JPH0138320Y2 - - Google Patents

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JPH0138320Y2
JPH0138320Y2 JP1984124682U JP12468284U JPH0138320Y2 JP H0138320 Y2 JPH0138320 Y2 JP H0138320Y2 JP 1984124682 U JP1984124682 U JP 1984124682U JP 12468284 U JP12468284 U JP 12468284U JP H0138320 Y2 JPH0138320 Y2 JP H0138320Y2
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JP
Japan
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case
hose
motor
intake unit
side wall
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JP1984124682U
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JPS6139500U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はインテークユニツトのケースに取付け
られたモータに、当該モータを冷却するための空
気を導入するようにしたインテークユニツトに関
する。
(従来技術) 自動車用空気調和装置におけるインテークユニ
ツトは、車室内に空気を送り出すためのフアンを
有しており、このフアンを駆動するモータがイン
テークユニツトのケースに取付けられている。
そして、モータは通常コンミユテータとこれを
介してアマチユアに給電するためのブラシとの接
触等により熱が発生することとなることから、実
公昭56−23126号公報に示されるように、モータ
に強制的に冷却風を供給するようにしている。第
6,7図はこのようにモータに強制冷却風を送り
込むようにした従来のインテークユニツトを示す
図である。
図示するように、インテークユニツトのケース
1は、車両外部の空気を導入するための外気取入
口2と車室内の空気を導入するための内気取入口
3とを有する内外気切換ボツクス4が一体となつ
た上部ケース5と、この上部ケース5に接合され
る下部ケース6とからなる。下部ケース6にはケ
ース1内に設けられるフアン7を駆動するための
モータ8が取付けられている。このモータ8はほ
ぼ垂直方向の軸を中心として回転するようになつ
ており、このモータ8の駆動により、上部ケース
5に設けられたベルマウス部9を通つて、空気が
フアン7に流入する。この流入空気は、フアン7
により加圧されて上部ケース5の上壁10と下部
ケース6の底壁11と側壁12とによりケース1
内に形成された第7図に示すように平面渦巻形状
のフアンスクロール13に押し出されて吐出口1
4に至る。また、切換ボツクス3内には外気取入
口2と内気取入口3とを開閉するためにインテー
クドア15が取付けられている。モータ8を冷却
する空気をこれに供給するため、下部ケース6の
外側には管部16が形成され、この管部16とモ
ータ8のハウジングとの間にホース17が接続さ
れている。
これにより、モータ8が駆動されてフアン7が
回転するに伴い、ケース1の吐出口14に向かう
空気は管部16内の空気通路18を通つてモータ
8内に流入し、モータ8のハウジングに形成され
た吐出口19から矢印で示すようにケース1内に
戻り、モータ8を冷却することになる。ところ
が、インテークドア15を図示する位置に設定し
て外気取入口2を開き、内気取入口3を閉じてい
る場合に、雨水や雪或いは車両洗浄時における洗
浄水等がケース1内に浸入すると、これらの水滴
が空気通路18を通つてモータ8内に浸入するこ
とがある。そこで、ケース1内に浸入した水滴は
主としてケース1の底壁に溜まると考えられるこ
とから、従来は第6図に示すように空気通路18
のケース1内への開口部20を底壁11よりも上
方の位置の側壁に形成している。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来のインテークユニツトにおいて
は、管部16がケース1の側壁12より下方に突
出させており、この突出した部分にホース17を
嵌合させているが、車両走行時における振動や外
力の作用等により容易にホース17が抜ける可能
性があり、もしもこのような事態になると、モー
タ内部の冷部が妨げられ、モータの内部温度が上
昇し、モータの破損に至ることになる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来技術の問題点に鑑み、インテ
ークユニツトのケースに取付けられたモータを冷
却するためにインテークユニツト内の空気を案内
するホースを、インテークユニツトのケースを利
用して確実に固定するようにしたことを目的とす
る。
上記目的を達成するための本考案は、フアンを
収容するインテークユニツトケースに前記フアン
を駆動するモータを取付け、前記ケース内の空気
