JP3333868B2 - 発光素子の電極構造の製造方法 - Google Patents

発光素子の電極構造の製造方法

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和典 龍田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は競技場等において使
用される大画面表示装置を構成するための発光素子の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の発光素子の概略構成を図6〜図8
に示す。ここで図6は従来の発光素子を示す正面図、図
7は図6におけるA−A線断面図、図8は発光素子内の
要部を示す分解斜視図である。図において、21は発光
素子であり、発光素子21にはRGB3種類の蛍光体2
2が規則的に塗布されており、カラー表示が可能になっ
ている。この種の発光素子21は、多数配列されること
によって大画面ディスプレイが構成される。
【0003】21aは内面に蛍光体22が塗布された表
示部(前面パネル)、21bはスペーサ、21cは後述
する各種制御電極が配設された基板(背面パネル)であ
る。そしてこれら21a〜21cにより表示管の真空容
器を構成し、各蛍光体22には高電圧(約10kV)が印
加されており、各種制御電極には、リード線23を介し
て信号が印加される。24は行、あるいは列方向に平行
して架線されている線状カソード、25は第1の制御電
極(以下、走査電極という)、26は第2の制御電極
(以下、データ電極という)、27はデータ電極26に
設けられ電子が通過する開口部、28はカソード24を
架線するための支持電極である。
【0004】次に動作について説明する。この種の発光
素子21の基本原理は、カソード24から放出された熱
電子を加速し、陽極に衝突させることにより、陽極面に
塗布された蛍光体22を励起し、発光せしめるものであ
る。カソード24から放出された熱電子は走査電極25
とデータ電極26の電位の組合わせにより、次の様に制
御される。
【0005】(1) 走査電極25及びデータ電極26がと
もにカソード24に対して正の場合、カソード24近傍
は正電位となり、カソード24から電子が放出される。
放出された電子は、開口部27を通過し、陽極に達し蛍
光体22を発光せしめる。 (2) 走査電極25が正で、データ電極26が負の場合、
データ電極26の負電位によりカソード24近傍から放
出された電子が陽極に達することはできず、蛍光体22
は発光しない。 (3) 走査電極25が負、データ電極26が正の場合、走
査電極25の負電位によりカソード24近傍の電位が負
になり、熱電子の放出が抑制される。カソード24は、
走査電極25近くに架線されており、カソード24から
の電子放出は、走査電極25の電界の影響を強く受け
る。 (4) 走査電極25、データ電極26ともに負の場合、カ
ソード24近傍の電位が負になり、熱電子の放出が抑制
される。
【0006】以上により、正の電位が印加される走査電
極25及びデータ電極26の交点に位置するカソード2
4から放出された電子のみが開口部27を通過すること
ができ、蛍光体22が発光することになる。こうして走
査電極25に逐次走査信号を印加するとともに、これと
同期してデータ電極26に任意のデータ信号を印加する
ことによって、任意の表示を得ることができる。
【0007】カソード24は直熱型の線状カソードが使
用される。これは所定の電流が流れることによって加熱
され、熱電子の放出がなされるもので、消費電力が小さ
いことが特徴である。またカソード24から放出される
電子が各蛍光面に均一に照射されるように、カソード2
4は各蛍光面に対応して1本ずつ架線されている。
【0008】図9(a)は特開平6−36712号公報に
示された、従来の電極においてカソード24が架線され
たフレーム29の状態を示したものであり、図9(a)に
おいては、フレーム29上にカソード24を配置し、カ
ソード24を該フレームを構成する支持電極30a〜3
0eと金属チップ31で押さえるようにして溶接されて
いるものが示されている。図9(b)においては、金属チ
ップ31のかわりに帯状電極32が使用されている例を
示す。カソード24を架線するための装置には、例え
ば、特開平3−145031号公報に示されるような装
置があり、金属チップ31あるいは帯状電極32は所定
