JP2667600B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2667600B2
JP2667600B2 JP3171317A JP17131791A JP2667600B2 JP 2667600 B2 JP2667600 B2 JP 2667600B2 JP 3171317 A JP3171317 A JP 3171317A JP 17131791 A JP17131791 A JP 17131791A JP 2667600 B2 JP2667600 B2 JP 2667600B2
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昭彦 平尾
知行 澤田
晋治 高山
洋一 青山
幸弘 松岡
達男 広島
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路遮断器、詳細には手
動開閉手段と共に異常電流検出手段を備え、適宜に開閉
接点手段を開閉可能な回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回路遮断器としては、F.S.Mali
ckによる米国特許4,056,798 等が挙げられる。この米国
特許には手動開閉手段、異常電流検出手段としてのトリ
ップ手段並びに開閉接点手段を含む回路遮断器が示され
ており、この場合手動開閉手段にはハンドル並びにこの
ハンドルに相対回転可能に連結されたクレドルが包有さ
れ、クレドルは開閉接点手段の可動接触子と引張りバネ
を介して連係され、且つクレドルの一端がバイメタルを
含むトリップ手段に、異常電流検出時に解放可能に係止
されている。
【0003】ハンドルを引張りバネのバネ力に抗しつつ
ハンドルを回動させれば可動接触子を揺動させて、開閉
接点手段を開閉動作させ得る。一方回路遮断器に異常電
流が流れたときはトリップ手段のバイメタルが弯曲して
クレドルの一端がトリップ手段から解放され、これに伴
い引張りバネのバネ力が可動接触子を接点開成方向に変
位させるように働き、開閉接点手段が強制的に開成状態
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
米国特許による回路遮断器では引張りバネを用いるた
め、構成部材の組立時にクレドルと可動接触子との間に
引張り力を付与させつつ行わねばならず、構成部材の配
置ないしは部材相互の係止などの組立作業が煩雑となり
特に自動組立作業では、引張りバネのフックのからまり
でバネの自動パーツフィードが困難であった。
【0005】また異常電流検出時のトリップ動作時に引
張バネのバネ力の加わる方向が実質的に垂直方向である
ため、可動接触子に働くトリップ動作時の接点開成力を
大にしようとすれば、引張バネを大きくする必要があ
り、このため引張バネ力を大にすればする程組立性がよ
り低下する問題がある。したがって、本発明の目的は、
構成部材の配置、部材相互の係止などの組立作業が容易
で、自動組立をも実現できる回路遮断器を提供すること
である。
【0006】本発明の他の目的と利点とは以下において
実施例の説明を進めるに応じ明らかになろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の回路遮断器
は、先端に操作部を有し後端側に第1の基準位置を有し
前記第1の基準位置と前記操作部との間に連結部を有し
て前記第1の基準位置に枢支されたハンドルと、中間部
バネ受け部を有し一端が前記ハンドルの前記連結部
動可能に保持され他端が前記ハンドルの操作部と反対
向きに延出するとともに前記他端に可動接点を付設した
可動接触子と、この可動接触子の前記可動接点に開閉動
作される固定接点を有する固定接触子と、前記可動接触
子のバネ受け部よりも前記連結部側に位置したバネ受け
部を中間部に有し且つ係止部を具備して第2の基準位置
に枢支されたクレドルと、このクレドルの係止部と解放
可能に係止する係止受け部を有する異常電流検出手段
と、前記可動接触子の前記バネ受け部と前記クレドルの
前記バネ受け部との間に圧縮して懸架されて前記可動接
点が前記固定接点に閉成し且つ前記クレドルの前記係止
部が異常電流検出手段の前記係止受け部に係止している
ときは前記可動接点と前記固定接点との間に接点圧を与
えるとともに前記クレドルの前記係止部が前記異常電流
