JPH0140043Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0140043Y2 JPH0140043Y2 JP1983173380U JP17338083U JPH0140043Y2 JP H0140043 Y2 JPH0140043 Y2 JP H0140043Y2 JP 1983173380 U JP1983173380 U JP 1983173380U JP 17338083 U JP17338083 U JP 17338083U JP H0140043 Y2 JPH0140043 Y2 JP H0140043Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- transparentizing
- hole
- liquid
- clarifying liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 27
- 229920002301 cellulose acetate Polymers 0.000 claims description 2
- 238000005352 clarification Methods 0.000 claims 1
- 238000007398 colorimetric assay Methods 0.000 claims 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 210000002966 serum Anatomy 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000001962 electrophoresis Methods 0.000 description 2
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電気泳動によつて支持体上に形成
された血清等の分画像を比色定量する比色定量装
置に関するものである。
された血清等の分画像を比色定量する比色定量装
置に関するものである。
電気泳動による生化学分析装置においては、セ
ルロースアセテート膜等からなるストリツプ状の
支持体上に検体(例えば血清)を塗布し、その支
持体に通電して分画像を形成し、その分画像を比
色定量することにより、血清中に含まれている蛋
白濃度等を測定するようにしている。ところで、
従来の比色定量装置においては、支持体を透明化
液で満たされた液槽内に導いて透明化するととも
に、測定光を照射し、その透過光を検出するよう
にしているが、これによると、液槽内に透明化液
が常に満たされている関係上、その透明化液に塵
埃等の異物が混入し易く、透明化液の純度が早期
に低下するという欠点がある。また、蒸発による
透明化液の損失も大きく、さらには、透明化液の
入れ替えも大変な手間がかかるものであつた。
ルロースアセテート膜等からなるストリツプ状の
支持体上に検体(例えば血清)を塗布し、その支
持体に通電して分画像を形成し、その分画像を比
色定量することにより、血清中に含まれている蛋
白濃度等を測定するようにしている。ところで、
従来の比色定量装置においては、支持体を透明化
液で満たされた液槽内に導いて透明化するととも
に、測定光を照射し、その透過光を検出するよう
にしているが、これによると、液槽内に透明化液
が常に満たされている関係上、その透明化液に塵
埃等の異物が混入し易く、透明化液の純度が早期
に低下するという欠点がある。また、蒸発による
透明化液の損失も大きく、さらには、透明化液の
入れ替えも大変な手間がかかるものであつた。
この考案は、上記した従来装置の欠点に鑑みな
されたもので、その目的は、支持体に対して透明
化に必要な量の透明化液を供給するようにした支
持体透明化手段を有する比色定量装置を提供する
ことにある。
されたもので、その目的は、支持体に対して透明
化に必要な量の透明化液を供給するようにした支
持体透明化手段を有する比色定量装置を提供する
ことにある。
以下、この考案を添付図面に示された一実施例
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
第1図に示されているように、この比色定量装
置は、上面が開放されていて、その上面開口部に
図示しない蓋体が着脱自在に被せられる箱体1を
有し、この箱体1の互いに対向する側壁部には、
支持体搬入口2と支持体搬出口3とが穿設されて
いる。また、箱体1内には、搬入口2から差込ま
れる支持体4を搬出口3に向けて搬送する送りロ
ーラ5,5および6,6が設けられている。この
送りローラ5,5と6,6との間には、支持体4
を透明化液にて透明にする支持体透明化手段7
と、この支持体透明化手段7で透明化された支持
体4に測定を照射する発光部8とその透過光を受
光する受光部9とを含む測定手段10とが設けら
れている。
置は、上面が開放されていて、その上面開口部に
図示しない蓋体が着脱自在に被せられる箱体1を
有し、この箱体1の互いに対向する側壁部には、
支持体搬入口2と支持体搬出口3とが穿設されて
いる。また、箱体1内には、搬入口2から差込ま
れる支持体4を搬出口3に向けて搬送する送りロ
ーラ5,5および6,6が設けられている。この
送りローラ5,5と6,6との間には、支持体4
を透明化液にて透明にする支持体透明化手段7
と、この支持体透明化手段7で透明化された支持
体4に測定を照射する発光部8とその透過光を受
光する受光部9とを含む測定手段10とが設けら
れている。
この考案においては、上記支持体透明化手段7
は、支持体4の仮想搬送径路をはさんで対向的に
配置された透明ガラス等の透明体からなる上下1
対のガイド板11,12を有し、このガイド板1
1,12間を通過する支持体4に透明化液を供給
してその支持体4を透明化するようにしている。
すなわち、この実施例によると、第2図に示され
ているように、上方に配置されているガイド板1
1は、支持体4の通過面に向けて開口する貫通孔
13を有し、この貫通孔13は透明化液供給パイ
プ14を介して図示しない透明化液貯溜タンクに
接続されている。なお、上記貫通孔13に関連し
てガイド板11の下面に図示のような液溜りとな
る凹部15を形成することが好ましい。
は、支持体4の仮想搬送径路をはさんで対向的に
配置された透明ガラス等の透明体からなる上下1
対のガイド板11,12を有し、このガイド板1
1,12間を通過する支持体4に透明化液を供給
してその支持体4を透明化するようにしている。
すなわち、この実施例によると、第2図に示され
ているように、上方に配置されているガイド板1
1は、支持体4の通過面に向けて開口する貫通孔
13を有し、この貫通孔13は透明化液供給パイ
プ14を介して図示しない透明化液貯溜タンクに
接続されている。なお、上記貫通孔13に関連し
てガイド板11の下面に図示のような液溜りとな
る凹部15を形成することが好ましい。
上記した構成において、支持体4は送りローラ
5,5;6,6により、ガイド板11,12間を
通過しながら搬出口3に向けて搬送されるととも
に、ガイド板11,12間にはパイプ14および
貫通孔13を介して透明化液が供給される。した
がつて、支持体4はガイド板11,12間を通過
する際に透明化液に接触して透明化され、次い
で、測定手段10による比色定量測定が行なわれ
る。この場合、支持体4上に形成されている検体
の1ピッチ送り毎にガイド板11,12を図示し
ない間欠駆動機構により接近、離反させて、比色