の長さにカッターで切断され、カソード24の上に重
ね、溶接される。カソード24が架線された電極は、図
9(c)に示すように、背面パネル21c上に固定され、
フレームで一体化された梯子状支持電極図9(a)の30
a〜30eの両端が切断部Cでカットされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の発光素子は以上
のように構成されているが、この種の発光素子は、1素
子内に多数の画素を含み、各画素に対応してカソードを
架線すると、溶接点が多く、支持電極上にカットした金
属チップをカソードの数に応じて供給する必要がある。
従って、工程が複雑で作業時間が長くなる。カソードを
架線する装置においては、カッターの研磨などのメンテ
ナンスが必要であり、メンテナンスが不充分な場合、金
属チップのずれ、変形により、カソードの架線の歩留り
が低下し、装置のトラブルの原因となる。さらに発光素
子として完成後に、カソードが断線するなどの問題を発
生させる可能性もある。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、カソードの架線の工程の短縮化
及び歩留りの改善を図ることができる電極構造の製造方
法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る発光素子の電極構造の製造方法は、両端が接続バーで
一体化された梯子状支持電極上にカソードを配置し、両
端が接続バーで一体化された梯子状押さえ電極をカソー
ドを挟んで支持電極上に重ね、押さえ電極の上からカソ
ード部を溶接し、支持電極と押さえ電極が一体化された
電極を背面パネル上に固定し、上記電極の両端の接続バ
ーをカットするようにしたものである。
【0012】この発明の請求項2に係る発光素子の電極
構造の製造方法は、両端が接続バーで一体化された梯子
状支持電極上にカソードを配置し、片側が接続バーで一
体化された櫛形押さえ電極を上記カソードを挟んで上記
支持電極上に重ね、上記押さえ電極の上から上記カソー
ド部を溶接し、上記支持電極と上記押さえ電極が一体化
された電極を上記背面パネル上に固定し、上記電極の両
端の接続バーをカットするようにしたものである。
【0013】この発明の請求項3に係る発光素子の電極
構造の製造方法は、背面パネル上にあらかじめフレーム
を固定し、このフレーム上に、梯子状の支持電極と、溶
接用開口部を有する押さえ電極とがカソードを挟んで一
体化された電極を載せ、上記押さえ電極の開口部を通じ
て上記支持電極と上記フレームを溶接し、上記電極の両
端の接続バーをカットするようにしたものである。
【0014】この発明の請求項4に係る発光素子の電極
構造の製造方法は、支持電極と押さえ電極に同種材料を
用いたものである。
【0015】この発明の請求項5に係る発光素子の電極
構造の製造方法は、支持電極と押さえ電極のいずれか一
方又は両方の電極に、カソードを架線する溶接点の間に
スリットを設けたものを用いたものである。
【0016】この発明の請求項6に係る発光素子の電極
構造の製造方法は、カソード配置部の両側に溝を設けた
支持電極を用いたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1(a)(b)(c)に実施の形態1による電
極構造の製造方法を示す。図1(a)において、1は両端
が接続バー101,101で一体化された厚さ約0.2
5mmの梯子状の支持電極、2は両端が接続バー102,
102で一体化された厚さ約0.1mmの梯子状の押さえ
電極である。従って、これら支持電極1及び押さえ電極
2は、平行に複数本配列された電極支持部103及び1
04の両端が各々接続バー101,102で連結された
梯子状の一枚板で構成されることになる。そして、上記
支持電極1と押さえ電極2をカソード3を挟むように重
ね、押さえ電極2の上からカソード部分を溶接する。図
1(b)は溶接後の状態を示しており、4は溶接部を示
す。カソード3が架線され、支持電極1と押さえ電極2
が一体化された電極は、制御電極が形成された背面パネ
ル5に固定される。図1(c)は支持電極1と押さえ電極
2が一体化された電極が、背面パネル5上に固定されて
のち両端の接続バー101,102部分がカットされた
状態を示しており、6は走査電極である。その固定方法
は、フリットガラス等で固定され、固定後電極の両端の
接続バーがカットされる。カットする位置は、図1(a)