検出手段の前記係止受け部から解放されたときは前記固
定接点から前記可動接点が開成する方向に前記可動接触
子および前記クレドルを回転するように反転動作する反
転バネとを備えたものである。
【0008】請求項2の回路遮断器は、請求項1におい
て、内装部材群を組込み可能な収容室を有するケーシン
グボディと、このケーシングボディに覆設されるカバー
とを包有するケーシングを有するものである。請求項3
の回路遮断器は、請求項2において、前記ケーシングボ
ディの前記収容室に取付フレームを設置し、前記ハンド
ルを第1の基準位置に枢支する固定軸が前記ケーシング
ボディと前記取付フレームとの間に設置され、前記取付
フレームの一端部の前記第2の基準位置に前記クレドル
の一端部を枢支する枢支耳部が具備され、前記取付フレ
ームの他端部に前記異常電流検出手段を装着する取付耳
部が設けられたものである。
【0009】請求項4の回路遮断器は、請求項3におい
て、前記可動接触子の前記バネ受け部と前記クレドルの
前記バネ受け部が各々の中央に具備されたものである。
請求項5の回路遮断器は、請求項2において、前記収容
室内において前記可動接触子と前記クレドルとの隣接ス
ペースに検出スイッチが配設されたものである。
【0010】請求項6の回路遮断器は、請求項5におい
て、前記検出スイッチは前記可動接点および前記固定接
点間の開成状態およびトリップ状態の少なくとも一の状
態を検出するように、開成位置にある前記可動接触子お
よび静止位置にある前記クレドルの少なくとも一方に対
し検出動作可能に設けられたものである。請求項7の回
路遮断器は、請求項2において、前記第2の基準位置に
枢支される前記クレドルの一端部の枢支部は閉成時の前
記可動接触子に隣接して位置するように配置され、トリ
ップ動作時に前記可動接触子を強制開成させる脚部が前
記枢支部の近傍に延設されたものである。
【0011】請求項8の回路遮断器は、請求項3におい
て、前記第2の基準位置に枢支される前記クレドルの一
端部の枢支部は閉成時の前記可動接触子に隣接して位置
するように配置され、トリップ動作時に前記可動接触子
を強制開成させる脚部が前記枢支部の近傍に延設された
ものである。
【0012】
【作用】請求項1の回路遮断器によれば、ハンドルを開
閉操作すると反転バネの反転動作により可動接触子が開
閉動作し、異常電流が流れるとクレドルの係止部が異常
電流検出手段の係止受け部から外され、反転バネのバネ
力により第2の基準位置を中心にクレドルが回動し、そ
の結果可動接触子の可動接点がトリップ開極する。この
場合、クレドルと可動接触子との間に反転バネを圧縮介
在したため、構成部材の配置および部材相互の係止など
の組立作業を容易にできるとともに、引張バネを用いた
場合と比較して自動組立が容易になり、量産性に富ませ
得るのでコストダウンにすることができる。また、ハン
ドルの第1の基準位置とハンドルの操作部との間に連結
部を設けたため、ハンドルおよび可動接触子を長く形成
できるので、ハンドル操作が良好になるとともに、可動
接触子も小さい回動範囲で大きな開離距離を得ることが
できる。さらに可動接触子の可動接点側がハンドルの操
作部と反対向きに延出し、可動接触子のバネ受け部が可
動接触子の中間部に設けられ、クレドルのバネ受け部が
その中間部に設けられ、かつ、クレドルのバネ受け部が
可動接触子のバネ受け部よりも連結部側に位置している
ため、反転バネによる可動接触子とハンドルの反転機構
を簡単にすることができる。
【0013】請求項2の回路遮断器によれば、請求項1
において、内装部材群を組込み可能な収容室を有するケ
ーシングボディと、このケーシングボディに覆設される
カバーとを包有するケーシングを有しており、請求項1
と同作用がある。請求項3の回路遮断器によれば、請求
項2において、前記ケーシングボディの前記収容室に取
付フレームを設置し、前記ハンドルを第1の基準位置に
枢支する固定軸が前記ケーシングボディと前記取付フレ
ームとの間に設置され、前記取付フレームの一端部の前
記第2の基準位置に前記クレドルの一端部を枢支する枢
支耳部が具備され、前記取付フレームの他端部に前記異
常電流検出手段を装着する取付耳部が設けられているた
め、ハンドルおよびクレドル等の内装部材群の位置精度
がよくなり、しかもケーシングボディの開口をカバーで
塞ぐ前に動作確認をすることができる。さらにハンドル
の固定軸をケーシングボディと取付フレームに支持した
