JPH0222895Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0222895Y2 JPH0222895Y2 JP1986159037U JP15903786U JPH0222895Y2 JP H0222895 Y2 JPH0222895 Y2 JP H0222895Y2 JP 1986159037 U JP1986159037 U JP 1986159037U JP 15903786 U JP15903786 U JP 15903786U JP H0222895 Y2 JPH0222895 Y2 JP H0222895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- reflecting mirror
- reflective
- reflecting
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、パトロールカー、救急車等の緊急自
動車あるいは道路作業車等に取付けられる散光式
警光灯に関するものである。
動車あるいは道路作業車等に取付けられる散光式
警光灯に関するものである。
従来の技術
散光式警光灯は、赤、黄、青等の適宜の色の透
明カバー内に回転灯及び反射鏡を組込んだもの
で、例えば、赤色の透明カバーの散光式警光灯は
パトロールカー、救急車等の緊急自動車の屋根に
取付けて用いられる。
明カバー内に回転灯及び反射鏡を組込んだもの
で、例えば、赤色の透明カバーの散光式警光灯は
パトロールカー、救急車等の緊急自動車の屋根に
取付けて用いられる。
上記散光式警光灯としては、例えば、第3図並
びに第4図に示す構造のものが知られている。こ
の散光式警光灯は、図示するように、器台A上の
幅方向の両側に反射式回転灯〔以下、回転灯と略
称する〕Bを設置し、上記器台A上における回転
灯Bの内方側に、複数の反射面Cを前後両方向で
回転灯Bに対して夫々一定の傾斜角度に形成した
段付き反射板Dを、上記回転灯Bと対向させて設
置したものである。
びに第4図に示す構造のものが知られている。こ
の散光式警光灯は、図示するように、器台A上の
幅方向の両側に反射式回転灯〔以下、回転灯と略
称する〕Bを設置し、上記器台A上における回転
灯Bの内方側に、複数の反射面Cを前後両方向で
回転灯Bに対して夫々一定の傾斜角度に形成した
段付き反射板Dを、上記回転灯Bと対向させて設
置したものである。
上記散光式警光灯は、前後方向に回転灯Bから
の直接の照射光並びに反射板Dによる反射光を送
光することができるが、上記反射板Dによる回転
灯Bの反射光は、第4図に示すように、非常に狭
い範囲でしか得られない。そこで、反射板による
反射光を更に有効に、広範囲で得るようにした散
光式警光灯が実公昭57−58645号公報、実公昭57
−58648号公報、実公昭59−4481号公報、実公昭
59−22645号公報、実公昭59−58646号公報等に開
示されている。
の直接の照射光並びに反射板Dによる反射光を送
光することができるが、上記反射板Dによる回転
灯Bの反射光は、第4図に示すように、非常に狭
い範囲でしか得られない。そこで、反射板による
反射光を更に有効に、広範囲で得るようにした散
光式警光灯が実公昭57−58645号公報、実公昭57
−58648号公報、実公昭59−4481号公報、実公昭
59−22645号公報、実公昭59−58646号公報等に開
示されている。
上記実公昭57−58645号公報記載のものは、回
転灯からの照射光を前方に反射する第1の反射鏡
と、後方に反射する第2の反射鏡とを上下に積み
重ねた構造のものである。
転灯からの照射光を前方に反射する第1の反射鏡
と、後方に反射する第2の反射鏡とを上下に積み
重ねた構造のものである。
上記実公昭57−58648号公報記載のものは、回
転灯からの照射光を、前方に反射する放物面状反
射面を有する第1の反射鏡と、後方に反射する放
物面状反射面を有する第2の反射鏡とを、散光式
警光灯の前後方向に対称に突き合せた状態で配設
した構造のものである。
転灯からの照射光を、前方に反射する放物面状反
射面を有する第1の反射鏡と、後方に反射する放
物面状反射面を有する第2の反射鏡とを、散光式
警光灯の前後方向に対称に突き合せた状態で配設
した構造のものである。
上記実公報昭59−4481号公報記載のものは、回
転灯からの照射光の一部を透過孔を介して透過さ
せながら、上記射光の残部を前方あるいは後方に
反射させる放物面状反射面を有する反射鏡光板
と、この反射透光板からの透過光を上記反射透光
板の反射方向とは逆方向に反射させる放物面状反
射面を有する反射鏡とを所定の開き角度で接合配
置した構造のものである。
転灯からの照射光の一部を透過孔を介して透過さ