を前記モータに案内するようにしたインテークユ
ニツトにおいて、内部に空気通路が形成された管
部を前記ケースの側壁外側に形成し、前記モータ
に冷却空気を案内するホースが略L字状に湾曲さ
せた状態で嵌合される前記管部の下端部を前記ケ
ースの底壁より上方に配置すると共に、前記下端
部と前記ケースの側壁外面との間に隙間を形成
し、前記ケースの側壁外面と前記管部の下端部と
の間で前記ホースを挟持するようにしたことを特
徴とするインテークユニツトである。
(実施例) 次に、図示する本考案の実施例について説明す
る。第1〜3図は本考案の一実施例に係るインテ
ークユニツトを示す図であり、これらの図におい
て、第6,7図における部位と共通する部位には
同一の符号を付してある。
図示するように、フアン7を収容するインテー
クユニツトのケース1は上部ケース5と下部ケー
ス6とからなり、下部ケース6にはフアン7を駆
動するモータ8が取付けられている。したがつ
て、モータ8の駆動によりフアン7が回転する
と、ベルマウス9からフアン7に達した空気は、
ケース1内の渦巻形状の部屋となつたフアンスク
ロール13にフアン7により押し出され、吐出口
14に至る。
モータ8を冷却する空気をこれに供給するた
め、ケース1の側壁12の外側には内部に空気通
路18が形成された管部16が形成されている。
当該管部16の下端部16aは、前記ケース1の
底壁11より上方に配置されている。そして、下
端部16aとケース1の側壁12の外面との間に
は隙間21が形成されており、モータ8のハウジ
ングに一端が取付けられたホース17の他端が、
管部16の下端部16aに、略L字状に湾曲させ
た状態で嵌合されるようになつている。隙間21
はホース17の肉厚よりも小さく設定されてお
り、ホース17の他端が管部16の下端部16a
に嵌合されると、ホース17は下端部16aとケ
ース1の側壁12との間で直接挟持され固定され
るようになつている。第3図はホース17が側壁
12と下端部16aとの間で挟持された状態を示
す図であり、合成ゴムないし合成樹脂製のホース
17は弾性変形してケース1の側壁12の外面に
所定の範囲にわたり面接触することになる。
このように、ホース17のうち、管部16の下
端部16aに嵌合する部分は、ケース1の側壁1
2の外面と下端部16aとの間で挟持されること
となり、ホース17に外力が作用しても容易にホ
ース17が下端部16aから外れることがなくな
る。
また、ホース17が嵌合する管部16の下端部
16aを、ケース1の底壁11より上方に配置す
るため、ホース17の高さ寸法を大きくとれるの
で、ホース17の湾曲部の曲率半径が大きくとれ
ることになる。そのため、ホース17を湾曲させ
て成形する場合は、その成形性が向上するだけで
なく、湾曲部の外側部分が異常に薄肉になること
もないので耐久性も向上することになる。一方、
直線状のホースを湾曲させる場合であつても、前
述したように曲率半径が大きくとれるので、ホー
スを容易に湾曲されることが可能となり、ホース
の取付け作業性が著しく向上することになる。
一般に、インテークユニツトは設置スペースの
制約が厳しいインストルメントパネル内部に設け
られるものであるので、下端部16aが底壁11
より上方にあれば、ホースを底壁11に沿つて配
設することができ、設置スペースの低減を図るこ
とが可能になる。また、下端部16aをケース1
の側壁に隣接して形成してあることから、ホース
17組付け時のガイドとなり挿入作業性も向上す
ることになる。しかも、ケース1の底壁11から
の突出を小さくすることができるため、取扱上の
不注意によるホース17の接続部分である下端部
の破損をも少なくできる。
ところで、ホース17を固定するために締付け
具を用いることも考えられるが、前述したように
インテークユニツトは設置スペースの制約が厳し
い部位に取付けられるものであるので、管部16
と側壁12との隙間でホース17を直接挟持固定
する方が、ホース17との接続部分が不必要に大
きくならず、ひいては、設置スペースを増大させ
ることがない。また、ホース17を取替える必要
が生じた場合であつても、狭小な部位で締付具を
取付けるよりも、隙間部分で直接挟持固定する方
が作業性がきわめて良好である。
第4図は本考案の他の実施例に係るインテーク
ユニツトを示し、第3図に相当する部分を示す断
面図であり、この場合には、ケース1の側壁12
の外面に、ホース17の外表面と対応した曲率の
凹面を有する挟持部12aが形成されている。こ
れにより、ホース17がケース12の側壁の外面
とより広く接触するようになつている。尚、挟持
部12aの凹面に凹凸部を形成し、その凹凸部が
ホース17に食い込むようにしてもよい。この凹
凸部は第1〜3図に示す実施例においても同様に
形成してもよい。
第5図は本考案の更に他の実施例に係るインテ
ークユニツトの要部を示す断面図であり、インテ
ークユニツトにはモータ8に電流を供給するため
のハーネス23が設けられていることから、この
ハーネス23をホース17と側壁12との間に食
い込ませ、ハーネス23を介してホース17を隙
間21に挟持するようにしたものである。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、フアンを収
容するインテークユニツトケースに前記フアンを
