JPH0140151Y2 - - Google Patents

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JPH0140151Y2
JPH0140151Y2 JP5816687U JP5816687U JPH0140151Y2 JP H0140151 Y2 JPH0140151 Y2 JP H0140151Y2 JP 5816687 U JP5816687 U JP 5816687U JP 5816687 U JP5816687 U JP 5816687U JP H0140151 Y2 JPH0140151 Y2 JP H0140151Y2
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cable
holding plate
connector
pedestal
cable holding
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JP5816687U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数のケーブルをコネクタに圧接でき
るコネクタ圧接機に用いられるケーブル保持具に
関する。
〔従来の技術〕
従来、フラツトケーブルのようなケーブルの多
数本の芯線を、複数の導電性のコンタクトに1対
1にて圧接接続するには、コネクタ圧接機が用い
られている。
ところで第9図のように一つのコネクタにケー
ブルを二段に圧接することがある。そのコネクタ
はインシユレータ60の一側面に複数の導電性の
ソケツトコンタクト61,62を2列に突出して
設けたコネクタ本体71を有している。このコネ
クタ本体71には、2列のコンタクト61,62
が貫通する複数の孔72,73を形成した第1の
保持体74と、2列目のコンタクト62のみが貫
通する複数の孔75を形成した第2の保持体77
とが嵌め合わされる。第1及び第2の保持体7
4,77にはさらに第3の保持体79が嵌め合わ
され、これにより一体のコネクタ7が得られる。
さらに、第1の保持体74と第2の保持体77
との間には、1段目のケーブル11が挟み込まれ
る。コネクタ本体71と第1の保持体74との間
には、2段目のケーブル11が挟み込まれる。
したがつて、最終的にはコネクタ本体71の1
列目のコンタクト61が2段目のケーブル13の
被覆を突き破り芯線に接続される。2列目のコン
タクト62は1段目のケーブル11の被覆を突き
破つて芯線に接続される。
このように一つのコネクタ7にケーブル11,
13を二段に圧接する場合には、一段目のケーブ
ル11を位置決めした後に、二段目のケーブル1
3を位置決めすることが必要とされる。これらの
位置決めは作業者の手作業によつて行なわれてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ケーブルを積層して圧接接続す
るには、一段目のケーブル11を位置決めする際
に二段目のケーブル13が不安定な状態となるた
め、ケーブルの位置決めや保持の作業に手間がか
かるという問題がある。
さらに、ケーブルの保持や解除には複雑な作業
や手間のかかる作業をすると、作業能率の低下や
作業速度が遅くなるという問題がある。
それ故に本考案の課題は、ケーブルの保持や解
除を確実に簡単な作業によつてできるコネクタ圧
接機のケーブル保持具を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案によれば、コネクタに第1及び第2のケ
ーブルを圧接接続するコネクタ圧接機に用いられ
るケーブル保持具において、上記第1のケーブル
を受ける受台、該受台に一端を回動可能に取付け
られ、上記第1のケーブルを上記受台に押圧でき
る第1のケーブル保持板、該第1のケーブル保持
板を上記第1のケーブルの押圧状態で仮止めする
仮止装置、上記受台に一端を回動可能に取付けら
れ、上記第2のケーブルを上記第1のケーブル保
持板に押圧できる第2のケーブル保持板、該第2
のケーブル保持板による上記第2のケーブルの押
圧時に上記仮止めを解放する仮止解放装置、及び
上記第2のケーブル保持板を上記第2のケーブル
の押圧状態で上記受台に解放可能にロツクするロ
ツク装置を含むことを特徴とするコネクタ圧接機
に用いられるケーブル保持具が得られる。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の一実施例によるケ
ーブル保持具を示している。
図示のケーブル保持具はコネクタ受台5を含
む。このコネクタ受台5は第3図及び第4図に示
すようにコネクタ圧接機1の台枠3に固定される
ものである。
コネクタ受台5の上面には、コネクタ7をガイ
ドするガイド溝部9と、このコネクタ7に接続す
るためのフラツトケーブルのようなケーブル1
1,13を保持するためのグリツプ部15とが形
成されている。
グリツプ部15の一端側には、取付ブロツク1
7が設けられている。取付ブロツク17には、グ
リツプ部15とともに1段目のケーブル11を保
持するための第1のケーブル保持板20と、2段
目のケーブル13を保持するための第2のケーブ
ル保持板22とが設けられている。
第1のケーブル保持板20の一端部は、支軸2
4を介して取付ブロツク17に回動可能に取付け
られている。第2のケーブル保持板22の一端部
は、支軸26を介して取付ブロツク17に回動可
能に取付けられている。第2のケーブル保持板2
2の一端は、取付ブロツク17に固定された引張
りバネ28に接続されている。このバネ28によ
つて第2のケーブル保持板22は、支軸26を中
心に引き上げられる向きに付勢されている。
第1のケーブル保持板20の他端部には、Oリ
ングのようなリング状の弾性体30を嵌め込んだ
孔32が形成されている。第1のケーブル保持板
20に保持されたリング状の弾性体30の中央孔
は、コネクタ受台5に設けられた受台ピン34に
嵌め合わせが可能である。受台ピン34はコネク
タ受台5の内部に設けられたバネ36によつてコ
ネクタ受台5の上面に出没自在となるように設け
られたものである。
第2のケーブル保持板22の他端部には、切欠
け部37が形成されている。切欠け部37には、
一端部に固定爪39を形成された係合部材41が
支軸43を介して回動可能に取付けられている。
