JPH0138005Y2 - - Google Patents

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JPH0138005Y2
JPH0138005Y2 JP1986112358U JP11235886U JPH0138005Y2 JP H0138005 Y2 JPH0138005 Y2 JP H0138005Y2 JP 1986112358 U JP1986112358 U JP 1986112358U JP 11235886 U JP11235886 U JP 11235886U JP H0138005 Y2 JPH0138005 Y2 JP H0138005Y2
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tape
cylinder
tension arm
tightening
tension
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、梱包機によつて品物を梱包する際
に、テープを強力に引き締める梱包機におけるテ
ープ二次引締め装置に関する。
[従来の技術] 大きい品物、あるいは品物を複数段に積重ねる
などして大型化した被梱包物を梱包する場合、ま
たは多数束ねたパイプ類を隙間なく整列した状態
で梱包する場合などには、テープを強い力で多量
に引き戻し強力に引き締める必要がある。
従来、大型の被梱包物、あるいはテープを強い
力で多量に引き戻して梱包する必要のある品物を
梱包する梱包機においては、テープの二次引締め
をカムを用いた引締め装置によつて行なうか(実
公昭52−24233号)、あるいは歯車減速装置を用い
て行なう(特開昭56−123213号)などしていた。
[解決すべき問題点] 上述した従来装置のうち、カムを用いた引締め
装置にあつては、カム形状によりテープの引戻し
量が決定されるため、引戻し量が不足して強力な
引締めを行なうことが困難であつた。また、歯車
減速装置を用いたものは、装置が複雑なため、梱
包機全体の構造が非常に複雑化するといつた問題
点を有していた。
本考案は上記の問題点にかんがみてなされたも
ので、簡単な構造でありながら、テープの二次引
き締めを強力かつ適切に行なえるようにした梱包
機におけるテープ二次引締め装置の提供を目的と
する。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するため本考案は、テープによ
つて品物を梱包するテープ梱包機におけるテープ
一次引締め装置の後段に位置し、一次引締めされ
たテープの後部をクランプするクランプ手段を備
えたテンシヨンアームと、このテンシヨンアーム
を作動させて前記テープの引締め作業を行なうシ
リンダとで構成し、かつ、前記シリンダをストロ
ークおよび速度調整可能なシリンダとしてある。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は実施例装置の一部截断した概略図、第
2図はテンシヨン検知ローラの詳細図、第3図a
およびbはテンシヨンアームの初期状態を示す要
部側面図および一部断面図、第4図aおよびbは
テンシヨンアームの作動開始状態を示す要部側面
図および一部断面図、第5図aおよびbはテンシ
ヨンアームの作動終了状態を示す要部側面図およ
び一部断面図である。
第1図において、1は大型の梱包機本体で、上
部にテープTを通すアーチ2を架設するととも
に、アーチ2の一部にテープ導入部3を設けてあ
る。このテープ導入部3には、図示してないがテ
ープ先端検知スイツチ、クランプ(熱溶着)部
材、カツター等が内蔵してある。4a,4bはフ
イードローラで、テープTをテープ導入部3を介
してアーチ内に送り込む。5は一次テンシヨン検
知スイツチで、引き戻されたテープTのテンシヨ
ンが所定以上となつたときに動作する。このテン
シヨン検知スイツチ5は、第2図に示すように、
テープTと当接するローラ5aと、このローラ5
aと一体的に連接し、リミツトスイツチ5bを作
動させるレバー5cと、スプリング5dおよびレ
バー5eを介してローラ5aの作動具合を調整す
る調整ねじ5fとからなつており、テンシヨン検
知スイツチ5の動作テンシヨン値を調整できるよ
うにしてある。
6は周面にスパイクを(図示せず)を設けたカ
ムクラツチローラであり、テープTの一次引締め
動作を行なう。7a,7bはリバースローラであ
