JPH0142374Y2 - - Google Patents

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JPH0142374Y2
JPH0142374Y2 JP18161983U JP18161983U JPH0142374Y2 JP H0142374 Y2 JPH0142374 Y2 JP H0142374Y2 JP 18161983 U JP18161983 U JP 18161983U JP 18161983 U JP18161983 U JP 18161983U JP H0142374 Y2 JPH0142374 Y2 JP H0142374Y2
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pawl
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push
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JP18161983U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、電気機器、例えばテレビジヨン受像
機のリモートコントロールユニツトの収納用ドア
に利用できるドア開閉装置に関する。
〈従来技術〉 従来のドア開閉装置においては、第1〜6図の
如く、ドア1は基枠2に支軸3により回転開閉自
在に支持されかつねじりバネS1(第5図)によ
り開方向に付勢され、該ドア1に爪Aが形成さ
れ、前記基枠2に、爪係合位置4aと爪離脱位置
4bとの間に揺動自在でかつねじりバネS2によ
り爪係合位置4a側に付勢された爪受体4が設け
られ、前記支軸3の軸方向とは直交する方向に出
入自在でかつ突出位置5a側に付勢された押杆5
が基枠2に設けられていた。そして押杆5をその
突出位置5a側に付勢する圧縮バネS3に抗して
押込むと、爪Aが第4図の爪係合位置4aから第
5図の爪離脱位置4bに揺動してドア1が半開
し、第3図仮想線と第6図の如く、この半開状態
のドア1の突子6が、基枠2に片持状に取付けら
れた板バネ製ストツパー7に係合し、この半開状
態のドア1を手で引出すことにより突子6がスト
ツパー7を弾性変形させて乗越えることによりド
ア1を全開できるよう構成されていた。この様に
ドア1を半開から全開させる際は手の引出操作が
必要であつたため、商品の高級感がないととも
に、ストツパー7の板ばね強さの設定が難しいと
いう欠点があつた。なお、8はドア1の受皿部1
aに収納されたりリモートコントロールユニツト
である。
〈目的〉 本考案は、上記従来の欠点を除くために、押杆
の押込操作を繰返すだけで、ドアを二段以上の多
段に順次開放し得るドア開閉装置の提供を目的と
している。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を第7〜14図に基いて
説明すると、基枠2に支軸3により回転開閉自在
に支持されかつ開方向に付勢されたドア1を開閉
するドア開閉装置において、前記支軸3より等距
離Bに位置しかつ回転方向で互に離間する第一爪
A1と第二爪A2が前記ドア1に形成され、前記
基枠2に爪係合位置4aと爪離脱位置4bとの間
に移動自在でかつ爪係合位置4a側に付勢された
爪受体4が設けられ、前記支軸3の軸方向とは直
交する方向に出入自在でかつ突出位置5a側に付
勢された押杆5が基枠2に設けられ、該押杆5の
突出位置5aからの第一押込操作(第12,13
図)と前記爪受体4の爪係合位置4a(第9図)
から爪離脱位置4a(第10図)への移動とを連
動させる第一連動機構C1と、前記押杆5の第一
押込位置5bからの第二押込操作(第13,14
図)と爪受体4の爪離脱位置4b(第10図)か
ら爪係合位置4a(第9図)への移動とを連動さ
せる第二連動機構C2と、前記押杆5の第二押込
位置5cから突出位置5a(第4,12図)まで
の復帰移動時に爪受体4を爪係合位置4aに保持
する復帰機構C3とが設けられたものである。
そして前記第一連動機構C1は、第12図の如
く爪受体4の筒部11を摺動自在に案内するピン
12と、筒部11を爪係合位置4a側に付勢する
圧縮バネS4と、ピン12からの抜出しを防止す
るストツパー13(第8図)と、筒部11の下面
に突設された受片14と、押杆5の後部に横軸1
