JPH0138810Y2 - - Google Patents

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JPH0138810Y2
JPH0138810Y2 JP1983169874U JP16987483U JPH0138810Y2 JP H0138810 Y2 JPH0138810 Y2 JP H0138810Y2 JP 1983169874 U JP1983169874 U JP 1983169874U JP 16987483 U JP16987483 U JP 16987483U JP H0138810 Y2 JPH0138810 Y2 JP H0138810Y2
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JP
Japan
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rotating
light
cover
concave mirror
attached
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JP1983169874U
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JPS6076802U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は透明なグローブの一部に、不透明なカ
バーが装着されている回転灯を有する回転表示装
置に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来、回転灯の透明なグローブには、不透明な
カバーは一切装着されていなかつた。従つて、第
1図に示すように、凹面鏡1の内底部に回転灯2
を固設し、凹面鏡1の中心線と回転灯2の回転軸
線が一致するように構成された回転警示装置(特
公昭49−9280号公報参照)では、次のような問題
点があつた。
即ち、第1図に示すように、回転灯2の高さ
(第1図では水平方向の長さ)が高く、凹面鏡1
の深さが浅い場合には、回転灯2の頂部近傍より
放射される光線Aが、凹面鏡1にては反射され
ず、あらぬ方向に放射されていた。従つて、真に
警示効果を与えるべき前方の看者以外の第三者に
も、点滅光線を放射するため、この第三者にとつ
ては迷惑であつた。
このような問題点を解決するためには、凹面鏡
1の深さを深くするか、凹面鏡1の外縁部にフー
ド(実願昭58−97038号参照)を装着することが
考えられる。しかしながら、前者の場合にはプレ
ス金型の構造上の制限により、必ずしも容易に実
現できず、また後者の場合にはコストアツプを招
くと共に、重量が増加し回転警示装置が転倒し易
くなるという欠点を有することになる。
また、回転発光部の側面のみを覆うしやへい板
が、グローブの内部に固設された回転灯は存在す
るが(実開昭48−31981号公報参照)、この回転灯
では頂部からの漏光を遮断することはできず、ま
た、しやへい板はグローブの内部に固設されてい
るので、用途に合せて着脱することはできない。
更に、回転発光部ではないが、回転する反射鏡
を上下から挟むように備えられた遮光カバーを有
する回転灯は存在するが(実公昭48−17911号公
報参照)、この回転灯でも遮光カバーは構造体の
一部となつているので固設されており、用途に合
せて着脱することはできない。
(ハ) 考案の目的 本考案は、前記従来技術の有する難点に鑑みて
なされたもので、回転灯のグローブの頂部近傍
に、不透明なカバーを装着し、不所望な点滅光線
の放射を阻止せんとするものである。
また、不透明なカバーを用途に合せて着脱する
ことの可能な、回転灯を実現せんとするものでも
ある。
(ニ) 考案の構成 本考案は、凹面鏡の内底部に、回転灯がその回
転軸線が前記凹面鏡の中心線と一致するように装
着されている回転表示装置において、前記回転灯
の高さが前記凹面鏡の深さよりも大であり、回転
灯の凹面鏡よりも前方に突出している部分に不透
明なカバーが装着されていることを特徴とするも
のである。
(ホ) 実施例 第2図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第2図は断面図、第3図は正面図、そして第
4図はカバーを示す斜視図である。なお、これら
の図において、従来例と同一部分には同一の符号
が付されている。
3は、凹面鏡1(より具体的には放物面鏡であ
る)の後部に固着された円筒状の保持台で、この
保持台3は地上に立設される支柱4の上端に固設
されている。前記凹面鏡1の内底部に固設された
回転灯2の、透明なグローブ5の頂部には、第4
図に示すような断面コ字状で厚さが0.6mmの金属
製カバー6が装着されている。ここで、凹面鏡1
の深さをa、回転灯2の高さをb、そしてカバー
6の高さをcとすると、 b−a≦c なる関係が成立するように各寸法が設定されてい
る。即ち回転灯2の凹面鏡1よりも前方に突出し
ている部分に、不透明なカバー6が装着されるこ
とになる。各寸法a,b,cが前記のように設定
されていると、回転灯2の頂部近傍からは反射鏡
1にて反射されない光線は放射されず、不所望な
点滅光線を第三者に投げかけることはなくなる。
なお、前記カバー6の頂面には、商標7が打抜
で現わされている。回転灯2からの光線は、通
常、頂面からは照射されないが、グローブ5内で
乱反射し、頂面からも若干漏洩する。そこで、前
記のように、カバー6に打抜で商標7が現わされ
ていると、商標7の構成部分が光り、看者に強い
印象を与えることになる。
商標7を現わす必要のないときは、カバー6は
回転灯2のグローブ5の頂部近傍のみを環状に覆
