JPH0139636B2 - - Google Patents

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JPH0139636B2
JPH0139636B2 JP58065886A JP6588683A JPH0139636B2 JP H0139636 B2 JPH0139636 B2 JP H0139636B2 JP 58065886 A JP58065886 A JP 58065886A JP 6588683 A JP6588683 A JP 6588683A JP H0139636 B2 JPH0139636 B2 JP H0139636B2
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connector
wire
pitch
connectors
pressure welding
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JP58065886A
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Hiromasa Shiraishi
Kimio Teramura
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Hirose Electric Co Ltd
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Hirose Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、複数のワイヤの前端から後端に向
けて順次複数位置に分枝コネクタおよび集中コネ
クタを任意に配して圧線結線する装置に関するも
のである。
電子回路間をコネクタ付のワイヤで接続する場
合、各電子回路の距離や位置により複数のワイヤ
をいくつかに群分けし、各ワイヤ群の前端に分枝
コネクタを圧接し、さらに中間そして後端に上記
前端のワイヤ群とは異なるワイヤの群分けをして
分枝コネクタあるいは集中コネクタを圧接結線せ
ねばならないことが多い。
従来、上述のような分枝コネクタをワイヤに圧
接するには、ハーネスボード上に必要なワイヤの
布線状態とコネクタの位置を布線図として描き、
該ハーネスボード上に必要な位置に布線位置決ピ
ンを設け、作業者がワイヤを一本毎にハーネスボ
ード上に描かれた布線図通りに布線し、ワイヤを
布線位置決めピンにて仮止めを行つた後、ワイヤ
結束具によりワイヤを結束してからワイヤを取り
出し各ワイヤの端末や中間部にコネクタを圧接機
等により圧接結線していた。
上述の従来の手法では、作業者が各ワイヤを一
本毎測長し切断してからハーネスボード上に布線
するので極めて作業能率が悪く、また手作業であ
るため誤布線も多くなり、さらには不揃いになる
という欠点があつた。
本発明は、上述の従来技術の欠点を解消すべく
開発されたもので、分枝コネクタを自動的に能率
よく圧接結線する装置を提供することを目的とす
るものである。
以下本発明を図面に示す各実施例に基づいて説
明する。
第1図はコネクタを示す斜視図であり、本発明
の圧接に用いるコネクタは特に限定はないが、一
つの例として圧接溝付ピン6′Aを有するコネク
タ本体6′と該圧接溝にワイヤ心を保持するため
の保持片6″Aを備えたプロテクタ6″とを組合せ
て圧接を行う形式のコネクタ6を示してある。
第2及び4図には本発明の一実施例についてそ
の原理を斜視図により構成を示したもので、両図
は異なつた角度から図示している。
第2及び4図において1はコネクタ圧接手段
で、コネクタ本体保持体1′とプロテクタ保持体
1″よりなり、両者はそれぞれワイヤ走行方向
(図中X方向)に対して直角方向(Y方向)に延
びる溝によりそれぞれ前部(X正方向部分)に後
端コネクタ本体保持溝11′そして後端プロテク
タ保持溝11″を形成し両溝11′,11″がコネ
クタ保持体1′とプロテクタ保持体1″の接近によ
りワイヤ7を後端コネクタの圧接溝に圧入して圧
接を行う後端コネクタ圧接部11を形成してい
る。また上記コネクタ本体保持体1′とプロテク
タ保持体1″の後部には、同様にそれぞれ前端コ
