JPH0140290Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0140290Y2 JPH0140290Y2 JP1983033164U JP3316483U JPH0140290Y2 JP H0140290 Y2 JPH0140290 Y2 JP H0140290Y2 JP 1983033164 U JP1983033164 U JP 1983033164U JP 3316483 U JP3316483 U JP 3316483U JP H0140290 Y2 JPH0140290 Y2 JP H0140290Y2
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- JP
- Japan
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- battery
- engine
- generator
- voltage
- power generation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の分野
この考案はバツテリの充電装置に関し、特に自
動車に搭載されたバツテリの充電装置に関する。
動車に搭載されたバツテリの充電装置に関する。
考案の背景
近年、自動車に搭載される電装部品の数が増加
し、消費電力も大きくなつている。それゆえ、電
力供給源であるバツテリを頻繁に充電しなければ
ならず、充電のための発電機がエンジンの負荷と
して大きな比重を占めるようになつている。
し、消費電力も大きくなつている。それゆえ、電
力供給源であるバツテリを頻繁に充電しなければ
ならず、充電のための発電機がエンジンの負荷と
して大きな比重を占めるようになつている。
一方、エンジンにかかる負荷は、当然のことな
がら、できるだけ少ない方が効率的である。さら
に、最近は燃料の消費量の低減を図るため、すな
わちいわゆる省エネのために、エンジンの回転
数、特にアイドル回転数をできるだけ低く設定す
ようにされている。よつて、上記各要望を満足す
るためには、バツテリの充電装置を改良すること
が必要だつたのである。
がら、できるだけ少ない方が効率的である。さら
に、最近は燃料の消費量の低減を図るため、すな
わちいわゆる省エネのために、エンジンの回転
数、特にアイドル回転数をできるだけ低く設定す
ようにされている。よつて、上記各要望を満足す
るためには、バツテリの充電装置を改良すること
が必要だつたのである。
考案の目的
この考案は上記のような課題を解決するために
なされたもので、車両の走行状態に応じて発電に
よるエンジンへの負荷量を制御すことが可能なバ
ツテリの充電装置を提供することを目的とする。
なされたもので、車両の走行状態に応じて発電に
よるエンジンへの負荷量を制御すことが可能なバ
ツテリの充電装置を提供することを目的とする。
考案の要約
この考案に係るバツテリの充電装置は、充電す
べきバツテリに接続された発電機と、バツテリの
出力電圧を検出する電圧検出手段と、発電機の目
的とする発電状態を設定する設定手段と、車両の
走行状態を検出する手段と、電圧検出手段および
走行状態検出手段に応答して発電機が発電を開始
してから目的とする発電状態に達するまでの時間
を制御する時間制御手段とを含む。
べきバツテリに接続された発電機と、バツテリの
出力電圧を検出する電圧検出手段と、発電機の目
的とする発電状態を設定する設定手段と、車両の
走行状態を検出する手段と、電圧検出手段および
走行状態検出手段に応答して発電機が発電を開始
してから目的とする発電状態に達するまでの時間
を制御する時間制御手段とを含む。
動作において、時間制御手段は、車両の走行状
態およびバツテリの出力電圧に応じて、発電機が
発電を開始してから目的とする発電状態に達する
までの時間を制御する。したがつて、車両の走行
状態および必要とされる充電量に応じて、発電に
よるエンジンへの負担量を制御することができ
る。
態およびバツテリの出力電圧に応じて、発電機が
発電を開始してから目的とする発電状態に達する
までの時間を制御する。したがつて、車両の走行
状態および必要とされる充電量に応じて、発電に
よるエンジンへの負担量を制御することができ
