JPH0142506Y2 - - Google Patents

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JPH0142506Y2
JPH0142506Y2 JP593286U JP593286U JPH0142506Y2 JP H0142506 Y2 JPH0142506 Y2 JP H0142506Y2 JP 593286 U JP593286 U JP 593286U JP 593286 U JP593286 U JP 593286U JP H0142506 Y2 JPH0142506 Y2 JP H0142506Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は一定方向の加圧力に対して耐圧強度に
優れたパレツト部材の改良に関し、特に段ボール
板紙などの平板部材を屈折して形成した筒形状部
材であつて例えば搬送用のパレツト本体或いは搬
送用パレツトの間隔保持部材として用いるパレツ
ト部材の改良に関する。
(従来の技術) 従来、搬送用パレツトの間隔保持部材としては
特公昭49−23040号公報に掲載のものが知られて
いる。これは、第10図示のようにクラフト紙を
幾重にもスパイラルに巻回して平行な2つの面
a,bをもつた角紙筒の外装体Aを形成し、他方
クラフト紙を同様に幾重にも巻回して筒状の支持
部材Bを形成し、該筒状支持部材Bを前記外装体
Aの平行な2面a,bの距離と略等しい長さに切
断し、複数個の支持部材Bをその切口端面側が前
記外装体Aの平行な面a,bに向けて挿入したも
のである。
この種のものにあつては、抗圧力を増すため
に、支持部材Bを厚手のものとするときは、その
端面積が広いので、外装体A内で、2つの平行な
面a,bに接着することが容易であるが、必ずし
も厚手のものとする必要がないときは、端面積が
小さくなるので支持部材Bを接着固定するのが困
難となり、使用中の衝撃によつて接着箇所が剥離
し支持部材Bが外装体A中で移動したり抜け出す
不都合があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はかかる従来の不都合を解消し、段ボー
ル板紙などの平板部材を屈折して形成した筒状部
材から成り、パレツト本体或いはパレツトの間隔
保持部材として用いることが出来る耐圧強度に優
れ、組立てが容易なパレツト部材を提供しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するためになされた
ものであつて、屈折自在の平板部材を、その長さ
方向に2つの折目により屈折して上板と両側板と
により断面形状に形成し、更に両側板の折目で
互に内方へ屈折して中央で突き合せた側縁を有す
る上板と平行な底板を形成した角筒状の本体に、
側縁に連設して底板から上板内面に向つて起立す
る仕切板を設け、両側板の両端部に該側板を上板
側の折目と底板側の折目との間でコ字状に切開し
て1組の第1遊離片を形成し、仕切板を両側板に
形成された第1遊離片の基部の対向位置で幅方向
に三分割し、三分割された仕切板の両端部にその
底板側の折目に沿つて第1遊離片の長さと略同等
の切込線を施して1組の第2遊離片を形成し、該
第1遊離片をその基部に設けた折目で屈折して仕
切板に連結し、該第2遊離片をその基部に設けた
折目で屈折して側板に連結し、本体の中けた折目
で屈折して側板に連結し、本体の中央部に側板と
仕切板と第1或いは第2のいずれかの遊離片とで
囲繞される支持部を形成し、本体の両端部に側板
と仕切板と第1或いは第2のいずれかの遊離片と
で囲繞される側支持部を形成し、第1遊離片の屈
折により側板に形成された開口部と、第2遊離片
の屈折により仕切板に形成された開口部とにより
一方の側板から他方の側板に亘つて本体を横断す
る貫通孔を設けたことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案を図面により説明する。
第1図ないし第7図は本考案実施の1例を示す
ものである。
第1図および第2図は実施品を上方または下方
から見た斜視状態を示す。本体1は段ボール板紙
或いは積層クラフト紙のような屈折自在の平板部
材2を第3図示のように打ち抜き形成して用いた
もので、該平板部材2を第4図示のように断面
形状に折目3,3により屈折し上板4と両側板
5,5を形成し、更に両側板5,5の折目6によ
り内方へ屈折して両側縁7,7で突き合せ上板4
と平行な底板8を形成し断面方形の角筒状の本体
1を形成すると共に、両側縁7,7の夫々に連設
した仕切板9を本体1内方へ屈折して底板8から
起立せしめ仕切板9の端縁10を上板4内面に当
接させた。
また両側板5,5の両端部の夫々には第3図示