ネクタ保持溝12′と前端プロテクタ保持溝1
2″によつて前端コネクタ圧接部12を形成して
いる。かくてコネクタ圧接部1は前部に位置する
後端コネクタ圧接部11と後部に位置する前端コ
ネクタ圧接部12とを備えている。ここで上記コ
ネクタ本体保持体1′のコネクタ本体保持溝1
1′はコネクタ本体の落下の防止のためクランプ
13がピン13′のまわりに回動してコネクタ本
体を堅持できる構造になつている。なお上記圧接
手段は、コネクタの形式及び形状に応じ適宜対処
できるもので、公知の機構でよい。
圧接手段1の後方(X負方向)には、圧接後の
前端コネクタ6を前方(X正方向)に押し出す移
送手段としてのX方向で前後進可能なケーシング
2(以下「ケーシングレール」という。)が配さ
れている。該ケーシングレール2の右端(前端
面)は前進時に前端の各分枝コネクタを同時に押
し出すべく作用する。ケーシングレール2は、第
3図にその断面が示されているように逆溝型をな
しており、複数のワイヤ7を配列して案内する案
内溝22を前後端部にそれぞれ有している。さら
にはワイヤ7を溝上面21から落下することのな
いようにスプリング23が適宜間隔をおいて配設
されワイヤ7を溝天井面21に押圧している。該
スプリング23は単にスプリング23の落下防止
のみの目的であり、ケーシングレール2の前進時
にはワイヤ7と共に前進するが、後述のワイヤ引
戻時にはワイヤ7に対してすべりながら後退する
ので、その押圧力は後退時に過大なる摩擦抵抗を
生じないように定めてある。
ケーシングレール2には、該ケーシングレール
2の前後運動のための機構を有し駆動手段に連結
している。上記機構としてケーシングレール2に
はピニオン24を有し、装置と不動に固定されて
いるラツク25と噛合している。駆動手段4とし
ては、ケーシングレール2に取付けられたモータ
4Aと該モータの軸と結合したギア4Bが設けら
れ、該ギヤ4Bが上記ピニオン24を回転駆動し
ている。
ケーシングレール2の下方には、上下移動可能
な保持部26が取付けられ、ケーシングレール2
の前進時に上昇位置にきてケーシングレール2の
案内溝22にワイヤ7を押しつけることにより、
ケーシングレール2の前進と共にワイヤを前方に
送り出せるようになつている。
コネクタ圧接手段1の前方(X正方向)には掛
止手段3が配設され、該掛止手段3は、前端分枝
コネクタ(以下「前端コネクタ」という。)61,
62,63の前進・後退径路上にそれぞれ対応し
てY方向に移動する掛止要素31,32,33、
を備えていて、前端コネクタが後退する直前に降
下し前端コネクタを設定位置において掛止する。
上記掛止手段3の動作は図示しない駆動源、例え
ばエアシリンダ等により、分枝コネクタの動作と
連動してなされる。
ケーシングレール2の後方(X負方向)では各
ワイヤ7が、それぞれの案内ローラ5Dにより分
配され、各リール51から導き出されている。リ
ール5Aはロール5B,5Cにより回転自在によ
り支えられているが、該リール5Aはワイヤ引戻
時にはワイヤを引戻すべく逆転駆動するように仕
組まれている。この逆転のための駆動源は特に図
示していないが、直接リール5Aを、もしくはロ
ール5Bあるいは5Cを介して駆動するように接
続してもよい。この場合逆転駆動されるリール5
Aがワイヤ引戻手段となる。
圧接位置のワイヤの側方(Y正方向)にはピツ
チ変換手段8がある。該手段8はY方向に移動す
る移動部材80と、該部材80に同方向に設けら
れた溝81において複数の駒82A,82B,8
2B′,82Cを備え、駒82Aは駒82Bと連
結軸83Aにより連結され、駒82B′と駒82
Cは連結軸83Cにより連結されている。駒82
Bは、Y負方向に移動するための駆動部材85A
と連結され、駒82B′はY正方向に移動するた
めの駆動部材85Bと連結されている。該両駆動
部材85A,85Bは図示されていないエアシリ
ンダ等に接続されて移動するようになつている。
該駒82A,82B,82B′,82Cはそれぞ
れワイヤ案内溝84A,84B,84B′,84
Cを有しており、各駒が連結軸83A及び83B
の両端に設けられたストツパー83A′,83
B′に当接するように離間した状態(第5図Aに
おいては上記ワイヤ案内溝84A,84B,84
B′、84Cはそれぞれの前端コネクタのワイヤ
