JPH0141549Y2 - - Google Patents

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JPH0141549Y2
JPH0141549Y2 JP1981077378U JP7737881U JPH0141549Y2 JP H0141549 Y2 JPH0141549 Y2 JP H0141549Y2 JP 1981077378 U JP1981077378 U JP 1981077378U JP 7737881 U JP7737881 U JP 7737881U JP H0141549 Y2 JPH0141549 Y2 JP H0141549Y2
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【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、ねじが形成される前のビス素材の脚
部に、座金を自動的に嵌合させる装置に関する。
普通、座金付きビスは、ねじが形成される前の
ビス素材の脚部に座金を嵌合させた状態で、転造
盤により前記脚部にねじを形成して制作される。
そして本考案は、前記脚部に座金が嵌合したビス
素材を前記転造盤に供給する装置等で使用され
る。
(2) 従来の技術 従来、座金とビス素材(またはボルト素材)と
の自動嵌合装置として、特開昭49−92677号公報
に記載されたものが知られている。この公報に
は、頭部と脚部(すなわちボルト軸部)とを有し
前記脚部が下向きの姿勢で移送されるビス素材の
通路に前記ビス素材の脚部下端と嵌合する姿勢で
座金を供給する座金供給装置が記載されている。
また、同公報には、前記ビス素材の脚部下端と嵌
合した前記座金が前記ビス素材と一緒に移送され
るときに前記座金を案内支持するとともに前記座
金をビス素材頭部に接近させるように形成された
座金案内表面、およびこの座金案内表面に沿つて
形成されるとともに前記ビス素材の脚部を案内す
る脚部案内溝を有するガイド部材(すなわち案内
用レール)が記載されている。そして、前記公報
に記載された前記座金供給装置およびガイド部材
等から座金とビス素材との自動嵌合装置が構成さ
れている。
(3) 考案が解決しようとする課題 前記公報に記載された従来の座金とビス素材と
の自動嵌合装置における前記座金供給装置は、移
送されるビス素材の通路中に、移送方向(前方)
に行くに従つて上方に傾斜(すなわち前方に昇傾
斜)する座金支持面を形成し、この傾斜した座金
支持面に座金を供給するように構成されている。
このような前方に昇傾斜した座金支持面は後方
(移送方向と反対方向)に行くに従つて下方に傾
斜(すなわち後方に降傾斜)しているので、その
座金支持面に供給された座金はその後方に滑り易
い。座金が滑つてビス素材の通路中における位置
または姿勢にバラツキが生じた場合には、ビス素
材の脚部に座金が嵌合しない場合が生じるという
問題点がある。また、前記傾斜した座金支持面に
座金を供給するための座金シユートは、座金を滑
落可能に支持するシユート底面が前記傾斜した座
金支持面と同様に傾斜して形成されている。そし
て、その傾斜したシユート底面によつて座金の側
面が滑落可能に支持されている。このように、シ
ユート底面によつて座金の側面を滑落可能に支持
する場合は、シユート底面によつて座金の外周面
を滑落可能に支持する場合に比べて、座金が滑落
する際の摩耗抵抗力が大きくなる。このため、座
金の側面を滑落可能に支持する前記座金シユート
では、座金を前記傾斜した座金支持面に迅速確実
に供給することが容易でないという問題点があ
る。
本考案は前述の事情に鑑み、移送されるビス素
材の脚部の下端と嵌合し易い所定の位置に所定の
姿勢で迅速確実に座金を供給することを課題とす
る。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本考案の座金とビ
ス素材との自動嵌合装置は、頭部と脚部とを有し
前記脚部が下向きの姿勢で移送されるビス素材の
通路に前記ビス素材の脚部下端と嵌合する姿勢で
座金を供給する座金供給装置と、前記ビス素材の
脚部下端と嵌合した前記座金が前記ビス素材と一
緒に移送されるときに前記座金を案内支持すると