5で連結された連動杆16と、この連動杆16を
上方に付勢するねじりバネS5と、この連動杆1
6の上面に突設された押片17とから構成され、
押杆5を第12図の突出位置5aから第13図の
第一押込位置5bに押込むと、押片17の後面が
受片14の前面を押して、爪受体4は第9図の爪
係合位置4aから第10,13図の爪離脱位置4
bとなる。
また前記第二連動機構C2は第13,14図の
如く、基枠2に固定されたホルダー2aの下面に
形成された傾斜面18と、連動杆16の後部に形
成された傾斜面19と、前記爪受体4を爪係合位
置4a側に付勢する圧縮バネS4等と、連動杆1
6を付勢するねじりバネS5等とから構成され、
押杆5を第13図の第一押込位置5bから第14
図の第二押込位置5cに押込むと、一対の傾斜面
18,19からなる押込力を下向力に変換する機
構が働いて、連動杆16は下方へ揺動して押片1
7が受片14から外れ、爪受体4は圧縮バネS4
の作用で第12図と第10図の仮想線の爪係合位
置4aに復帰し、その直後に第二爪A2が爪受体
4に係合してドア1は半開状態となる。
また前記復帰機構C3は、前記受片14の後面
の傾斜面20と、押片17の前面の傾斜面21
と、連動杆16を上方に付勢する前記ねじりバネ
S5と、押杆5を突出位置5a側に付勢する圧縮
バネS7等とから構成され、押杆5から手を離す
と、押杆5と連動杆16は圧縮バネS7の力によ
り第14図の第二押込位置5cから第12図の突
出位置5aに復帰するが、その途中において、第
12図仮想線の如く押片17の傾斜面21と受片
14の傾斜面20が当接し、この傾斜面20,2
1の働きにより連動杆16の復帰力は下向力に変
換され、連動杆16は下方へ揺動して押片17は
受片14の下側をくぐり抜けて第12図の実線状
態に復帰する。なおS1はドア1を開方向付勢す
るねじりバネ、8はドア1の受皿部1aのリモー
トコントロールユニツトである。
次に作用を説明すると、押杆5を第12図の突
出位置5aから第13図の第一押込位置5bに押
込むと、押片17の後面が受片14の前面を押し
て、爪受体4は第9図の爪係合位置4aから第1
0,13図の爪離脱位置4bとなる。
さらに、一連の連続操作として、押杆5を第1
3図の第一押込位置5bから第14図の第二押込
位置5cに押込むと、一対の傾斜面18,19か
らなる押込力を下向力に変換する機構が働いて、
連動杆16は下方へ揺動して押片17が受片14
から外れ、爪受体4は圧縮バネS4の作用で第1
2図と第10図の仮想線の爪係合位置4aに復帰
し、その直後に第二爪A2が爪受体4に係合して
ドア1は半開状態となる。
次に、押杆5から手を離すと、押杆5と連動杆
16は圧縮バネS7の力により第14図の第二押
込位置5cから第12図の突出位置5aに復帰す
るが、その途中において、第12図仮想線の如く
押片17の傾斜面21と受片14の傾斜面20が
当接し、この傾斜面20,21の働きにより連動
杆16の復帰力は下向力に変換され、連動杆16
は下方へ揺動して押片17は受片14の下側をく
ぐり抜けて第12図の実線状態に復帰する。
そして第10図と仮想線状態と第12図におけ
るドア1の半開状態において、押杆5を再度押込
んで第一押込位置5b、第二押込位置5cへの押
込操作を連続して行うと、第二爪A2は爪受体4
から外れてドア1は第11図の全開状態となり、
押杆5から手を離すと、押杆5、爪受体4は第1
2図の状態に復帰するので、リモートコントロー
ルユニツト8を出入れする。
またドア1を閉めるときには、手でドア1を閉
方向に90゜だけ回転すればよく、その閉じる途中
において、まず第二爪A2、次に第一爪A1は爪
係合位置4aの爪受体4に当たるが、それぞれ爪
受体4を圧縮バネS4に抗して押すことにより係
合せずに通過できる。そして第9図のドア1の閉
状態において、爪係合位置4aの爪受体4と第一
爪A1とは係合状態を弾性的に保持される。
なお、上記実施例においては、ドア1に第一、
第二の爪A1,A2を形成した例を説明したが、
本考案においては爪は三個以上設けてもよく、こ
れにより爪の数だけの多段のドア開放が可能とな
る。
〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案は、基枠
に支軸により回転開閉自在に支持されかつ開方向
に付勢されたドアを開閉するドア開閉装置におい
て、前記支軸より等距離に位置しかつ回転方向で
