JP3043949U - 射出成形機の安全装置 - Google Patents

射出成形機の安全装置

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JP3043949U
JP3043949U JP1997005136U JP513697U JP3043949U JP 3043949 U JP3043949 U JP 3043949U JP 1997005136 U JP1997005136 U JP 1997005136U JP 513697 U JP513697 U JP 513697U JP 3043949 U JP3043949 U JP 3043949U
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JP
Japan
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fixed
stopper
mold clamping
platen
support shaft
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JP1997005136U
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Inventor
久良 田島
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株式会社名機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形機の型締装置の可動盤が予期せずに
移動することを阻止する。 【解決手段】 可動盤、固定盤もしくは型締盤に固着し
た支持軸と、該支持軸に回転自在に外嵌した回転軸と、
該回転軸に所定の回転半径を有するように固着したスト
ッパとからなり、該ストッパが可動盤と型締盤もしくは
固定盤との間隙に侵入する位置と退出する位置を有する
ように前記支持軸の固着位置を定めた。さらには、その
作動を確認し、安全性を高めるためリミットスイッチを
設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
射出成形機の型締装置において、可動盤をそのストローク間に停止した場合の 予期しない移動を阻止するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形機の型締装置の安全装置としては、従来、安全扉があり、成形作業中 移動する可動盤や金型に接近出来ないように構成されている。しかし安全扉を開 放して、金型から成形品を取り出したり、金型交換やその付帯装置に関わる作業 または型締装置の保守点検等を行う場合には油圧装置や電気制御装置の故障によ り、予期せずに可動盤が移動する危険が潜む。そのような事態を防止するため、 従来は型閉駆動装置の電源を遮断したり、可動盤の移動を阻止するための部材を 可動盤と固定盤または型締盤との間に、安全扉の開放作動に連動して係合もしく は掛合するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、該型閉駆動装置の電源を遮断しても、型締装置が竪型であり、 可動盤が上下に移動するものにおいては、その自重によって油圧装置や電気制御 装置が正常であっても、作動油の漏れ等により可動盤が落下移動することがある 。また、前記の移動阻止部材は安全扉との連動機構が複雑であり、高価になると いう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、可動盤、固定盤もしくは型締盤に固着した支持軸と、該支持軸に回転 自在に外嵌した回転軸と、該回転軸に所定の回転半径を有するように固着したス トッパとから構成し、該ストッパが可動盤と型締盤もしくは固定盤との間隙に侵 入する位置と退出する位置を有するように前記支持軸の固着位置を定めたのであ る。さらにその作動を確認し、安全性を高めるためリミットスイッチを設けたの である。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。16は型締装置であり 、型開閉せしめるとともに型締力を発生する型締シリンダ等の一部である鍔状の 型締盤3と、該型締盤3に嵌挿し進退するラム4と、該ラム4の端部に固着した 可動盤1と、該可動盤1とともに金型7を圧締する固定盤2と、該固定盤2と型 締盤3との間をナット6により張設し可動盤1を案内するタイバ5からなる。可 動盤1はラム4により固定盤2にたいし近接離間可能となっており、金型7を圧 締する図示の位置と、金型7を可動盤1と固定盤2に分離して開く位置との間を 往復移動する。
【0006】 支持軸9を固着したブラケット8を、ボルト等で型締盤3の側面に取り付けて いる。該支持軸9には、その直径より僅か大きい内径を有する管状の回転軸10 が回転自在に外嵌されている。該回転軸10の側面には所定長さのアーム11の 一端が固着され、該アーム11の他端には前記支持軸9より軸方向に長いストッ パ12が固着されている。該ストッパ12は丸棒等からなり、可動盤1と型締盤 3との間隙に回転して侵入し、逆回転して退出するように前記ブラケット8の固 着位置を定めている。図1の実施例では、図2のA−A線矢視拡大断面図に示す ように、回転侵入したストッパ12(破線で示す)はタイバ5の側面に当接し、 ブラケット8の側面に固着した座17によってストッパ12の退出の逆回転が停 止するようにしている。
【0007】 該座17にはリミットスイッチ15が取り付けられ、逆回転停止時にアーム1 1により作動せしめられる。なお、本実施例ではストッパ12の退出時のみ作動 する一個のリミットスイッチを設けたが、ストッパ12の侵入時に作動するよう にしてもよいし、退出時侵入時のいずれにも作動するように二個設けてもよい。 これらのリミットスイッチは、図示しない制御装置に接続され、型締装置16の 型閉作動回路におけるインターロックを形成する。
【0008】 ストッパ12を人力により回動し易くするためのハンドル14が、ストッパ1 2の側面に必要に応じて取付られる。
【0009】 ストッパ12の端部には、調節ボルト13が螺設されている。該調節ボルト1 3は、ストッパ12の侵入前にねじ込んでストッパ12の長さを短縮し、侵入後 に伸長させて、間隙の距離にストッパ12の長さを合致せしめるように使用され る。
【0010】 以上図1により、本考案の安全装置を、型締盤3に取り付ける形態で説明した が、可動盤1または固定盤2に取り付けても同様であり、可動盤1と型締盤3と の間隙かまたは、可動盤1と固定盤2との間隙のいずれか、もしくは両方に設け ることも可能である。さらに、ストッパ12の異なった長さを有する複数の安全 装置を装備して、異なったストローク位置に対応するようにしてもよい。
【0011】
【考案の効果】
長時間射出成形機を停止して、金型の交換や修理等を行う場合に、可動盤が予 期せず移動しないように阻止する簡易な安全装置を低価格で提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の安全装置を型締装置に取り付け、スト
ッパが退出して型開閉可能な状態を示す側面図である。
【図2】図1におけるA−A線矢視拡大断面図である。
【符号の説明】
1 可動盤 2 固定盤 3 型締盤 4 ラム 5 タイバ 6 ナット 7 金型 8 ブラケット 9 支持軸 10 回転軸 11 アーム 12 ストッパ 13 調節ボルト 14 ハンドル 15 リミットスイッチ 16 型締装置 17 座

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動盤、固定盤もしくは型締盤に固着し
    た支持軸と、該支持軸に回転自在に外嵌した回転軸と、
    該回転軸に所定の回転半径を有するように固着したスト
    ッパとからなり、該ストッパが可動盤と型締盤との間隙
    もしくは可動盤と固定盤との間隙に侵入する位置と退出
    する位置を有するように前記支持軸の固着位置を定めた
    ことを特徴とする射出成形機の安全装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパの前記侵入位置および/ま
    たは前記退出位置で作動するリミットスイッチを設けた
    ことを特徴とする請求項1の射出成形機の安全装置。
JP1997005136U 1997-05-30 1997-05-30 射出成形機の安全装置 Expired - Lifetime JP3043949U (ja)

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