ともに前記座金をビス素材頭部に接近させるよう
に形成された座金案内表面と、この座金案内表面
に沿つて形成されるとともに前記ビス素材の脚部
を案内する脚部案内溝と、を備えた座金とビス素
材との自動嵌合装置において、 前記座金供給装置は、前記ビス素材の通路に略
鉛直姿勢で座金を供給する座金シユートと、前記
座金シユートから供給された座金をビス素材の前
記通路中に略鉛直且つ前記通路を横切る姿勢で保
持する座金保持溝とを備え、前記座金保持溝は、
上縁が前記座金案内表面に接続された座金前側保
持面と、この座金前側保持面から所定間隔離れて
後方に配設されるとともに上下に揺動可能な座金
後側保持面と、前記座金後側保持面と座金前側保
持面との間に配設されるとともに前記ビス素材の
通路を挟んで前記座金シユートに対向して配設さ
れたストツパ面と、前記座金後側保持面および座
金前側保持面間に供給された座金の下端を支持す
る底面と、から形成されたことを特徴とする。
(2) 作用 前述の本考案の座金とビス素材との自動嵌合装
置の前記座金供給装置は、前記ビス素材の通路に
座金を略鉛直姿勢で供給する座金シユートを備え
ている。したがつて、前記座金シユートは、その
シユート底面により略鉛直姿勢の座金の外周面を
支持することになる。このように、シユート底面
によつて略鉛直姿勢の座金の外周面を支持する場
合は、座金が滑落する際の摩擦抵抗力が小さいの
で、座金が前記座金保持溝に迅速確実に供給され
る。
また、前記の本考案の座金とビス素材との自動
嵌合装置の前記座金供給装置は、前記座金シユー
トから供給された座金をビス素材の前記通路中に
略鉛直に保持する座金保持溝を備えており、前記
座金保持溝は、前記座金前側保持面と、この座金
前側保持面から所定間隔離れて配設された座金後
側保持面と、前記座金後側保持面と座金前側保持
面との間に配設されるとともに前記ビス素材の通
路を挟んで前記座金シユートに対向して配設され
たストツパ面と、前記座金後側保持面および座金
前側保持面間に供給された座金の下端を支持する
底面と、から形成されている。したがつて、座金
シユートから座金保持溝に供給された座金は、そ
の座金保持溝内に略鉛直に保持される。すなわ
ち、座金は常に、ビス素材の通路中の所定の位置
(座金保持溝内)に所定の姿勢(略鉛直な姿勢)
で確実に保持される。このような所定の位置およ
び姿勢に保持された座金は移送されてくるビス素
材の脚部下端と確実に嵌合される。そしてビス素
材の脚部下端と嵌合した座金はビス素材の移動に
つれて、前記座金前側保持面の上縁から前記座金
案内表面に乗り上がつて支持される。そして、前
記ビス素材の移動が進むにつれて前記ビス素材の
脚部下端は前記脚部案内溝に進入する。このと
き、前記座金案内表面に案内支持される座金は、
ビス素材の頭部に近づいていく。
ところで、前記座金が座金案内表面に乗り上が
る際、座金の外周縁が前記座金保持溝を形成する
座金後側保持面に引つ掛かる場合がある。ところ
が、座金後側保持面は上下に揺動可能に構成され
ているので、前記座金の外周縁が座金後側保持面
に引つ掛かつた場合には、座金後側保持面が上方
に揺動する。したがつて、この場合にも座金は支
障無く座金案内表面に乗り上がつて、座金案内表
面上に支持される。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の座金とビス素材との
自動嵌合装置の一実施例を説明する。
第1A,1B図は、ビス素材aと座金bとの自
動嵌合装置の一実施例の全体概略説明図である。
なお、前記座金bは、普通の座金(ワツシヤ)で
あつても、また、ばね座金(スプリングワツシ
ヤ)であつてもどちらでもよいが、この実施例で
はばね座金bを用いた場合について説明する。第
1図において、基台1上には、モータ(図示せ
ず)により減速機(図示せず)を介して回転駆動
される駆動軸2と、この駆動軸2と一体的に回転
するビス素材受け円板3とが配設されている。こ
のビス素材受け円板3の外周部には適当な間隔で
ビス素材受け溝3a,3a,…(第1B図参照)
が形成されている。ビス素材受け溝3a,3a,
…には、ビス素材aがビス素材用パーツフイーダ
4からビス素材シユート5を介して順次供給され
る。ビス素材aは脚部および頭部を有しており、