せながら、上記射光の残部を前方あるいは後方に
反射させる放物面状反射面を有する反射鏡光板
と、この反射透光板からの透過光を上記反射透光
板の反射方向とは逆方向に反射させる放物面状反
射面を有する反射鏡とを所定の開き角度で接合配
置した構造のものである。
上記実公昭59−22645号公報記載のものは、器
台における回転灯より内方側に、複数の反射板を
上記回転灯に対する反射角度を順次に異ならせ
て、適当間隔で、前後に対称となるように並列配
置し、この各反射板に直接上記回転灯からの投射
光が直接照射し得るように灯光通路を形成したも
のである。
台における回転灯より内方側に、複数の反射板を
上記回転灯に対する反射角度を順次に異ならせ
て、適当間隔で、前後に対称となるように並列配
置し、この各反射板に直接上記回転灯からの投射
光が直接照射し得るように灯光通路を形成したも
のである。
上記実公昭59−22646号公報記載のものは、上
記実公昭59−22645号公報に記載の散光式警光灯
の灯光通路に、略菱形形状の中空の透光プリズム
を配設したものである。
記実公昭59−22645号公報に記載の散光式警光灯
の灯光通路に、略菱形形状の中空の透光プリズム
を配設したものである。
考案が解決しようとする問題点
上記の散光式警光灯には夫々次のような問題点
があつた。
があつた。
先ず、実公昭57−58645号公報に記載のものは、
前方、並びに、後方に均等に反射光を照射するこ
とができるが、上述の如く、2枚の反射鏡を上下
に積重ねるため、構造が複雑になると共に、前方
並びに後方への反射光の高さが異なるという問題
がある。特に、上記のように前方並びに後方への
反射光の高さが異なると、この散光式警光灯を車
高の高い車両に取付けた場合、近距離からの視認
性が悪いという問題が生じる。
前方、並びに、後方に均等に反射光を照射するこ
とができるが、上述の如く、2枚の反射鏡を上下
に積重ねるため、構造が複雑になると共に、前方
並びに後方への反射光の高さが異なるという問題
がある。特に、上記のように前方並びに後方への
反射光の高さが異なると、この散光式警光灯を車
高の高い車両に取付けた場合、近距離からの視認
性が悪いという問題が生じる。
次に、実公昭57−58648号公報に記載のものは、
散光式警光灯の前方並びに後方への反射光を得る
ための反射鏡は夫々1枚であり、また、上記散光
式警光灯の寸法から上記反射鏡の寸法も制限を受
けるため、反射鏡の有効面積が狭く、上記前方並
びに後方への反射光の照射範囲が狭いという問題
があつた。
散光式警光灯の前方並びに後方への反射光を得る
ための反射鏡は夫々1枚であり、また、上記散光
式警光灯の寸法から上記反射鏡の寸法も制限を受
けるため、反射鏡の有効面積が狭く、上記前方並
びに後方への反射光の照射範囲が狭いという問題
があつた。
次に、実公昭59−4481号公報に記載のものは、
散光式警光灯の前方並びに後方に照射される反射
光の照射範囲が前後で幅方向に異なつて対称にな
らず、また、散光式警光灯は、取付ける車両によ
つてその幅の制限を受けるため、上記前方並びに
後方への反射光の有効照射範囲が狭いという問題
がある。
散光式警光灯の前方並びに後方に照射される反射
光の照射範囲が前後で幅方向に異なつて対称にな
らず、また、散光式警光灯は、取付ける車両によ
つてその幅の制限を受けるため、上記前方並びに
後方への反射光の有効照射範囲が狭いという問題
がある。
次に、実公昭59−22645号公報に記載のものは、
第5図に示すように、夫々の反射板10,11,
12,10′,11′,12′の幅と回転灯13か
らの投射光を直接各反射板10,11,12,1
0′,11′,12′に向けて通過させる灯光通路
14の幅とが互いに散光式警光灯の器台15の寸
法から制限を受けるため、各反射板10,11,
12,10′,11′,12′による反射光の照射
範囲が狭い。また、回転灯13から2番目以降に
位置する反射板11,12,11′,12′におい
ては、その反射板11,12,11′,12′より
1つ回転灯13よりの反射板10,11,10′,
11′によつて回転灯13からの照射光が部分的
に遮られるため、反射有効面積が狭く、特に、上
記回転灯13から最も離つた反射板12,12′
においては、回転灯13からの照射光が上記散光
式警光灯の略幅方向に向けられた状態でのみ、こ
の照射光を前方並びに後方に反射するため、上記
反射板12,12′の有効面積は特に狭く、また
反射光の照射範囲も狭いものとなつていた。更
に、この散光式警光灯においては、回転灯13か
ら散光式警光灯の斜め内側の前方並びに後方に向
けて照射される光は、各反射板10,11,1
2,10′,11′,12′によつて遮断される部
分が多く、従つて、この方向への照射光の範囲が
狭く、外部からの視認性が悪いという問題があつ
た。
第5図に示すように、夫々の反射板10,11,
