JPH0139178B2 - - Google Patents
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- JPH0139178B2 JPH0139178B2 JP57109900A JP10990082A JPH0139178B2 JP H0139178 B2 JPH0139178 B2 JP H0139178B2 JP 57109900 A JP57109900 A JP 57109900A JP 10990082 A JP10990082 A JP 10990082A JP H0139178 B2 JPH0139178 B2 JP H0139178B2
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- JP
- Japan
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- link member
- lever
- opening
- latch
- closing
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Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Breakers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回路しや断器の開閉引外し装置に関
し、特に小型回路しや断器において開閉動作と引
外し動作とが確実に行なわれるように改良を図つ
たものである。
し、特に小型回路しや断器において開閉動作と引
外し動作とが確実に行なわれるように改良を図つ
たものである。
第1図AおよびBは従来のこの種の小型回路し
や断器における開閉引外し装置の一例を示し、こ
こで、1Aは固定接点台1に設けられた固定接
点、2Aは可動接点台2に設けられた可動接点、
3は可動接点台2とこのピン4により連結されて
いるレバである。5はこのレバ3と軸部5Aによ
り、またハンドル部材6とは軸部5Bによりそれ
ぞれ連結されるコの字型形状のリンク部材であ
り、7はレバ3とハンドル部材6との間に掛止さ
れている開閉ばねである。
や断器における開閉引外し装置の一例を示し、こ
こで、1Aは固定接点台1に設けられた固定接
点、2Aは可動接点台2に設けられた可動接点、
3は可動接点台2とこのピン4により連結されて
いるレバである。5はこのレバ3と軸部5Aによ
り、またハンドル部材6とは軸部5Bによりそれ
ぞれ連結されるコの字型形状のリンク部材であ
り、7はレバ3とハンドル部材6との間に掛止さ
れている開閉ばねである。
しかして、図に示すようなハンドル取手6Aの
閉路位置にあつては、ハンドル部材6が反時計方
向に回動させられていることにより、リンク部材
5の連結軸部5Bの位置がハンドル回動軸6Bよ
り右方にあり、ハンドル部材6がリンク部材5を
介し、レバ3および接点台2をばね7のばね力に
抗して下方の固定接点台に向け偏倚させ接点2A
を接点1Aに圧接させると共に、レバ3の係止端
部3Aをラツチ8の係合部8Aに係止させてい
る。ラツチ8はその軸部8Bがフレーム9に回動
自在に枢支されており、ラツチ8の爪部8Cはア
マチユア10の端部10Aと所定の間隔を保ち対
向の位置にくるように配置される。11はケー
ス、12はカバーであり、ハンドル部材6は第1
図Bに示すようにしてケース11およびカバー1
2は枢支され、更にリンク部材5の軸部5Aの端
部はカバー12に設けられた孔13に摺動自在に
嵌め合わされている。
閉路位置にあつては、ハンドル部材6が反時計方
向に回動させられていることにより、リンク部材
5の連結軸部5Bの位置がハンドル回動軸6Bよ
り右方にあり、ハンドル部材6がリンク部材5を
介し、レバ3および接点台2をばね7のばね力に
抗して下方の固定接点台に向け偏倚させ接点2A
を接点1Aに圧接させると共に、レバ3の係止端
部3Aをラツチ8の係合部8Aに係止させてい
る。ラツチ8はその軸部8Bがフレーム9に回動
自在に枢支されており、ラツチ8の爪部8Cはア
マチユア10の端部10Aと所定の間隔を保ち対
向の位置にくるように配置される。11はケー
ス、12はカバーであり、ハンドル部材6は第1
図Bに示すようにしてケース11およびカバー1
