JPH0138221Y2 - - Google Patents

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JPH0138221Y2
JPH0138221Y2 JP15432182U JP15432182U JPH0138221Y2 JP H0138221 Y2 JPH0138221 Y2 JP H0138221Y2 JP 15432182 U JP15432182 U JP 15432182U JP 15432182 U JP15432182 U JP 15432182U JP H0138221 Y2 JPH0138221 Y2 JP H0138221Y2
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JP
Japan
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locking
lever
latch cam
door
latch
Prior art date
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JP15432182U
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JPS5958172U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、排煙口扉等を閉鎖状態に係止し、火
災時には電気信号によるソレイドの作動又は紐の
索動で係止を解除して扉を開放させる係止装置に
関する。
本願考案者等は、この種の係止装置として実願
昭55−173445号に示される非常時用ロツク装置を
提案している。
この係止装置は、排煙口等のU型フツクをラツ
チカムのラツチ部に係止した状態でラツチカムの
周辺上に設けた係止受部に作動レバーの係止爪を
係合して排煙口扉を閉鎖状態に係止しており、係
止爪を有する作動レバーの一端はトグルリンクの
一端に軸着され、非常時には電気信号によるソレ
ノイドの作動又はワイヤの索動でトグルリンクの
所定部位を打撃し、トグルリンクの屈曲で作動レ
バーの係止爪をラツチカムの係止受部から外し、
ラツチカムの係止を解除することで排煙口扉を開
放させるようにしている。
ところで、係止装置を排煙ダクトに取付ける取
付け工事の際、あるいは取付け後の点検時には、
電気信号又はワイヤの索動によらないで扉を開く
必要があるが、従来の係止装置にあつては、係止
装置のついていない扉の側を強くたたけば係止が
解除されて扉を解放することが可能であるが、取
扱いが不便であるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、電気信号、ワイヤの索動以外によ
る係止解除を簡単かつ容易に行なえるようにした
係止装置を提供することを目的とし、この目的を
達成するため、ラツチカムを係止する係止爪を備
えた作動レバーの一端を軸着したトグルリンクの
一方のリンクアームに押圧段部を設け、この押圧
段部を枠体から扉側に延出した摺動可能な点検用
レバーで押圧することによつても作動レバーの係
止爪によるラツチカムの係止を解除するようにし
たものである。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示した説明図であ
る。まず、構成を説明すると、1は係止装置の枠
体であり、枠体1の内部には軸2をもつてロータ
3が回転自在に設けられ、ロータ3のコーナ部に
はワイヤ4の先端が固定され、ワイヤ4はアウタ
チユーブ5をもつて壁面等に設けた手動操作部へ
引き出され、ワイヤ4の索動によりロータ3が左
回りに回動出来るようにしている。ロータ3を固
着した軸2の内部には手動カム6が設けられ、手
動カム6の外側には右側にレバーアーム7aを一
体に備えた手動用レバー板7が設けられ、ワイヤ
4によるロータ3の回転で手動カム6が左回りに
回転すると手動レバー板7を左方向に移動し、レ
バーアーム7aの先端でトグルリンク8をく字形
に屈曲させるようにしている。尚、9はロータ復
帰スプリングである。
一方、枠体1のほぼ中央には軸11をもつてラ
ツチカム10が回転自在に装着され、ラツチカム
10の周辺上の一部にはラツチ部12が形成さ
れ、このラツチ部12に排煙口扉13に取付けた
U型フツク14を係着している。又ラツチ部12
に相対したラツチカム10の周辺上の他方向には
係止受部15が形成され、係止受部15には軸1
7で支着された作動レバー16に形成した係止爪
18が嵌着して図示の位置にラツチカム10を係
止している。係止爪の18を備えた作動レバー1
6は第2図に取り出して示すように一端をトグル
リンク8の一方のリンクアームに軸着している。
再び第1図を参照するに、トグルリンク8の右
側下部位にはソレノイド連動ピン19が設けられ
ており、電気信号によるソレノイドへの通電によ
りソレノイド連動ピン19が左方向に移動してト
グルリンク8をく字形に屈曲させるようにしてい
る。尚、トグルリンク8には図示の状態にトグル
リンク8を保持するためのバネ20が取付けられ
ている。
更に、ラツチカム10と枠体1との間には開放
用スプリング21が取付けられラツチカム10を
右回りに付勢している。
次に排煙口扉13側からの手動操作によりラツ
チカム10の係止を解除するための機構を説明す
ると、まず、トグルリンク8の下側のリンクアー
ムには押圧段部22に相対した枠体1の内部に排
煙口扉13側に延出した点検用レバー23が摺動
可能に設けられ、点検用レバー23の内側と枠体
1との間にはリターンスプリング24が設けられ
るとともに枠体1に支着した一対のピン25によ
り点検用レバー23の移動量を規制している。点
検用レバー23の下端部に相対した排煙口扉13
の部分には押ボタン26がリターンスプリング2
7の介在をもつて取付けられており、押ボタン2
6を押込むことにより枠体1に設けた点検用レバ
ー23を移動してトグルリンク8の押圧段部22
を押圧出来るようにしている。
次に作用を説明する。
まず、排煙口扉13を閉鎖位置に回動すると、
第2図に取り出して示すように、排煙口扉13の