第1B図に示すようにその頭部が前記ビス素材受
け溝3a,3a,…に係止される。したがつて各
ビス素材aは、ビス素材受け円板3の外周部に吊
り下げられた状態で、ビス素材受け円板3の回転
に伴い円周方向に移送される。
また、前記駆動軸2には、前記ビス素材受け円
板3の上方に複数の扇形のビス素材頭部押さえ板
6,6,…が駆動軸2と一体的に回転可能且つ軸
方向(第1図中、上下方向)に変位可能に装着さ
れている。前記複数の扇形のビス素材頭部押さえ
板6,6,…は駆動軸2の軸方向から見た場合互
いに重なり合うことなく、且つ1つのリングを形
成するように配設されている。そして、各ビス素
材頭部押さえ板6は、駆動軸2と共に回転しなが
ら、所定の位置では下降して前記ビス素材受け円
板3に吊り下げられたビス素材aの頭部を押圧
し、所定の位置で上昇してビス素材aの頭部から
離れるように構成されている。このように回転し
ながら所定位置で上昇または下降するような構成
は従来公知であり、たとえば、ビス素材頭部押さ
え板6の上方に上下方向の位置が円周方向で異な
るカム面を有するカム部材を固定配置するととも
に、前記ビス素材頭部押さえ板6の上面に前記カ
ム面と係合するカム面摺接用突出部材を設ける構
成等を採用することができる。
また、前記基台1上には、前記ビス素材受け円
板3の外周下方にガイド部材7が配設されてい
る。このガイド部材7は、その上面に座金案内表
面7aが形成されるとともに前記座金案内表面7
aの中央部分に長手方向に沿つて脚部案内溝7b
が形成されている。そして、前記ビス素材受け円
板3の回転に伴つてビス素材aが移送されるとき
には、ビス素材aの脚部は前記脚部案内溝7bに
沿つて移送される。
前記ガイド部材7の後端7c(すなわち案内開
始端(第1A,1B図中、左端)、ここでは移送
方向を前方としているので、前記ビス素材aを案
内するガイド部材7の案内終了端(第1A,1B
図中、右端)が前端7dであり、前記案内開始端
が後端である。)には、座金用パーツフイーダ8
から座金シユートS1を介してばね座金bが供給
されるように構成されている。なお、その構成に
ついては後で詳述する。
また、前記ガイド部材7の前端には排出シユー
ト9が接続されており、ガイド部材7の後端7c
においてビス素材aとその脚部に嵌合したばね座
金bとは、前記排出シユート9から図示しない転
造盤に移送されるように構成されている。
次に、第1A図〜第6図により前述のガイド部
材7の後端にばね座金bを供給する座金供給装置
Sについて詳述する。
前記座金供給装置Sは、上端が前記座金用パー
ツフイーダ8に接続されるとともに略45゜の傾斜
角で配置された前記座金シユートS1と、この座
金シユートS1に接続された減速停止部S2とか
ら構成されている。第2A〜2C図によく示され
ているように座金シユートS1は、ばね座金bを
略鉛直な姿勢で滑落させる直線状座金通過溝10
aが形成されたブロツク10と、このブロツク1
0にねじで固定された複数の受け板支え金11
と、この受け板支え金11にねじで固定された一
枚の座金側面受け板12とから構成されている。
この座金側面受け板12の端面は前記直線状座金
通過溝10a内を滑落するばね座金bがこぼれ落
ちるのを防止している。
前記減速停止部S2は、下部ブロツク13と、
この下部ブロツク13の後側面(第4B,5図
中、左側面)にねじ14で固着された下部座金側
面受け板15とから構成されている。下部ブロツ
ク13にはその後側面に、前記直線状座金通過溝
10aと同一の横断面形状を有する曲線状座金通
過溝13a(第4B図参照)が形成されている。
そして、前記下部座金側面受け板15の上縁部は
前記曲線状座金通過溝13a内の座金bがこぼれ
落ちるのを防止している。また、下部ブロツク1
3の先端部(第3,4図A中、右端部。第5図
中、上端部)には、前記曲線状座金通過溝13a
の前側(第5,6図中、右側)に座金案内表面1
3bが形成されている。この座金案内表面13b
の後端縁は、前記曲線状座金通過溝13aの底面
から垂直に立ち上がつた座金前側保持面13c
(第6図C参照)の上縁に接続されている。そし
て、前記ブロツク10と下部ブロツク13とは連
結板16(第3,4A,5図参照)およびねじ1
7,18,18等により一体的に結合されてい
