JPH0142000Y2 - - Google Patents

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JPH0142000Y2
JPH0142000Y2 JP13063885U JP13063885U JPH0142000Y2 JP H0142000 Y2 JPH0142000 Y2 JP H0142000Y2 JP 13063885 U JP13063885 U JP 13063885U JP 13063885 U JP13063885 U JP 13063885U JP H0142000 Y2 JPH0142000 Y2 JP H0142000Y2
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door
stopper
mold clamping
mold
safety
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プラスチツク射出成形後、ダイカス
トマシン、プレス等の型締装置における機械式安
全装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、金型を開閉する型締装置では、型締動
作中に作業者の身体の一部が金型間に入り込むの
を防ぐ安全ドアを設け、これが開いている状態で
は型締動作をさせないという電気的或は油空圧式
又は機械式のインターロツクをとつている。
従来、この種の安全装置として機械式のものに
は、安全ドア内面の閉じ側上部に、固定盤と可動
盤間に介在する上下方向に沿う安全棒を設け、安
全ドアが閉じた位置において安全棒に当てずに可
動盤を移動可能にこの可動盤に切欠きを設けた安
全装置(実公昭55−46498号公報参照)や、固定
盤に型締方向に沿うT字棒を回転可能に設け、T
字棒に回転操作レバーを設けると共に、可動盤に
T字棒のヘツドが嵌入可能な角形の孔を有する案
内筒を固定し、案内筒の孔に対して安全ドアが閉
じた位置ではT字棒のヘツドが合致し、安全ドア
が開いた位置では交差するよう前記回転操作レバ
ーを回転させるドツグを安全ドアに設けた安全装
置(実開昭53−56465号公報参照)が開発されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、安全ドア側に安全棒を設けた従来装置
では、安全ドアに安全棒等の荷重がかかり、ドア
内面側への転倒モーメントが働くため、強固なド
アガイド機構としなければならない。また、安全
棒が安全ドアを開いた状態で行なう作業の邪魔に
なると共に体裁が悪い。更に、安全棒の通過を許
容するため可動盤に切欠きを設ける加工も必要に
なる等の不都合がある。
また、T字棒と案内筒を使用した従来装置で
は、ドア閉じ状態で型締動作が行なえるようT字
棒先端のヘツドを案内筒の孔を合致させなければ
ならず、T字棒と安全ドア間の連動機構を高精度
に製作する必要がある。また、ドア開き状態で型
締動作を行なつたときT字棒が案内筒下端面に当
接してそれ以上の型締動作を停止できるために
は、案内筒下端の孔部が受圧面積とならないか
ら、T字棒先端のヘツド端部(係止部)とこれを
受ける案内筒下端面とをかなり大きくする必要が
あるという不都合がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の機械式型締安全装置は、対向配置され
た一対の金型取付板の側部に、型締方向と直角方
向に開閉可能な安全ドアを配設した型締装置にお
いて、一方の金型取付板に、ドア開き方向に付勢
されており、安全ドアによりドア閉じ方向に押動
されるストツパー板を設け、他方の金型取付板
に、型開限位置で前記ストツパー板に達しない長
さの型締方向に沿うストツパー棒を設けると共
に、前記ストツパー板に、安全ドアによりドア閉
じ方向に最も押動された位置で前記ストツパー棒
が貫通可能な孔を設けたことを特徴としており、
構造、動作とも単純化でき、かつ、コンパクトな
構造でドア開き状態での型締動作を確実に防止で
きるようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案を堅型の型締装置に適用した図示
する実施例に沿い説明する。
第1図〜第3図において、1はフレーム2上に
支持固定された下金型取付板で、該取付板1に
は、型締板3で下端を連結した複数本のタイバー
4(実施例では4本)が上下に摺動可能に貫通す
ると共に、型締板3に一端を連結した型締駆動装
置5(実施例ではシリンダ)と下金型6とが装着
されている。
7は前記タイバー4の上端に装着された上金型
取付板で、該取付板7には、前記下金型6と対向
する上金型8が装着されている。
9は安全ドアで、上下金型取付板1,7の側部
に、ローラ10とレール11等よりなるガイド機
構を介して型締方向と直角方向(第1図の左右方
向)に移動可能に配設され、第1図の左、右方向
移動でそれぞれ上下金型6,8間を開き又は閉じ
得るようになつている。この安全ドア9の裏面に
は、ドア開閉方向と直角方向に突出するドツグ1
2が設けられている。
13は四角筒状のストツパー板ガイドで、上、
下金型取付板1,7の一方(実施例では下金型取
付板1)にドア開閉方向に沿いブラケツト14を
介して装着されており、該ガイド13のドア開き
方向側にのみ開口している。このストツパー板ガ
イド13の上下対向壁には、第5図、第6図に示
すように対応する孔15が設けられている。
第4図〜第7図において、16はストツパー板
で、ストツパー板ガイド13内に移動可能に嵌入
され、かつ、抜止め17によりドア開き方向に抜
出ないように保持されると共に、押出し装置18
(実施例ではバネ)によりドア開き方向に付勢さ
れてストツパー板ガイド13より突出している。
このストツパー板16は、先端にて安全ドア9の
ドツグ12と当接可能に配設されており、安全ド
ア9から押出し装置18の力に打勝つ力を受けて