ため、取付フレームに取付ける部品の組み込みに際して
ハンドルが障害になることがなく組立容易になる。
【0014】請求項4の回路遮断器によれば、請求項3
において、前記可動接触子の前記バネ受け部と前記クレ
ドルの前記バネ受け部が各々の中央に具備されたため、
反転バネの装着が行いやすい。請求項5の回路遮断器に
よれば、請求項2において、前記収容室内において前記
可動接触子と前記クレドルとの隣接スペースに検出スイ
ッチが配設されたため、空きスペースを有効利用するこ
とができ、ケーシングを大型化することがない。
【0015】請求項6の回路遮断器によれば、請求項5
において、前記検出スイッチは前記可動接点および前記
固定接点間の開成状態およびトリップ状態の少なくとも
一の状態を検出するように、開成位置にある前記可動接
触子および静止位置にある前記クレドルの少なくとも一
方に対し検出動作可能に設けられたため、前記可動接触
子や前記クレドルの状態を検出することにより開閉状態
およびトリップ状態の有無を検出でき、離れた場所での
状態識別が可能になる。
【0016】請求項7の回路遮断器によれば、請求項2
において、前記第2の基準位置に枢支される前記クレド
ルの一端部の枢支部は閉成時の前記可動接触子に隣接し
て位置するように配置され、トリップ動作時に前記可動
接触子を強制開成させる脚部が前記枢支部の近傍に延設
されたため、部品点数を増加することなく異常電流時の
可動接点の開離力を大きくすることができ、接点溶着に
よる遮断不能などを防止でき、かつ可動接点の開極スピ
ードを速め高性能化できる。
【0017】請求項8の回路遮断器によれば、請求項3
において、前記第2の基準位置に枢支される前記クレド
ルの一端部の枢支部は閉成時の前記可動接触子に隣接し
て位置するように配置され、トリップ動作時に前記可動
接触子を強制開成させる脚部が前記枢支部の近傍に延設
されたため、部品点数を増加することなく異常電流時の
可動接点の開離力を大きくすることができ、接点溶着に
よる遮断不能などを防止でき、かつ可動接点の開極スピ
ードを速め高性能化できる。
【0018】以下本発明を実施例群に沿って説明する
が、これらの実施例に限定されるものではなく、添付の
クレームに含まれる設計変更が包有されることは理解さ
れよう。
【0019】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1ないし図4によ
り説明する。すなわち、この回路遮断器10にはケーシ
ング11、手動開閉手段12、開閉接点手段13並びに
トリップ手段をなす異常電流検出手段14が包有され
る。ケーシング11はケーシングボディ15とこのケー
シングボディに覆設するカバー16とでなり、ケーシン
グボディ15には手動開閉手段12、開閉接点手段13
並びに異常電流検出手段14等の収容部17が区画され
る。カバー16はケーシングボディ15の収容室17に
上記の内装部材群を組込んだ後、ケーシングボディ15
に複数本(図示の実施例では4本)のピン18a〜18
dによって固定される。ケーシングボディ15にはその
上部壁にハンドル用窓19が形成され、また一側壁には
案内チャンネル20を含む固定接触子・端子金具取付部
21が形成され、且つ他端壁には案内スリット22を含
む負荷端子・端子金具取付部23が形成される。更に収
容室17内には上記の一側壁近傍において好ましくは台
部24に着座され、且つ収容室17の中央部に立設した
取付突部25の端部を対応する孔26に係合させると共
に他側壁に向かって延びるように取付フレーム27が設
置される。取付フレーム27の一端部にはクレドル用枢
支耳部28が具備され、他端部には異常電流検出手段用
取付耳部29が備えられている。
【0020】手動開閉手段12にはハンドル30とクレ
ドル31とが包有されており、ハンドル30はハンドル
用窓19の縁部に沿って摺動可能な弧状面を持つ胴部3
2を具備し、胴部32にハンドル用窓19から突出する
操作部33が上向きに立設され、且つ下向きに基部34
が膨設される。基部34には軸穴が具備されている第1
の基準位置で取付フレーム27の対応する孔とケーシン
グボディ15の対応する軸受凹部とに亘り延びた固定軸
35により基部34が枢支される。クレドル31は全体
としてL字状をなし、一端に強制開成脚31aが延設さ
れると共にその近傍に、取付けフレーム27の、第2の
基準位置に突設されたクレドル枢支耳部28に枢支され