12,10′,11′,12′の幅と回転灯13か
らの投射光を直接各反射板10,11,12,1
0′,11′,12′に向けて通過させる灯光通路
14の幅とが互いに散光式警光灯の器台15の寸
法から制限を受けるため、各反射板10,11,
12,10′,11′,12′による反射光の照射
範囲が狭い。また、回転灯13から2番目以降に
位置する反射板11,12,11′,12′におい
ては、その反射板11,12,11′,12′より
1つ回転灯13よりの反射板10,11,10′,
11′によつて回転灯13からの照射光が部分的
に遮られるため、反射有効面積が狭く、特に、上
記回転灯13から最も離つた反射板12,12′
においては、回転灯13からの照射光が上記散光
式警光灯の略幅方向に向けられた状態でのみ、こ
の照射光を前方並びに後方に反射するため、上記
反射板12,12′の有効面積は特に狭く、また
反射光の照射範囲も狭いものとなつていた。更
に、この散光式警光灯においては、回転灯13か
ら散光式警光灯の斜め内側の前方並びに後方に向
けて照射される光は、各反射板10,11,1
2,10′,11′,12′によつて遮断される部
分が多く、従つて、この方向への照射光の範囲が
狭く、外部からの視認性が悪いという問題があつ
た。
次に、上記実公昭59−22646号公報記載のもの
は、透光プリズム外側表面の反射並びに内側表面
での反射により散光式警光灯の斜め内側の前方並
びに後方への照射光量並びに範囲の増加を図つた
ものであるが、上記の斜め内側の前方並びに後方
への照射光は、上記透光プリズムの外側表面並び
に内側表面での低反射率の反射光であるため、照
度が低いという問題があつた。
は、透光プリズム外側表面の反射並びに内側表面
での反射により散光式警光灯の斜め内側の前方並
びに後方への照射光量並びに範囲の増加を図つた
ものであるが、上記の斜め内側の前方並びに後方
への照射光は、上記透光プリズムの外側表面並び
に内側表面での低反射率の反射光であるため、照
度が低いという問題があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、器台の端部に配設した反射式回転灯と、上記
器台の長手方向に沿つて、上記反射式回転灯から
離隔させて所定間隔で配列された第1並びに第2
反射鏡とを具備し、上記第1反射鏡は、上記反射
式回転灯からの照射光の一部を透過させる複数の
透過孔を全域に亘つて分散して穿設すると共に、
上記照射光の残部を器台の前後並びに斜め方向両
側に対称に反射する山形に連接した反射面を有
し、上記第2反射鏡は、上記第1反射鏡の透過孔
を透過して照射された反射式回転灯からの照射光
を器台の前後並びに斜め方向両側に対称に反射す
る山形に連接した反射面を有する散光式警光灯で
ある。
で、器台の端部に配設した反射式回転灯と、上記
器台の長手方向に沿つて、上記反射式回転灯から
離隔させて所定間隔で配列された第1並びに第2
反射鏡とを具備し、上記第1反射鏡は、上記反射
式回転灯からの照射光の一部を透過させる複数の
透過孔を全域に亘つて分散して穿設すると共に、
上記照射光の残部を器台の前後並びに斜め方向両
側に対称に反射する山形に連接した反射面を有
し、上記第2反射鏡は、上記第1反射鏡の透過孔
を透過して照射された反射式回転灯からの照射光
を器台の前後並びに斜め方向両側に対称に反射す
る山形に連接した反射面を有する散光式警光灯で
ある。
作 用
本考案に係る散光式警光灯は、回転灯からの投
射光を、第1反射鏡によつて前方並びに後方に照
射すると共に、第1反射鏡の全域に亘つて形成し
た多数の透過孔によつて透過させ、上記透過孔か
らの透過光を、第2反射鏡によつて前後並びに斜
め方向に反射させると共に、上記第1並びに第2
反射鏡の間から斜め前方並びに後方に照射させる
ことができる。
射光を、第1反射鏡によつて前方並びに後方に照
射すると共に、第1反射鏡の全域に亘つて形成し
た多数の透過孔によつて透過させ、上記透過孔か
らの透過光を、第2反射鏡によつて前後並びに斜
め方向に反射させると共に、上記第1並びに第2
反射鏡の間から斜め前方並びに後方に照射させる
ことができる。
実施例
第1図並びに第2図は、本考案に係る散光式警
光灯の一実施例を示すもので、上記第1図並びに
第2図は、夫々、透明カバーを取外した状態の要
部概略図を示す。
光灯の一実施例を示すもので、上記第1図並びに
第2図は、夫々、透明カバーを取外した状態の要
部概略図を示す。
図面において、50は散光式警光灯の器台、5
1は回転灯、52は第1反射鏡、53は第2反射
鏡、54は上記第1反射鏡52に形成した透過孔
を示す。
1は回転灯、52は第1反射鏡、53は第2反射
鏡、54は上記第1反射鏡52に形成した透過孔
を示す。
上記回転灯51は、器台50の端部に立設され