る。
この考案の上述の目的と特徴は、図面を参照し
て行なう以下の実施例の説明から一層明らかとな
ろう。
て行なう以下の実施例の説明から一層明らかとな
ろう。
実施例の説明
第1図はこの考案の一実施例の構成ブロツク図
である。
である。
第1図を参照して、エンジンコントロールユニ
ツト1は、インプツト/アウトプツトインターフ
エイス、CPU,ROM,RAM等を含むマイクロ
コンピユータで構成されている。このエンジンコ
ントロールユニツトには、水温データ、バツテリ
電圧データ、エンジン回転データ、アイドルスイ
ツチデータ、車速データ、吸入空気量のデータそ
の他エンジンの制御に必要なデータが与えられて
いる。エンジンコントロールユニツト1では、そ
れら各データに基づいて、アイドル回転数、エン
ジンプラグの点火制御、燃料の噴射制御その他必
要なエンジン関係の制御を行なうために制御信号
を出力する。
ツト1は、インプツト/アウトプツトインターフ
エイス、CPU,ROM,RAM等を含むマイクロ
コンピユータで構成されている。このエンジンコ
ントロールユニツトには、水温データ、バツテリ
電圧データ、エンジン回転データ、アイドルスイ
ツチデータ、車速データ、吸入空気量のデータそ
の他エンジンの制御に必要なデータが与えられて
いる。エンジンコントロールユニツト1では、そ
れら各データに基づいて、アイドル回転数、エン
ジンプラグの点火制御、燃料の噴射制御その他必
要なエンジン関係の制御を行なうために制御信号
を出力する。
さらに、この実施例では、エンジンコントロー
ルユニツト1は、バツテリの充電制御、言い換え
ればバツテリを充電する発電機のオン/オフ制御
を行なう。これがこの実施例の特徴である。
ルユニツト1は、バツテリの充電制御、言い換え
ればバツテリを充電する発電機のオン/オフ制御
を行なう。これがこの実施例の特徴である。
発電機5の制御は、発電機界磁巻線4に流す電
流を制御することによつてなされる。すなわち、
発電機の界磁巻線4は一方端子が電圧+Bに接続
され、他方端子はスイツチングトランジスタ2お
よび3を介して接地されている。このトランジス
タ2にはエンジンコントロールユニツト1から抵
抗を介して発電制御信号が与えられる。
流を制御することによつてなされる。すなわち、
発電機の界磁巻線4は一方端子が電圧+Bに接続
され、他方端子はスイツチングトランジスタ2お
よび3を介して接地されている。このトランジス
タ2にはエンジンコントロールユニツト1から抵
抗を介して発電制御信号が与えられる。
エンジンコントロールユニツト1からトランジ
スタ2のベースに制御信号が与えられると、トラ
ンジスタ2がオンし、トランジスタ3がオンす
る。よつて、界磁巻線4に電流が流れ発電機5が
オンする。そして、発電機5によつて発生された
電圧は、たとえばダイオード6で整流されて+B
とされ、図示しないバツテリを充電する。
スタ2のベースに制御信号が与えられると、トラ
ンジスタ2がオンし、トランジスタ3がオンす
る。よつて、界磁巻線4に電流が流れ発電機5が
オンする。そして、発電機5によつて発生された
電圧は、たとえばダイオード6で整流されて+B
とされ、図示しないバツテリを充電する。
エンジンコントロールユニツト1から制御信号
が与えられない場合は、トランジスタ2および3
がオフし、界磁巻線4には電流が流れない。よつ
て、発電機5はオフであり、発電はされない。
が与えられない場合は、トランジスタ2および3
がオフし、界磁巻線4には電流が流れない。よつ
て、発電機5はオフであり、発電はされない。
ところで、上記説明において、エンジンコント
ロールユニツト1からトランジスタ2のベースに
与えられる発電制御信号は、バツテリの電圧状態
および車の走行モードに応答して、最も適切な制
御信号が与えられるようにされている。
ロールユニツト1からトランジスタ2のベースに
与えられる発電制御信号は、バツテリの電圧状態
および車の走行モードに応答して、最も適切な制
御信号が与えられるようにされている。
より詳しく言えば、エンジンコントロールユニ
ツト1からトランジスタ2のベースに制御信号を
与えて、発電機5をオンする場合、バツテリの電
圧状態および車の走行状態に応じて、界磁巻線4
に流れる電流がOから目的の電流に達するまでの