のように該側板5を上板4側の折目3と、底板8
側の折目6との間でコ字状に切開して折目11が
設けられた基部12と、ほぼ中間に設けた折目1
3により屈折する連結片14とを備える1組の第
1遊離片15を形成した。更に仕切板9の夫々に
は第3図示のように側板5に形成された第1遊離
片15の基部12の対向位置で幅方向に切込み1
6を施して三分割すると共に、この三分割された
仕切板9の両端部の夫々に仕切板9の底板8側の
側縁7に施された折目7aに沿つて第1遊離片1
5の長さと略同等の切込線17を施して折目18
が設けられた基部19と、ほぼ中間に設けた折目
20により屈折する連結片21とを備える1組の
第2遊離片22を形成した。
そして第1図および第5図A示のように側板5
に形成された第1遊離片15を夫々その基部12
に設けた折目11で仕切板9側に屈折し、更に連
結片14を折目13で屈折して仕切板8内面に貼
着等の手段を用いて仕切板9に連結して、本体1
の中央部に第5図A示のような段ボール板紙或い
はクラフト紙捲回した角筒状の補強部材23を差
込み自在とした側板5と仕切板9と第1遊離片1
5とで囲繞された断面方形の角形状の支持部24
を形成すると共に、該支持部24内に前記補強部
材23を差込んで収設した。また第1図および第
5図B示のように仕切板9に形成された第2遊離
片22を夫々その基部19に設けた折目18で側
板5側に屈折し、更に連結片21を折目20で屈
折して側板5の内面に貼着等の手段を用いて側板
5に連結して、本体1の両端部の夫々に第5図C
示のような段ボール板紙或いはクラフト紙を捲回
した角筒状の側補強部材25を差込み自在とした
側板5と仕切板9と第2遊離片22とで囲繞され
た断面コ形状の側支持部26を形成すると共に、
該側支持部26内に前記側補強部材25を差込ん
で収設した。
そして第1図および第5図C示のように第1遊
離片15の仕切板9側への屈折により側板5に形
成された開口部27と、第2遊離片22の側板5
側への屈折により仕切板9に形成された開口部2
8とにより、一方の側板5から他方の側板5に亘
つて本体1を横断する貫通孔29を支持部24の
両側に設けた。
また図示実施例では第1図、第3図および第5
図示のように本体1の上板4の両端縁30,30
に夫々折目31で屈折する二股形状の突片32を
備える蓋板33を連設すると共に、該蓋板33を
端縁30で屈折して上板4より垂下させると共
に、突片32を折目31で内方に屈折して前記側
支持部26の底板8側に挿入した。
以上のように構成したので、第1図、第2図お
よび第5図示のように側板5と仕切板9とは相互
に連結されて垂直状態に保たれているため、本体
1の上板4に加圧力が加えられたときには支持部
24と側支持部26で支持されると共に、支持部
24内の補強部材23と、側支持部26内の側補
強部材25とによつて支持部24と側支持部26
とを本体1の上板4の支持部材としての耐圧性を
高めることが出来る。この際補強部材23は支持
部24内に、また側補強部25は側支持部26内
に夫々収設されているので落下などの衝撃が加え
られても本体1から脱離することがない。
更に第6図示のように複数の本体1をその長さ
方向に側板5が互に隣接するように並設し、一直
線上に連なつた各本体1…の貫通孔29…内に脚
部材として貫通孔29と同寸法の本体1′を挿通
して組立てることが出来る。
従つて本考案のパレツト部材は第6図示のよう
に組立てることによりパレツト本体34として用
いることが出来る。
また第7図示のようにベニヤ板等の上下板3
5,36間に本体1と本体1′とを井桁状に組立
てたものを挟着することによりパレツト37の間
隔保持部材として用いることが出来る。
勿論脚部材として耐圧強度の優れた角筒状の紙
管或いは合成樹脂管を用いてもよい。
前記実施例にあつては補強部材23および側補
強部材25に紙管を用いた例を示したが、本考案
はこれに限らず合成樹脂等から成る筒状で耐圧強
度に優れたものであればよく、その形状も角筒状
に限らず円筒状であつてもよい。
尚図示実施例のように本体1の上板4の両端縁
30,30に蓋板33を連設すれば、側支持部2
6内に収設した側補強部材25の脱離防止効果を
更に高めることが出来ると共に、上板4に加えら
れた加圧力に対して本体1の側支持部26の耐圧
性を更に高めることが出来る。
第8図および第9図は本考案の変形例を示すも
のであつて、図示のように本体1の中央部に形成
する支持部24を側板5と、仕切板9と、仕切板
9に形成した第2遊離片22とで構成し、また本
体1の両側部に形成する側支持部26を側板5
と、仕切板9と、側板5に形成した第1遊離片1
5とで構成したものである。
(考案の効果) このように本考案によるときは、屈折自在の平