定量測定時には支持体4をガイド板11,12間
に挟み込むようにしてもよい。また、下側に配置
されているガイド板12側から透明化液を供給す
ることも可能であり、さらには、ガイド板11,
12の双方から透明化液を供給するようにしても
よい。なお、上記ガイド板11,12間のギヤツ
プは、透明化液がその表面張力により外部に漏出
しない程度の幅に設定されていることが望まし
い。
5,5;6,6により、ガイド板11,12間を
通過しながら搬出口3に向けて搬送されるととも
に、ガイド板11,12間にはパイプ14および
貫通孔13を介して透明化液が供給される。した
がつて、支持体4はガイド板11,12間を通過
する際に透明化液に接触して透明化され、次い
で、測定手段10による比色定量測定が行なわれ
る。この場合、支持体4上に形成されている検体
の1ピッチ送り毎にガイド板11,12を図示し
ない間欠駆動機構により接近、離反させて、比色
定量測定時には支持体4をガイド板11,12間
に挟み込むようにしてもよい。また、下側に配置
されているガイド板12側から透明化液を供給す
ることも可能であり、さらには、ガイド板11,
12の双方から透明化液を供給するようにしても
よい。なお、上記ガイド板11,12間のギヤツ
プは、透明化液がその表面張力により外部に漏出
しない程度の幅に設定されていることが望まし
い。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、支持体に対して透明化に必要な
量の透明化液をその都度供給するようにしたこと
により、透明化液の汚れやゴミ等の混入が防止さ
れるとともに、透明化液の消費量を少なくするこ
とができる。また、従来のように容器に透明化液
を満たす必要がないため、容器すなわちこの考案
でいう箱体の構造が簡単になる等、その効果は顕
著である。
の考案によれば、支持体に対して透明化に必要な
量の透明化液をその都度供給するようにしたこと
により、透明化液の汚れやゴミ等の混入が防止さ
れるとともに、透明化液の消費量を少なくするこ
とができる。また、従来のように容器に透明化液
を満たす必要がないため、容器すなわちこの考案
でいう箱体の構造が簡単になる等、その効果は顕
著である。
第1図はこの考案の一実施例を概略的に示した
断面図、第2図は第1図中に示されている支持体
透明化手段の拡大断面図である。 図中、1は箱体、2は搬入口、3は搬出口、4
は支持体、5,6は送りローラ、7は支持体透明
化手段、10は測定手段、11,12はガイド
板、13は貫通孔、14は透明化液供給パイプ、
15は凹部である。
断面図、第2図は第1図中に示されている支持体
透明化手段の拡大断面図である。 図中、1は箱体、2は搬入口、3は搬出口、4
は支持体、5,6は送りローラ、7は支持体透明
化手段、10は測定手段、11,12はガイド
板、13は貫通孔、14は透明化液供給パイプ、
15は凹部である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) セルロースアセテート膜等からなるストリツ
プ状の支持体を搬送する支持体搬送手段と、前
記支持体を透明化液にて透明化する支持体透明
化手段と、該支持体透明化手段にて透明化され
た支持体に測定光を照射し、かつ、その透過光
を受光する1組の発光部と受光部とを含む測定
手段とを備えてなる比色定量装置において、 前記支持体透明化手段は、前記支持体搬送手
段による仮想の支持体搬送径路をはさんで配置
された上下1対の透明体からなるガイド板を有
し、該ガイド板の少なくとも一方には、一端が
透明化液供給パイプに接続され、他端がそれら
の対向面に向けて開かれた貫通孔が穿設され、
同貫通孔から前記支持体に対して透明化液を供
給することを特徴とする比色定量装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、前記一
方のガイド板の対向面には、前記貫通孔の他端
に連なる凹部が形成されていることを特徴とす
る比色定量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17338083U JPS6082258U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 比色定量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17338083U JPS6082258U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 比色定量装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082258U JPS6082258U (ja) | 1985-06-07 |
JPH0140043Y2 true JPH0140043Y2 (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=30377716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17338083U Granted JPS6082258U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 比色定量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082258U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56737A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-07 | Seiko Epson Corp | Tuning fork type crystal oscillator |
JPS5812854B2 (ja) * | 1975-01-28 | 1983-03-10 | カブシキガイシヤ アイジ−ギジユツケンキユウシヨ | フンリユジヨブツトジヨオンコウカセイジユシトノ サンプコンゴウソウチ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812854U (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-27 | 株式会社常光 | 電気泳動装置における透明化処理ユニツト |
-
1983
- 1983-11-09 JP JP17338083U patent/JPS6082258U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812854B2 (ja) * | 1975-01-28 | 1983-03-10 | カブシキガイシヤ アイジ−ギジユツケンキユウシヨ | フンリユジヨブツトジヨオンコウカセイジユシトノ サンプコンゴウソウチ |
JPS56737A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-07 | Seiko Epson Corp | Tuning fork type crystal oscillator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6082258U (ja) | 1985-06-07 |
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