の矢印Cの位置に対応して、カットしやすいように板厚
の半分ほどの溝105,106があらかじめ形成されて
いる。
【0018】従って、この電極構造は、2種類の梯子状
一枚板同士の電極の重ね合わせとなり、位置合わせも容
易で、電極のずれ、変形によるカソードへのダメージが
解消され、発光素子の歩留り、信頼性が向上する。しか
も金属チップをカットするカッタの研磨、所定箇所に移
載するための動作が不要になり、工程が短縮され、装置
の稼働率が向上する。
【0019】実施の形態2.図2は実施の形態2の要部
を示しており、上記押さえ電極2に代えて押さえ電極7
を用いたものであり、即ち片側が接続バー107で一体
化された櫛形の形状としたものである。このように片側
が固定されておれば、実施の形態1と同等の役割を果た
すことができる上に、櫛形の形状であれば、図2に示す
ように、平板をエッチングする際に歩留りを2倍化し、
コストを削減することができる。
【0020】実施の形態3.この種の発光素子を製造す
る工程において、封止工程では、前面パネル21a、背
面パネル21c、スペーサ21bをフリットガラスで封
止する必要があり、フリットガラスを溶かすために加熱
される。支持電極1は一般に背面パネルと熱膨張率が同
等の金属であり、例えば背面パネルがガラスの場合、4
26合金(Ni42%,Cr6%,その他Fe)が使用
される。従来技術で使用されていた金属チップは、長さ
が短く、膨張率の違いの影響は軽微であり、膨張率が違
っていても実害はなかった。このため、Ni、ステンレ
スなどの入手しやすい材料が使用されていた。そこで、
上記実施の形態において、押さえ電極2が異種金属の場
合、膨張率の違いによりバイメタルのように変形し、不
良が生じることがある。ここで支持電極1と押さえ電極
2を同種金属とすることにより、膨張率の違いによる変
形が解消され、電極の不良に起因する不良がなくなる。
【0021】実施の形態4.実施の形態3と同様の課題
を解消するために、支持電極1と押さえ電極2の両者あ
るいは何れか一方に、膨張率を吸収するためのスリット
を設ける。図3に実施の形態4による電極構造を示す。
図において、8はスリットで、支持電極1と押さえ電極
2のカソード3を架線する溶接点4と溶接点4との間に
配置される。カソード3を架線する溶接点4と溶接点4
との間はカソード3近傍の電界に影響を与えず、スリッ
ト8の部分が、加熱時に発生する膨張率の差に基づく変
形を吸収する。この結果、支持電極1と押さえ電極2
は、膨張率にこだわらず、異種金属の使用が可能で、入
手しやすく、安価な材料を使用できるようになる。ここ
でのスリット8の機能は、膨張率の差に基づく変形を吸
収することであり、機能が良好であればその形状はどん
な形状でも良い。
【0022】実施の形態5.支持電極1と押さえ電極2
のカソード溶接部は、わずかなずれ、形状のばらつきに
より、溶接状態にばらつきが生じることがある。そして
この溶接状態にばらつきがあると、カソード3の温度が
ばらつき、発光素子の輝度が各画素毎にばらつくことが
ある。図4(a)に実施の形態5による電極構造を示す。
支持電極1のカソード3の配置部の両側に、カソード3
を挟むように溝9を設ける。図4(b)は図4(a)における
カソード近傍A部の拡大図である。溝9を設けることに
よって、溶接時の熱がカソード3近傍に集中し、溶接温
度のばらつきが低減され、溶接の信頼性が高くなる。溝
9の深さは例えば支持電極1の厚みの約半分以上あれば
よい。またこの溝の形状は図4(c)に示すように、コの
字型の溝10で挟むように形成すると、熱の集中がさら
に効果的になる。
【0023】実施の形態6.上記実施の形態において、
カソード3が架線された梯子状電極(支持電極と押さえ
電極が一体化された電極)は、背面パネル5上に固定さ
れるが、この固定方法としては、背面パネル5上にフリ
ットガラスで固定する方法と、背面パネル5上にあらか
じめ固定されたフレームに溶接する方法とが考えられ
る。フレームへの溶接方式を採用するときは、背面パネ
ル5上には、あらかじめフリットガラス等でフレームが
固定されており、カソード3が架線された梯子状電極を
背面パネル5に垂直な向きに溶接する。このとき溶接部
において、支持電極1と押さえ電極2の間に隙間がある
と、その隙間によって溶接時の熱が分散され、溶接強度
が低下する。そこで、図5(a)に示すように、押さえ電
極2の溶接部に開口部11を配設し、この開口部11を