る支部36が具備され他端の係止部37が正面から見て
第1の基準位置にある固定軸35を越えてケーシングボ
ディ15の他側壁に向かって延びている。
【0021】開閉接点手段13には可動接触子38と固
定接触子39とが包有されており、可動接触子38は上
端部に固設された連結部となる枢支ピン40がハンドル
30の胴部32中央に形成された対応する軸穴に係入さ
れて、ハンドル30と相対移動可能に連結され、且つ下
端部には可動接点41が固設されている。一方固定接触
子39はケーシングボディ15の一側壁に形成された案
内チャンネル20に嵌入させて固定されると共に、一端
部に可動接点41と開閉可能な固定接点42が固設され
て収容室17内に臨ませられ、他端部は収容室17より
外方に延出されて電源用の端子金具43が装着される。
且つまたクレドル31と可動接触子38との各々の中央
部のバネ受け部44、45間には圧縮された反転バネ4
6が懸架されており、この反転バネ46は後で詳述する
ように正常動作時にあって開閉接点手段13が閉成する
ときは可動接点41および固定接点42間に好適な接点
圧を与え、異常電流検出時には固定接点42から可動接
点41を開成するように反転動作する。
【0022】異常電流検出手段14にはバイメタル47
と磁性材でなる引外し片48とが包有され、バイメタル
47の上端が取付フレーム27の他端部の取付耳部29
に固設され、引外し片48の下端部が好ましくはバネ片
49を介してバイメタル47の下部に連結される。また
バイメタル47の略中央には磁性材でなるコ字状の吸引
片50が固設される。更に引外し片48にクレドル31
の係止部37を正常動作時に係入させる係止受け部であ
る係止穴51が形成されており、異常電流検出時にバイ
メタル47の弯曲動作あるいは吸引片50の吸動動作に
応動して引外し片48がバイメタル47側に変位すると
き係止穴51からクレドル31の係止部37が引外され
得る。且つバイメタル47は充分にフレキシブルな撚り
線等の接続線52を介し可動接触子38に接続され、ま
た同様の別の接続線53を介して負荷端子板54に接続
される。負荷端子板54はケーシングボディ15の他端
壁に形成された案内スリット22に挿通させつつ収容室
17から外方に延出されて負荷用の端子金具55が装着
される。
【0023】加えて異常電流検出手段14の下部近傍に
は検出スイッチ56が配設されており、この検出スイッ
チ56には好ましくはマイクロスイッチが用いられる。
また検出スイッチ56のアクチュエータ57は開閉接点
手段13側に延出しており、可動接触子38が固定接触
子39に対し開離方向に旋回し、ケーシングボディ15
から膨設したストッパ58に当たるとき可動接触子38
と接触可能に設けられている。これにより検出スイッチ
56によって可動接触子38ないしは可動接点41の開
成動作が検出され、検出信号が収容室17からチャンネ
ル59を経て導出させたリード線60を介して好適な表
示装置(図示せず)に送出される。この場合、この表示
装置を回路遮断器10から離れた位置に設置すれば、当
該設置位置において回路遮断器10の動作状態を視認で
きることになる。
【0024】次に図1ないし図4に示す回路遮断器の組
立手順の一例を説明すると、先ずケーシングボディ15
の一側壁の固定接触子・端子金具取付部21側において
案内チャンネル20に固定接触子39を挿入・固定す
る。次いでハンドル30の基部34の軸穴に固定軸35
を挿通させた上、固定軸35の一端をケーシングボディ
15の第1の基準位置に形成せしめた軸受凹所に嵌合す
る。一方ケーシングボディ15の組込み前に、予め取付
フレーム27の取付耳部29にバイメタル47の上部を
固着せしめ、このバイメタル47の中央部に吸引片50
を装着すると共にバイメタル47の基部にバネ49を介
在させて引外し片48を連結した後、バイメタル47の
基部に接続線52を介在させて可動接触子38と接続せ
しめ、且つバイメタル47の上部に接続線53を介して
負荷端子板54を接続することにより内装アセンブリを
組立て置き、ケーシングボディ15の収容室17にこの
内装アセンブリを配設する。このとき取付フレーム27
の対応する孔に固定軸35の他端を嵌入し、且つ取付突
部25の端部を対応する孔26に嵌合させ好適に着座さ
せる。且つまた同時にケーシングボディ15の他端壁に
おける負荷端子・端子金具取付部23のスリット22に
負荷端子板54を挿通・固定する。次にハンドル30の