時間を種々変化させ、また目的の電流の量を加減
して、発電機5の発電状態を制御し、発電負荷を
必要に応じて変化させるのである。
ツト1からトランジスタ2のベースに制御信号を
与えて、発電機5をオンする場合、バツテリの電
圧状態および車の走行状態に応じて、界磁巻線4
に流れる電流がOから目的の電流に達するまでの
時間を種々変化させ、また目的の電流の量を加減
して、発電機5の発電状態を制御し、発電負荷を
必要に応じて変化させるのである。
第2図は、上記エンジンコントロールユニツト
1(第1図)からトランジスタ2のベースに与え
られる発電制御信号の変化を説明するための、エ
ンジンコントロールユニツト1のサブルーチンを
示すフロー図である。
1(第1図)からトランジスタ2のベースに与え
られる発電制御信号の変化を説明するための、エ
ンジンコントロールユニツト1のサブルーチンを
示すフロー図である。
第2図を参照して行なう以下の動作説明から、
エンジンコントロールユニツト1から出力される
発電制御信号の変化がよく理解できるであろう。
エンジンコントロールユニツト1から出力される
発電制御信号の変化がよく理解できるであろう。
サブルーチンがスタートすると、ステツプS1
において、検出されたバツテリの電圧VBが、予
め定めれた第1の電圧VOと等しいかまたはそれ
以下であるかが判断される。この予め定められた
バツテリ電圧VOは、たとえば、バツテリが充電
不要な状態であることを示す第1の基準電圧であ
る。それゆえ、ステツプS1において、検出され
たバツテリ電圧VBが充電不要な電圧状態である
ことを示す第1の基準電圧VCより大きい場合は、
ステツプS6においてデユーテイ比がOの信号が
与えられ、トランジスタ2(第1図)がオンされ
ず、発電機5はオフのまま、プログラムはリター
ンになる。
において、検出されたバツテリの電圧VBが、予
め定めれた第1の電圧VOと等しいかまたはそれ
以下であるかが判断される。この予め定められた
バツテリ電圧VOは、たとえば、バツテリが充電
不要な状態であることを示す第1の基準電圧であ
る。それゆえ、ステツプS1において、検出され
たバツテリ電圧VBが充電不要な電圧状態である
ことを示す第1の基準電圧VCより大きい場合は、
ステツプS6においてデユーテイ比がOの信号が
与えられ、トランジスタ2(第1図)がオンされ
ず、発電機5はオフのまま、プログラムはリター
ンになる。
ステツプS1において、検出バツテリ電圧VB
が充電不要な第1の基準電圧VOと等しいか小さ
いときは、ステツプS2に進む。
が充電不要な第1の基準電圧VOと等しいか小さ
いときは、ステツプS2に進む。
ステツプS2では、検出されたバツテリ電圧
VBと電圧VCTとが比べられる。電圧VCTは、予め
定められた別のバツテリ電圧であり、バツテリ電
圧がこの電圧VCTより低くなつたときは、バツテ
リが急速に充電すべき電圧状態であることを示す
第2の基準電圧である。通常は検出されたバツテ
リ電圧VBは電圧VCTより大きいので、ステツプS
3に進む。
VBと電圧VCTとが比べられる。電圧VCTは、予め
定められた別のバツテリ電圧であり、バツテリ電
圧がこの電圧VCTより低くなつたときは、バツテ
リが急速に充電すべき電圧状態であることを示す
第2の基準電圧である。通常は検出されたバツテ
リ電圧VBは電圧VCTより大きいので、ステツプS
3に進む。
ステツプS3では、エンジンがアイドル回転中
か否かが判断される。そして、エンジンがアイド
ル回転をしておれば、ステツプS4で発電機が発
電を開始してから目的の発電状態に達するまでの
立上がり時間τが決められる。この場合、立上が
り時間τはτ1とされる。このτ1は比較的大きな値
の時定数である。なぜならば、エンジンはアイド
ル回転中であり、エンジンに負荷が急にかかると
エンジンコントロールユニツト1(第1図)によ
るアイドル回転数の制御が負荷の増加に追従でき
ず、エンジン回転の不安定を招くからである。
か否かが判断される。そして、エンジンがアイド
ル回転をしておれば、ステツプS4で発電機が発
電を開始してから目的の発電状態に達するまでの
立上がり時間τが決められる。この場合、立上が
り時間τはτ1とされる。このτ1は比較的大きな値
の時定数である。なぜならば、エンジンはアイド