板部材で形成した角筒状の本体の底板で平板部材
の両側縁を突き合わせ、その側縁に連設して底板
から上板内面に沿つて起立する仕切板を設け、両
側板の両端部に該側板を上板側の折目と底板側の
折目との間でコ字状に切開して1組の第1遊離片
を形成し、仕切板を両側板に形成された第1遊離
片の基部の対向位置で幅方向に三分割し、三分割
された仕切板の両端部にその底板側の折目に沿つ
て第1遊離片の長さと略同等の切込線を施して1
組の第2遊離片を形成し、該第1遊離片をその基
部に設けた折目で屈折して仕切板に連結し、該第
2遊離片をその基部に設けた折目で屈折して側板
に連結し、本体の中央部に側板と仕切板と第1或
いは第2のいずれかの遊離片とで囲繞される支持
部を形成し、本体の両端部に側板と仕切板と第1
或いは第2のいずれかの遊離片とで囲繞される側
支持部を形成し、第1遊離片の屈折により側板に
形成された開口部と、第2遊離片の屈折により仕
切板に形成された開口部とにより一方の側板から
他方の側板に亘つて本体を横断する貫通孔を設け
たので、側板と仕切板とは相互に連結されて垂直
状態に保たれているため上板に加圧力が加えられ
たときには支持部と側支持部とで支持することが
出来るから優れた耐圧強度を有し、パレツト本体
或いはパレツトの間隔保持部材として用いること
が出来る。また必要に応じて、前記支持部の内方
に補強部材を収設し、また前記側支持部の内方に
側補強部材を収設すると、支持部と側支持部とを
本体の上板の支持部材としての耐圧性を更に高め
ることが出来ると共に、落下などの衝撃が加えら
れても両補強部材が本体から脱離するようなおそ
れがなく、かつ本体に貫通孔を形成したので、貫
通孔に本体を挿通して井桁状に容易に組立てるこ
とが出来るパレツト部材を提供するの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の実施の一例を示
すもので、第1図は一部を截除した斜視図、第2
図は第1図の下方から見た斜視図、第3図は第1
図の本体の展開図、第4図は第1図の−線截
断面図、第5図は組立成形の過程を示す斜視図、
第6図および第7図は実施品を用いたパレツトの
斜視図、第8図および第9図は本考案の変形例を
示すもので、第8図は第3図と同様の展開図、第
9図は第5図Aと同様の斜視図、第10図は従来
品の斜視図である。 1…本体、2…平板部材、3,6,7a,1
1,18…折目、4…上板、5…側板、7…端
縁、8…底板、9…仕切板、12…基部、15…
第1遊離片、17…切込線、19…基部、22…
第2遊離片、24…支持部、26…側支持部、2
7…先端の開口部、28…仕切板の開口部、29
…貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 屈折自在の平板部材を、その長さ方向に2つ
    の折目により屈折して上板と両側板とにより断
    面形状に形成し、更に両側板の折目で互に内
    方へ屈折して中央で突き合せた側縁を有する上
    板と平行な底板を形成した角筒状の本体に、側
    縁に連設して底板から上板内面に向つて起立す
    る仕切板を設け、両側板の両端部に該側板を上
    板側の折目と底板側の折目との間でコ字状に切
    開して1組の第1遊離片を形成し、仕切板を両
    側板に形成された第1遊離片の基部の対向位置
    で幅方向に三分割し、三分割された仕切板の両
    端部にその底板側の折目に沿つて第1遊離片の
    長さと略同等の仕込線を施して1組の第2遊離
    片を形成し、該第1遊離片をその基部に設けた
    折目で屈折して仕切板に連結し、該第2遊離片
    をその基部に設けた折目で屈折して側板に連結
    し、本体の中央部に側板と仕切板と第1或いは
    第2のいずれかの遊離片とで囲繞される支持部
    を形成し、本体の両端部に側板と仕切板と第1
    或いは第2のいずれかの遊離片とで囲繞される
    側支持部を形成し、第1遊離片の屈折により側
    板に形成された開口部と、第2遊離片の屈折に
    より仕切板に形成された開口部とにより一方の
    側板から他方の側板に亘つて本体を横断する貫
    通孔を設けたことを特徴とするパレツト部材。 2 内方に補強部材を収設した前記支持部と、内
    方に側補強部材を収設した前記側支持部とから
    成ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のパレツト部材。
JP593286U 1986-01-21 1986-01-21 Expired JPH0142506Y2 (ja)

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