る。
また、前記下部ブロツク13の先端には柱状の
ストツパ19がねじ20で固定されている。第4
A,5図においてストツパ19は、前記曲線状座
金通過溝13aの先端に供給された座金bを前記
先端位置で停止させるための部材であり、座金b
が上方に跳ね上がつて脱落するのを防止するため
の突出部19aが設けられている。また、ストツ
パ19には、ビス素材aの円弧状の通路l(第4
A,5図参照)の曲線に沿つて座金bが移送され
るように切り欠き19bが形成されている。
第3〜6図に示すように、前記下部座金側面受
け板15の後側面には、ねじ21(第6図参照)
により撥ね上げレバー支持部材22が固定されて
いる。この撥ね上げレバー支持部材22には、垂
直な一対の側壁22a,22a(第4A,5図参
照)が設けられており、前記側壁22a,22a
に支持された水平なヒンジピン23によつて撥ね
上げレバー24が上下に揺動自在に支持されてい
る。前記撥ね上げレバー24の上面には、第4
A,5,6図に示すように、前記ビス素材aの脚
部を通過させるための通過溝24aが形成される
とともに、前記曲線状座金通過溝13a先端部に
近接して形成された前記座金後側保持面24b
(第6図C参照)が設けられている。
そして、この座金後側保持面24b、前記座金
前側保持面13c、前記ストツパ19、および前
記両座金保持面13c,24b間に形成された前
記曲線状座金通過溝13aの底面等から座金保持
溝Cが形成されている。
第6図において、撥ね上げレバー24は、ばね
圧調整ねじ25に固定されたばね支持板25aと
前記撥ね上げレバー24下面との間に配設された
圧縮ばね26により、常時時計方向の回転力を付
与されている。そして、この撥ね上げレバー24
の前記ヒンジピン23回りの通常の姿勢は、その
下面に設けられた姿勢調節用ねじ27によつて調
節されるようになつている。
次に、前述の構成を備えた本考案の実施例の作
用について説明する。
前記座金供給装置Sの座金シユートS1を略鉛
直な姿勢で滑落する座金bは、前記座金シユート
S1の直線状座金通過溝10aの底面によつて座
金bの外周面が支持されているので、滑落する際
の摩擦抵抗力が小さい。そして、この直線状座金
通過溝10aから曲線状座金通過溝13aに供給
された座金bは、曲線状座金通過溝13aの底面
によつてその外周面が支持されるので、曲線状座
金通過溝13aを通過する際の摩擦抵抗力も小さ
い。したがつて、座金bは前記座金シユートS1
から前記座金保持溝Cに迅速確実に供給される。
そして、この座金保持溝Cに供給された座金b
は、前記ストツパ19のストツパ面に衝突してそ
の位置で停止し、座金保持溝C内に所定の姿勢
(略鉛直な姿勢)で保持される(第6図A参照)。
このようにしてビス素材aの通過中の所定の位
置(座金保持溝C内)に所定の姿勢(略鉛直な姿
勢)で確実に保持された座金bは、移送されてく
るビス素材aの脚部下端と確実に嵌合される(第
6図B参照)。そしてビス素材aの脚部下端と嵌
合した座金bはビス素材aの移動につれて、前記
座金前側保持面13cの上縁から前記座金案内表
面13bに乗り上がつて支持される(第6図C参
照)。そして、前記ビス素材aの移動が進むにつ
れて前記ビス素材aは前記座金案内表面13b上
を移動し(第6図D参照)、次に座金案内表面7
aによつて支持されるようになる。前記ビス素材
aの移動がさらに進むと、その脚部下端は前記脚
部案内溝7b(第1B図参照)内に進入する。こ
のとき、前記座金案内表面7aに案内支持される
座金bは、ビス素材aの頭部に近づいていく。
ところで、第6図Cについて、前記座金bが座
金案内表面13bに乗り上がる際、座金bの外周
縁が前記座金保持溝Cを形成する座金後側保持面
24bに引つ掛かる場合がある。ところが、前記
撥ね上げレバー24は上下に揺動可能に構成され
ている。したがつて、前記座金後側保持面24b
は上下に揺動可能に構成されているので、前記座
金bの外周縁が座金後側保持面24bに引つ掛か
つた場合には、座金後側保持面24bが上方に揺
動する。したがつて、この場合にも座金bは支障
無く前記座金案内表面13bに乗り上がつて、そ
の上に支持される。
以上、本考案による座金とビス素材との自動嵌
合装置の実施例を詳述したが、本考案は、前述の