ル回転中であり、エンジンに負荷が急にかかると
エンジンコントロールユニツト1(第1図)によ
るアイドル回転数の制御が負荷の増加に追従でき
ず、エンジン回転の不安定を招くからである。
さらに、次のステツプS5で目的の発電状態が
決定される。発電機の発電量は発電機電圧が電源
(バツテリ)電圧を超えた以後は界磁巻線4(第
1図)に流れる電流量の増加とともに増加する。
よつて、トランジスタ2,3に与える制御信号の
最終デユーテイ比を変化させることにより、発電
量を目的の状態にすることができる。このステツ
プS5では、デユーテイ比が K×VB -1 K:定数 となるようにされている。よつて、このときのデ
ユーテイ比は検出されたバツテリ電圧VBに反比
例し、バツテリ電圧VBが比較的低ければ発電量
を多くしてバツテリを十分に充電し、逆にバツテ
リ電圧VBが比較的高ければ発電量を制御して少
なめに充電する。そして、いずれにしろ充電後の
バツテリ電圧VBが最も適正な電圧値になるよう
にされている。
決定される。発電機の発電量は発電機電圧が電源
(バツテリ)電圧を超えた以後は界磁巻線4(第
1図)に流れる電流量の増加とともに増加する。
よつて、トランジスタ2,3に与える制御信号の
最終デユーテイ比を変化させることにより、発電
量を目的の状態にすることができる。このステツ
プS5では、デユーテイ比が K×VB -1 K:定数 となるようにされている。よつて、このときのデ
ユーテイ比は検出されたバツテリ電圧VBに反比
例し、バツテリ電圧VBが比較的低ければ発電量
を多くしてバツテリを十分に充電し、逆にバツテ
リ電圧VBが比較的高ければ発電量を制御して少
なめに充電する。そして、いずれにしろ充電後の
バツテリ電圧VBが最も適正な電圧値になるよう
にされている。
ステツプS2において、検出されたバツテリ電
圧VBが急速に充電すべき電圧値VCT以下の場合に
は、ステツプS7に進む。ステツプS7では発電
開始か目的の発電量に達するまでの時定数が決定
される。このとき時定数τはτCTとされる。この
時定数τCTは最も小さな時定数である。というの
は、バツテリが急速に充電すべき電圧状態にあか
らである。そして、次のステツプS8でバツテリ
はデユーテイ比1.0、すなわち発電機の最大発電
能力によつて急速に充電される。
圧VBが急速に充電すべき電圧値VCT以下の場合に
は、ステツプS7に進む。ステツプS7では発電
開始か目的の発電量に達するまでの時定数が決定
される。このとき時定数τはτCTとされる。この
時定数τCTは最も小さな時定数である。というの
は、バツテリが急速に充電すべき電圧状態にあか
らである。そして、次のステツプS8でバツテリ
はデユーテイ比1.0、すなわち発電機の最大発電
能力によつて急速に充電される。
ステツプS3において、エンジンがアイドル回
転中でない場合には、ステツプS9で自動車がク
ルーズ状態か否かが判別される。クルーズ状態の
場合には、ステツプS10で時定数がτCUに選ば
れデユーテイ比=K×VB -1で充電される(ステ
ツプS5)。時定数τCUは比較的大きな時定数であ
る。これは、自動車がクルーズ中にエンジンに急
に負荷がかかると、車速等が変化することを考慮
したものである。
転中でない場合には、ステツプS9で自動車がク
ルーズ状態か否かが判別される。クルーズ状態の
場合には、ステツプS10で時定数がτCUに選ば
れデユーテイ比=K×VB -1で充電される(ステ
ツプS5)。時定数τCUは比較的大きな時定数であ
る。これは、自動車がクルーズ中にエンジンに急
に負荷がかかると、車速等が変化することを考慮
したものである。
自動車がクルーズ中でない場合にはステツプS
11に進む。ステツプS11では、減速チヤージ
か否か、すなわちいわゆるエンジンブレーキが働
いているか否かの判断がされ、減速チヤージでな
い場合はステツプS10に進み、減速チヤージの
ときは、ステツプS12で時定数がτDとされる。
この時定数τDは比較的小さい。そして、次にステ
ツプS8でτD後のデユーテイ比=1.0としてバツ
テリが充電される。このように、減速チヤージ中
にエンジンに発電機負荷を比較的急激に、かつ集
中的にかけて、バツテリの充電を行なう。このよ
うにすることにより、減速チヤージ中に生じるエ
ネルギを電気エネルギとして有効にバツテリに変
