JPH0140143Y2 - - Google Patents

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JPH0140143Y2
JPH0140143Y2 JP5880785U JP5880785U JPH0140143Y2 JP H0140143 Y2 JPH0140143 Y2 JP H0140143Y2 JP 5880785 U JP5880785 U JP 5880785U JP 5880785 U JP5880785 U JP 5880785U JP H0140143 Y2 JPH0140143 Y2 JP H0140143Y2
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wiring board
board
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folded tongue
notch
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JP5880785U
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント配線板などの配線板と外部
の入出力用端子とを接続をするための中継端子に
関する。
〔従来の技術) プリント配線板内蔵コネクタは、一般にプリン
ト配線板に中継端子を接続し、この中継端子を外
部の入出力電線に圧着固定した端子と接続する方
式をとる。
このような中継端子として、第4図a,bのよ
うに、タブaの後端に片持梁状の折返し弾性片b
を連成した中継端子cを設け、この中継端子cを
コネクタハウジングd内に対向して挿着固定し、
これら端子c,c間にプリント配線板eを差込ん
で、その側縁部に印刷された導電路fを弾性片b
と圧接接続するようにしたものがある。
この場合、配線板eに対する保持力は、第4図
bのように弾性片bによる接触圧だけであるか
ら、配線板に浮きが生じやすく、接触不良が起き
やすい。したがつて、第4図aのように両面基
板、すなわち基板の両面に端子を配列し、互に挟
み合うような構造をとる場合にしか使用できない
という欠点がある。また、両面基板を使用して
も、外力などにより矢線g方向に引つ張られた
り、コネクタハウジングdが振動するとゆるんで
ガタツキが生じる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、上記の問題点を解決し、片面
または両面基板の別なく使用でき、配線板と中継
端子との間に錠止手段を設けることによつて、安
定した電気的接続がなされる中継端子を提供する
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成し得る本考案の配線板用中継
端子は、薄板金からなる基板の両側に側壁を起立
連成し、前記基板の一端に相手端子に対する電気
接触部を連成し、前記基板の他端側において前記
側壁に配線板を差込むための切欠を開設すると共
に、前記基板から一体に前記切欠に差込まれたと
きに配線板の導電路に弾性的に接触する第1の折
返し舌片を設け、さらに前記側壁の一方の自由縁
を前記基板の上方に折り曲げて上壁を形成し、該
上壁から一体に前記第1の折返し舌片と対向しか
つ前記切欠に差込まれたときの配線板の対応凹部
または孔と係合して互に錠止する第2の折返し舌
片を設けたことを特徴とする。
以下、図面を参照して本考案を具体的に説明す
ると、中継端子Aは、第1図に示すように、薄板
金から打抜き、折曲加工などにより一体的に形成
され、基板1の両側に側壁2を起立連成し、この
基板1の一端に雄タブ3が連成され、雄タブ3に
は図示しないハウジングの係止アームに係合する
係止孔4が設けられている。
この雄タブ3は、図示しない相手側雌端子に対
する電気接触部として機能するが、場合により雄
タブを受け入れる受承部(即ち、雌端子)として
形成してもよい。
一方、基板1の他端側において、側壁2には基
板1とほぼ平行にプリント配線板7を差込むため
の切欠5を開設すると共に、基板1の自由縁部を
折返して側壁2,2内で基板1と対向する片持ち
梁状の舌片6を設ける。
切欠5の間〓は、プリント配線板7の板厚より
も大きくとり、舌片6の基板1からの高さは、切
欠5より上方に位置せしめ、舌片6の弾性変位を
大きくして十分な接触圧を得られるようにする。
第1の折返し舌片6の自由縁7は基板1に折り
曲げ、次の基板1から遠のくように外側へ折り曲
げて側壁2の後端から突出させて押上片8が形成
されており、該押上片8は後述するハウジング1
5の段部と係合して第1の折返し舌片6の接触圧
を強化するようになつている。
また、側壁2,2の一方の自由縁は基板1の上
方に折り曲げられて上壁9として形成され、該上
壁9から一体に第1の折返し舌片6と対向する第
2の折返し舌片10が形成されている。この舌片
10は後述するプリント配線板の対応凹部または
孔と係合し、互に錠止できるようになつている。
プリント配線板11は、その側縁部に内側の回
路と導通する導電路12が配設されると共に、上
記の切欠5,5に対応する案内溝としての切欠1
3が開設され、さらに第2の折返し舌片10の先
端に係合する対応凹部または孔14を有する。
〔作用〕
配線板11の切欠13,13に対向するよう
に、中継端子Aの切欠5,5を差込むと、第1の
折返し舌片6がその導電路12に弾性的に接触
し、配線板11の内部回路と中継端子Aとは電気
的に接続される。
また、配線板11は第2図に示すように第1の
折返し舌片6および第2の折返し舌片10により
表裏両面から押圧される。すなわち、切欠5,5
および第1、第2の折返し舌片6,10とは協働
して配線板11に対する圧接挟持部を構成し、中
継端子A(または配線板11)は確実に圧接、保