のピツチに一致して位置している。そしてさらに
上記駒82BがY負方向に移動して駒82Aに当
接し、上記駒82B′がY正方向に移動して駒8
2Cに当接すると(第5図B)、ワイヤ案内溝8
4A,84B,84B′,84Cは後端コネクタ
のピンのピツチに一致した位置となる。
切断手段9はコネクタ本体保持溝の側面91
と、上記駒82A,82Bが圧接位置まで(Y負
方向に)移動したとき、下方位置から上昇して上
記側面91と協働する刃体92とから構成されて
いる(第5図C)。
なお第4図中Pはコネクタ本体供給台でY正方
向に移動して後端コネクタ66及び前端コネクタ
61,62,63のコネクタ本体を、Qはプロテ
クタ供給台でX負方向にそして次にY正方向に移
動してプロテクタを圧接位置に供給する。そして
Rはワイヤを最初にコネクタのピンのピツチに合
わせて位置せしめる溝を有するガイドである。
次に上記構成の本実施例について主として第6
図にもとづきその動作について説明する。なお第
6図は動作順序に従つて、上記実施例の装置の概
要を平面図により示したものである。
第6図1において、先ずガイドR(第4図に開
示)の溝に所定のピツチで各ワイヤ群に分けられ
たワイヤ7の前端に各前端コネクタ61,62,
63がコネクタ圧接手段1により圧接される。次
に上記圧接された各前端コネクタ61,62,6
3は、移送手段としてのケーシングレール2の前
端面により同時に最長位置Lだけ前進せしめられ
る(第6図2)。
次に掛止手段3、すなわちその掛止要素31,
32,33が各コネクタの設定位置で降下してく
る(同図3)。このとき各掛止要素はケーシング
レール2の上面に一定圧で押している状態にあ
る。かかる状態でケーシングレール2と各ワイヤ
群のワイヤ7を順次もしくは同時に後退(引戻
し)する(同図5)と、各掛止要素31,32,
33はケーシングレールから外れそれぞれ分枝コ
ネクタ61,62,63を設定位置で分枝コネク
タの後退を阻止する。なおワイヤの引戻しは引戻
手段としてのリール5の逆転により行われる。
次に後端コネクタ67,68と次の前端コネク
タ61′,62′,63′のそれぞれのコネクタ本
体とプロテクタが供給される。すなわちコネクタ
本体は、コネクタ本体供給台PがY正方向に移動
し各コネクタ本体がコネクタ本体保持体1′の後
端及び前端コネクタ本体保持溝11′,12′に挿
入された後クランプ13が作動し堅持される。ま
たプロテクタは、プロテクタ供給台QがX負方向
次いでY正方向に移動しプロテクタ保持体1″の
後端及び前端プロテクタ保持溝11″,12″に挿
入され圧接位置に配置される。そしてその後両供
給台P,Qは逆動作により原位置に戻る。
次にワイヤの後端に後端コネクタ67,68
と、次のワイヤ群束の前端に各前端コネクタ6
1′,62′,63′を圧接するが、その前工程と
して、上記後端コネクタ67,68と前端コネク
タ61′,62′,63′との間でワイヤ群を切断
しかつ該切断されたワイヤ群の後端コネクタ側
を、ピツチ変換手段8の駒82BのY負方向移動
により後端コネクタ68のピツチと、そして駒8
2B′のY正方向移動によりもう一つの後端コネ
クタ67のピツチとに一致せしめる(第5図B及
び第6図8)こうしてワイヤは後端コネクタのピ
ンのピツチに一致しピツチ変換が行われる。この
とき切断されたワイヤの切断部分が落下すること
のないように刃体92の両側の支持面93,93
により支えられている。
しかる後、コネクタ保持体1′がピツチ変換手
段8と共に降下する。すると各ワイヤはプロテク
タにより案内保持される。そしてコネクタ保持体
1′とピツチ変換手段8は上昇する。その際各ワ
イヤは各駒82A,82B,82B′,82Cの
各ワイヤ案内溝84A,84B,84B′,84
Cから外れる。この状態において上記ピツチ変換
手段8は原位置すなわちY正方向に戻る。次にコ
ネクタ保持体1′が再び降下しコネクタ本体のピ
ンの圧接溝に、プロテクタに保持されたワイヤが
圧接され結線が完了する。そしてコネクタ側面よ
り突出しているワイヤの余長部は切り落される。
かくして一つのワイヤ群束について、前端コネ
クタと後端コネクタを異なるワイヤ群に圧接結線
される。そして順次この工程を繰り返す。
本実施例は、上述の装置で前端に分枝コネク
タ、後端に分枝コネクタ(あるいは集中コネク