駆動するモータを取付け、前記ケース内の空気を
前記モータに案内するようにしたインテークユニ
ツトにおいて、内部に空気通路が形成された管部
を前記ケースの側壁外側に形成し、前記モータに
冷却空気を案内するホースが略L字状に湾曲させ
た状態で嵌合される前記管部の下端部を前記ケー
スの底壁より上方に配置すると共に、前記下端部
と前記ケースの側壁外面との間に隙間を形成し、
前記ケースの側壁外面と前記管部の下端部との間
で前記ホースを挟持するようにしたので、モータ
に冷却空気を供給するためのホースはインテーク
ユニツトケースの側壁と管部の下端部との間で確
実に固定され、ホースを固定するために締付け具
を用いることなく、ホースに外力が作用してもホ
ースが外れることがない。
また、管部の下端部がケースの底壁より上方に
配置していることから、ホースの取付け作業性が
向上すると共に、不注意によるホースの接続部分
の破損を少なくできる。
しかも、締付け具を用いずにホースを隙間部分
で直接挟持固定するので、ホースとの接続部分が
大きくならず、インテークユニツトの設置スペー
スの増大を招くこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るインテークユ
ニツトを示し、第2図における−に沿う断面
図、第2図は第1図における−線に沿う断面
図、第3図は第1図における−線に沿う断面
図、第4図は本考案の他の実施例に係るインテー
クユニツトの要部を示す断面図、第5図は本考案
の更に他の実施例に係るインテークユニツトの要
部を示す断面図、第6図は従来のインテークユニ
ツトを示す断面図、第7図は第6図における−
線に沿う断面図である。 1……ケース、5……上部ケース、6……下部
ケース、7……フアン、8……モータ、9……ベ
ルマウス、12……側壁、13……フアンスクロ
ール、14……吐出口、17……ホース、21…
…隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアン7を収容するインテークユニツトケース
    1に前記フアン7を駆動するモータ8を取付け、
    前記ケース1内の空気を前記モータ8に案内する
    ようにしたインテークユニツトにおいて、内部に
    空気通路8が形成された管部16を前記ケース1
    の側壁外側に形成し、前記モータ8に冷却空気を
    案内するホース17が略L字状に湾曲させた状態
    で嵌合される前記管部16の下端部16aを前記
    ケース1の底壁より上方に配置すると共に、前記
    下端部16aと前記ケース1の側壁外面との間に
    隙間21を形成し、前記ケース1の側壁外面と前
    記管部16の下端部16aとの間で前記ホース1
    7を挟持するようにしたことを特徴とするインテ
    ークユニツト。
JP12468284U 1984-08-17 1984-08-17 インテ−クユニツト Granted JPS6139500U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12468284U JPS6139500U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 インテ−クユニツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12468284U JPS6139500U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 インテ−クユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6139500U JPS6139500U (ja) 1986-03-12
JPH0138320Y2 true JPH0138320Y2 (ja) 1989-11-16

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ID=30683408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12468284U Granted JPS6139500U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 インテ−クユニツト

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344858U (ja) * 1976-09-21 1978-04-17
JPS5623126U (ja) * 1979-07-25 1981-03-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344858U (ja) * 1976-09-21 1978-04-17
JPS5623126U (ja) * 1979-07-25 1981-03-02

Also Published As

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JPS6139500U (ja) 1986-03-12

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