JPH0137311Y2 - - Google Patents

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JPH0137311Y2
JPH0137311Y2 JP5870883U JP5870883U JPH0137311Y2 JP H0137311 Y2 JPH0137311 Y2 JP H0137311Y2 JP 5870883 U JP5870883 U JP 5870883U JP 5870883 U JP5870883 U JP 5870883U JP H0137311 Y2 JPH0137311 Y2 JP H0137311Y2
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JP
Japan
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mirror
mirror body
universal joint
drive shaft
shaft
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JP5870883U
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JPS59165251U (ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ミラーハウジング内に傾動自在に設
けられたミラー体の裏面に自在継手を介してミラ
ー駆動シヤフトが連結され、このミラー駆動シヤ
フトを進退させることによりミラー体を所定の位
置に傾動する電動式リモートコントロールミラー
のミラー位置検出装置の取付け構造に関するもの
である。
一般に自動車用のバツクミラーは、運転走行時
に最も良いと思われる位置(これをアイポイント
という)に調整しなければならないが、このアイ
ポイントは運転者の体格、特に座高の違いによつ
て異なるため、運転者が替つたときに変更したい
場合がある。また、車庫入れ、幅寄せあるいは進
路変更等の際に一時的にミラーが写し出す範囲を
変更したい場合や、いたずら等の外力によつてア
イポイントから外れたミラーを元のアイポイント
に戻さなければならない場合もある。このような
場合、電動式リモートコントロールミラーを用い
ると、運転席においてバツクミラーを変角させる
ことができる。電動式リモートコントロールミラ
ーで視野変更を行なつた場合は、その後元のアイ
ポイントまで正確に位置決めする必要があるが、
運転操作中に多くの機器を操作することは安全上
からも好ましくない。このため、アイポイントを
予め設定ないし記憶しておき、所要の変角操作の
後に簡単な操作、例えばプツシユスイツチの押圧
操作等で元のアイポイントに自動復帰させること
が望ましく、そこで、前述電動式リモートコント
ロールミラーの位置制御装置にアイポイント設定
器ないし記憶装置を備えたものが考えられてい
る。
ところで、このような電動式リモートコントロ
ールミラーの位置制御は、ミラーの設定ないし記
憶されている位置と現在位置とを比較し、現在位
置が設定(記憶)位置に一致すべくミラーを自動
的に駆動させるものである。このため、ミラーの
現在位置を検出する必要があるが、この種の検出
装置では、装置のコンパクト化等の要請上、ミラ
ーハウジングという狭い空間内に組み込まれるた
め、特に小型、軽量化が要望される。
そこで、本出願人は、ミラー体の裏面部に自在
継手を介して取付けられるミラー傾動用シヤフト
の後端部に、そのミラー傾動シヤフトの後進を検
出すべく、シヤフトと同軸に直結した可動部と、
その可動部の動作状態からミラー傾動角を検出す
るための固定側検出器から成るミラー傾動角検出
器を設けたものを開発し、実用新案登録出願して
いる(実願昭57−12487号、実開昭58−115439号
公報参照)。
ところで、この種の電動式リモートコントロー
ルミラーは、アウトサイドミラーとして前輪の上
部ボデイに取付けるだけでなく、運転席ドア並び
に助手席ドアに取付けることがある。その場合の
ミラーハウジングは比較的薄形のものであり、前
述したようにミラー駆動シヤフトと同軸上にミラ
ー傾動角検出器機構を組込むと、ミラーハウジン
グを薄形の形状に構成するに限度がある。
本考案は、前述した問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は、薄形のミラーハウジングよりな
るリモートコントロールミラーにミラー位置検出
装置を組込むことができるようにすることにあ
る。
本考案は、上記の如き目的を達成するため、ミ
ラー体の裏面部のミラー駆動シヤフトおよびミラ
ー傾動支点を外れた位置に自在継手を介してミラ
ー体の傾動角度を検出するための検出器の可動部
を取付け、該可動部と対応する駆動部ユニツトハ
ウジングの一部に固定側検出器を配設したことを
特徴とする。
以下、添付図面に従つて本考案の一実施例を詳
述する。第1図は電動式リモートコントロールミ
ラーの一部切断正面図、第2図はその一部切断平
面図である。これらの図において、1は中心自在
継手2を介してミラーハウジング3内に前記自在
継手2の中心位置Aを支点として傾動自在に支持
されたミラー体である。4は先端部がミラー体1
の裏面部に自在継手5を介して連結されたミラー
駆動シヤフトで、駆動部ユニツトハウジング7内
のモータ(図示せず)の正逆回転によつて、同シ
ヤフトは矢印B方向に移動し、それによつて、ミ
ラー体1は2点鎖線の如く傾動し得るように構成
されている。
また、8は前記と同様に先端部がミラー体1の