タ)を異なるピツチで圧線結線をすることは容易
であり、しかもピツチ変換手段の駒の数を増加せ
しめれば多くの分枝コネクタを圧接結線すること
が可能となる。
かくして、どのような複雑な分枝コネクタそし
て集中コネクタの圧接結線にあつてもきわめて能
率的にそして誤結線なく自動的に圧接を遂行する
ことができ、圧接結線のためのコスト低減に大い
に貢献するものである。
次に他の実施例を第7図ないし第9図にて説明
する。
本実施例では、前実施例の掛止手段と引戻し手
段によることなく、後述の引出し手段により前端
コネクタとしての各分枝コネクタの引出しを行う
こと、そしてコネクタを圧接手段に自動的に順次
供給を行うことに特徴がある。
引出し手段3′は、第7図のごとく前端コネク
タ61,62,63の前進・後退の径路上にそれ
ぞれ掛止引出し要素31′,32′,33′を備え
ており、前端コネクタの前進直後に各掛止引出し
要素31′,32′,33′がケーシングレール2
の上面に軽い接触圧をともなつて降下し、該ケー
シングレール2が後退すると各掛止引出し要素3
1′,32′,33′が各前端コネクタ61,62,
63を掛止すると共に前方の設定位置まで引出し
て前進する。上記掛止引出し要素の上下動作及び
前進・後退動作の駆動は例えばエアシリンダ等に
よりなされる。
コネクタ供給手段はコネクタ本体供給手段40
とプロテクタ供給手段50とから成つている。
コネクタ本体供給手段40はワイヤ7の順方に
位置するコネクタ本体移送基板41をX正方向に
ピツチ送り可能とし、かつ1ピツチごとに圧接順
序にコネクタ本体61′,62′,63′,64′,
65′を配置する溝が設けられ、さらに上記コネ
クタ61′等が圧接手段1のコネクタ本体保持溝
11′,12′の側方位置にきたとき上記コネクタ
本体61′等をY方向に押してコネクタ本体保持
溝11′,12′に挿入するロツド43が備えられ
ている。
プロテクタ供給体50も上記コネクタ本体供給
体40とほぼ同様の構成になりコネクタ本体供給
体40の下側に位置しX負方向に移動するように
なつている。したがつてプロテクタ61″,6
2″,63″,64″,65″は左方にピツチ送りさ
れるプロテクタ移送基板51の溝に移動方向の前
方から後方に向けて順に配置されている。53は
プロテクタを圧接手段1のプロテクタ保持溝に挿
入するロツドである。
上記コネクタ本体移送基板41とプロテクタ移
送基板51が対となつてコネクタ移送基板をなし
ている。
ピツチ変換手段は、本実施例では中間に2個所
コネクタを圧接するように、第一ピツチ変換手段
800と第二ピツチ変換手段800′とを備えて
いる。
第一ピツチ変換手段には、前実施例のピツチ変
換手段4(第4及び5図)と同様に、Y方向に設
けられた溝810(第8図E)の内側で複数の駒
821,822,823を有し駒821と82
2、駒822と823はそれぞれ連結軸831,
832により連結されている。駒821,82
2,823はそれぞれワイヤ案内溝841,84
2,843を有しており、第8図Aに開示されて
いるごとく各駒が連結軸831,832の両端に
設けられたストツパ831A,832Aに当接し
た状態においては上記ワイヤ案内溝841,84
2,843はそれぞれの前端コネクタ61,6
2,63のワイヤピツチに一致した位置となつて
いる。上記各駒821,822,823が上記連
結軸上を摺動し互に当接すると第8図Bに示すご
とく各ワイヤ案内溝841,842,843は第
一の中間コネクタ64の圧接溝付ピン6′Aの圧
接溝ピツチの位置に合致するようになり、ワイヤ
7のピツチは集束された状態にピツチ変換される
こととなる。上記駒のうち821は固定的に取付
けられ、823は図示しないエアシリンダにより
連結され連結軸の方向に往復移動可能となつてい
る。
第二のピツチ変換手段800′もその基本構成
は全く第一のピツチ変換手段800と同じであ
る。相違点は、駒821′,822′,……,82
7′がそれぞれ1つの案内溝841′,842′,
……,847′のみを有していることである。し
たがつて各駒が離間状態になるとワイヤは一本づ
つ離れ、拡張ピツチにピツチ変換されることとな
る。
次に上記構成の本実施例について主に第9図に
基づきその動作を説明する。なお第9図は動作順