ており、第1、第2反射鏡52,53は、器台5
0の長手方向に沿つて上記回転灯51より内側に
配設されている。
ており、第1、第2反射鏡52,53は、器台5
0の長手方向に沿つて上記回転灯51より内側に
配設されている。
上記第1反射鏡52は、上記回転灯51と対向
する山形に連接した2つの反射面55,56を有
しており、上記反射面55,56夫々は、上記器
台50の幅方向の軸線に対して所定角度水平方向
に傾斜した状態で、上記器台50の前後方向で対
称となつている。
する山形に連接した2つの反射面55,56を有
しており、上記反射面55,56夫々は、上記器
台50の幅方向の軸線に対して所定角度水平方向
に傾斜した状態で、上記器台50の前後方向で対
称となつている。
上記第2反射鏡53は、上記第1反射鏡52の
裏面と対向する山形に連接した2つの反射面5
7,58を有しており、上記反射面57,58の
夫々は、上記第1反射鏡52の反射面55,56
と同様に、上記器台50の幅方向の軸線に対して
所定角度水平方向に傾斜した状態で、上記器台5
0の前後方向で対称となつている。
裏面と対向する山形に連接した2つの反射面5
7,58を有しており、上記反射面57,58の
夫々は、上記第1反射鏡52の反射面55,56
と同様に、上記器台50の幅方向の軸線に対して
所定角度水平方向に傾斜した状態で、上記器台5
0の前後方向で対称となつている。
上記透過孔54は、上記回転灯51から第1反
射鏡52へ投射された光の一部を、第2反射鏡5
3並びに散光式警光灯の前後方向における斜め内
側方向に向けて透過させるためのもので、本実施
例においては、その形状を上下方向に延びるスリ
ツト状として所定本数が形成されている。
射鏡52へ投射された光の一部を、第2反射鏡5
3並びに散光式警光灯の前後方向における斜め内
側方向に向けて透過させるためのもので、本実施
例においては、その形状を上下方向に延びるスリ
ツト状として所定本数が形成されている。
以下に、上記構成の散光式警光灯の動作につい
て説明する。
て説明する。
先ず回転灯51を作動させると、上記回転灯5
1は、直径方向2方向に光を照射しながら回転
し、全周囲に光を照射する。
1は、直径方向2方向に光を照射しながら回転
し、全周囲に光を照射する。
そして、上記回転灯51が、第1図の実線の位
置まで回転すると、上記回転灯51から第1反射
鏡52に向けて照射された光〔図中実線で図示〕
は、一部が第1反射鏡52の反射面55によつて
散光式警光灯の前方に向けて反射され、残部は、
上記第1反射鏡52に形成したスリツト状の複数
の透過孔54,54…を透過して第1反射鏡52
と第2反射鏡53との間から、上記散光式警光灯
の斜め前方内側に投射される。
置まで回転すると、上記回転灯51から第1反射
鏡52に向けて照射された光〔図中実線で図示〕
は、一部が第1反射鏡52の反射面55によつて
散光式警光灯の前方に向けて反射され、残部は、
上記第1反射鏡52に形成したスリツト状の複数
の透過孔54,54…を透過して第1反射鏡52
と第2反射鏡53との間から、上記散光式警光灯
の斜め前方内側に投射される。
上記回転灯51が更に回転動作して、第1図の
2点鎖線で示す位置にまで回転すると、上記回転
灯51からの投射光〔図中2点鎖線で図示〕は、
一部が上記第1反射鏡52によつて上記散光式警
光灯の斜め前方外側に向けて反射され、残部が上
記第1反射鏡52の透過孔54,54…を透過し
た後、第2反射鏡53の反射面50によつて散光
式警光灯の前方に向けて反射される。
2点鎖線で示す位置にまで回転すると、上記回転
灯51からの投射光〔図中2点鎖線で図示〕は、
一部が上記第1反射鏡52によつて上記散光式警
光灯の斜め前方外側に向けて反射され、残部が上
記第1反射鏡52の透過孔54,54…を透過し
た後、第2反射鏡53の反射面50によつて散光
式警光灯の前方に向けて反射される。
上記動作は、回転灯51の1/2回転毎に、上記
散光式警光灯の前後方向で対称に行なわれる。
散光式警光灯の前後方向で対称に行なわれる。
即ち、上記散光式警光灯においては、第1並び
に第2反射鏡52,53の各反射面55,56,
57,58の全面に回転灯51からの投射光が有
効に照射されることになり、従つて、上記第1並
びに第2反射鏡52,53による散光式警光灯の
前方向並びに後方向への反射光の照射範囲が広く
とれ、更に、上記第1並びに第2反射鏡52,5
3の間から上記散光式警光灯の斜め内側前方並び
に後方に照射される光は、上記第1反射鏡52に
設けた透過孔54,54…を通過した光であるた
め、この方向への照射光は、第1反射鏡52によ
る影響がなく、広い範囲で照射される。
に第2反射鏡52,53の各反射面55,56,
57,58の全面に回転灯51からの投射光が有
効に照射されることになり、従つて、上記第1並