胴部32の中央の軸穴に可動接触子38の上部に固設し
た枢支ピン40を挿入する。次いでクレドル31の支部
36を取付フレーム27の第2の基準位置に設けたクレ
ドル枢支耳部28に枢支させ、クレドル31と可動接触
子38とのバネ受け部44、45間に圧縮させつつ反転
バネ46を懸架した上、クレドル31の係止部37を引
外し片48の係止穴51に係入させる。次いで固定接触
子39および負荷端子板54に夫々端子金具43、55
を装着する。次に検出スイッチ56をそのアクチュエー
タ57によって可動接触子38の開成動作が検出可能に
なるように適宜設置し、リード線60をケーシングボデ
ィ15のチャンネル59から外方に引出する。最後に開
閉接点手段13の開閉動作、異常電流検出手段14のト
リップ動作の正常動作状態を試験してからケーシングボ
ディ15にカバー16を、複数本のピン18a〜18d
により固定して本回路遮断器10の組立を完了する。
【0025】更に本回路遮断器10の動作を説明する。
いまハンドル30をケーシングボディ15のハンドル用
窓19に沿って操作すると、ハンドル30は操作部33
がハンドル用窓19の一縁に接触するまで第1の基準位
置にある固定軸35を支軸に回動する。このときクレド
ル31の一端部の支部36が取付フレーム27の、第2
の基準位置にあるクレドル枢支耳部28に枢支され且つ
他端の係止部37が引外し片48の係止穴51に係入さ
れていて静止状態にあり、且つクレドル31との間に圧
縮された反転バネ46を介在させて連係された可動接触
子38は固定軸35を基点として揺動するハンドル30
の胴部32の近傍に枢支ピン40を介して連結されてい
るから、可動接触子38の下部がハンドル30の操作部
33と同方向に揺動する。これにより可動接触子38の
可動接点41が図1示す如く、固定接触子39の固定接
点42に接触し、開閉接点手段13が閉成状態になる。
ここで図中一点鎖線で示す作用線OL、即ち可動接触子
38上において枢支ピン40とバネ受け部45とを結ぶ
線が第1の基準位置を越えて固定接触子39側に変位
し、従って反転バネ46のバネ力が可動接点41と固定
接点42との間に好適な接点圧を得るように加わり、開
閉接点手段13は閉成状態に安定する。
【0026】一方ハンドル30をケーシングボディ15
のハンドル用窓19に沿って上述と反対方向に操作する
と、図3に示すようにハンドル30の胴部32の下端3
2aがクレドル31に接触するまで第1の基準位置にあ
る固定軸35を支軸に回動する。これに伴い可動接触子
38の下部が固定接触子39と離間する方向に且つスト
ッパ58に当たるまで揺動し、作用線OLが第1の基準
位置を越えたとき反転バネ46が反転動作し、可動接触
子38の可動接点が41が図3に示す如く固定接点42
に対し開離して、開閉接点手段13が開成状態で安定す
る。このとき可動接触子38の開成動作がアクチュエー
タ57を介して検出スイッチ56により検出され、検出
信号がリード線60を経て外部に送出される。
【0027】更に開閉接点手段13が閉成状態にあると
き回路遮断器10に所定値以上の過電流が流れ続ける
と、バイメタル47においてジュール熱でバイメタル温
度が上昇し、バイメタル47が弯曲する。この弯曲に伴
いバネ片49を介して引外し片48が連動し開閉接点手
段13から離れる方向に変位する。このときクレドル3
1の他端の係止部37が引出片48の係止穴51から外
れ、クレドル31は圧縮された反転バネ46のバネ力を
受けてクレドル枢支耳部28を支点とし時計方向に旋回
する。クレドル31の旋回に伴い、クレドル31の強制
開成脚31aが可動接触子38に対しこの可動接触子3
8を固定接触子39から開離する方向に当たり、且つ反
転バネ46もまた可動接触子38並びにその可動接点4
1を固定接触子39並びにその固定接点42から開成す
る方向に移動せしめるよう反転動作して、開閉接点手段
13が図4に示す如く強制的に開成され、トリップ状態
になる。
【0028】且つまた開閉接点手段13が閉成状態にあ
るとき回路遮断器10に短絡電流が流れると、バイメタ
ル47を通過する大電流によりバイメタル47に装着し
た磁性材でなる吸引片50並びに引外し片48に磁気回
路が形成されて吸引片50に引外し片48が吸引され、
引外し片48が開閉接点手段13から離れる方向に変位
する。これに伴いクレドル31の他端の係止部37が引
外し片48の係止穴51から外れ、上述の過電流が流れ