2は枢支され、更にリンク部材5の軸部5Aの端
部はカバー12に設けられた孔13に摺動自在に
嵌め合わされている。
次に、このように構成された回路しや断器にお
ける開閉ならびに引外し動作を説明する。まず、
過電流が流れたとすると、図示されない過電流検
出部の電磁コイルにアマチユア10の下端部が吸
着されることにより、アマチユア10の端部10
Aが時計回りの方向に回動してラツチ8の爪部8
Cを押動させる。よつて、ラツチ8はその軸部8
Bの回りに回動させられてレバ3の係止端部3A
を係合部8Aから解放し、レバ3および接点台2
をばね7のばね力により右上方に引上げ接点2A
を接点1Aから開離させる。更に、この状態にあ
つてはハンドル取手6Aが第1図Aに示したよう
に左手方向に回動されたままの状態に保たれ、従
つてレバ3はハンドル部材6の下面突出部の左側
の面に当接した状態に保持される。
ける開閉ならびに引外し動作を説明する。まず、
過電流が流れたとすると、図示されない過電流検
出部の電磁コイルにアマチユア10の下端部が吸
着されることにより、アマチユア10の端部10
Aが時計回りの方向に回動してラツチ8の爪部8
Cを押動させる。よつて、ラツチ8はその軸部8
Bの回りに回動させられてレバ3の係止端部3A
を係合部8Aから解放し、レバ3および接点台2
をばね7のばね力により右上方に引上げ接点2A
を接点1Aから開離させる。更に、この状態にあ
つてはハンドル取手6Aが第1図Aに示したよう
に左手方向に回動されたままの状態に保たれ、従
つてレバ3はハンドル部材6の下面突出部の左側
の面に当接した状態に保持される。
また、ハンドル取手6Aを開路位置とした場合
には、リンク部材5の連結軸部5Bの位置がハン
ドル回動軸6Bより左方にくることにより、ばね
7のばね力で引上げられたレバー3および可動接
点台2はハンドル部材6の下面突出部の右側の面
に当接した状態を保つ。
には、リンク部材5の連結軸部5Bの位置がハン
ドル回動軸6Bより左方にくることにより、ばね
7のばね力で引上げられたレバー3および可動接
点台2はハンドル部材6の下面突出部の右側の面
に当接した状態を保つ。
しかしながら、このように構成された回路しや
断器の開閉引外し装置にあつては、次のような問
題点がある。
断器の開閉引外し装置にあつては、次のような問
題点がある。
(1) リンク部材5はその軸部5Aおよび5Bをそ
れぞれカバー12の孔13およびハンドル部材
6に嵌め合わされるのみで位置決めされる構成
となつているので、リンク部材5の曲り部5C
は案内がないまま不安定な状態におかれ、特に
閉路時には、軸部5Aの枢支されている軸端と
孔13との間に摩擦が生じるのでリンク部材5
が傾きやすい。このために、レバ3の係止端部
3Aとラツチ8の係合部8Aとの間の係合代に
狂いが生じ、正確な引外し動作が得られなくな
る虞れがある。
れぞれカバー12の孔13およびハンドル部材
6に嵌め合わされるのみで位置決めされる構成
となつているので、リンク部材5の曲り部5C
は案内がないまま不安定な状態におかれ、特に
閉路時には、軸部5Aの枢支されている軸端と
孔13との間に摩擦が生じるのでリンク部材5
が傾きやすい。このために、レバ3の係止端部
3Aとラツチ8の係合部8Aとの間の係合代に
狂いが生じ、正確な引外し動作が得られなくな
る虞れがある。
(2) 引外し装置の組立にあたつて、ハンドル部材
6はケース11とカバー12との間に枢支され
て位置決めされ、更にリンク部材5はこのハン
ドル部材6と案内孔13とに嵌め合わされるこ
とにより位置決めされる一方、ラツチ8とアマ
チユア10とはケース11に取付けたフレーム
9によつて位置決めされるので、引外し動作に
大きく影響するこれら各部材5,6およびラツ
チ8の各軸枢支部の相対位置の精度が問題とな
る。特に、リンク部材5の軸部5Aとラツチ8
の軸部8Bとの間の距離が変化するようなこと
があると、ラツチ8の係合部8Aにレバ3の係
止端部3Aを係合させるために爪部8Cの位置
まで変化させねばならず、このように調整する
とアマチユア10の引外し時のストロークまで
変化してしまい、殊にストロークが大きくなる
場合は引外し不能の現象が生じるので、アマチ
ユア10との間の寸法調整が必要となつたりし
て、これらの調整に無駄な費用がかかる。
6はケース11とカバー12との間に枢支され
て位置決めされ、更にリンク部材5はこのハン