ドア閉じ方向に押動されるようになつている。ス
トツパー板16には、ドア閉じ方向に最も押動さ
れた第7図に示す位置で前記孔15と一致する孔
19が設けられている。
第1図〜第3図において、20はストツパー棒
ホルダーで、上下金型取付板1,7の他方(実施
例では上金型取付板7)に装着されており、該ホ
ルダー20には型締方向に沿うネジ孔21が設け
られている。
22は型締方向に沿うネジ棒製のストツパー棒
で、ストツパー棒ホルダー20のネジ孔21に螺
挿され、かつ、該ストツパー棒22に螺合したロ
ツクナツト23で締付けられて、前記ストツパー
板ガイド13の孔15の中心線上に配設されてい
る。このストツパー棒22は、金型6,8に応じ
て第1図に示す型開限位置で下端面がストツパー
板16に達しないように調整可能となつている。
前記孔15,19は、第7図に示すようにこれ
らが一致した状態で型締動作によりストツパー棒
22が貫通可能な大きさに形成されており、かつ
ストツパー棒22が孔15,19を貫通すること
によつて型締動作を許容するようになつている。
尚、ストツパー板16及びストツパー棒22を
金型取付板1,7の外に配置した例につき説明し
たが、寸法的に余裕があれば金型取付板1,7間
に配置してもよいことは勿論である。
(作用) 安全ドア9を第1図の右方向に閉じ、図示しな
いドアロツク装置で固定すると、第7図に示すよ
うにストツパー板16は、押出し装置18の力に
打勝つ力でドア閉じ方向に最も押動されてその位
置に保持される。このとき、ストツパー板16の
孔19はストツパー板ガイド13の孔15と一致
しているから、型締駆動装置5の伸長作動により
上金型取付板7を下動させると、ストツパー棒2
2は前記一致した孔15,19を貫通することに
なり、型締動作を行なえる。
しかし、安全ドア9が少しでも開いていると、
第4図〜第6図に示すようにストツパー板16は
押出し装置18の力でドア開き方向に押し出され
て、前記孔15,19の一致状態が得られず、ス
トツパー棒22はストツパー板16に直角に突き
当つて確実に支持されることになり、型締動作が
不能となる。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、安全ドアが閉じた状態で
のみストツパー棒がストツパー板に設けた孔を貫
通して型締動作を行なえるが、安全ドアが開いて
いれば孔の位置がずれるためストツパー棒はスト
ツパー板に当接し、それ以上の型締動作が不能と
なるから、構造、動作とも単純で、コンパクトな
構造でありながら安全ドアが開いている時の型締
動作を確実に防止できると共に金型間に手等を挾
むといつた人身事故も確実に防止できる等の効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を安全ドアを省略し
てドア開き状態で示す正面図、第2図、第3図、
第4図は第1図の右側面図、平面図、矢視の部
分拡大平面図、第5図は第4図の〜線に沿う断
面図、第6図は第5図の〜線に沿う断面図、第
7図はドア閉じ状態で示す第4図に対応した平面
図である。 1……下金型取付板、3……型締板、4……タ
イバー、5……型締駆動装置、7……上金型取付
板、9……安全ドア、12……ドツグ、13……
ストツパー板ガイド、15,19……孔、16…
…ストツパー板、18……押出し装置、20……
ストツパー棒ホルダー、22……ストツパー棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向配置された一対の金型取付板の側部に、型
    締方向と直角方向に開閉可能な安全ドアを配設し
    た型締装置において、一方の金型取付板に、ドア
    開き方向に付勢されており、安全ドアによりドア
    閉じ方向に押動されるストツパー板を設け、他方
    の金型取付板に、型開限位置で前記ストツパー板
    に達しない長さの型締方向に沿うストツパー棒を
    設けると共に、前記ストツパー板に、安全ドアに
    よりドア閉じ方向に最も押動された位置で前記ス
    トツパー棒が貫通可能な孔を設けたことを特徴と
    する機械式型締安全装置。
JP13063885U 1985-08-27 1985-08-27 Expired JPH0142000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13063885U JPH0142000Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13063885U JPH0142000Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6239095U JPS6239095U (ja) 1987-03-09
JPH0142000Y2 true JPH0142000Y2 (ja) 1989-12-11

Family

ID=31028327

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JP13063885U Expired JPH0142000Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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JPS6487321A (en) * 1987-09-30 1989-03-31 Nissei Plastics Ind Co Mold clamping safety device of vertical injection molder

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JPS6239095U (ja) 1987-03-09

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