序にしたがつて本実施例装置の概要を平面図によ
り示したものである。
ワイヤの前端に各前端コネクタ61,62,
63を圧接した(第9図1)後にケーシングレ
ール2によつて、上記前端コネクタ61,6
2,63を引出し手段3の後退位置の前方(L
の位置)まで移動させる(同図2)。
次に引出し手段3の掛止引出し要素31,3
2,33がケーシングレール 2の上面に一定の接触圧をもつて降下する(同
図3)。
かかる状態でケーシングレール2の下方に取
付けられている保持部26(第3図に開示)に
よりワイヤ7をケーシングレール2に保持した
ままケーシングレール2を原位置まで後退せし
める。その際各掛止引出し要素31,32,3
3は各前端コネクタ61,62,63を引掛け
た状態で保持している。
次にケーシングレール2の保持部26はワイ
ヤの保持を解除すると共に、各掛止引出し要素
31,32,33は各前端コネクタ61,6
2,63を引掛け状態で各々の前端コネクタの
設定位置まで前進する(第9図4)。
次に第1ピツチ変換手段800が圧接手段1
の位置まで移動し、駒821,822,823
のワイヤ案内溝841,842,843内にワ
イヤ7を挿入する。そして各駒は図示しないエ
アシリンダにより集束され、第一の中間コネク
タ64の圧接溝付ピンの圧接溝ピツチに合致す
るようにワイヤ7をピツチ変換する(同図6)。
次にコネクタ本体供給手段40によりコネク
タ本体64′を、プロテクタ供給手段50によ
りプロテクタ64″を圧接手段1に供給する。
そしてピツチ変換されたワイヤ7をコネクタ6
4に圧接手段1にて圧接する。その後圧接され
た第一の中間コネクタ64をケーシングレール
2によりL1まで前進させる(同図7)。
次に第二ピツチ変換手段800′が圧接手段
1の位置まで移動し集束されている駒821′,
……,827′のワイヤ案内溝841′,……8
47′内にワイヤ7を挿入する。そして上記各
駒は図示しないエアシリンダにより連結軸上を
摺動し離間状態となりワイヤのピツチは拡張さ
れ、第二の中間コネクタ65の圧接溝付ピンの
圧接溝ピツチに合致するようにワイヤ7をピツ
チ変換する(同図8)。
次にコネクタ本体供給手段40によりコネク
タ本体65′を、プロテクタ供給手段50によ
りプロテクタ65″を圧接手段1に供給する。
そしてピツチ変換されたワイヤ7をコネクタ6
5に圧接手段1にて圧接する。その後圧接され
た第二の中間コネクタ65をケーシングレール
2によりL2まで前進させる(同図9)。
次に第一ピツチ変換手段800により最初の
ワイヤ群束のピツチと同じピツチにワイヤ7を
整列させ、かかる状態で切断手段9の刃体92
を上昇させて各ワイヤ7を切断する。そしてコ
ネクタ本体供給手段40により後端コネクタの
コネクタ本体61A′,62A′,63A′と次の
ワイヤ群束の前端コネクタとなる分枝コネクタ
のコネクタ本体61B′,62B′,63B′とを
圧接手段1に供給し、さらにプロテクタ供給手
段50により後端コネクタのプロテクタ61
A″,62A″,63A″と次のワイヤ群の前端コ
ネクタとなる分枝コネクタのプロテクタ61
B″,62B″,63B″を圧接手段1に供給す
る。そして圧接手段1により後端コネクタ61
A,62A,63A及び次のワイヤ群束の前端
コネクタ61B,62B,63Bをワイヤ7に
同時に圧接する。このときコネクタ側面より突
出しているワイヤの余長部が切り落されるのは
前実施例の場合と同様である(同図11)。
このように前端コネクタ61,62,63、第
一の中間コネクタ64、第二の中間コネクタ65
そして後端コネクタ61A,62A,63Aがワ
イヤ7とそれぞれワイヤをピツチ変換しながら順
次圧接されて分枝コネクタ付ワイヤが完成する。
以上のように本実施例によるならば、前端及び
後端に異なる分枝コネクタを圧接することが可能
のみならず両者の間に複数の中間コネクタとして
集中コネクタあるいは分枝コネクタを圧接するこ
とも可能となり、しかも上記各コネクタを自動的
に供給することができるために圧接工程が極めて
能率的となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いられるコネクタ
の斜視図、第2図は本発明の一実施例についてそ
の構成概要を示す斜視図、第3図は第2図のA−