通じて支持電極1とフレーム12を溶接することによっ
て、梯子状電極を強固に溶接することができる。図5
(b)は背面パネル5上に固定されてのち両端の接続バー
がカットされた状態を示す。なお開口部11は、支持電
極1とフレーム12を直接溶接するためのものであり、
形状に特別な意味はなく、スリットなどでもよい。
【0024】実施の形態7.上記実施形態においては、
背面パネル上にカソードを架線する例について説明した
が、発光素子内の背面パネルに平行に配置された平板上
に、背面電極を印刷し、このような平板上にカソードを
架線する例でも良い。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、それぞれ両端が接続バーで一体化された梯子状支
持電極と梯子状押さえ電極を用い、これらの間にカソー
ドを挟んで重ね合せ、この一体化された電極を背面パネ
ル上に固定し、その後、両端の接続バーをカットするよ
うにしたので、従来のような金属チップのカット、移載
などが不要になり、この結果、工程が大幅に短縮され、
金属チップを切断するためのカッタの研磨など、メンテ
ナンス頻度も低減され、装置の稼働率を上げることがで
きる。しかも両者共にエッチングなどで精度良く成形で
きるので、位置合わせが容易で、金属チップのずれ、変
形に起因する発光素子の不良が低減される。更に、カソ
ードの架線の歩留りが改善され、自動化が容易となり、
生産性を高めることができ、しかも発光素子の信頼性を
大幅に改善することができる。
【0026】この発明の請求項2によれば、押さえ電極
として、片側が接続バーで一体化された櫛形のものを用
いたので、平板をエッチング加工する際に歩留りを2倍
化し、コストを削減することができる。
【0027】この発明の請求項3によれば、押さえ電極
に開口部を設け、この開口部を通じて支持電極とフレー
ムを溶接することにより、電極を強固に溶接固定するこ
とができる。
【0028】この発明の請求項4によれば、支持電極と
押さえ電極に同種材料を用いるようにしたので、膨張率
の違いによる変形が解消され、電極の不良がなくなる。
【0029】この発明の請求項5によれば、カソードを
架線する溶接点の間であって、支持電極と押さえ電極の
いずれか一方又は両者にスリットを設けたものを用いた
ので、加熱時に発生する膨張率の差に基づく変形を吸収
することができる。
【0030】この発明の請求項6によれば、カソード配
置部の両側に溝を有する支持電極を用いたので、溶接時
の熱がカソード近傍に集中し、溶接温度のばらつきが低
減され、溶接の信頼性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a),(b),(c)はこの発明の実施の形態1によ
る電極構造を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による押さえ電極を
示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態4による電極構造を示
す斜視図である。
【図4】 (a)はこの発明の実施の形態5による電極構
造を示す斜視図、(b),(c)は(a)におけるA部分拡大図で
ある。
【図5】 (a),(b)はこの発明の実施の形態6による電
極構造を示す斜視図である。
【図6】 従来の発光素子を示す正面図である。
【図7】 図6におけるA−A線断面図である。
【図8】 従来の発光素子内の要部を示す分解斜視図で
ある。
【図9】 (a),(b),(c)は従来の発光素子の電極構造を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 支持電極、2 押さえ電極、101,102 接続
バー、3 カソード、4 溶接部、5 背面パネル、7
櫛形押さえ電極、 8 スリット、9,10溝、11
開口部、12 フレーム。
フロントページの続き (72)発明者 柴山 耕三郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 龍田 和典 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊 勢電子工業株式会社内 (72)発明者 長谷川 典久 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊 勢電子工業株式会社内 審査官 向後 晋一 (56)参考文献 特開 昭57−7055(JP,A) 特開 平2−226636(JP,A) 特開 平4−342931(JP,A) 特開 平6−36712(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 9/02 H01J 9/18 H01J 29/04 H01J 31/15