びに第2反射鏡52,53による散光式警光灯の
前方向並びに後方向への反射光の照射範囲が広く
とれ、更に、上記第1並びに第2反射鏡52,5
3の間から上記散光式警光灯の斜め内側前方並び
に後方に照射される光は、上記第1反射鏡52に
設けた透過孔54,54…を通過した光であるた
め、この方向への照射光は、第1反射鏡52によ
る影響がなく、広い範囲で照射される。
尚、以上の説明において、第1反射鏡52に形
成した透過孔54はスリツト形状としてあるが、
本考案に係る散光式警光灯では上記形状に限ら
ず、例えば丸孔状、角孔状のものであつてもよ
く、要は、回転灯からの照射光が、第1反射鏡に
よつて有効に反射されると共に、第2反射鏡に向
けて有効に透過される寸法形状個数であればよ
い。
成した透過孔54はスリツト形状としてあるが、
本考案に係る散光式警光灯では上記形状に限ら
ず、例えば丸孔状、角孔状のものであつてもよ
く、要は、回転灯からの照射光が、第1反射鏡に
よつて有効に反射されると共に、第2反射鏡に向
けて有効に透過される寸法形状個数であればよ
い。
考案の効果
以上説明したように、本考案に係る散光式警光
灯は、回転灯からの投射光を、第1反射鏡によつ
て前方並びに後方乃至は斜め方向に照射すると共
に、第1反射鏡に形成した所定個数の透過孔によ
つて透過させ、上記透過孔からの透過光を、第2
反射鏡によつて前方あるいは後方乃至は斜め方向
に反射させると共に、上記第1並びに第2反射鏡
の間から斜め前方並びに後方に照射させることが
できるので、前後方向への反射光の照射範囲が広
くとれると共に斜め方向の光の照射範囲も広くと
れ、また、斜め方向への照射光は透過孔を通過し
た直接光であるため、外部からの視認性が向上す
る。
灯は、回転灯からの投射光を、第1反射鏡によつ
て前方並びに後方乃至は斜め方向に照射すると共
に、第1反射鏡に形成した所定個数の透過孔によ
つて透過させ、上記透過孔からの透過光を、第2
反射鏡によつて前方あるいは後方乃至は斜め方向
に反射させると共に、上記第1並びに第2反射鏡
の間から斜め前方並びに後方に照射させることが
できるので、前後方向への反射光の照射範囲が広
くとれると共に斜め方向の光の照射範囲も広くと
れ、また、斜め方向への照射光は透過孔を通過し
た直接光であるため、外部からの視認性が向上す
る。
第1図並びに第2図は、本考案に係る散光式警
光灯の一実施例を示すもので、第1図は上記散光
式警光灯の透明カバーを省略した要部概略平面
図、第2図は第1図の概略正面図である。第3図
並びに第4図は従来の散光式警光灯の一例を示す
外観正面図並びに要部概略平面図である。第5図
は従来の散光式警光灯の他の例を示す要部概略平
面図である。 50……器台、51……反射式回転灯、52…
…第1反射鏡、53……第2反射鏡、54……透
過孔、55,56……第1反射鏡の反射面、5
7,58……第2反射鏡の反射面。
光灯の一実施例を示すもので、第1図は上記散光
式警光灯の透明カバーを省略した要部概略平面
図、第2図は第1図の概略正面図である。第3図
並びに第4図は従来の散光式警光灯の一例を示す
外観正面図並びに要部概略平面図である。第5図
は従来の散光式警光灯の他の例を示す要部概略平
面図である。 50……器台、51……反射式回転灯、52…
…第1反射鏡、53……第2反射鏡、54……透
過孔、55,56……第1反射鏡の反射面、5
7,58……第2反射鏡の反射面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 器台の端部に配設した反射式回転灯と、上記器
台の長手方向に沿つて、上記反射式回転灯から離
隔させて所定間隔で配列された第1並びに第2反
射鏡とを具備し、 上記第1反射鏡は、上記反射式回転灯からの照
射光の一部を透過させる複数の透過孔を全域に亘
つて分散して穿設すると共に、上記照射光の残部
を器台の前後並びに斜め方向両側に対称に反射す
る山形に連接した反射面を有し、 上記第2反射鏡は、上記第1反射鏡の透過孔を
透過して照射された反射式回転灯からの照射光を
器台の前後並びに斜め方向両側に対称に反射する
山形に連接した反射面を有することを特徴とする
散光式警光灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986159037U JPH0222895Y2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986159037U JPH0222895Y2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6363903U JPS6363903U (ja) | 1988-04-27 |
JPH0222895Y2 true JPH0222895Y2 (ja) | 1990-06-21 |