A断面図、第4図は第2図のものを異つた角度か
らみた斜視図で圧接手段周辺を中心に描いたも
の、第5図は第4図のピツチ変換手段を示し同図
Aは駒が離間状態にある正面図、同図Bは、ピツ
チ変換後の正面図、同図Cは駒の部分を示す側面
図、第6図1,2,3,5,7,8,9は本実施
例装置の動作をその順序にしたがい要部のみを示
した平面図、同図4,6は同図3,5のそれぞれ
の部分正面図、第7図は他の実施例の構成概要を
示す斜視図、第8図は第7図のピツチ変換手段を
示し、同図A,Bは第一ピツチ変換手段で同図
C,Dは第二ピツチ変換手段でありそれぞれ正面
図でA,Cはピツチ変換前そしてB,Dはピツチ
変換後で、同図Eは駒の部分を示す側面図、第9
図1,2,4,6,7,8,9,10,11は本
実施例装置の動作をその順序にしたがい要部のみ
を示した平面図、同3,5は同図2,4のそれぞ
れの部分正面図である。 1……圧接手段、2……移送手段(ケーシング
レール)、3……掛止手段、5A……引戻し手段
(リール)、61,62,63……前端分枝コネク
タ、7……ワイヤ、8,800,800′……ピ
ツチ変換手段、82A,82B,…;821,8
22,…;821′,822′……駒、84A,8
4B,…;841,842,…;841′,84
2′……駒の案内溝、83A,83B,…;83
1,832,…;831′,832′,……駒の連
結部材、85A,85B……駒の駆動部材、5
1,41……コネクタ移送基板、P,40……コ
ネクタ本体供給手段Q,50……プロテクタ供給
手段、L……最長位置までの長さ、l1,l2,l3
…設定長さ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のワイヤの前端から後端に向けて順次複
    数位置に分枝コネクタおよび集中コネクタを任意
    に配して圧接結線するものにおいて、 ワイヤにコネクタを圧接結線するコネクタ圧接
    手段と、 ワイヤに圧接結線された前端分枝コネクタを所
    定のワイヤ長さの位置より前方の最長位置まで前
    進せしめる移送手段と、 前端分枝コネクタに圧接されたワイヤの所定の
    ワイヤ長さ位置で前端分枝コネクタを後退方向で
    掛止する掛止手段と、 掛止手段の作動後にワイヤを後退せしめるワイ
    ヤ引戻し手段と、 ワイヤの側方位置からコネクタ圧接手段にコネ
    クタを供給するコネクタ供給手段と、 ワイヤの配列のピツチをコネクタの圧接溝のピ
    ツチに合致させるピツチ変換手段とを具備し、 上記ピツチ変換手段は、コネクタの圧接溝のピ
    ツチと同じピツチでワイヤを案内する案内溝を有
    する駒を複数個備え、該駒同士は互にピツチ変換
    方向で摺動可能に連結部材で連結されかつ駒を連
    結部材に沿つて駆動せしめる駆動部材に連結され
    ていることを特徴とする分枝コネクタの圧接結線
    装置。 2 複数のワイヤの前端から後端に向けて順次複
    数位置に分枝コネクタ及び集束コネクタを任意に
    配して圧接結線するものにおいて、 ワイヤにコネクタを圧接結線するコネクタ圧接
    手段と、 ワイヤに圧接結線されたコネクタを前進または
    後退せしめる移送手段と、 ワイヤに圧接結線されたコネクタを、移送手段
    から受けた後これを所定のワイヤ長さの位置まで
    引出す引出し手段と、 ワイヤの側方位置からコネクタ圧接手段にコネ
    クタを供給するコネクタ供給手段と、 ワイヤの配列のピツチをコネクタの圧接溝のピ
    ツチに合致させるピツチ変換手段とを具備し、 コネクタ供給手段は複数のコネクタを配置する
    コネクタ移送基板を有し、該コネクタ移送基板は
    コネクタを順次圧接手段への供給位置に待機せし
    めるべく移動し、 ピツチ変換手段はコネクタの圧接溝のピツチと
    同じピツチでワイヤを案内する案内溝を有する駒
    を複数個備え、該駒同士は互にピツチ変換方向で
    摺動可能に連結部材で連結されかつ駒を連結部材
    に沿つて駆動せしめる駆動部材に連結されている
    ことを特徴とする分枝コネクタの圧接結線装置。
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