持され、安定な電気的接続がなされる。このよう
に、中継端子Aは上記圧接挟持部によつて自己嵌
着片としたので、従来のように両面基板、片面基
板の別なく接続される。
また、中継端子Aを配線板11に差込んで、第
2図のようにコネクタハウジング15内の端子収
容室16に挿着すると、室内の可撓性係止アーム
17が基板1の係止孔4に係合し、固定される。
そして、配線板11がたとえば矢線P方向に引
つ張られると、その凹部14と係合して配線板1
1を錠止する第2の折返し舌片10がさらに下向
きの力を受けて配線板11を押下げるので、配線
板11に対する圧接保持力は強化される。
反対に、中継端子Aに矢線Q方向の力がくわる
と、中継端子Aがハウジング前方に移動し、第1
の折返し舌片6の押上片8が段部18に係合して
上向きの力を受け、該舌片6が配線板11を押上
げるので、この場合にも配線板11に対する接触
圧が強化される。
なお、雄タブ3は通常の雌、雄コネクタ端子と
全く同様に接続される。さらに、本実施例の場合
には、配線板11に切欠13があるので、中継端
子Aの左右へのズレやガタツキがなく、隣接の端
子と短絡するおそれがない。
〔実施例〕
第3図は本考案の他の実施例を示し、中継端子
Bは第2の折返し舌片10の自由縁に配線板11
の対応凹部または孔14との係合深度を規制する
深度規制片19を設けたものである。
この場合の作用は、前記と同様であるが、配線
板11に一定以上の引つ張力Fが加わると、深度
規制片19により対応凹部または孔14との係合
が解除するので、配線板11を傷めずに引抜くこ
とができる。
以上は、中継端子A,Bをプリント配線板11
と接続する例について説明したが、絶縁基板にブ
スバー回路を配設したブスバー回路板についても
同様に適用することができる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の配線板用中継端子は、
基板の側壁に開設した切欠と、基板および上壁か
らそれぞれ一体に形成した第1、第2の折返舌片
とによつて配線板に対する圧接挟持部を形成して
自己嵌着型としたから、片面、両面基板の別なく
使用することができ、安定な電気的接続をなすこ
とができる。また、上記第2の折返し舌片は、配
線板の対応凹部または孔と係合して互に錠止され
るから、配線板の抜け出しがなく、却つて配線板
に対する接触圧が強化されるので、一層安定な電
気的接続がなされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す中継端子とプ
リント配線板との接続方法を示す斜視図、第2図
はその使用状態を示す断面図、第3図は本考案の
他の実施例に係る中継端子の使用状態を示す断面
図、第4図a,bはそれぞれ従来例の説明図であ
る。 A,B……中継端子、1……基板、2……側
壁、5……切欠、6……第1の折返し舌片、9…
…上壁、10……第2の折返し舌片、11……プ
リント配線板、12……導電路、14……対応凹
部または孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄板金からなる基板の両側に側壁を起立連成
    し、前記基板の一端に相手端子に対する電気接触
    部を連成し、前記基板の他端側において前記側壁
    に配線板を差込むための切欠を開設すると共に、
    前記基板から一体に前記切欠に差込まれたときの
    配線板の導電路に弾性的に接触する第1の折返し
    舌片を設け、さらに前記側壁の一方の自由縁を前
    記基板の上方に折り曲げて上壁を形成し、該上壁
    から一体に前記第1の折返し舌片と対向しかつ前
    記切欠に差込まれたときの配線板の対応凹部また
    は孔と係合して互に錠止する第2の折返し舌片を
    設けたことを特徴とする配線板用中継端子。
JP5880785U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPH0140143Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5880785U JPH0140143Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Applications Claiming Priority (1)

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JP5880785U JPH0140143Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61177382U JPS61177382U (ja) 1986-11-05
JPH0140143Y2 true JPH0140143Y2 (ja) 1989-12-01

Family

ID=30584655

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5880785U Expired JPH0140143Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0745910Y2 (ja) * 1990-09-25 1995-10-18 古河電気工業株式会社 中間接続端子
JP5650487B2 (ja) * 2010-10-12 2015-01-07 矢崎総業株式会社 コネクタ

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Publication number Publication date
JPS61177382U (ja) 1986-11-05

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