換蓄積でき、エネルギの節約を図ることできる。
11に進む。ステツプS11では、減速チヤージ
か否か、すなわちいわゆるエンジンブレーキが働
いているか否かの判断がされ、減速チヤージでな
い場合はステツプS10に進み、減速チヤージの
ときは、ステツプS12で時定数がτDとされる。
この時定数τDは比較的小さい。そして、次にステ
ツプS8でτD後のデユーテイ比=1.0としてバツ
テリが充電される。このように、減速チヤージ中
にエンジンに発電機負荷を比較的急激に、かつ集
中的にかけて、バツテリの充電を行なう。このよ
うにすることにより、減速チヤージ中に生じるエ
ネルギを電気エネルギとして有効にバツテリに変
換蓄積でき、エネルギの節約を図ることできる。
第2図に示す各ステツプが終了した後、エンジ
ンコントロールユニツト1(第1図)の制御は、
この第2図に示すサブルーチンからメインルーチ
ンへとリターンする。
ンコントロールユニツト1(第1図)の制御は、
この第2図に示すサブルーチンからメインルーチ
ンへとリターンする。
なお、第2図に示す各時定数τI,τCT,τU,τDの
大小関係は、次のようになる。
大小関係は、次のようになる。
τCT<τD<τCU<τI
このように、発電機が発電を開始してから目的
の発電状態に達するまでの立上り時間τをエンジ
ンの走行状態(エンジン回転数)およびバツテリ
の出力電圧に応て選択的に設定することにより、
以下のような利点をもたらされる。すなわち、時
間τを長くとれば、発電機による負荷が徐々にエ
ンジンに加えられるので、エンジン負荷の急変が
避けられ、したがつてアイドル時のようにエンジ
ン出力に余裕がなく負荷の急変に追従しにくい場
合に効果がある。また、時間τを短くとれば、エ
ンジンの負荷が急に増加するが、バツテリの充電
を早く行なうことできる。したがつて、バツテリ
がかなり放電された状態のときや、車両の減速時
のようにエンジンの出力が必要とされないとき等
に効果がある。すなわち、エンジンの安定性が走
行性能を損なうことなくバツテリを効率的に充電
できる。
の発電状態に達するまでの立上り時間τをエンジ
ンの走行状態(エンジン回転数)およびバツテリ
の出力電圧に応て選択的に設定することにより、
以下のような利点をもたらされる。すなわち、時
間τを長くとれば、発電機による負荷が徐々にエ
ンジンに加えられるので、エンジン負荷の急変が
避けられ、したがつてアイドル時のようにエンジ
ン出力に余裕がなく負荷の急変に追従しにくい場
合に効果がある。また、時間τを短くとれば、エ
ンジンの負荷が急に増加するが、バツテリの充電
を早く行なうことできる。したがつて、バツテリ
がかなり放電された状態のときや、車両の減速時
のようにエンジンの出力が必要とされないとき等
に効果がある。すなわち、エンジンの安定性が走
行性能を損なうことなくバツテリを効率的に充電
できる。
このように、バツテリの充電に際して、エンジ
ン負荷をかけてもよいときに発電機をオンして集
中的にバツテリの充電を行ない、それ以外はエン
ジンに負荷をかけても必要最小限に留めるように
したので、バツテリの充電が効率良くかつエンジ
ンへの負担少なくでき、燃料を節約することがで
きる。
ン負荷をかけてもよいときに発電機をオンして集
中的にバツテリの充電を行ない、それ以外はエン
ジンに負荷をかけても必要最小限に留めるように
したので、バツテリの充電が効率良くかつエンジ
ンへの負担少なくでき、燃料を節約することがで
きる。
考案の効果
以上のように、この考案によれば、バツテリの
出力電圧および車両の走行状態に応じて発電機が
目的とする発電状態に達するまでの時間を制御す
る時間制御手段を設けたので、走行状態に応じて
発電によるエンジンへの負荷を制御することが可
能なバツテリの充電装置が得られた。
出力電圧および車両の走行状態に応じて発電機が
目的とする発電状態に達するまでの時間を制御す
る時間制御手段を設けたので、走行状態に応じて
発電によるエンジンへの負荷を制御することが可
能なバツテリの充電装置が得られた。
第1図はこの考案の一実施例のブロツク図であ
る。第2図はこの考案の制御手順を示すフロー図
である。 図において、1はエンジンコントロールユニツ
ト、2,3はスイツチングトランジスタ、4は発
電機の界磁巻線、5は発電機を示す。