り、テープTの引き締めに際しテープTの引き戻
しを行なう。8はチヤンバであり、テープドラム
(図示せず)から送られてきたテープT、あるい
は梱包機本体側から引き戻されたテープTを貯留
する。
テープの一次引締め装置は、上述したテンシヨ
ン検知スイツチ5、カムクラツチローラ6、リバ
ースローラ7a,7b等によつて構成してある。
第1図と第3図ないし第5図において、10は
テープ二次引締め装置である。このテープ引締め
装置10は、下部を軸として揺動可能なテンシヨ
ンアーム11と、このテンシヨンアーム11の側
部に、下端を枢着された揺動可能なアジヤストレ
バー12と、テンシヨンアーム11を揺動させる
シリンダ18とを有している。そして、このアジ
ヤストレバー12のほぼ中央部は、突起11aを
介しテンシヨンアーム11に一端を固定されたス
プリング13により引張られている。また、アジ
ヤストレバー12の上端には突出杆12aが設け
てある。この突出杆12aは、テンシヨンアーム
11が初期状態の位置にあるときにストツパ14
と当接し、アジヤストレバー12をスプリング1
3の引張り力に抗して図中時計廻り方向に押動し
ている。
テンシヨンアーム11の上部はU字状の二股に
形成してあり、この中空部にテープTをクランプ
するクランプジヨー15が上部ピン15aを軸と
して揺動可能に取り付けられている。このクラン
プジヨー15は、下部にスプリングピン15bを
貫設するとともに、下縁の一部に、テンシヨンア
ーム11の押え部11bとともにテープをクラン
プするセレーシヨン15cを刻設してある。スプ
リングピン15bは、テンシヨンアーム11の上
部両側に設けた溝16を移動可能に貫通し、テン
シヨンアーム11の側面に突出している。このう
ち、アジヤストレバー12側に突出したスプリン
グピン15bの一端は、アジヤストレバー12に
取り付けられたねじスプリング17によつて常
時、図中時計廻り方向に押され、溝16の端部に
押付けられている。
シリンダ18はロツド18aを介してテンシヨ
ンアーム11の背面と連結している。したがつ
て、シリンダ18が動くとテンシヨンアーム11
は揺動する。このシリンダ18には、シリンダ内
に流出入する流体量を調節する弁19と、シリン
ダ内のピストンの位置を検知する近接スイツチ2
0a,20b,20cとが設けてある。これによ
りシリンダ18は、テンシヨンアーム11の揺動
速度(引戻し力)および揺動量(引締め力)を調
節できるようになつている。
次に、上記のごとく構成からなる実施例装置の
作動説明を行なう。
梱包機の作動開始信号が発せれらると、フイー
ドローラ4a,4bによつてテープTが、テープ
導入部3を介してアーチ2に送り込まれる(タイ
マーにより、一次および二次にわたつて行なわれ
る)。次いで、リバースローラ7a,7bにより、
テープTがカムクラツチローラ6の周面スパイク
に圧接するまで引き戻される。カムクラツチロー
ラ6は低速でテープ引締め方向に回転を開始して
いるので、テープTが周面に圧接されスパイクに
引掛るとテープTを比較的強い力で徐々に引き戻
し、テープTの一次引締めを行なう。一次引締め
によりテープTにテンシヨンがかかると、テンシ
ヨン検知スイツチ5がこれを感知して信号を出力
する。
なお、このとき、テープ引締め装置10は初期
状態(第3図aおよびbとなつており、テープT
はクランプジヨー15と押え部11bの間を自由
に移動できる。
テンシヨン検知スイツチ5からの信号は、テー
プ一次引締め装置の動作信号として出力される。
これにより、シリンダ18が作動してテンシヨン
アーム11を図中時計廻り方向へ揺動させる。テ
ンシヨンアーム11が多少揺動すると、アジヤス
トレバー12の突出杆12aがストツパ14から
離れるので、アジヤストレバー12はスプリング
13に引張られ反時計廻り方向に移動する。この
ため、クランプジヨー15のスプリングピン15
bが、ねじりスプリング17の力に抗して溝16
内を移動し、クランプジヨー15を時計廻り方向
に移動させて、セレーシヨン15cとテンシヨン
アーム11の押え部11bとの間でテープTをク
ランプする(第4図aおよびb)。
シリンダ18はこの作動開始状態よりさらに作
動し、クランプジヨー15のセレーシヨン15c
とテンシヨンアーム11の押え部11bによつて
テープTを堅固にクランプしたまま引き戻す。そ
して、シリンダ18のピストンが所定位置まで移
動すると、予めセツトしてあるいずれかの近接ス