う、いわゆる「鉢巻」状のものであつてもよい。
第5図は他の実施例を示す斜視図で、第6図は
水平断面図である。この図において、8は回転灯
2の基台で、この内部にはモータ等の回転駆動装
置が収納されている。9はモータの回転軸に固定
された回転円板で、この回転円板9上には、反射
面が離反する方向を向いた一対の回転放物面鏡1
0,10が固設されている。これら両放物面鏡1
0,10の間には、発光球11が設けられてお
り、この発光球11を発光させつつ前記回転円板
9を回転させると、回転軸線を中心として外方に
光線が放射されることになる。
この実施例に採用されているカバー6は、第7
図に斜視図で示すように、グローブ5の周側の一
部をも覆うように構成されている。従つて、回転
灯2が動作した場合には、光線は第6図に二点鎖
線で示すように放射されることになり、必要な一
定の方向にのみ、光線を放射することができる。
前記のような、グローブ5の周側の一部をも覆
うように構成されたカバー6が装着された回転灯
が、前記実施例の凹面鏡1に固着されると、回転
灯2から放射された光線は凹面鏡1内を環状に回
転せず、円弧状に光るだけとなる。
(ホ) 考案の効果 本考案では、グローブの頂部若しくはその近傍
に不透明なカバーが装着されているので、この回
転灯を凹面鏡内に固着した場合、凹面鏡の深さが
浅くとも、不所望な方向へ光線が放射されること
はない。
また、カバーがグローブの頂部のみならず、周
側の一部をも覆うように構成されている場合に
は、回転灯からの光線を一定方向のみに放射させ
ることができる。
更に、カバーがグローブを保護する役目をも果
すので、回転灯に異物が衝突したり、回転灯が転
倒しても損傷を受け難い。
更にまた、グローブに対してカバーが着脱自在
に装着されているので、各種の用途に合せ、光線
の反射方向を変化させることができる。
本考案では、グローブにカバーを装着するだけ
であるので、従来技術のように凹面鏡の深さを深
くするという、実現困難なことをする必要がな
く、またフードを装着する場合に比べ、低コスト
化、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図である。第2図な
いし第4図は本考案の一実施例を示し、第2図は
断面図、第3図は正面図、第4図はカバーを示す
斜視図である。第5図ないし第7図は本考案の他
の実施例を示し、第5図は斜視図、第6図は水平
断面図、第7図はカバーを示す斜視図である。 1……凹面鏡、2……回転灯、5……グロー
ブ、6……カバー、10……回転放物面鏡、11
……発光球。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 凹面鏡の内底部に、回転灯がその回転軸線が
    前記凹面鏡の中心線と一致するように装着され
    ている回転表示装置において、 前記回転灯の高さが前記凹面鏡の深さよりも
    大であり、回転灯の凹面鏡よりも前方に突出し
    ている部分に、不透明なカバーが装着されてい
    ることを特徴とする回転表示装置。 2 カバーは、回転灯の周側の一部にも装着され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    回転表示装置。
JP16987483U 1983-10-31 1983-10-31 回転表示装置 Granted JPS6076802U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16987483U JPS6076802U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 回転表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16987483U JPS6076802U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 回転表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076802U JPS6076802U (ja) 1985-05-29
JPH0138810Y2 true JPH0138810Y2 (ja) 1989-11-20

Family

ID=30371000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16987483U Granted JPS6076802U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 回転表示装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6076802U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4817911U (ja) * 1971-07-07 1973-02-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831981U (ja) * 1971-08-19 1973-04-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4817911U (ja) * 1971-07-07 1973-02-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6076802U (ja) 1985-05-29

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