ドル部材6と案内孔13とに嵌め合わされるこ
とにより位置決めされる一方、ラツチ8とアマ
チユア10とはケース11に取付けたフレーム
9によつて位置決めされるので、引外し動作に
大きく影響するこれら各部材5,6およびラツ
チ8の各軸枢支部の相対位置の精度が問題とな
る。特に、リンク部材5の軸部5Aとラツチ8
の軸部8Bとの間の距離が変化するようなこと
があると、ラツチ8の係合部8Aにレバ3の係
止端部3Aを係合させるために爪部8Cの位置
まで変化させねばならず、このように調整する
とアマチユア10の引外し時のストロークまで
変化してしまい、殊にストロークが大きくなる
場合は引外し不能の現象が生じるので、アマチ
ユア10との間の寸法調整が必要となつたりし
て、これらの調整に無駄な費用がかかる。
(3) 開閉引外し動作ケース11にカバー12を取
付けた後でないと確認できず、殊に、ハンドル
回動軸6Bとリンク部材5の軸部5Aとはカバ
ー12に枢支される構造となつているのでこれ
らの嵌め合いと位置合わせはカバー12取付け
時の目測によらざるを得ず、これらに関連した
不具合の発見が容易でないのみならず余分な手
間がかかる。
付けた後でないと確認できず、殊に、ハンドル
回動軸6Bとリンク部材5の軸部5Aとはカバ
ー12に枢支される構造となつているのでこれ
らの嵌め合いと位置合わせはカバー12取付け
時の目測によらざるを得ず、これらに関連した
不具合の発見が容易でないのみならず余分な手
間がかかる。
本発明の目的は、これらの問題点に鑑み、部品
点数をふやすことなく、しかも組立が容易で確実
な開閉動作および引外し動作が得られる回路しや
断器の開閉引外し装置を提供することにある。
点数をふやすことなく、しかも組立が容易で確実
な開閉動作および引外し動作が得られる回路しや
断器の開閉引外し装置を提供することにある。
すなわち、本発明はケースと、ケース内に取付
けた部材支持フレームと、ハンドル部材および可
動接点台付きレバにそれぞれ嵌め合わせた2つの
軸部を結合してなるリンク部材を有し、該リンク
部材を介して可動接点台付きレバにより開閉動作
がなされる開閉装置と、アマチユアおよびラツチ
を有し、該ラツチの係合部に前記レバの係止部を
係止させるようにした引外し装置とを具備した回
路しや断器の開閉引外し装置において、前記部材
支持フレームには前記リンク部材の前記レバに嵌
め合わせた軸部を案内する案内孔を設け、前記ケ
ースには前記リンク部材の結合部を案内する案内
溝を設け、前記案内孔および前記案内溝により、
前記リンク部材の動作を規制するようにしたこと
を特徴とするものである。
けた部材支持フレームと、ハンドル部材および可
動接点台付きレバにそれぞれ嵌め合わせた2つの
軸部を結合してなるリンク部材を有し、該リンク
部材を介して可動接点台付きレバにより開閉動作
がなされる開閉装置と、アマチユアおよびラツチ
を有し、該ラツチの係合部に前記レバの係止部を
係止させるようにした引外し装置とを具備した回
路しや断器の開閉引外し装置において、前記部材
支持フレームには前記リンク部材の前記レバに嵌
め合わせた軸部を案内する案内孔を設け、前記ケ
ースには前記リンク部材の結合部を案内する案内
溝を設け、前記案内孔および前記案内溝により、
前記リンク部材の動作を規制するようにしたこと
を特徴とするものである。
以下に図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
る。
以下で第1図AおよびBに示したと同様の箇所
には同一符号を付してその説明の詳細を省略す
る。第2図A,BおよびCは本発明の一実施例を
示し、ここで19は金属フレーム、20はハンド
ル部材6の軸部6Bを枢支する軸支孔、21はリ
ンク部材5の軸部5Aを摺動自在に嵌め合わせ保
持する案内孔であり、本例ではフレーム19にこ
れらの軸支孔20および案内孔21を設けること
によりこれらの枢支機構をケースカバー22から
分離する。更に、ここで案内孔21は、リンク部
材軸部5Aがしや断器の開路時、閉路時および引
外し時に動作する軌跡の範囲を限界するように穿
設してあり、これに加えてケース11には案内溝
23を設け、この案内溝23によつてリンク部材
5の結合部5Dの動作を規制する。従つて案内溝
23もまた、結合部5Dの動作する軌跡の範囲を
限界して設けてあり、この案内溝23によつて結
合部5Dがその動作中に正しい軌跡から外れるの
