きさあるいはデザインの変更
があつてもその都度、型起しを行う必要がなく、
溶接等の周辺治具もそのまま使用でき、多品種小
量生産に伴う生産効率の低下及び製造コストの上
昇を避けることができるという多大の効果が得ら
れるものである。
また、本発明において、陰極保持フレームの一
部をリード部と同形状とし、この陰極保持フレー
ムをリード部のピツチ間隔と同間隔の位置に取り
付けるようにすれば、リード部のピツチがすべて
同一となり外部の駆動回路と接続がきわめて容易
になるという効果が発生する。
部をリード部と同形状とし、この陰極保持フレー
ムをリード部のピツチ間隔と同間隔の位置に取り
付けるようにすれば、リード部のピツチがすべて
同一となり外部の駆動回路と接続がきわめて容易
になるという効果が発生する。
さらに、本発明において、1枚の帯状の金属材
料をジグザグ状に切断して2枚の長尺のリードフ
レーム材を同時に連続的に形成するようにすれ
ば、量産性の向上とともに高価な封着用金属材料
を無駄にする部分がわきわめて少なくなり、多大
のコスト低減を図ることができることとなり、得
られる効果は極めて大である。
料をジグザグ状に切断して2枚の長尺のリードフ
レーム材を同時に連続的に形成するようにすれ
ば、量産性の向上とともに高価な封着用金属材料
を無駄にする部分がわきわめて少なくなり、多大
のコスト低減を図ることができることとなり、得
られる効果は極めて大である。
第1図は従来の製造方法を示す説明図であり、
第2図〜第10図は本発明のけい光表示管の製造
方法における一実施例を説明するための図であり
第2図A,B,Cは、リードフレーム材の製作手
順を示す説明図、第3図A,Bは、制御電極フレ
ームとリードフレーム材との関係を示す斜視図及
び正面図、第4図A,Bは、電極組立枠体製造工
程を示す説明図、第5図は、前囲器を電極組立枠
体とともに陽極基板に封着する工程を示す斜視
図、第6図は、制御電極の取付状態を示す要部拡
大図、第7図は、第5図の正面図、第8図は電極
組立枠体の不要部分を切除する工程を示す説明
図、第9図A,Bは、リードフレーム材の他の実
施例を示す要部正面図、第10図は、陰極保持フ
レームの他の実施例を示す要部正面図である。 3……リードフレーム材、4……リード部、6
……電極組立枠体、7……陰極保持フレーム、1
1……配線導体、12……絶縁層、13……陽極
導体、14……けい光体層、15……陽極基板、
17……前囲器、30……制御電極フレーム、3
1……グリツド保持枠、32……接続舌片、33
……保持枠連結部、G1〜Gn……制御電極。
第2図〜第10図は本発明のけい光表示管の製造
方法における一実施例を説明するための図であり
第2図A,B,Cは、リードフレーム材の製作手
順を示す説明図、第3図A,Bは、制御電極フレ
ームとリードフレーム材との関係を示す斜視図及
び正面図、第4図A,Bは、電極組立枠体製造工
程を示す説明図、第5図は、前囲器を電極組立枠
体とともに陽極基板に封着する工程を示す斜視
図、第6図は、制御電極の取付状態を示す要部拡
大図、第7図は、第5図の正面図、第8図は電極
組立枠体の不要部分を切除する工程を示す説明
図、第9図A,Bは、リードフレーム材の他の実
施例を示す要部正面図、第10図は、陰極保持フ
レームの他の実施例を示す要部正面図である。 3……リードフレーム材、4……リード部、6
……電極組立枠体、7……陰極保持フレーム、1
1……配線導体、12……絶縁層、13……陽極
導体、14……けい光体層、15……陽極基板、
17……前囲器、30……制御電極フレーム、3
1……グリツド保持枠、32……接続舌片、33
……保持枠連結部、G1〜Gn……制御電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板上に配線導体と絶縁層と陽極導体及びけ
い光体層を積設させる陽極基板の製造工程と、 一定のピツチ間隔でリード部が形成されている
リードフレーム材の形成工程と、 複数個の制御電極と、保持枠と、前記リードフ
レーム材のリードピツチと同等又はその整数倍の
ピツチ間隔をもつて各制御電極と連設された接続
舌片と、各接続舌片間に位置され各制御電極と保
持枠を連結する保持枠連結部とを一枚の金属板か
ら形成する制御電極フレームの製造工程と、 前記制御電極フレームと前記リードフレーム材
とを重合し、リードフレーム材のリード部と制御
電極の接続舌片とを固着するとともに前記保持枠
連結部を切断して前記保持枠を除去する電極組立
枠体製造工程と、 前記陽極基板とともに外囲器を構成する前囲器
と陽極基板とで前記電極組立枠体の一部を挟持す
るようにして前記前囲器を陽極基板に封着する工
程と、 前記電極組立枠体の不要部分を切除する除去工
程とを有することを特徴とするけい光表示管の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12943681A JPS5832329A (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | けい光表示管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12943681A JPS5832329A (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | けい光表示管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832329A JPS5832329A (ja) | 1983-02-25 |
JPH0143418B2 true JPH0143418B2 (ja) | 1989-09-20 |
Family
ID=15009422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12943681A Granted JPS5832329A (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | けい光表示管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832329A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01106059U (ja) * | 1988-01-08 | 1989-07-17 | ||
JPH0299554U (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-08 | ||
JPH04163839A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-09 | Nec Kagoshima Ltd | 蛍光表示管 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5033766A (ja) * | 1973-07-26 | 1975-04-01 | ||
JPS5527418A (en) * | 1978-08-16 | 1980-02-27 | Hitachi Ltd | Welding or cutting method |
-
1981
- 1981-08-20 JP JP12943681A patent/JPS5832329A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5033766A (ja) * | 1973-07-26 | 1975-04-01 | ||
JPS5527418A (en) * | 1978-08-16 | 1980-02-27 | Hitachi Ltd | Welding or cutting method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5832329A (ja) | 1983-02-25 |
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