JPH0140548Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0140548Y2
JPH0140548Y2 JP1983016054U JP1605483U JPH0140548Y2 JP H0140548 Y2 JPH0140548 Y2 JP H0140548Y2 JP 1983016054 U JP1983016054 U JP 1983016054U JP 1605483 U JP1605483 U JP 1605483U JP H0140548 Y2 JPH0140548 Y2 JP H0140548Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
ornament
leg
doll
insertion leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983016054U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59122190U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1605483U priority Critical patent/JPS59122190U/ja
Publication of JPS59122190U publication Critical patent/JPS59122190U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0140548Y2 publication Critical patent/JPH0140548Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は人形用髪飾りに関する。
一般に、人形用の髪飾りは飾り部と差込脚とか
ら構成されているが、このような髪飾りは第1図
aに示されるように、飾り部10の下端から差込
脚11がストレートに突出するものと、同図bに
示されるように、飾り部10の背面から差込脚1
1を鈎形に屈曲して突出するものとがある。これ
らの髪飾りを人形に取付けるときは、差込脚11
を人形の頭髪Hに差込むが、この場合、前者の髪
飾りは飾り部10だけが頭髪Hから角のように突
出してしまい、違和感が生じ、体裁が悪くなると
ともに頭髪Hから抜けやすい。これに対して後者
の髪飾りは、差込脚11が人形の髪に対し、飾り
部10の中間付近まで差込まれるので、体裁もよ
く、取付けも安定する。しかしながら、このよう
な髪飾りは一体の金型で成型することはできなか
つたから、飾り部10と差込脚11とを個別に成
型して組立てるか、または一体成形の成形工程の
途中で金型の一部をスライドさせる等、金型が複
雑になるほか、成形が煩雑であつたから、コスト
が高くなる欠点があつた。
本考案は上記欠点を解決し、特に成形、組立て
が楽で、パツケージも容易であり、しかも体裁も
良好な頭飾り部10を提案することを目的とす
る。
以下、図面によつて本考案の一実施態様につい
て説明する。
図において符号Aは人形用髪飾りを示す。この
人形用髪飾りAは、合成樹脂を成形して成るもの
で、成形時には第2図a,bに示すように飾り部
1の一端から薄肉のヒンジ2を介して差込脚3が
飾り部1の面方向に突出して連継されている。飾
り部1の表面1aには花模様が浮出し形成され、
背面1bにはヒンジ2の近傍に凸状係合部5が突
出形成されている。差込脚3の基部には上記凸状
係合部5と同じ側に凹状係合部6が形成され、こ
の凹状係合部6は上記凸状係合部5と互いに係合
可能に形成され、一定の高さhを有している。そ
して、差込脚3は上記凹状係合部6の反対側端部
から二股状に延出し、その略中間部3aは円弧状
に弯曲している。
人形用髪飾りAは、上記のように全体として偏
平状に形成されているので、飾り部1と差込脚3
とは合成樹脂をインジエクシヨン成形すること等
により、常法の通り一組の金型で簡単に一体成形
できるから、一度に複数の人形用髪飾りの成形が
可能である。したがつて、生産性も非常に良い。
次に、上記構成の人形用髪飾り飾りAを組立る
ときは、第2図cのように、差込脚3をヒンジ2
から飾り部1の背面側に折曲げ、凹状係合部6を
飾り部1の背面に形成されている凸状係合部5に
係合させる。この係合により、差込脚3と飾り部
1との折曲げ状態が保持される。また、飾り部1
の背面と差込脚3との間には少なくとも凹状係合
部6の高さhにより頭髪を挟む程度の間〓を有す
る頭髪挟み部7が形成される。
このように、人形用髪飾りAは折曲げと係合に
より簡単に組立てることができ、第2図c及び第
3図に示すようにこれを人形の頭髪Hに取付ける
ときは、頭髪Hは差込脚3の先端から基部まで差
込まれるが、このとき頭髪Hは飾り部1と差込脚
3の間に形成された頭髪挟み部7内に挟持状に納
められるので、差込脚3が頭髪Hに隠れるととも
に、人形用髪飾りAは頭髪Hに対し確実に、しか
もなじみの良い状態で固定される。したがつて、
人形用髪飾りAは従来のような違和感を生ずるこ
となく、体裁が良い。なお、差込脚3には弯曲部
3aが形成されているので、頭髪Hから抜けにく
い。
なお、係合部5,6の凹凸は、上記図示例と反
対でもよく、また互いに係合してヒンジの折曲げ
状態を保持するものであれば、凹凸部や棒、孔部
材の嵌込みに限らず、他の構成であつてもよい。
また、飾り部と背面と差込脚との間に頭髪挟み
部を形成するためには、係合部以外に飾り部又は
差込脚の背面に適宜形状の間隔保持部(図示せ
ず)を設ける構成としてもよい。さらに、上記頭
髪挟み部としては、必ずしも飾り部と差込脚との
間に間隔が設けられている必要はない。例えばヒ
ンジの折曲げによつて飾り部の背面と差込脚とが
接触していてもよい。
以上詳しく説明したように、本考案の人形用髪
飾りは、飾り部と差込脚との間に頭髪挟み部が設
けられているので、人形の頭髪は差込脚だけでな
く、飾り部の背面側にまで差込まれて挟み部の間
に挟まれる。したがつて、人形用髪飾りは頭髪に
確実に保持固定され、また頭髪から突出すること
なく、その表面に自然に現われるから違和感がな
く、差込脚は頭髪の内側に隠されるので、一層頭
髪に対するなじみが良い。
さらに、上記の飾り機能を備えた人形用髪飾り
は成形時に飾り部の面方向にヒンジを介して差込
脚を突出しておき、上記ヒンジを介して折曲げて
飾り部及び差込脚にそれぞれ形成された係合部を
互いに係合させて折曲げ状態を保持して組立てて
成るものである。このように、上記髪飾りは組立
前は飾り部と差込脚とが略同一面上にへん平状に
形成されているから、一組の金型で極めて容易に
成形でき、このため金型ロスがなくしかも大量成
形も可能となるので、生産性が高く、製造コスト
を大幅に低減できる。その他、組立ても極めて容
易であるから、使用時に組立てることができる。
したがつて、偏平状態のままコンパクトにパツケ
ージできるので、輸送コスト等も軽減でき、使用
者が最終的な組立てを楽しむこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ従来の人形用髪飾りの
取付け状態を示す斜視図、第2図a,b及びcは
それぞれ本考案の人形用髪飾りの正面図、側面図
及び組立時の側面図であり、第3図は上記髪飾り
の使用状態図である。 符号A……人形髪飾り、1……飾り部、2……
ヒンジ、3……差込脚、5……凸状係合部、6…
…凹状係合部、7……頭髪挟み部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 飾り部と差込脚とから構成される下記要件を備
    えたことを特徴とする人形用髪飾り。 (イ) 飾り部と差込脚との間には薄肉のヒンジが一
    体に形成され、差込脚は上記ヒンジを介して飾
    り部の背面側に折曲げ可能に連係されているこ
    と。 (ロ) ヒンジをはさんで飾り部側と差込脚側とに
    は、折曲げ時に互いに係合する係合部が形成さ
    れていること。 (ハ) 飾り部と差込脚との間には折曲げ時に上記係
    合部により頭髪を挟む程度の間〓を有する頭髪
    挟み部が形成されていること。
JP1605483U 1983-02-04 1983-02-04 人形用髪飾り Granted JPS59122190U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1605483U JPS59122190U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 人形用髪飾り