を抑制する。24Aおよび24Bはフレーム19
に設けたラツチ軸部8Bの枢支部であり、25は
アマチユア10の支承部である。また、第2図C
においては26は電磁コイル、27はそのダツシ
ユポツト、28は消弧室枠、29はそのグリツド
である。
には同一符号を付してその説明の詳細を省略す
る。第2図A,BおよびCは本発明の一実施例を
示し、ここで19は金属フレーム、20はハンド
ル部材6の軸部6Bを枢支する軸支孔、21はリ
ンク部材5の軸部5Aを摺動自在に嵌め合わせ保
持する案内孔であり、本例ではフレーム19にこ
れらの軸支孔20および案内孔21を設けること
によりこれらの枢支機構をケースカバー22から
分離する。更に、ここで案内孔21は、リンク部
材軸部5Aがしや断器の開路時、閉路時および引
外し時に動作する軌跡の範囲を限界するように穿
設してあり、これに加えてケース11には案内溝
23を設け、この案内溝23によつてリンク部材
5の結合部5Dの動作を規制する。従つて案内溝
23もまた、結合部5Dの動作する軌跡の範囲を
限界して設けてあり、この案内溝23によつて結
合部5Dがその動作中に正しい軌跡から外れるの
を抑制する。24Aおよび24Bはフレーム19
に設けたラツチ軸部8Bの枢支部であり、25は
アマチユア10の支承部である。また、第2図C
においては26は電磁コイル、27はそのダツシ
ユポツト、28は消弧室枠、29はそのグリツド
である。
このように構成した開閉引外し装置では、その
閉路時にハンドル取手6Aを操作してハンドル部
材6を反時計方向に回動させると、リンク部材5
の軸部5Aは案内孔21によつて案内され、閉路
状態で図に示すような位置で保持されると共に、
その間、リンク部材5の結合部5Dは案内溝23
の周囲壁面によつて限界される範囲内に拘束され
ながら動作することになり、この案内溝23を設
けたことによつて結合部5Dが傾くのを規制する
ことができる。更にまた、その組立にあたつて
は、ハンドル部材6をケース11に突設した枢支
部11Aに枢支させると共に、このハンドル部材
6にリンク部材5の軸部5Bに枢支させ、その結
合部5Dをケース11の案内溝23に嵌め合わせ
てから、ハンドル部材6の軸部6Bおよびリンク
部材5の端部5Aをそれぞれフレーム19の軸支
孔20および案内孔21に嵌合させて位置決めす
る。よつて、開閉引外し動作に関与するハンドル
部材6とリンク部材5とが全てカバー22とは無
関係にケース11とフレーム19との間に軸支さ
れることとなり、かつ、ラツチ8もまたこのフレ
ーム19によつて枢支されるので、これらの各軸
支部間の位置決め精度を向上させることができ、
開閉引外し装置に狂いが生じるのを防止すること
ができる。
閉路時にハンドル取手6Aを操作してハンドル部
材6を反時計方向に回動させると、リンク部材5
の軸部5Aは案内孔21によつて案内され、閉路
状態で図に示すような位置で保持されると共に、
その間、リンク部材5の結合部5Dは案内溝23
の周囲壁面によつて限界される範囲内に拘束され
ながら動作することになり、この案内溝23を設
けたことによつて結合部5Dが傾くのを規制する
ことができる。更にまた、その組立にあたつて
は、ハンドル部材6をケース11に突設した枢支
部11Aに枢支させると共に、このハンドル部材
6にリンク部材5の軸部5Bに枢支させ、その結
合部5Dをケース11の案内溝23に嵌め合わせ
てから、ハンドル部材6の軸部6Bおよびリンク
部材5の端部5Aをそれぞれフレーム19の軸支
孔20および案内孔21に嵌合させて位置決めす
る。よつて、開閉引外し動作に関与するハンドル
部材6とリンク部材5とが全てカバー22とは無
関係にケース11とフレーム19との間に軸支さ
れることとなり、かつ、ラツチ8もまたこのフレ
ーム19によつて枢支されるので、これらの各軸
支部間の位置決め精度を向上させることができ、
開閉引外し装置に狂いが生じるのを防止すること
ができる。
以上説明してきたように、本発明によれば、可
動接点台を有するレバとハンドル部材との間を、
これらに嵌め合わせた互いに平行する軸部と、こ
れらの軸部間を結合する結合部とで形成したリン
ク部材により連結し、このリンク部材を介して可
動接点台とレバに開閉動作ならびに引外し動作を
行わせるようにした開閉引外し装置において、レ
バに嵌め合わせた例のリンク部材軸部の端部を案
内する案内孔をラツチを軸支させるフレームの一