続けたときと実質的に同様にクレドル31並びに可動接
触子38が作動し、開閉接点手段13が図4に示すよう
に強制的に開成され、トリップ状態になる。
【0029】尚過電流ないしは短絡電流が流れてトリッ
プ状態になり、可動接触子38が開成状態になったとき
もその状態が検出スイッチ56に検出されて、検出信号
が送出される。また過電流時ないし短絡電流によって引
外し片48が変位しても、回路遮断器10に流れる電流
が正常値に戻ると、バイメタル47の復旧あるいは引外
し片48の吸引力からの解放によって引外し片48が元
の位置に復帰するから、ここでハンドル30を時計方向
に回動させれば、その胴部32の下端32aによりクレ
ドル31が時計方向に旋回せしめられてクレドル他端の
係止部37を引外し片48の係止穴51に係入でき、回
路遮断器10をトリップ状態から図3の状態に復旧でき
る。
【0030】第2の実施例を図5および図6に示す。す
なわち、本実施例においては検出スイッチ56Aのアク
チュエータ57Aがクレドル31と当接可能に延設され
る。即ちアクチュエータ57Aはクレドル31の他端の
係止部37が引外し片48の係止穴51に係入している
ときクレドル31の下部に接触し、クレドル31の係止
部37が引外し片48の係止穴51から外れてトリップ
状態になったとき解放されるように構成され、これによ
り図5に示す如く開閉接点手段13が閉成状態にあると
き図6に示す如くトリップ状態になると、検出スイッチ
56からトリップ状態の検出信号が送出され得る。他の
構成並びに作用は図1ないし図4に示す実施例と同様で
あり、図5および図6において図1〜図4の実施例と同
一の構成部材には同一の番号を付して示してある。
【0031】第3の実施例を図7に示す。すなわち、本
実施例においては検出スイッチ56Bに2つのアクチュ
エータ57B1、57B2が具備され、第1のアクチュ
エータ57B1は開成状態にある可動接触子38と接触
可能に設けられ、且つ第2のアクチュエータ57B2が
静止位置にあるクレドル30と接触可能に設けられてい
る。従って本実施例によれば第1のアクチュエータ57
B1が可動接触子38と離接することにより図1〜図4
の実施例と同様に開閉接点手段13の開閉動作が、且つ
第2のアクチュエータ57B2がクレドル30と離接す
ることによりトリップ状態の有無が検出スイッチ56B
から送出され得ることになる。他の構成並びに作用は図
1〜図4に示す実施例と同様であり、図7において図1
〜図4の実施例と同一の構成部材には同一の番号を付し
て示してある。
【0032】上述した本発明による回路遮断器によれ
ば、特にクレドル30と可動接触子38との連係に両者
のバネ受け部44、45間において圧縮された反転バネ
46を用いることにより、上述の組立手順のような自動
化の可能な組立性を得ることができ、量産性に富ませ得
る。且つ検出スイッチにより開閉接点手段13の開閉状
態ないしはトリップ状態の有無を検出でき、離れた場所
での状態識別を可能にすると共に、クレドル31と可動
接触子38との空きスペースを利用して配設するから回
路遮断器10のケーシング11を大型化することなく初
期の目的を達成できることは理解されよう。
【0033】また本発明においては多様の設計変更が可
能である。例えば第1、第2の基準位置ないしはハンド
ルと可動接触子との連結位置、換言すれば作用線ないし
は反転位置は上述の実施例に示した位置関係に限られ
ず、上述の構成と同等の作用を得る各種の位置関係を持
たせ得る。また図7の実施例において単一の検出スイッ
チにより開閉接点手段の開閉状態並びにトリップ状態の
有無を検出するものとしたが、単一のアクチュエータを
有する一組の検出スイッチを採用することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の回路遮断器によれば、クレド
ルと可動接触子との間に反転バネを圧縮介在したため、
構成部材の配置および部材相互の係止などの組立作業を
容易にできるとともに、引張バネを用いた場合と比較し
て自動組立が容易になり、量産性に富ませ得るのでコス
トダウンにすることができるという効果がある。また、
ハンドルの第1の基準位置とハンドルの操作部との間に
連結部を設けたため、ハンドルおよび可動接触子を長く
形成できるので、ハンドル操作が良好になるとともに、
可動接触子も小さい回動範囲で大きな開離距離を得るこ