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1605483U JPS59122190U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 人形用髪飾り

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59122190U JPS59122190U (ja) 1984-08-17
JPH0140548Y2 true JPH0140548Y2 (ja) 1989-12-04

Family

ID=30147356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1605483U Granted JPS59122190U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 人形用髪飾り

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59122190U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533126B2 (ja) * 1977-12-29 1980-08-29
JPS5810483U (ja) * 1981-07-08 1983-01-22 富士精工株式会社 広告枠等における蝶番装置
JPS6030703B2 (ja) * 1981-09-11 1985-07-18 株式会社トクヤマ 変性ポリプロピレン組成物

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810483Y2 (ja) * 1978-08-22 1983-02-25 リ−ダ−株式会社 合成樹脂製ヘヤ−ピン
JPS6030703U (ja) * 1983-08-04 1985-03-01 株式会社 ヨシバ 髪飾り

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533126B2 (ja) * 1977-12-29 1980-08-29
JPS5810483U (ja) * 1981-07-08 1983-01-22 富士精工株式会社 広告枠等における蝶番装置
JPS6030703B2 (ja) * 1981-09-11 1985-07-18 株式会社トクヤマ 変性ポリプロピレン組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59122190U (ja) 1984-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5893377A (en) Hairstyling implement with detachable decorative piece
JPH0140548Y2 (ja)
JPH01319728A (ja) プラスチック製眼鏡フレーム用装飾体およびその装着方法
USD332290S (en) Combined doll hair ornament holder and hair ornaments
JPH0745278Y2 (ja) 指輪玩具
KR910008303Y1 (ko) 장신구
JPS64862Y2 (ja)
CN217185052U (zh) 一种组合式针扣
JPS6330257Y2 (ja)
JPH0345215Y2 (ja)
JPH049921Y2 (ja)
KR200206070Y1 (ko) 머리핀
JPH0118118Y2 (ja)
KR200257727Y1 (ko) 완구인형
JPS6228881Y2 (ja)
KR200246828Y1 (ko) 장식편 부착구조를 갖는 악세사리
KR930005027Y1 (ko) 가방용 장식구
JP3034937U (ja) 髪飾り兼用人形飾り
JPH0415050Y2 (ja)
JP3028366U (ja) 身飾品
JPH0111057Y2 (ja)
JP3039044U (ja) シール写真付装飾具
JPS6419314U (ja)
JPH0649341Y2 (ja) 人形用髪結い具
WO1999009855A1 (en) Hairstyling implement with detachable decorative piece