JPH0139169Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 鉢植物の土を隠蔽して室内、卓上等で、一層観
賞価値を高める鉢覆に関したものである。

鉢覆１，１′，１″は中心より放射状に数等分に
分割し、更に同心円に数等分に分割して相似形の
大小数種の扇状をなし、その扇枠内に同心円の数
本の弧桟５、を堅に、扇枠の弧と平行に間隔を有
して設置し、拾数ミリの高さを有し、拾数度の仰
角３、を有して傾斜をつけた相似形の鉢覆であ
る。

最外周の鉢覆の両角外側に注水溝８、に被合で
きる切落２、を設置する。大小の鉢覆を組合せて
鉢を全覆して円錐形を構成した時、中心に植物孔
６、外周には隣接する二個の鉢覆で半円形の被注
水溝細孔７、が構成される。装飾品４、は弧桟上
に挟設具をもつて上置、下垂して鉢を装飾する。
上面からは簀子状を成し、側面からは壁状を成し
た鉢覆で鉢土を全覆して花鉢の観賞価値を一層高
めた。土中の通気は従来と変らない。装飾品の設
置で花木、鉢覆、装飾品等相互効果で鉢全体を装
飾する。使用法を述べると、鉢植物を室内、卓上
で観賞する時、食卓に置いて観賞しながら食事を
する時、眼前の鉢は、鉢覆で土を隠蔽して花木と
共に鉢全体の美観を高める。鉢覆は大小の弧形を
なし、植物の幹の太さ、植込の広さ、形状に従つ
て内側の小さい鉢覆より全周、又は一部を除去し
て土の表面を自在に被覆できる。鉢覆弧桟上に
種々の装飾品を設置して装飾効果を高め、鉢植物
と共に観賞できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は平面図、第２図は一部除去切欠した所
の側面図、第３図は鉢覆を定位置給水鉢に設置し
て一部切欠した所の側面図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 放射状及び同心円に各数等分に分割した相似形
   扇状の内部に数枚の弧桟を設け、拾数ミリの高
   さ、拾数度の仰角を付与し、最外周鉢覆の両端を
   弧状に切落して鉢上に敷設して表面を隠蔽し、植
   物孔、注水外孔を形成する構造の鉢覆。