とができる。さらに可動接触子の可動接点側がハンドル
の操作部と反対向きに延出し、可動接触子のバネ受け部
が可動接触子の中間部に設けられ、クレドルのバネ受け
部がその中間部に設けられ、かつ、クレドルのバネ受け
部が可動接触子のバネ受け部よりも連結部側に位置して
いるため、反転バネによる可動接触子とハンドルの反転
機構を簡単にすることができる。
【0035】請求項2の回路遮断器によれば、請求項1
において、内装部材群を組込み可能な収容室を有するケ
ーシングボディと、このケーシングボディに覆設される
カバーとを包有するケーシングを有しており、請求項1
と同効果がある。請求項3の回路遮断器によれば、請求
項2において、前記ケーシングボディの前記収容室に取
付フレームを設置し、前記ハンドルを第1の基準位置に
枢支する固定軸が前記ケーシングボディと前記取付フレ
ームとの間に設置され、前記取付フレームの一端部の前
記第2の基準位置に前記クレドルの一端部を枢支する枢
支耳部が具備され、前記取付フレームの他端部に前記異
常電流検出手段を装着する取付耳部が設けられているた
め、ハンドルおよびクレドル等の内装部材群の位置精度
がよくなり、しかもケーシングボディの開口をカバーで
塞ぐ前に動作確認をすることができる。さらにハンドル
の固定軸をケーシングボディと取付フレームに支持した
ため、取付フレームに取付ける部品の組み込みに際して
ハンドルが障害になることがなく組立容易になる。
【0036】請求項4の回路遮断器によれば、請求項3
において、前記可動接触子の前記バネ受け部と前記クレ
ドルの前記バネ受け部が各々の中央に具備されたため、
反転バネの装着が行いやすい。請求項5の回路遮断器に
よれば、請求項2において、前記収容室内において前記
可動接触子と前記クレドルとの隣接スペースに検出スイ
ッチが配設されたため、空きスペースを有効利用するこ
とができ、ケーシングを大型化することがない。
【0037】請求項6の回路遮断器によれば、請求項5
において、前記検出スイッチは前記可動接点および前記
固定接点間の開成状態およびトリップ状態の少なくとも
一の状態を検出するように、開成位置にある前記可動接
触子および静止位置にある前記クレドルの少なくとも一
方に対し検出動作可能に設けられたため、前記可動接触
子や前記クレドルの状態を検出することにより開閉状態
およびトリップ状態の有無を検出でき、離れた場所での
状態識別が可能になる。
【0038】請求項7の回路遮断器によれば、請求項2
において、前記第2の基準位置に枢支される前記クレド
ルの一端部の枢支部は閉成時の前記可動接触子に隣接し
て位置するように配置され、トリップ動作時に前記可動
接触子を強制開成させる脚部が前記枢支部の近傍に延設
されたため、部品点数を増加することなく異常電流時の
可動接点の開離力を大きくすることができ、接点溶着に
よる遮断不能などを防止でき、かつ可動接点の開極スピ
ードを速め高性能化できる。
【0039】請求項8の回路遮断器によれば、請求項3
において、前記第2の基準位置に枢支される前記クレド
ルの一端部の枢支部は閉成時の前記可動接触子に隣接し
て位置するように配置され、トリップ動作時に前記可動
接触子を強制開成させる脚部が前記枢支部の近傍に延設
されたため、部品点数を増加することなく異常電流時の
可動接点の開離力を大きくすることができ、接点溶着に
よる遮断不能などを防止でき、かつ可動接点の開極スピ
ードを速め高性能化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路遮断器の第1の実施例の開閉
接点が閉成状態にあるときの、カバーを外した内部正面
図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】回路遮断器の開閉接点が開成状態にあるとき
の、カバーを外した内部正面図である。
【図4】回路遮断器が異常電流検出時にあるときの、カ
バーを外した内部正面図である。
【図5】第2の実施例の開閉接点が閉成状態にあるとき
の、カバーを外した内部正面図である。
【図6】その回路遮断器が異常電流検出時にあるとき
の、カバーを外した内部正面図である。
【図7】第3の実施例の開閉接点が閉成状態にあるとき
の、カバーを外した内部正面図である。
【符号の説明】