係合部材41の他端には、第2のケーブル保持板
22との間にバネ45を介したつまみ47が設け
られている。
係合部材41の固定爪39は、第1のケーブル
保持板20の先端よりも前方に設けられている。
コネクタ受台5の前端面、即ち、受台ピン34よ
り前方には、係合部材41の固定爪39が入り込
む固定溝部49が形成されている。固定溝部49
には固定爪39を係止する爪受51が形成されて
いる。また、第2のケーブル保持板22には、第
1のケーブル保持板20のリング状の弾性体30
の中央孔に入り込む解除ピン53が突出して形成
されている。
今、ガイド溝部9に、コネクタ7の第2の保持
体77を配設するとともに、一段目のケーブル1
1をケーブルガイド84に沿つてグリツプ部15
の上面に載せる。ケーブルガイド84は作業テー
ブル80の上面に止めネジ82によつて固定され
たものである。この状態で第1のケーブル保持板
20を支軸24を中心として、第3図のA方向に
回動させる。これにより第1のケーブル保持板2
0とグリツプ部15との間には、第5図に示すよ
うに第一段目のケーブル11が挟み込まれる。こ
の際、第1のケーブル保持板20のリング状の弾
性体30の中央孔に受台ピン34が圧入される。
受台ピン34が弾性体30に圧入される時の力の
関係は、回動する力F1、受台ピン34が弾性体
30に入る力F2、受台ピン34を押し上げる力
F3とすると、F1>F2、F3>F2である。この結
果、第1のケーブル保持板20は、弾性体30と
受台ピン34の摩擦により固定されて一段目のケ
ーブル20を保持する。ここで、弾性体30及び
受台ピン34は互いに協働して第1のケーブル保
持板20を仮止めする仮止装置として作用する。
次に、二段目のケーブル13を、第6図に示す
ように、第1のケーブル保持板20の上面に置
く。そして第2のケーブル保持板22を回転軸2
6を中心に第2図のA方向に回動させる。
この際、第2のケーブル保持板22の係合部材
41は、第3図のC方向への回動を伴いつつ、コ
ネクタ受台5の爪受51に固定爪39を係合させ
る。かくして第7図に示すように第2のケーブル
保持板22がコネクタ受台5にしつかりと固定さ
れる。ここで固定爪部39と爪受51は互いに協
働して第2のケーブル保持板22をコネクタ受台
5にロツクするロツク装置として作用する。
同時に、第2のケーブル保持板22の解除ピン
53は、第1図に示すように、コネクタ受台5の
受台ピン34を押し、第1のケーブル保持板20
の弾性体30からコネクタ受台5の受台ピン34
を外す。即ち、解除ピン34は第1のケーブル保
持板20の仮止めを解放する仮止解放装置として
作用する。
ここでコネクタ受台5の受台ピン34の径D1
第2のケーブル保持板22の解除ピン53の径
D2、弾性体30の初期の中央孔の径D3としてそ
れらの関係を表わすとD1>D3>D2である。
ケーブル11,13をコネクタ7に圧接した
後、つまみ47を第3図のD方向に回動すると、
第8図からわかるように第1及び第2のケーブル
保持板20,22の固定が全て解除される。した
がつて一段目及び二段目のケーブル11,13の
保持の解放は簡単な作業にて実施できる。
〔考案の効果〕
以上実施例により説明したように、本考案のケ
ーブル保持具によれば、第1のケーブル保持板を
回動することで1段目のケーブルが仮保持され、
さらに第2のケーブル保持板の回動により一段目
及び二段目のケーブルが本保持されるため、ケー
ブル保持の作業が簡単かつ確実になる。
また、第1のケーブル保持板の仮止めは、第2
のケーブル保持板をコネクタ受台に固定した際に
解除されるので、第2のケーブル保持板の解除の
みにてケーブル全体の保持を解除できるため作業
速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のケーブル保持具の一実施例を
示す断面図、第2図は第1図のケーブル保持具の
斜視図、第3図は第1図のケーブル保持具を備え
たコネクタ圧接機の断面図、第4図は同じく斜視
図、第5図は一段目のケーブルの保持状態を示す
斜視図、第6図は二段目のケーブルを一段目のケ
ーブル上に置いた状態を示す斜視図、第7図は二
段目のケーブルの保持状態を示す斜視図、第8図
はケーブルの保持を解除した状態を示す断面図、
第9図はコネクタとケーブルとを示す斜視図であ
る。 1;コネクタ圧接機、5;コネクタ受台、7;
コネクタ、9;ガイド溝部、11,13;ケーブ
ル、20;第1のケーブル保持板、22;第2の
ケーブル保持板、30;弾性体、34;受台ピ
ン、41;係合部材、53;解除ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクタに第1及び第2のケーブルを圧接接続
    するコネクタ圧接機に用いられるケーブル保持具
    において、上記第1のケーブルを受ける受台、該
    受台に一端を回動可能に取付けられ、上記第1の
    ケーブルを上記受台に押圧できる第1のケーブル
    保持板、該第1のケーブル保持板を上記第1のケ
    ーブルの押圧状態で仮止めする仮止装置、上記受
    台に一端を回動可能に取付けられ、上記第2のケ
    ーブルを上記第1のケーブル保持板に押圧できる
    第2のケーブル保持板、該第2のケーブル保持板
    による上記第2のケーブルの押圧時に上記仮止め
    を解放する仮止解放装置、及び上記第2のケーブ
    ル保持板を上記第2のケーブルの押圧状態で上記
    受台に解放可能にロツクするロツク装置を含むこ
    とを特徴とするコネクタ圧接機に用いられるケー
    ブル保持具。
JP5816687U 1987-04-18 1987-04-18 Expired JPH0140151Y2 (ja)

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JP5816687U JPH0140151Y2 (ja) 1987-04-18 1987-04-18

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JPS63165791U JPS63165791U (ja) 1988-10-28
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