JPH0140828Y2 - - Google Patents

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JPH0140828Y2
JPH0140828Y2 JP1985172512U JP17251285U JPH0140828Y2 JP H0140828 Y2 JPH0140828 Y2 JP H0140828Y2 JP 1985172512 U JP1985172512 U JP 1985172512U JP 17251285 U JP17251285 U JP 17251285U JP H0140828 Y2 JPH0140828 Y2 JP H0140828Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
packaging box
flexible sheet
plate
side plates
upper edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP1985172512U
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English (en)
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JPS6280816U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主に工場内において、完成品または
半完成品等を保管し、または移動させる時に用い
られる包装箱に関するものである。
従来の技術 従来、このような包装箱には第7図に示される
ものがあつた。すなわち、段ボール紙で構成され
た箱の側板1,2,3,4のそれぞれの上縁に、
断面コの字状の補強用枠体7,8,9,10がは
め込まれている。角部には、本包装箱を複数個重
ねた場合に上側に載せられる包装箱の横ずれを防
止するための係止部材11が設けられる。係止部
材11は中央のヒンジ部において回動自在となる
ように接合されている。
以上のように構成された包装箱は、工場におい
て出来上がつた製品等が一時的に収容され、複数
段に重ねられて保管され、また他の工程へ移動さ
れる。
第7図では箱状に形成されている様子を示した
が、本包装箱を空の状態で保管する場合、または
空の状態で移動させる場合は第8図に示されるよ
うに全体を折りたたむ。このように折りたたむこ
とによつて余分な場所を取ることなく収納するこ
とが出来る。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、工場内においてこのような包装
箱を用いて製品等を収納する場合、複数段重ねら
れたもののうち、最上段のものについては製品へ
の防塵のための蓋を被せる必要があり、このため
最上段のものについては第7図のように段ボール
紙製の蓋21を被せていた。しかし、保管場所の
移動や輸送用車への積み込み等の際には包装箱の
重ね方が変わつてしまう場合があり、蓋の数が不
足する可能性がある。そのため、それぞれの包装
箱に個別に蓋を固定して設ける方法が考えられる
が、箱を折りたたむ場合に、これらの蓋がかさば
るという不都合が生じる。
本考案は以上の問題点に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構成で収容物に対する防塵効果を得
ることが出来ると共に、折りたたむ場合でも何ら
かさばることのない包装箱を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するため、側板上縁
と断面コ字状の補強用の枠体との間に柔軟シート
の端部を挟み込み、開口部を上記柔軟性シートが
覆うように構成したものである。
作 用 以上のように構成することにより、包装箱の使
用時は柔軟性シートを収容物の上から被せること
により、極めて簡単な構成で収容物に対する防塵
効果を得ることが出来る。
実施例 以下、本考案の一実施例における包装箱につい
て図面に基づいて説明する。第1図において1,
2,3,4は側板である。5及び6はそれぞれ側
板2及び4の下辺部に一体に設けられ、底板を構
成するためのフラツプである。
また、側板1及び3の下辺部にも同様にフラツ
プ(図示せず)が設けられている。側板1,2,
3,4及びそれぞれの側板に設けられたフラツプ
は、連続した1枚の段ボール紙から構成される。
側板1,2,3,4のそれぞれの上縁には断面コ
字状の補強用枠体7,8,9,10がはめ込まれ
る。11は第7図に示される従来例と同様、本包
装箱の上端角部に合計4ケ所設けられ、上側に載
せられる包装箱の横ずれを防止するための係止部
材である。第2図は係止部材11を示すものであ
る。係止部材11は左右2つの部材から成り、そ
れぞれの部材に内板11a及び外板11bが設け
られ、例えば枠体8及び9の上から側板3及び4
の上縁を挟むように構成される。また、上部には
係止板11cが設けられ、この係止板が重ねられ
た箱の横ずれを防止する。
左右両部材の内板11aはヒンジ部11dによ
つて回動自在となるように結合される。11e及
び11fは、上に重ねられる箱の落ち込み防止の
ための支え板である。支え板11e及び11fは
それぞれ内板11aに回動自在となるように結合
され、また支え板11e及び11fの双方も互に
回動自在となるように結合される。また、内板1
1aの中央部11gには外板11bに設けられた
穴(図示せず)にはまるボス(図示せず)が設け
られる。一方、側板1,2,3,4の内板11a
と外板11bとに挟まれる部分には、上記ボスが
貫通するように穴が設けられている。そして、上
