JPH0137431Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137431Y2 JPH0137431Y2 JP3457684U JP3457684U JPH0137431Y2 JP H0137431 Y2 JPH0137431 Y2 JP H0137431Y2 JP 3457684 U JP3457684 U JP 3457684U JP 3457684 U JP3457684 U JP 3457684U JP H0137431 Y2 JPH0137431 Y2 JP H0137431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion tube
- combustion
- hot air
- casing
- tea
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 38
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 claims description 27
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 22
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 8
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、ガスバーナによる燃焼ガスとフア
ンによる送風とを混合して熱風を発生させるもの
であつて、製茶機において茶葉の乾燥に利用する
に好適な製茶用ガスバーナ熱風発生機に関する。
ンによる送風とを混合して熱風を発生させるもの
であつて、製茶機において茶葉の乾燥に利用する
に好適な製茶用ガスバーナ熱風発生機に関する。
従来製茶機に利用されているガスバーナによる
火炉は、単なるガスバーナの燃焼炉であつて、そ
の燃焼ガスを製茶機に設けた吸込フアンにより製
茶機内に吸引して熱風とし利用するものが一般的
である。該火炉は、燃焼炉そのものであるから小
さく形成できて製茶機に装着しやすいが、半面、
製茶機の吸引により燃焼ガスと周囲空気とを混合
する構造であるために熱風の温度が均一になりに
くくまた多量の熱風が得られない等の欠点があ
る。
火炉は、単なるガスバーナの燃焼炉であつて、そ
の燃焼ガスを製茶機に設けた吸込フアンにより製
茶機内に吸引して熱風とし利用するものが一般的
である。該火炉は、燃焼炉そのものであるから小
さく形成できて製茶機に装着しやすいが、半面、
製茶機の吸引により燃焼ガスと周囲空気とを混合
する構造であるために熱風の温度が均一になりに
くくまた多量の熱風が得られない等の欠点があ
る。
また、実公昭58−38353号の考案においては、
ガスバーナの火炉の製茶機側の端部に吸入フアン
を装着することにより多量の熱風を供給する熱風
発生機が考案されているが、これは、フアンが吸
込側にあつて該フアン内には高温の燃焼ガスが通
過するものであるから、フアンの軸受部が痛みや
すい欠点がある。
ガスバーナの火炉の製茶機側の端部に吸入フアン
を装着することにより多量の熱風を供給する熱風
発生機が考案されているが、これは、フアンが吸
込側にあつて該フアン内には高温の燃焼ガスが通
過するものであるから、フアンの軸受部が痛みや
すい欠点がある。
この考案は、上記の問題点に鑑みなされたもの
であり、温度の均一な多量の熱風を発生でき、し
かも小型で製茶機に装着しやすいガスバーナによ
る熱風発生機を提供することを目的とする。
であり、温度の均一な多量の熱風を発生でき、し
かも小型で製茶機に装着しやすいガスバーナによ
る熱風発生機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この考案にかか
る製茶用ガスバーナ熱風発生機は、ケーシングの
一端吹出口を製茶機に接続し得る形状とし他端吸
込口にはフアンを装着し、該フアンに対向してケ
ーシングに内設した燃焼筒の上側略半分を多孔板
で構成すると共に、該燃焼筒の終端を塞ぎ一端を
ケーシング外部に導いて該一端にガスバーナを装
着し、また該燃焼筒の長手方向に沿つて細長い迂
回口を形成した風向板を一端吹出口と燃焼筒との
間に内設したものである。
る製茶用ガスバーナ熱風発生機は、ケーシングの
一端吹出口を製茶機に接続し得る形状とし他端吸
込口にはフアンを装着し、該フアンに対向してケ
ーシングに内設した燃焼筒の上側略半分を多孔板
で構成すると共に、該燃焼筒の終端を塞ぎ一端を
ケーシング外部に導いて該一端にガスバーナを装
着し、また該燃焼筒の長手方向に沿つて細長い迂
回口を形成した風向板を一端吹出口と燃焼筒との
間に内設したものである。
以下、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。第1,2図はその実施例を示すものであり、
第3図はその実施例を製茶中揉機の一端に装着し
た概略図である。
る。第1,2図はその実施例を示すものであり、
第3図はその実施例を製茶中揉機の一端に装着し
た概略図である。
ケーシング1は、その一端の吹出口2が製茶中
揉機Aの熱風供給口イに嵌合する形状すなわち略
半円筒状に形成され、その他端の送風口3には送
風フアン4が装着され、全体としては箱形(ある
いは円筒状でもよい)に形成されている。
揉機Aの熱風供給口イに嵌合する形状すなわち略
半円筒状に形成され、その他端の送風口3には送
風フアン4が装着され、全体としては箱形(ある
いは円筒状でもよい)に形成されている。
