JPH021761Y2 - - Google Patents

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JPH021761Y2
JPH021761Y2 JP1987073586U JP7358687U JPH021761Y2 JP H021761 Y2 JPH021761 Y2 JP H021761Y2 JP 1987073586 U JP1987073586 U JP 1987073586U JP 7358687 U JP7358687 U JP 7358687U JP H021761 Y2 JPH021761 Y2 JP H021761Y2
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flashing
reflector
light source
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は道路工事などの工事箇所、事故車や作
業車の駐車箇所などを夜間の通行者に知らして事
故を防止するためなどの目的に設置される点滅投
光装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の装置としては数多く提案されて
いるが、代表的なものとして特公昭49−9280号公
報がある。
この提案は、「反射版1の外側周縁2と中央透
口3の中間に等距離壁4を存して数個の透孔5を
穿設し中央透孔3を通して装入した赤色灯6内部
のランプ8の回動により透孔5を通し又は透孔間
の等距離壁4の反射による光の点滅作用により事
故車の存在を警示するようにした装置」である。
(考案が解決しようとする問題点) 提案された装置は、ランプ9の光を回転筒10
の開放部8から赤色灯6を通して反射版1の等距
離壁4に反射させているのであるが、回転筒10
の内部で集光させずにランプ9から開放部8を直
進する光のみを利用しているので発生した光の利
用度が低くなり、さらに光を彎曲した赤色ランプ
6を透過させるようにしているので光の一部が散
乱して滅衰して、等距離壁4に到達する光量が少
なくなつてしまい、光の利用効率の極めて悪いも
のであります。
又光の利用効率の悪いうえに、開放部8を経て
ランプ9からの光を、反射版1の曲面に放射状に
投光するので、光が拡つて反射光が弱くなる欠点
もある。そのため遠くで確認できるようにするに
は、いきおいランプ9の光量の大きなものを使用
しなければならず、消費電力を多く要する欠点も
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、従来のこのような問題点に着目して
なされたものであつて、球面状集光鏡で光源の光
を集束させたものを平面状反射板に当て軸芯に平
行に反射させると共に、光の進路に対して垂直に
配設された投光板を透過させるような構成にして
装置の性能を飛躍的に向上せしめることにより、
上記問題点を解決することを目的としている。
本考案は、固定脚に保持された回転機構を内蔵
する基体に、軸芯に設けられた保持軸に着脱自在
に装着された光源と、該回転機構に連結された基
台に取着されて該光源の周囲を回転する集光鏡
と、フランジを介して取着された外框とを備える
と共に、該外框に、等間隔で且つ所要の傾斜角度
で複数個周壁に配設された反射板と、該各反射板
に対応する箇所に適宜な形状の透過面を形成し、
該透過面以外の内面を光が吸収される適宜な色に
仕上げて、開放端に保持部材を介して取着された
投光板とを備え、前記集光鏡の回転により断続的
に前記透過面を介して外方へ投光することを特徴
とする点滅投光装置である。
(作用) 光源からでた光を集光鏡で集束しているので光
の利用度が高くなり、その強い集光された光を反
射板で反射させて、光の進路に対して垂直に配設
された投光板の透過面を通過させているので、光
の散乱、滅衰の度合が少ないため、光の利用効率
が極めて高いものになる。
周壁に当つた光が散乱して投光板の黒色などの
光が吸収される部分に吸収されるので、透過面を
通る光が極めて少なくなり、光の点滅度合が非常
にきわだつて通行者の目視を確実にする。
又光の利用効率が極めて高いため、弱い光源を
使用しても光を遠方迄到達させることができる。
(実施例) 本考案を第1図〜第4図に示す一実施例に基づ
き以下詳述する。1はモータによる回転機構を内
部へ装備した基体2に、フランジ3を介して取着
されたFRPで造られた深皿形状の外框、4は基
体2の軸芯に固定された保持軸5の先端に取着さ
れたソケツト6に着脱自在に装着されたハロゲン
ランプ、白熱電球などの何れかからなる光源、7
は回転機構に連結されて保持軸5の外周を回転す
る基台8に固定された、光源4の光を集束して外
框1の周壁9に反射させる球面を有する、内面を
金属蒸着などして反射面を形成したアルミニウム
などの金属またはポリカーボネートなどの耐熱性
合成樹脂で造られた集光鏡、10は周壁9に等間
隔で且つ集光鏡7からの集束光を軸芯に平行に外
方へ反射させる傾斜角度で複数個配設された、ア
ルミニウムなどの金属またはアルカリなどの合成
樹脂で造られ表面に金属蒸着などして反射面を形
成された反射板で、内端を反射板10の角度を調
整できる固定部材11で外框1の内底部12を介
して取着されている。
13は反射板10に対応する箇所に、等間隔で
赤色または黄色の円形状透過面14を複数個形成
し、該透過面14以外の内面を黒色に適当な材料
で塗布した、アクリルなどの合成樹脂で造られた
円板状の投光板、15は外框1の開放端に鍔部1
6を介して重合させた投光板13を保持する、弾
発性を有するシリコンゴム、ブチルゴムなどの合
成ゴムで造られた、断面で内向きコの字形状の円
環状保持部材、17は基体2の下側に固着された
保持管18に嵌挿された支持杆19を保持する、
開閉自在な脚部220を備えた固定脚である。
上記のような構造を有する点滅投光装置21
は、予定箇所に設置したのち基体2の所定箇所
(図示せず)に電源を接続して、光源4を点灯す
ると共にモーター回転機構一基台8を介して集光
鏡7を所要速度で回転させて使用される。光源か
らでた光が集光鏡7で集束されて外框1の周壁9
に投光され、何れかの反射板10に当つたとき
は、軸芯に平行に反射されて投光板13の透過面
14を通つて外方に投光され、反射板10のない
周壁9に当つたときは、外框1内部で散乱して投
光板13の黒色面に殆ど吸収され透過面14を通