実施例に限定されるものではなく、実用新案登録
請求の範囲に記載された本考案を逸脱することな
く、種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば、前記座金シユートS1と減速停止部
S2とは別体に構成したものを結合する代わり
に、最初から一体のものとして構成することが可
能であり、また、座金案内表面13bの中央部に
も、ビス素材aの脚部が通過する脚部案内溝を形
成することが可能である。
C 考案の効果 前述の本考案の座金とビス素材との自動嵌合装
置によれば、前記座金供給装置が、前記ビス素材
の通路に略鉛直姿勢で座金を供給する座金シユー
トと、前記座金シユートから供給された座金をビ
ス素材の前記通路中に略鉛直且つ前記通路を横切
る姿勢で保持する座金保持溝とを備えているの
で、移送されるビス素材の脚部の下端と嵌合し易
い所定の位置に所定の姿勢で迅速確実に座金を供
給することができる。
また、前記座金保持溝の座金後側保持面が前記
座金前側保持面から所定間隔離れて後方に配設さ
れるとともに上下に揺動可能に構成されているの
で、座金は、その外周縁が座金後側保持面に引つ
掛かつても、座金案内表面に容易に乗り上げるこ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案による座金とビス素材との自
動嵌合装置の一実施例の正面図、第1B図はその
要部の分解斜視図、第2A図は同実施例の座金供
給装置の要部の後面図、第2B図は前記第2A図
のB−B線断面図、第2C図は前記第2B図
の矢視C部分の拡大図、第3図は同実施例の座
金供給装置の要部の前面図、第4A図は同実施例
の座金供給装置の要部の上面図、第4B図は第4
A図のB−B線端面図、第5図は同実施例の
要部の上面図、第6図A〜Dは同実施例の作用説
明図、である。 a……ビス素材、b……座金、l……ビス素材
aの通路、C……座金保持溝、S……座金供給装
置、S1……座金シユート、7a,13b……座
金案内表面、7b……脚部案内溝、13c……座
金前側保持面、19……ストツパ、24b……座
金後側保持面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 頭部と脚部とを有し前記脚部が下向きの姿勢で
    移送されるビス素材の通路に前記ビス素材の脚部
    下端と嵌合する姿勢で座金を供給する座金供給装
    置と、前記ビス素材の脚部下端と嵌合した前記座
    金が前記ビス素材と一緒に移送されるときに前記
    座金を案内支持するとともに前記座金をビス素材
    頭部に接近させるように形成された座金案内表面
    と、この座金案内表面に沿つて形成されるととも
    に前記ビス素材の脚部を案内する脚部案内溝と、
    を備えた座金とビス素材との自動嵌合装置におい
    て、 前記座金供給装置は、前記ビス素材の通路に略
    鉛直姿勢で座金を供給する座金シユートと、前記
    座金シユートから供給された座金をビス素材の前
    記通路中に略鉛直且つ前記通路を横切る姿勢で保
    持する座金保持溝とを備え、前記座金保持溝は、
    上縁が前記座金案内表面に接続された座金前側保
    持面と、この座金前側保持面から所定間隔離れて
    後方に配設されるとともに上下に揺動可能な座金
    後側保持面と、前記座金後側保持面と座金前側保
    持面との間に配設されるとともに前記ビス素材の
    通路を挟んで前記座金シユートに対向して配設さ
    れたストツパ面と、前記座金後側保持面および座
    金前側保持面間に供給された座金の下端を支持す
    る底面と、から形成された、座金とビス素材との
    自動嵌合装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4992677A (ja) * 1972-12-30 1974-09-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4992677A (ja) * 1972-12-30 1974-09-04

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