JPH0140594Y2 - - Google Patents

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JPH0140594Y2
JPH0140594Y2 JP3311984U JP3311984U JPH0140594Y2 JP H0140594 Y2 JPH0140594 Y2 JP H0140594Y2 JP 3311984 U JP3311984 U JP 3311984U JP 3311984 U JP3311984 U JP 3311984U JP H0140594 Y2 JPH0140594 Y2 JP H0140594Y2
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プレス加工した板金の製品を下型よ
り型外に搬出する装置に関するものである。
〔従来技術〕
プレス加工した板金の製品を下型より自動的に
搬出する従来の装置としては第1図で示すよう
に、下型1に凹部6を設け、この凹部6内にガイ
ドロツド3によつて上下方向に案内されたリフタ
2を配置させ、これを昇降作動させるシリンダ4
を設置し、下型1上のワークWをリフタ2により
下型1の上方に持ち上げ、さらに下型1の側方に
設置したキツカー5によつて前記持ち上げられて
いるワークWを型外に押し出すようにした構造の
ものが用いられていた。
この従来装置によると、下型にシリンダ4の駆
動源を必要とするリフタ2と、シリンダ装置によ
るキツカー5とを必要とし、流体圧力の配管設備
並びにその制御装置等の複雑な機構で高価な設備
費用となり、また、リフタ2とキツカー5との作
動タイミングをとらねばならず、殊にキツカー5
が後退しないとワークを下型に搬入することがで
きない等の問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、下型上のプレス製品を上型に取付け
られた搬出機構により、上型の上昇動を利用して
持ち上げ、かつ型外に搬出するようにし、専用の
流体圧力駆動源を全く不要としたプレス製品搬出
装置を提供するものである。
〔考案の構成〕
本考案の特徴とする構成は、プレス機における
下型上のプレス製品を持ち上げて型外に搬出する
装置であつて、上型11の左右両側に支持部材1
2を固設し、この支持部材12に案内バー13の
基端を枢軸14にて枢着して案内バー13の基端
が上型11の昇降動により上下方向に旋回可能に
支持すると共に、水平状態を保持するよう上型1
1と案内バー13との間に引張スプリング15を
取付け、前記案内バー13に案内筒18を固設
し、この案内筒18にスライダ16を案内バー1
3の長手方向に対して直交する方向に進退移動可
能に案内支持し、案内筒18には前記スライダ1
6に係脱する摺動駒19と、この摺動駒19を押
動してスライダ16を常に後退方向に付勢するス
プリング20と、このスプリング20を圧縮して
スライダ16を前進端に保持するよう前記摺動駒
19の後退移動を規制するロツクピン21とを設
け、前記支持部材12に上型の上昇端で前記ロツ
クピン21を摺動駒19より外してロツクを解除
する作動レバー25を備え、前記スライダ16に
下型10上のプレス製品を支持するリフタバー1
7を案内バー13と平行に、かつ上型11の下面
の左右両側で対向するよう取付け、下型10には
上型11の上昇動に伴い前記案内バー13の先端
を係合し案内バー13を前記枢軸14の軸心回り
で旋回傾斜させる係合部材28と、上型11の下
降位置でスライダ16を前進押動させる案内部材
30とを設置したものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を第2図乃至第5図によつ
て説明する。第2図及び第3図において、10は
下型、11は上型である。この上型11は下型1
0に対して昇降動する。
上記上型11に支持部材12を固設し、これに
案内バー13を枢軸14によつて上下方向に旋回
可能に枢支すると共に、上型11と案内バー13
との間に、案内バー13を水平状態に保持するよ
う引張スプリング15が取付けられている。
前記案内バー13にはプレス製品を支持するリ
フタバー17を備えたスライダ16が、案内バー
13の旋回動では一体運動し、旋回方向に対し直
交する方向には進退移動可能に、かつ常に後退方
向に弾機押圧して設けられている。この具体的な
構成を第4図及び第5図を加えて説明する。
前記案内バー13に、その枢軸14と平行な軸
線方向に案内筒18を固設し、この案内筒18内
に摺動駒19を嵌挿させ、前記スライダ16と係
合する。また案内筒18内には前記摺動駒19を
押動してスライダ16を常に後退方向に押圧移動
するスプリング20が挿入されている。さらに、
案内筒18には前記摺動駒19がスプリング20
を圧縮したスライダ16の前進位置で摺動駒19
に係合するロツクピン21が設置され、このロツ
クピン21をプレス製品の持ち上げ搬出時に係合
を解除する作動バー25が前記支持部材12に案
内バー13の枢軸14よりも上位で枢軸26によ
り枢支されている。27は作動バー25を上昇動
させてロツクピン21の係合を外すためのテコ部
材であり、案内バー13上に固定されている。
一方、下型10には上型11の上昇動に伴い案
内バー13を前記枢軸14の軸心回りで旋回傾斜
させるための係合部材28を支柱29を介して設
け、また、上型11の下降位置でスライダ16を
前進移動させる案内部材30が設けられている。
この案内部材30は第5図で明らかなように、上
型11の下降に伴つてスライダ16を摺動駒19
と共にスプリング20を圧縮して前進移動させる
傾斜案内面31bと、上型11の下降端において
最前進位置に保持する鉛直案内面31aとが形成
されているものである。尚、上記構成の装置は上
型11の左右両側にリフタバー17が対向するよ
う一対で配置される。
次に上記構成の作用について説明する。上型1
1が下降して下型10上のワークをプレス加工し
たときには第3図の実線で示すように案内バー1
3は引張スプリング15の張力によつて水平方向
に位置され、スライダ16は案内部材30の鉛直
案内面31aにより前進端に位置される。このと
き、ロツクピン21が摺動駒19に係合し、摺動
駒19の後退移動を規制している。前記スライダ
16の前進移動によつてリフタバー17は下型1