記ボスが側板に設けられた穴に貫通することによ
り、係止部材11が側板から外れないようになつ
ている。
13及び14は箱の開口部を覆う柔軟性シート
であり、材質は発泡ポリエチレンである。柔軟性
シート13の一方の端辺部は枠体9と側板4との
間に挟まれて固定され、柔軟性シート14の一方
の端辺は枠体7と側板2との間に挟まれて固定さ
れる。柔軟性シート13及び14の長さは箱の長
さの1/2より長く構成され、中央部にオーバーラ
ツプする部分が出来るように構成される。
以下柔軟性シート13,14の形状を説明す
る。
第3図は柔軟性シート13を示すものである。
ただし、柔軟性シート14も柔軟性シート13と
同じ形状である。柔軟性シート13の一方の側辺
の両側にはスリツト15が設けられる。スリツト
15に挟まれた片部16は枠体9によつて挟持さ
れる。一方、両方のスリツト15の外側の片部1
7は、第1図に示されるように枠体9には挟持さ
れず、そのまま係止部材11に接する。枠体7,
8,9,10の端部には係止部材11がはまつて
おり、もし柔軟性シート13の側辺の全てを枠体
が挟むようにすると、角部では係止部材11も柔
軟性シート13を挟んでしまうこととなり、柔軟
性シート13を破損する可能性がある。このため
本実施例では柔軟性シート13,14にスリツト
15を設け、柔軟性シート13,14の角部が係
止部材11に挟まれないようにしている。
第4図は本包装箱の側板4の上部を切断した状
態を示すものである。柔軟性シート13の片部1
6は側板4の上縁部に被せられ、その上から枠体
9がはめ込まれている。
第5図は第1図において本包装箱を線A−Aに
沿つて切断した場合の断面を示すものである。柔
軟性シート13及び14はそれぞれ枠体9及び7
に同様に挟持されている。そして内容物18の上
に被さつている。
本実施例における包装箱を使用しない時は、従
来と同様、第8図に示されるように折りたたんで
保管される。この場合、柔軟性シート13及び1
4は各側板の間に挟まれたままの状態で折りたた
まれる。
第6図は柔軟性シート13及び14の長さを変
えた場合の実施例を示すものである。柔軟性シー
ト13は箱の開口部を一枚でほぼ覆うような長さ
に、また柔軟性シート14は柔軟性シート13よ
りさらに長く構成されている。柔軟性シート13
は内容物18を覆い、柔軟性シート14は本包装
箱の底面に敷かれ内容物18を保護する。
考案の効果 以上のように本考案は、側板上縁と断面コ字状
の補強用枠体との間に柔軟性シートを挟んで取り
付けたことにより、包装箱の使用時は柔軟性シー
トを収容物の上から被せることにより、簡単な構
成で収容物に体する防塵効果を得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるる包装箱の
斜視図、第2図は同包装箱に用いられる係止部材
を示す斜視図、第3図は同包装箱に設けられる柔
軟性シートの斜視図、第4図は第1図における包
装箱を線A−Aで切断した場合の要部断面図、第
5図は第1図における包装箱を線A−Aで切断し
た場合の断面図、第6図は本考案の他の実施例に
おける包装箱の断面図、第7図は従来の包装箱の
斜視図、第8図は同包装箱を折りたたむ場合を示
す斜視図である。 1,2,3,4……側板、7,8,9,10…
…枠体、11……係止部材、13,14……柔軟
性シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の側板と底板を有し、上記側板のそれぞれ
    の接合部および上記側板と上記底板の接合部が折
    り曲げ自在となつて折り畳み可能に構成され、上
    記側板の上縁に断面コ字状の補強用の枠体を装着
    するとともに、一対の柔軟性シートの一方のもの
    の一辺部を相対向する一対の側板の一方の上縁と
    枠体の間に挟持し、他方の柔軟性シートの一辺部
    を他方の側板の上縁と枠体の間に挟持し、双方の
    柔軟性シートが重なり可能なように構成した事を
    特徴とする包装箱。
JP1985172512U 1985-11-08 1985-11-08 Expired JPH0140828Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985172512U JPH0140828Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985172512U JPH0140828Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6280816U JPS6280816U (ja) 1987-05-23
JPH0140828Y2 true JPH0140828Y2 (ja) 1989-12-05

Family

ID=31109116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985172512U Expired JPH0140828Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

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JPS54163993U (ja) * 1978-05-10 1979-11-16

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JPS6280816U (ja) 1987-05-23

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