部に設け、更にリンク部材結合部を案内する案内
溝をケースに設けて、リンク部材の動作がこれら
の案内孔および案内溝によつて限界される範囲に
規制されるようにしたので、特に閉路時にはこれ
らの案内孔と案内溝とによつてリンク部材の姿勢
と位置決めとが正しく保たれて、レバとラツチと
の間の係合が正しい寸法のもとで保持され、狂い
が生じない。
動接点台を有するレバとハンドル部材との間を、
これらに嵌め合わせた互いに平行する軸部と、こ
れらの軸部間を結合する結合部とで形成したリン
ク部材により連結し、このリンク部材を介して可
動接点台とレバに開閉動作ならびに引外し動作を
行わせるようにした開閉引外し装置において、レ
バに嵌め合わせた例のリンク部材軸部の端部を案
内する案内孔をラツチを軸支させるフレームの一
部に設け、更にリンク部材結合部を案内する案内
溝をケースに設けて、リンク部材の動作がこれら
の案内孔および案内溝によつて限界される範囲に
規制されるようにしたので、特に閉路時にはこれ
らの案内孔と案内溝とによつてリンク部材の姿勢
と位置決めとが正しく保たれて、レバとラツチと
の間の係合が正しい寸法のもとで保持され、狂い
が生じない。
更にまた、ハンドルの軸支部、リンク部材の案
内孔、アマチユアの枢支部およびラツチの枢支部
が共に一つのフレームに構成され、このフレーム
をケースに取付けることによつて、開閉ならびに
引外し機構に関連する各軸支部、枢支部の位置決
めが得られるように構成したので、安定した動作
特性が維持でき、更に不具合がカバー取付け前に
発見することが可能なのみならず組立作業が容易
で面倒な手間を要しない。
内孔、アマチユアの枢支部およびラツチの枢支部
が共に一つのフレームに構成され、このフレーム
をケースに取付けることによつて、開閉ならびに
引外し機構に関連する各軸支部、枢支部の位置決
めが得られるように構成したので、安定した動作
特性が維持でき、更に不具合がカバー取付け前に
発見することが可能なのみならず組立作業が容易
で面倒な手間を要しない。
なお、本発明は、回路しや断器に限られるもの
ではなく、広く、一般にフリートリツプ機構を有
するしや断器の開閉引外し装置に適用できること
はいうまでもない。
ではなく、広く、一般にフリートリツプ機構を有
するしや断器の開閉引外し装置に適用できること
はいうまでもない。
第1図AおよびBは従来の回路しや断器の開閉
引外し装置の構成の一例を示すそれぞれ正面図お
よび断面図、第2図AおよびBは本発明回路しや
断器の開閉引外し装置の構成の一例を示すそれぞ
れ示す正面図および断面図、第2図Cはその構成
を分解して示す斜視図である。 1……固定接点台、2……可動接点台、1A,
2A……接点、3……レバ、3A……係止端部、
4……ピン、5……リンク部材、5A,5B……
軸部、5C……曲り部、5D……結合部、6……
ハンドル部材、6A……ハンドル取手、6B……
回動軸、7……開閉ばね、8……ラツチ、8A…
…係合部、8B……軸部、8C……爪部、9……
フレーム、10……アマチユア、10A……端
部、11……ケース、11A……枢支部、12…
…カバー、13……孔、19……フレーム、20
……軸支孔、21……案内孔、22……カバー、
23……案内溝、24A,24B……枢支部、2
5……支承部、26……電磁コイル、27……ダ
ツシユポツト、28……消弧室枠、29……グリ
ツド。
引外し装置の構成の一例を示すそれぞれ正面図お
よび断面図、第2図AおよびBは本発明回路しや
断器の開閉引外し装置の構成の一例を示すそれぞ
れ示す正面図および断面図、第2図Cはその構成
を分解して示す斜視図である。 1……固定接点台、2……可動接点台、1A,
2A……接点、3……レバ、3A……係止端部、
4……ピン、5……リンク部材、5A,5B……
軸部、5C……曲り部、5D……結合部、6……
ハンドル部材、6A……ハンドル取手、6B……
回動軸、7……開閉ばね、8……ラツチ、8A…
…係合部、8B……軸部、8C……爪部、9……
フレーム、10……アマチユア、10A……端
部、11……ケース、11A……枢支部、12…
…カバー、13……孔、19……フレーム、20
……軸支孔、21……案内孔、22……カバー、
23……案内溝、24A,24B……枢支部、2
5……支承部、26……電磁コイル、27……ダ
ツシユポツト、28……消弧室枠、29……グリ