U型フツク14がラツチカム10のラツチ部12
に入り込んでラツチカム10を左回りに回動し、
作動レバー16の係止爪18がラツチカム10の
係止受部15に嵌着することでラツチカム10を
係止している。
この係止状態で排煙口扉13側からの手動操作
でラツチ解除を行なう時には、排煙口扉13に設
けた押ボタン26を押込むと、第3図に示すよう
に点検用レバー23が上方に押込まれ、点検用レ
バー23の先端でトグルリンク8の押圧段部22
を押すことでトグルリンク8が図示のようにく字
形に屈曲され、このトグルリンク8の屈曲により
作動レバー16は軸17を中心に左回りに回動
し、係止爪18がラツチカム10の係止受部15
から外れることでラツチカム10の係止が解除さ
れ、開放用スプリング21によりラツチカム10
は右回りに回動し、ラツチ部12にラツチしてい
た排煙口扉13のU型フツク14が外れて排煙口
扉13が開放される。
従つて排煙ダクトに排煙口扉を取付けた際の係
止装置の作動確認若しくは点検時における排煙口
扉の開放作動を点検用レバー23の押込みで簡単
且つ容易に行なうことが出来る。
勿論、非常時においては第1図に示すようにワ
イヤ4の索動若しくはソレノイドに対する電気信
号による通電で同じくトグルリンク8がく字状に
屈曲されてラツチカム10の係止を解除して排煙
口扉13を開放させるようになる。
以上、説明してきたように本考案によれば、ラ
ツチカムを係止する係止爪を備えた作動レバーの
一端を軸着したトグルリンク8の一方のリンクア
ームに押圧段部を設け、この押圧段部を枠体から
扉側に延出した摺動可能な点検用レバーで押圧す
ることによつてもラツチカムの係止を解除出来る
ようにしたため、排煙ダクトへの取付け工事の際
あるいは点検時において扉側から弱い力の押圧操
作で簡単に係止装置の係止解除を行なうことが出
来、取付け時の作動確認及び点検時の作動確認を
容易に行なうことが出来るという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した説明図、第
2図はラツチカムの係止機構を取り出して示した
説明図、第3図は点検用レバーの押込みによる解
除動作を示した説明図である。 1……枠体、2,11,17……軸、3……ロ
ータ、4……ワイヤ、5……アウタチユーブ、6
……手動カム、7……手動用レバー板、7a……
レバーアーム、8……トグルリンク、19……ソ
レノイド連動ピン、9……ロータ復帰スプリン
グ、10……ラツチカム、12……ラツチ部、1
3……排煙口扉、14……U型フツク、15……
係止受部、16……作動レバー、18……係止
爪、20……バネ、21……開放用スプリング、
22……押圧段部、23……点検用レバー、2
4,27……リターンスプリング、25……ピ
ン、26……押釦。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 枠体にラツチカムを回転自在に軸着し、該ラツ
    チカムの周辺上の一部に扉等のU型フツクを係止
    するラツチ部を形成すると共に周辺上の他方向に
    係止受部を形成し、該係止受部に係着する係止爪
    を設けた作動レバーの一端にトグルリングの一端
    を軸着し、該トグルリンクの所定部位を電気信
    号、引紐等により作動する部材で打撃することに
    より前記係止爪によるラツチカムの係止を解除す
    るようにした係止装置において、 前記レバーに軸着されたトグルリンクの一方の
    リンクアームに押圧段部を設けると共に、前記枠
    体から扉側に一端が延出し、他端が前記リンクア
    ームの押圧段部を押圧時に押圧する摺動可能な点
    検用レバーを設け、該点検用レバーを押圧するこ
    とによつても前記係止爪によるラツチカムの係止
    を解除することを特徴とする係止装置。
JP15432182U 1982-10-12 1982-10-12 係止装置 Granted JPS5958172U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15432182U JPS5958172U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 係止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15432182U JPS5958172U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 係止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5958172U JPS5958172U (ja) 1984-04-16
JPH0138221Y2 true JPH0138221Y2 (ja) 1989-11-16

Family

ID=30341162

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15432182U Granted JPS5958172U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 係止装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063105Y2 (ja) * 1987-03-25 1994-01-26 ホーチキ株式会社 防火戸の係止装置
JPH063103Y2 (ja) * 1987-10-09 1994-01-26 三協アルミニウム工業株式会社 窓の解錠装置
JP4578285B2 (ja) * 2005-03-15 2010-11-10 技研金物株式会社 扉錠用の受け座
JP5576761B2 (ja) * 2010-10-21 2014-08-20 能美防災株式会社 防火戸用自動閉鎖装置

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JPS5958172U (ja) 1984-04-16

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