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面パネルと、この前面パネルに対応し
    て設けられた背面パネルと、上記前面パネルと上記背面
    パネルの間を隔てるスペーサとによって囲まれ、上記前
    面パネルの内面に形成された複数の蛍光体と、この複数
    の蛍光体に対応して上記背面パネル上に架線された複数
    のカソードとを備え、上記カソードが上記背面パネル上
    に設けた支持電極と、当該支持電極上に設けた押さえ電
    極との間に挟まれて溶接、固定される発光素子の電極構
    造の製造方法において、両端が接続バーで一体化された
    梯子状支持電極上にカソードを配置し、両端が接続バー
    で一体化された梯子状押さえ電極を上記カソードを挟ん
    で上記支持電極上に重ね、上記押さえ電極の上から上記
    カソード部を溶接し、上記支持電極と上記押さえ電極が
    一体化された電極を背面パネル上に固定し、上記一体化
    された電極の両端の接続バーをカットすることを特徴と
    する発光素子の電極構造の製造方法。
  2. 【請求項2】 前面パネルと、この前面パネルに対応し
    て設けられた背面パネルと、上記前面パネルと上記背面
    パネルの間を隔てるスペーサとによって囲まれ、上記前
    面パネルの内面に形成された複数の蛍光体と、この複数
    の蛍光体に対応して上記背面パネル上に架線された複数
    のカソードとを備え、上記カソードが上記背面パネル上
    に設けた支持電極と、当該支持電極上に設けた押さえ電
    極との間に挟まれて溶接、固定される発光素子の電極構
    造の製造方法において、両端が接続バーで一体化された
    梯子状支持電極上にカソードを配置し、片側が接続バー
    で一体化された櫛形押さえ電極を上記カソードを挟んで
    上記支持電極上に重ね、上記押さえ電極の上から上記カ
    ソード部を溶接し、上記支持電極と上記押さえ電極が一
    体化された電極を上記背面パネル上に固定し、上記一体
    化された電極の両端の接続バーをカットすることを特徴
    とする発光素子の電極構造の製造方法。
  3. 【請求項3】 前面パネルと、この前面パネルに対応し
    て設けられた背面パネルと、上記前面パネルと上記背面
    パネルの間を隔てるスペーサとによって囲まれ、上記前
    面パネルの内面に形成された複数の蛍光体と、この複数
    の蛍光体に対応して上記背面パネル上に架線された複数
    のカソードを備えた発光素子の電極構造の製造方法にお
    いて、上記背面パネル上にあらかじめフレームを固定
    し、このフレーム上に、梯子状の支持電極と、溶接用開
    口部を有する押さえ電極とがカソードを挟んで一体化さ
    れた電極を載せ、上記押さえ電極の開口部を通じて上記
    支持電極と上記フレームを溶接し、上記一体化された電
    極の両端の接続バーをカットすることを特徴とする発光
    素子の電極構造の製造方法。
  4. 【請求項4】 支持電極と押さえ電極とに同種材料を用
    いたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の発光素子の電極構造の製造方法。
  5. 【請求項5】 支持電極と押さえ電極の少なくともいず
    れか一方に、カソードを架線する溶接点の間にスリット
    を設けたものを用いたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の発光素子の電極構造の製造方法。
  6. 【請求項6】 カソード配置部の両側に溝を有する支持
    電極を用いたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の発光素子の電極構造の製造方法。
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