Family
ID=31083092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986159037U Expired JPH0222895Y2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222895Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015069915A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 株式会社パトライト | 警告灯用反射鏡、その反射鏡を用いた警告灯および回転警告灯 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5758651U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-06 | ||
JPS5922645U (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-13 | 富士食器株式会社 | 鍋、フライパン等のハンドル止着装置 |
JPS6015707B2 (ja) * | 1982-10-20 | 1985-04-20 | メツク株式会社 | 錫又は錫合金の剥離液 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015707U (ja) * | 1983-07-09 | 1985-02-02 | 株式会社 佐々木電機製作所 | 散光式警光灯 |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP1986159037U patent/JPH0222895Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5758651U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-06 | ||
JPS5922645U (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-13 | 富士食器株式会社 | 鍋、フライパン等のハンドル止着装置 |
JPS6015707B2 (ja) * | 1982-10-20 | 1985-04-20 | メツク株式会社 | 錫又は錫合金の剥離液 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6363903U (ja) | 1988-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0128563Y2 (ja) | ||
US4577178A (en) | Reflection type flow-flashing light | |
JP2508827B2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
CA1088038A (en) | Visual warning apparatus for emergency vehicles | |
JPH103806A (ja) | 車輌用補助前照灯 | |
JPH0222895Y2 (ja) | ||
JPH0770245B2 (ja) | 回転警告灯 | |
JP2980011B2 (ja) | 散光式警光灯 | |
JPH0629847Y2 (ja) | 散光式警光灯 | |
JPH0436483Y2 (ja) | ||
JPS594481Y2 (ja) | 回転標識灯用の反射板 | |
JPS5922645Y2 (ja) | 反射式流動散光灯 | |
JPS6236175Y2 (ja) | ||
JP3331581B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JPS5922646Y2 (ja) | 反射式散光灯 | |
JPH0718083Y2 (ja) | プロジェクタ型ヘッドランプ | |
JPS5821448Y2 (ja) | 回転標識灯 | |
JPS6313959Y2 (ja) | ||
JPH0537362Y2 (ja) | ||
JP3434317B2 (ja) | 回転警告灯 | |
JPS6236176Y2 (ja) | ||
JPH0238327Y2 (ja) | ||
JP4015374B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JPS6236177Y2 (ja) | ||
JPS64648Y2 (ja) |