る光が極めて少ないため、光源4からでた光が反
射板10及び周壁を通過する度に順次点滅を繰り
返して、断続的に透過面14から外方に投光す
る。
この場合、光源4からでた光を集光鏡7で集束
しているので光の利用度が高くなり、その強い集
束された光を平面状の反射板10で反射させて、
光の進路に対して垂角に配設された投光板13の
透過面14を通過させているので、光の散乱、滅
衰の度合が少ないため、光の利用効率が極めて高
いものになる。
又周壁9に当つた光が散乱して投光板13の黒
色部分に吸収されるので、透過面14を通る光が
極めて少なくなり、光の点滅度合が非常にきわだ
つて通行者の目視を確実にする。
又上記の如く、光の利用効率が極めて高いた
め、弱い光源を使用しても光を遠方迄到達させる
ことができる。
又投光板13を外框1の鍔部16に弾発性を有
する材料からなる保持部材15で取着しているた
め、点滅投光装置21が前面に倒れたとき投光板
13、外框1及び光源4などの破損を防止するこ
とができる。
上記の一実施例において、外框1はFRPで造
つたが、FRPと同等の機械的強度を有する塩化
ビニルアクリルなどの合成樹脂、またはアルミニ
ウムなどの金属で造つても良い。
又投光板13は、等間隔で赤色または黄色の円
形状透過面14を複数個形成し、透過面14以外
の内面を適当な材料で黒色に塗布したが、赤色ま
たは黄色の合成樹脂製板材を使用して透過面14
以外の面を黒色に塗布して形成しても良く、また
透過面14を円形状にしたが、反射板10からの
光量を必要なだけ透過させる面積があるならば円
形状以外の三角、四角、多角形、楕円などの適宜
な形状にしても良く、また透過面以外の面を黒色
に塗布したが、必らずしも黒色でなくとも青色な
ど光の一部が吸収されて光が弱くなるような適宜
な色に仕上げても良い。
又投光板13はアクリルなどの合成樹脂で造つ
たが、この合成樹脂の代わりにアルミニウムなど
の金属板を使用して、投光箇所を適宜な形状に切
欠した投光窓を設けたり或は投光窓に適宜な色の
シールを貼着したりなどして形成しても良い。
又保持部材15は弾発性を有する合成ゴムで造
つたが、この代わりに同等の特性を有する天然ゴ
ムまたは合成樹脂でも良い。
(考案の効果) (1) 光源からでる光を集束し、さらに反射、透過
のさい散乱を最小限に押えるようにしたので、
光の利用効率が極めて高いため、弱い光源でも
遠方迄到達させることができるので、経済性に
非常に優れている。
(2) 光の点滅度合をきわだたせることができたの
で、通行者の目視を確実にせしめて危険防止の
効果を高め、安全性能が極めて優れている。
(3) 投光板を外框に取着する保持部材で、外框な
どを保護しているため、装置が前面に倒れたと
きでもその構成部材の破損を防止することがで
きる。
(4) 反射板の傾斜角度を容易に変えられるため、
その投光性能を確実に保持でき、装置の特性を
向上させる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は一部省略した側面図、第3図
は投光板を外した主要部の正面図、第4図はA−
A断面図であるる。 1……外框、2……基体、3……フランジ、4
……光源、5……保持軸、6……集光鏡、8……
基台、9……周壁、10……反射板、11……固
定部材、13……投光板、14……透過面、15
……保持部材、17……固定脚、21……点滅投
光装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定脚に保持された回転機構を内蔵する基体
    に、軸芯に設けられた保持軸に着脱自在に装着
    された光源と、該回転機構に連結された基台に
    取着されて該光源の周囲を回転する集光鏡と、
    フランジを介して取着された外框とを備えると
    共に、該外框に等間隔で且つ所要の傾斜角度で
    複数個周壁に配設された反射板と、該反射板に
    対応する箇所に適宜な形状の透過面を形成し、
    該透過面以外の内面を光が吸収される適宜な色
    に仕上げて、開放端に保持部材を介して取着さ
    れた投光板とを備え、前記集光鏡の回転により
    断続的に前記透過面を介して外方へ投光するこ
    とを特徴とする点滅投光装置。 (2) 外框に取着する固定部材を介して傾斜角度を
    調整可能とした反射板を備えたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の点滅投
    光装置。 (3) 弾発性を有する材料で造られた、断面で内向
    きコの字形状の円環状保持部材を備えたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項また
    は第2項記載の点滅投光装置。 (4) 各反射板に対応する箇所に投光窓を有するア
    ルミニウムなどの金属板からなる投光板を備え
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項また第3項記載の点滅投光装
    置。
JP1987073586U 1987-05-15 1987-05-15 Expired JPH021761Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987073586U JPH021761Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987073586U JPH021761Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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Publication Number Publication Date
JPS63182003U JPS63182003U (ja) 1988-11-24
JPH021761Y2 true JPH021761Y2 (ja) 1990-01-17

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JP1987073586U Expired JPH021761Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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