互に離間する第一爪と第二爪が前記ドアに形成さ
れ、前記基枠に爪係合位置と爪離脱位置との間に
移動自在かつ爪係合位置側に付勢された爪受体が
設けられ、前記支軸の軸方向とは直交する方向に
出入自在でかつ突出位置側に付勢された押杆が基
枠に設けられ、該押杆の突出位置からの第一押込
操作と前記爪受体の爪係合位置から爪離脱位置へ
の移動とを連動させる第一連動機構と、前記押杆
の第一押込位置からの第二押込操作と爪受体の爪
離脱位置から爪係合位置への移動とを連動させる
第二連動機構と、前記押杆の第二押込位置から突
出位置までの復帰移動時に爪受体を爪係合位置に
保持する復帰機構とが設けられたものである。
したがつて、本考案によると、押杆の押込操作
を繰返すだけで、ドアを二段以上の多段に順次開
放し得るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は従来のドア開閉装置を示
すもので、第1図は正面図、第2図は一部切欠平
面図、第3図はドア閉状態のドア左端部縦断面
図、第4図はドア閉状態で爪受体の爪係合位置の
ドア右端部縦断面図、第5図は同じく爪受体の爪
離脱位置の縦断面図、第6図はドア半開状態のド
ア左端部の斜視図であり、また第7図ないし第1
4図は本考案実施例を示すもので、第7図は正面
図、第8図は一部切欠平面図、第9図はドア閉状
態で爪受体の爪係合位置の縦断面図、第10図は
同じく爪受体の爪離脱位置とドア半開状態(仮想
線)とを示す縦断面図、第11図はドア全開状態
の縦断面図、第12図は押杆の突出位置の要部縦
断面図、第13図は押杆の第一押込位置の要部縦
断面図、第14図は押杆の第二押込位置の要部縦
断面図である。 2:基枠、3:支軸、4:爪受体、4a:爪係
合位置、4b:爪離脱位置、5:押杆、5a:突
出位置、5b:第一押込位置、5c:第二押込位
置、14:受片、15:横軸、16:連動杆、1
7:押片、C1:第一連動機構、C2:第二連動
機構、C3:復帰機構、S1〜S7:バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基枠に支軸により回転開閉自在に支持されかつ
    開方向に付勢されたドアを開閉するドア開閉装置
    において、前記支軸より等距離に位置しかつ回転
    方向で互に離間する第一爪と第二爪が前記ドアに
    形成され、前記基枠に爪係合位置と爪離脱位置と
    の間に移動自在でかつ爪係合位置側に付勢された
    爪受体が設けられ、前記支軸の軸方向とは直交す
    る方向に出入自在でかつ突出位置側に付勢された
    押杆が基枠に設けられ、該押杆の突出位置からの
    第一押込操作と前記爪受体の爪係合位置から爪離
    脱位置への移動とを連動させる第一連動機構と、
    前記押杆の第一押込位置からの第二押込操作と爪
    受体の爪離脱位置から爪係合位置への移動とを連
    動させる第二連動機構と、前記押杆の第二押込位
    置から突出位置までの復帰移動時に爪受体を爪係
    合位置に保持する復帰機構とが設けられたことを
    特徴とする電気機器のドア開閉装置。
JP18161983U 1983-11-24 1983-11-24 電気機器のドア開閉装置 Granted JPS6088587U (ja)

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JP18161983U JPS6088587U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 電気機器のドア開閉装置

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JP18161983U JPS6088587U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 電気機器のドア開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS6088587U JPS6088587U (ja) 1985-06-18
JPH0142374Y2 true JPH0142374Y2 (ja) 1989-12-12

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