ケーシング1内には、該送風フアン4に対向さ
せケーシング1の長手方向に沿つた円筒状の燃焼
筒5を配設している。またケーシング1の一端2
と燃焼筒5との間には、燃焼筒5の長手方向に沿
つて細長い熱風の迂回口7を穿設した風向板6が
傾斜した状態で内設される。
せケーシング1の長手方向に沿つた円筒状の燃焼
筒5を配設している。またケーシング1の一端2
と燃焼筒5との間には、燃焼筒5の長手方向に沿
つて細長い熱風の迂回口7を穿設した風向板6が
傾斜した状態で内設される。
ケーシング1の上面の一部を穿口して点検口8
が形成され、該口8には蓋板9が開閉自在に装着
されている。10は蝶番、15は必要に応じて装
着されるケーシング1の架台である。
が形成され、該口8には蓋板9が開閉自在に装着
されている。10は蝶番、15は必要に応じて装
着されるケーシング1の架台である。
燃焼筒5は、その終端が塞鎖されその始端が小
径とされたのちケーシング1の外部に導かれてい
るが、その大径部の上半分が多数の小孔51を有
する有孔板52で構成されかつ下半分53に対し
て脱着自在に形成されている。また燃焼筒5の該
始端にはガンタイプのガスバーナ12が装着さ
れ、また燃焼筒5内の中央には該バーナ12の炎
に対向してフアイヤブリツジ13が装着されてい
る。14は燃焼筒5を支架する足である。
径とされたのちケーシング1の外部に導かれてい
るが、その大径部の上半分が多数の小孔51を有
する有孔板52で構成されかつ下半分53に対し
て脱着自在に形成されている。また燃焼筒5の該
始端にはガンタイプのガスバーナ12が装着さ
れ、また燃焼筒5内の中央には該バーナ12の炎
に対向してフアイヤブリツジ13が装着されてい
る。14は燃焼筒5を支架する足である。
風向板6には、その迂回口7の横幅の長さを変
えてその開口面積を調節するスライド板20が装
着されている。
えてその開口面積を調節するスライド板20が装
着されている。
この実施例の熱風の発生について述べれる。ガ
スバーナ12を燃焼させると、その燃焼炎及びガ
スがフアイヤブリツジ13に当たるなどして燃焼
筒5内に拡がり該筒5内の圧力が高まると、該ガ
スがその熱により有孔板52を赤らめつつその多
数の小孔51より略均一に噴出する。他方、送風
フアン4により供給される空気は、燃焼筒5の下
面に当たつたのち該筒5の周面を迂回して上昇
し、上記の小孔51より噴出する高温の燃焼ガス
と混じり合い、風向板6に沿つて上昇・迂回し狭
くて長い迂回口7を経由して吹出口2に達する間
に十分に整流され均等な温度・速さとなつて、吹
出口2より製茶機に供給される。
スバーナ12を燃焼させると、その燃焼炎及びガ
スがフアイヤブリツジ13に当たるなどして燃焼
筒5内に拡がり該筒5内の圧力が高まると、該ガ
スがその熱により有孔板52を赤らめつつその多
数の小孔51より略均一に噴出する。他方、送風
フアン4により供給される空気は、燃焼筒5の下
面に当たつたのち該筒5の周面を迂回して上昇
し、上記の小孔51より噴出する高温の燃焼ガス
と混じり合い、風向板6に沿つて上昇・迂回し狭
くて長い迂回口7を経由して吹出口2に達する間
に十分に整流され均等な温度・速さとなつて、吹
出口2より製茶機に供給される。
この実施例では、燃焼筒5の略上半分を脱着で
きるものとしているから、これを分離することに
より燃焼筒5内の点検あるいはフアイヤブリツジ
13の位置の調節が容易に行ない得るし、また燃
焼筒5の略上半分だけ別に多孔部機で加工できる
ので燃焼筒5の加工が容易であり、またガスの燃
焼により痛みやすいその有孔板52のみ交換でき
て経済的である。
きるものとしているから、これを分離することに
より燃焼筒5内の点検あるいはフアイヤブリツジ
13の位置の調節が容易に行ない得るし、また燃
焼筒5の略上半分だけ別に多孔部機で加工できる
ので燃焼筒5の加工が容易であり、またガスの燃
焼により痛みやすいその有孔板52のみ交換でき
て経済的である。
以上のように、この考案にかかる製茶用ガスバ
ーナ熱風発生機によれば、ケーシング1の一端吹
出口を製茶機に接続し得る形状とし他端吸込口に
はフアンを装着し、該フアンに対向してケーシン
グに内設した燃焼筒の上側略半分を多孔板で構成
すると共に、該燃焼筒の終端を塞ぎ一端をケーシ
ング外部に導いて該一端にガスバーナを装着し、
また該燃焼筒の長手方向に沿つて細長い迂回口を
形成した風向板を一端吹出口と燃焼筒との間に内
設しているから、第一にガスバーナ12が、送風
フアン4による送風空気や製茶機による吸引作用
の影響を受けずに、燃焼筒5内で安定して燃焼
し、温度調節のために頻繁に着火・消火を繰り返
しても失火(予定外の消火)することなく、温度
の自動調節がきわめて容易に行ない得る。第二
に、該ガスバーナ12の燃焼ガスが燃焼筒5内で
均等に拡がり燃焼筒5を加熱した後該燃焼筒5の
有孔板52より均等に噴出する一方、送風フアン
4により送風空気が高温になつた燃焼筒5に接触
しつつ上記の噴出する燃焼ガスと混じり合うの
で、従来の直火式のガスバーナと同様に、ガスの
燃焼熱がすべて送風空気に取り込まれてきわめて
効率が良い。第三に、送風空気が、燃焼筒5の上
半分から均等に噴出する燃焼ガスと一緒にうまく
混じり合つて熱風となつた後、更に風向板6に沿
つて迂回し、燃焼筒5に沿つた細長い迂回口7を
通り抜け吹出口8へ達するので、その間に該熱風
が更に均等な温度・風速に整流されて、ひいては
製茶機において茶葉が均等に乾燥されて茶の品質
が高められる。第4に構造が簡単で小形に形成し
得るので、従来のガスバーナの火炉と同様に、製
茶機の側部に直接に装着し得て、該火炉との間に