る。第2図はこの考案の制御手順を示すフロー図
である。 図において、1はエンジンコントロールユニツ
ト、2,3はスイツチングトランジスタ、4は発
電機の界磁巻線、5は発電機を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両に搭載されたバツテリの充電装置であつ
て、 充電すべきバツテリに接続された発電機と、 前記バツテリの出力電圧を検出する電圧検出
手段と、 前記発電機の目的とする発電状態を設定する
設定手段と、 前記車両の走行状態を検出する手段と、 前記電圧検出手段および走行状態検出手段に
応答して、前記発電機が発電を開始してから設
定された目的とする発電状態に達するまでの時
間を制御する時間制御手段とを含む、バツテリ
の充電装置。 (2) 前記設定手段は、前記電圧検出手段および走
行状態検出手段に応じて目的とする発電機の発
電状態を決定する手段を含む、実用新案登録請
求の範囲第1項記載のバツテリの充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316483U JPS59138335U (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | バツテリの充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316483U JPS59138335U (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | バツテリの充電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59138335U JPS59138335U (ja) | 1984-09-14 |
JPH0140290Y2 true JPH0140290Y2 (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=30163967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3316483U Granted JPS59138335U (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | バツテリの充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59138335U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH065969B2 (ja) * | 1983-05-13 | 1994-01-19 | 日本電装株式会社 | 車載発電機の制御装置 |
JPS6087636A (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-17 | 株式会社デンソー | 車両充電発電機用制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5956900A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-04-02 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用発電機の制御装置 |
-
1983
- 1983-03-07 JP JP3316483U patent/JPS59138335U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5956900A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-04-02 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用発電機の制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59138335U (ja) | 1984-09-14 |
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