14 異常電流検出手段 30 ハンドル 31 クレドル 37 係止部 38 可動接触子 39 固定接触子 40 連結部となる枢支ピン 41 可動接点 42 固定接点 44,45 バネ受け部 46 反転バネ 51 係止受け部となる係止穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 洋一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 松岡 幸弘 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 広島 達男 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に操作部を有し後端側に第1の基準
    位置を有し前記第1の基準位置と前記操作部との間に連
    結部を有して前記第1の基準位置に枢支されたハンドル
    と、中間部にバネ受け部を有し一端が前記ハンドルの前
    記連結部に回動可能に保持され他端が前記ハンドルの操
    作部と反対向きに延出するとともに前記他端に可動接点
    を付設した可動接触子と、この可動接触子の前記可動接
    点に開閉動作される固定接点を有する固定接触子と、
    記可動接触子のバネ受け部よりも前記連結部側に位置し
    バネ受け部を中間部に有し且つ係止部を具備して第2
    の基準位置に枢支されたクレドルと、このクレドルの係
    止部と解放可能に係止する係止受け部を有する異常電流
    検出手段と、前記可動接触子の前記バネ受け部と前記ク
    レドルの前記バネ受け部との間に圧縮して懸架されて前
    記可動接点が前記固定接点に閉成し且つ前記クレドルの
    前記係止部が異常電流検出手段の前記係止受け部に係止
    しているときは前記可動接点と前記固定接点との間に接
    点圧を与えるとともに前記クレドルの前記係止部が前記
    異常電流検出手段の前記係止受け部から解放されたとき
    は前記固定接点から前記可動接点が開成する方向に前記
    可動接触子および前記クレドルを回転するように反転動
    作する反転バネとを備えた回路遮断器。
  2. 【請求項2】 内装部材群を組込み可能な収容室を有す
    るケーシングボディと、このケーシングボディに覆設さ
    れるカバーとを包有するケーシングを有する請求項1記
    載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングボディの前記収容室に取
    付フレームを設置し、前記ハンドルを第1の基準位置に
    枢支する固定軸が前記ケーシングボディと前記取付フレ
    ームとの間に設置され、前記取付フレームの一端部の前
    記第2の基準位置に前記クレドルの一端部を枢支する枢
    支耳部が具備され、前記取付フレームの他端部に前記異
    常電流検出手段を装着する取付耳部が設けられている請
    求項2記載の回路遮断器。
  4. 【請求項4】 前記可動接触子の前記バネ受け部と前記
    クレドルの前記バネ受け部は各々の中央に具備されてい
    る請求項3記載の回路遮断器。
  5. 【請求項5】 前記収容室内において前記可動接触子と
    前記クレドルとの隣接スペースに検出スイッチが配設さ
    れている請求項2記載の回路遮断器。
  6. 【請求項6】 前記検出スイッチは前記可動接点および
    前記固定接点間の開成状態およびトリップ状態の少なく
    とも一の状態を検出するように、開成位置にある前記可
    動接触子および静止位置にある前記クレドルの少なくと
    も一方に対し検出動作可能に設けられている請求項5記
    載の回路遮断器。
  7. 【請求項7】 前記第2の基準位置に枢支される前記ク
    レドルの一端部の枢支部は閉成時の前記可動接触子に隣
    接して位置するように配置され、トリップ動作時に前記
    可動接触子を強制開成させる脚部が前記枢支部の近傍に
    延設されている請求項2記載の回路遮断器。
  8. 【請求項8】 前記第2の基準位置に枢支される前記ク
    レドルの一端部の枢支部は閉成時の前記可動接触子に隣
    接して位置するように配置され、トリップ動作時に前記
    可動接触子を強制開成させる脚部が前記枢支部の近傍に
    延設されている請求項3記載の回路遮断器。
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