0上のワークの両端下面に位置される。
この状態で上型11が上昇動することにより上
型11と共に上昇するリフタバー17はワークを
支持して下型10より上方に持ち上げる。そし
て、上型11の上昇動に伴つて、案内バー13の
先端上面が下型10上に固設されている係合部材
28に当接係合し、引張スプリング15の張力に
抗して枢軸14を支点として枢軸14の軸心回り
で旋回傾斜する。尚上型11の上昇によつてスラ
イダ16は案内部材30から外れるが、ロツクピ
ン21により摺動駒19の後退移動を規制されて
いるためリフタバー17はワークを支持した状態
を保持している。
上型11が上昇端に達したときに案内バー13
は最も下向きに傾斜した角度となりリフタバー1
7上のワークは滑つて型外に搬出される。また同
時に作動バー25はテコ部材27によつて持ち上
り、ロツクピン21を摺動駒19より外してロツ
クを解除する。これにより摺動駒19はスプリン
グ20によつて後退端に押動し、前進していたリ
フタバー17はスライダ16を介して後退移動
し、図示では省略している左右一対のリフタバー
17は大きく開いた状態となる。
この上型11の上昇による加工済のワークを型
外に搬出している間に図略のローデイング装置に
よつて加工すべきワークが下型10上に搬入さ
れ、プレス加工の開始信号に基いて上型11が下
降動する。このとき、前記したように左右一対の
リフタバー17は大きく開いているので、下型1
0上のワークに干渉することなく通過し、上型1
1がワークをプレスする下降行程でスライダ16
が案内部材30の傾斜案内面31bに当接して
除々に前進移動し、上型11の最下降端で鉛直案
内面31aに当接して前記したようにリフタバー
17をワークの両端下面まで前進移動し、ロツク
ピン21が摺動駒19に係合する作用を行うので
ある。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の装置によると、下型上の
ワークの持ち上げから型外に搬出する自動作業を
上型の上昇運動を利用して行うものであるから、
従来装置のように、ワークの持ち上げ、型外への
押し出しの2方向の作動を行わせるためのそれぞ
れのアクチユエータを全く不要とし、省エネル
ギ、設備費の低減が得られると共に、上型の上昇
による加工済ワークの搬出時に下型上に未加工ワ
ークの搬入を行うことができるため、加工サイク
ル時間の短縮が図られる。また、下型上にワーク
を搬入していても、リフタバーは加工済のワーク
を搬出すると同時に後退して大きく開くため、上
型の下降時に下型上に搬入されているワークと何
ら干渉することなく通過し、次回の搬出に備える
等の格別の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の断面図、第2図は本考案装
置の斜視図、第3図は側面図、第4図は主要構成
部分の平面図、第5図は第4図のV−V矢視図で
ある。 10……下型、11……上型、12……支持部
材、13……案内バー、15……引張スプリン
グ、16……スライダ、17……リフタバー、1
8……案内筒、19……摺動駒、20……スプリ
ング、21……ロツクピン、25……作動バー、
27……テコ部材、28……係合部材、30……
案内部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機における下型上のプレス製品を持ち上
    げて型外に搬出する装置であつて、上型11の左
    右両側に支持部材12を固設し、この支持部材1
    2に案内バー13の基端を枢軸14にて枢着して
    案内バー13の基端が上型11の昇降動により上
    下方向に旋回可能に支持すると共に、水平状態を
    保持するよう上型11と案内バー13との間に引
    張スプリング15を取付け、前記案内バー13に
    案内筒18を固設し、この案内筒18にスライダ
    16を案内バー13の長手方向に対して直交する
    方向に進退移動可能に案内支持し、案内筒18に
    は前記スライダ16に係脱する摺動駒19と、こ
    の摺動駒19を押動してスライダ16を常に後退
    方向に付勢するスプリング20と、このスプリン
    グ20を圧縮してスライダ16を前進端に保持す
    るよう前記摺動駒19の後退移動を規制するロツ
    クピン21とを設け、前記支持部材12に上型の
    上昇端で前記ロツクピン21を摺動駒19より外
    してロツクを解除する作動レバー25を備え、前
    記スライダ16に下型10上のプレス製品を支持
    するリフタバー17を案内バー13と平行に、か
    つ上型11の下面の左右両側で対向するよう取付
    け、下型10には上型11の上昇動に伴い前記案
    内バー13の先端を係合し案内バー13を前記枢
    軸14の軸心回りで旋回傾斜させる係合部材28
    と、上型11の下降位置でスライダ16を前進押
    動させる案内部材30とを設置して成るプレス製
    品搬出装置。
JP3311984U 1984-03-09 1984-03-09 プレス製品搬出装置 Granted JPS60146541U (ja)

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JP3311984U JPS60146541U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 プレス製品搬出装置

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JP3311984U JPS60146541U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 プレス製品搬出装置

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Publication Number Publication Date
JPS60146541U JPS60146541U (ja) 1985-09-28
JPH0140594Y2 true JPH0140594Y2 (ja) 1989-12-04

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