イツチが作動してシリンダ18を停止させる。こ
れにより、テンシヨンアーム11の揺動も停止
し、テープTの引き締めを終了する(第5図aお
よびb)。
なお、上述したように、テープTの引締め量の
調整は、近接スイツチ20a,20b,20cを
選択することにより、シリンダ18の作動ストロ
ークを調整して行なう。また、引締め速度(引戻
し力)の調整は弁19の開度を調整することによ
り行なう。
このように本実施例装置によれば、シリンダ1
8によつてテンシヨンアーム11を揺動させるこ
とにより、多量にテープを引き戻すとともに強力
な引締めを行なうことができる。しかも、被梱包
物の種類に応じて、引戻し力および引締め力を容
易に調整することもできる。
本考案の梱包機におけるテープ二次引締め装置
は、上記実施例に限定されるものでなく、例えば
次のような変形例をも含むものである。
テープのクランプ手段として、電磁式あるい
は流体圧式のクランプ手段を用いたもの。
シリンダの作動速度(引戻し力)の調整を、
供給流体圧力をコントロールすることによつて
行なうようにしたもの。
シリンダのストローク調整を近接スイツチ以
外の手段を用いて行なうようにしたもの。
[考案の効果] 以上のように、本考案の梱包機におけるテープ
二次引締め装置によれば、一次引締め装置による
引き締めでは足りない分だけ、被梱包物の種類に
応じた引締め力および引締め速度でさらに引き締
めることが可能となり、被梱包物の種類に応じ、
適切かつ強力な梱包を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は実施例装置の一部截断した概略図、第2図はテ
ンシヨン検知ローラの詳細図、第3図aおよびb
はテンシヨンアームの初期状態を示す要部側面図
および一部断面図、第4図aおよびbはテンシヨ
ンアームの作動開始状態を示す要部側面図および
一部断面図、第5図aおよびbはテンシヨンアー
ムの作動終了状態を示す要部側面図および一部断
面図である。 1……梱包機本体、10……テープ二次引締め
装置、11……テンシヨンアーム、12……アジ
ヤストレバー12、15……クランプジヨー、1
8……シリンダ、19……弁、20a,20b,
20c……近接スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープによつて品物を梱包するテープ梱包機に
    おいて、上記テープの一次引き締めを行なうテー
    プ一次引締め装置と、このテープ一次引締め装置
    の後段に位置し、テープ一次引締め装置により所
    定量引き締められたテープの後端をクランプする
    クランプ手段を備えたテンシヨンアームと、この
    テンシヨンアームを作動させて上記テープの引締
    め作業を行なうシリンダと、このシリンダの作動
    ストロークを調整するストローク調整手段および
    作動速度を調整する速度調整手段とを具備したこ
    とを特徴とする梱包機におけるテープ二次引締め
    装置。
JP1986112358U 1986-07-21 1986-07-21 Expired JPH0138005Y2 (ja)

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JP1986112358U JPH0138005Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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JPS6321202U JPS6321202U (ja) 1988-02-12
JPH0138005Y2 true JPH0138005Y2 (ja) 1989-11-15

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Citations (2)

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JPS5518571U (ja) * 1978-07-20 1980-02-05
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JPS6321202U (ja) 1988-02-12

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