ツド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケースと、該ケース内に取付けた部材支持フ
レームと、ハンドル部材および可動接点台付きレ
バにそれぞれ嵌め合せた2つの軸部を結合部で結
合してなるリンク部材を有し、該リンク部材を介
して前記可動接点台付きレバにより開閉動作がな
される開閉装置と、アマチユアおよびラツチを有
し、該ラツチの係合部に前記レバの係止部を係止
させるようにした引外し装置とを具備した回路し
や断器の開閉引外し装置において、前記部材支持
フレームには前記リンク部材の前記レバに嵌め合
わせた軸部を案内する案内孔を設け、前記ケース
には前記リンク部材の結合部を案内する案内溝を
設け、前記案内孔および前記案内溝により、前記
リンク部材の動作を規制するようにしたことを特
徴とする回路しや断器の開閉引外し装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の回路しや断器の
開閉引外し装置において、前記部材支持フレーム
に前記アマチユア、前記ラツチおよび前記ハンド
ル部材の枢支部を設けたことを特徴とする回路し
や断器の開閉引外し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10990082A JPS59830A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 回路しや断器の開閉引外し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10990082A JPS59830A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 回路しや断器の開閉引外し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59830A JPS59830A (ja) | 1984-01-06 |
JPH0139178B2 true JPH0139178B2 (ja) | 1989-08-18 |
Family
ID=14522000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10990082A Granted JPS59830A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 回路しや断器の開閉引外し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS59830A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0494238U (ja) * | 1990-12-29 | 1992-08-17 | ||
JP2667600B2 (ja) * | 1991-07-11 | 1997-10-27 | 松下電工株式会社 | 回路遮断器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57515A (en) * | 1980-06-03 | 1982-01-05 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Mechanical displacement measuring device |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP10990082A patent/JPS59830A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57515A (en) * | 1980-06-03 | 1982-01-05 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Mechanical displacement measuring device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59830A (ja) | 1984-01-06 |
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