互換性がある。
ーナ熱風発生機によれば、ケーシング1の一端吹
出口を製茶機に接続し得る形状とし他端吸込口に
はフアンを装着し、該フアンに対向してケーシン
グに内設した燃焼筒の上側略半分を多孔板で構成
すると共に、該燃焼筒の終端を塞ぎ一端をケーシ
ング外部に導いて該一端にガスバーナを装着し、
また該燃焼筒の長手方向に沿つて細長い迂回口を
形成した風向板を一端吹出口と燃焼筒との間に内
設しているから、第一にガスバーナ12が、送風
フアン4による送風空気や製茶機による吸引作用
の影響を受けずに、燃焼筒5内で安定して燃焼
し、温度調節のために頻繁に着火・消火を繰り返
しても失火(予定外の消火)することなく、温度
の自動調節がきわめて容易に行ない得る。第二
に、該ガスバーナ12の燃焼ガスが燃焼筒5内で
均等に拡がり燃焼筒5を加熱した後該燃焼筒5の
有孔板52より均等に噴出する一方、送風フアン
4により送風空気が高温になつた燃焼筒5に接触
しつつ上記の噴出する燃焼ガスと混じり合うの
で、従来の直火式のガスバーナと同様に、ガスの
燃焼熱がすべて送風空気に取り込まれてきわめて
効率が良い。第三に、送風空気が、燃焼筒5の上
半分から均等に噴出する燃焼ガスと一緒にうまく
混じり合つて熱風となつた後、更に風向板6に沿
つて迂回し、燃焼筒5に沿つた細長い迂回口7を
通り抜け吹出口8へ達するので、その間に該熱風
が更に均等な温度・風速に整流されて、ひいては
製茶機において茶葉が均等に乾燥されて茶の品質
が高められる。第4に構造が簡単で小形に形成し
得るので、従来のガスバーナの火炉と同様に、製
茶機の側部に直接に装着し得て、該火炉との間に
互換性がある。
以上のようにこの考案は、温度の均一な多量の
熱風を発生でき、しかも小型で製茶機に装着しや
すいガスバーナにより熱風発生機を提供するもの
である。
熱風を発生でき、しかも小型で製茶機に装着しや
すいガスバーナにより熱風発生機を提供するもの
である。
第1図はこの考案による実施例を示す左側面の
一部切欠図、第2図は同様に背面の一部切欠図、
第3図は該実施例を製茶中揉機に装着した概略図
である。 1……ケーシング、2……熱風の吹出口、3…
…送風口、4……送風フアン、5……燃焼筒、5
2……有孔板、6……風向板、7……迂回口、1
2……ガスバーナ。
一部切欠図、第2図は同様に背面の一部切欠図、
第3図は該実施例を製茶中揉機に装着した概略図
である。 1……ケーシング、2……熱風の吹出口、3…
…送風口、4……送風フアン、5……燃焼筒、5
2……有孔板、6……風向板、7……迂回口、1
2……ガスバーナ。
Claims (1)
- 一端吹出口を製茶機に接続し得る形状とし他端
吸込口にはフアンを装着したケーシングと、上側
略半分を多孔板で構成すると共に終端を塞ぎ一端
をケーシングの外部に導いて該一端にガスバーナ
を装着し、フアンに対向してケーシングに内設し
た燃焼筒と、該燃焼筒の長手方向に沿つた細長い
迂回口を有し該燃焼筒と吹出口との間に内設した
風向板とからなる製茶用ガスバーナ熱風発生機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3457684U JPS60147289U (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 製茶用ガスバ−ナ熱風発生機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3457684U JPS60147289U (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 製茶用ガスバ−ナ熱風発生機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60147289U JPS60147289U (ja) | 1985-09-30 |
JPH0137431Y2 true JPH0137431Y2 (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=30538072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3457684U Granted JPS60147289U (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 製茶用ガスバ−ナ熱風発生機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60147289U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619221B2 (ja) * | 1987-03-03 | 1994-03-16 | 関東自動車工業株式会社 | 熱風発生装置用エアヒ−トバ−ナの保炎筒 |
JP2007054756A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Nichirei Foods:Kk | 生ゴミ処理機 |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP3457684U patent/JPS60147289U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60147289U (ja) | 1985-09-30 |
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