裏面部に自在継手9を介して連結されたミラー体
傾動角検出用のシヤフトであつて、そのシヤフト
8の後端部に磁性棒10を取付けて検出器の可動
部を構成している。そして、その磁性棒10の後
方の駆動部ユニツトハウジング7の一部には中空
状の巻線11が配設され、磁性棒10と巻線11
とで可変インダクタンス(VL)を構成している。
前記の如く、巻線11は駆動部ユニツトハウジン
グ7内に配設してあつて、磁性棒10は中空部1
1aを矢印C方向(シヤフト軸方向)にスライド
する構成としてある。したがつて、この構成によ
ると、ミラー体1を傾動すべく、ミラー駆動用の
シヤフト4を矢印B方向に進退させることによ
り、ミラー体1を介してシヤフト8が矢印C方向
(シヤフト4とシヤフト8の進退は逆)にスライ
ドすることにより磁性棒10の巻線中空部11a
への挿入長が変化し、これによりミラー体1の変
位を可変インダクタンス(VL)のインダクタン
ス値の変化に変換し、これを例えば、後述するよ
うに発振回路の発振周波数の変化に置き換えるこ
とによつてミラー位置を検出するようにしたもの
である。
このように構成すると、ミラー体1を傾動させ
るための駆動シヤフトおよびミラー傾動支点を外
れた位置にミラー体1の傾動角度を検出する検出
器が取付けられているので、薄形のドアミラーで
あつてもそのミラーハウジング内にミラー体の傾
動角度検出器を組込むことができる。
なお上述の実施例においては、ミラー体1が第
2図の2点鎖線方向(ドアに取付けた際、左右方
向)に傾動する場合について説明したが、それと
直交する方向(ドアに取付けた際上下方向)に傾
動する場合についても同様の構成がとられてい
る。それを第1図について説明する。
すなわち、第1図において、13はミラー体1
を中心自在継手2の点Aを支点として上向き、下
向きに傾動させるべく設けられたシヤフト先端の
自在継手、12はその傾動角度を検出する磁性
棒、シヤフトの先端に取付けられた自在継手であ
つて、内部構成は前述の第2図に示すシヤフト
8、磁性棒10、巻線11と同様の構成である。
したがつて、自在継手13においてミラー体1が
進退制御されると、中心自在継手2の点Aを中心
にミラー体1は上、下向きに傾動し、それを自在
継手12を介して連結された検出器がインダクタ
ンスの変化として検出し、その傾動角が識別され
る。
次に上述した電動式リモートコントロールミラ
ーの位置制御装置の具体的な回路構成を第3図に
ついて説明する。第3図において、1および11
は各々第1図,第2図と同様のミラー体および可
変インダクタンス構成する巻線を示す。14は巻
線11からの可変インダクタンス値(VL)を入
力とし、そのインダクタンス値の変化により発振
周波数が変化する発振回路、15は発振回路14
の出力信号波形をパルス波形に整形する波形整形
回路である。16はタイマ、17はカウンタで、
波形整形回路15からのパルスの単位時間当たり
の数をカウントしてデイジタル信号で出力する。
18はカウンタ17の出力信号を記憶する記憶回
路、19はカウンタ17からの出力信号と記憶回
路18からの出力信号を比較する比較回路、20
はゲート回路である。21はスイツチで、切換回
路22を介し記憶回路18を記憶作動させてカウ
ンタ17の出力信号を記憶させるのか、あるいは
既に記憶回路18に記憶されている信号を取り出
すと共に比較回路19およびゲート回路20を作
動させるのかを選択する。23は前記ミラー駆動
シヤフト、駆動モータ、歯車等からなる駆動ユニ
ツト、24は前記スイツチ21の操作とは無関係
にミラー体1を手動で位置制御する手動スイツチ
である。
次にこのような位置制御装置の動作について説
明する。まず、記憶回路18にカウンタ17の出
力信号、換言すればミラー位置が記憶されていな
い場合に手動スイツチ24を操作すると、その操
作に応じて駆動ユニツト23が動作し、ミラー体
1が所望の位置に駆動する。このとき、ミラー体
1の位置は巻線11においてインダクタンス値に
変換され、さらに発振周波数、パルス数に変換さ
れてカウンタ17から出力されているので、スイ
ツチ21で記憶回路18を作動させることにより
その際のパルス数(ミラー位置)が記憶される。
このように記憶回路18に予め所望のミラー位置
が記憶された後、再び手動スイツチ24によりミ
ラー位置が手動制御され、その後、さらにミラー
体1を元の位置(前記記憶位置)に復帰させたい
場合には、スイツチ21で記憶回路18、比較回
路19およびゲート回路20を作動させる。これ
により比較回路19は、カウンタ17の出力信
号、換言すればミラー現在位置と記憶回路18に
記憶された信号とを比較し、ゲート回路20を介
して駆動ユニツト23を動作させる。駆動ユニツ
ト23は、カウンタ17の出力信号と記憶回路1
8の記憶信号とが等しくなるように駆動ユニツト
23を動作し、ミラー体1を左(または右)に変
位させる。ミラー体1が変位すると、それに伴つ
て磁性棒10も変位し、巻線11で検出されるイ
ンダクタンス値が変化して発振回路14の発振周
波数、さらにカウンタ17より出力されるパルス
数が変化する。そしてカウンタ17の出力信号と
記憶回路18の記憶信号とが等しくなつたとき、
すなわちミラー現在位置とミラー記憶位置とが一
致したとき、比較回路19からの出力信号は零に
なつて駆動ユニツト23の動作が停止し、ミラー
体1も停止し、復帰動作が完了する。
なお、上述の実施例においては、ミラー体1の
傾動角検出手段として中空状に形成した巻線11
と、その中空部11aをミラー体の動きに沿つて
スライド移動する磁性棒10とにより構成した、
いわゆる可変インダクタンス構成によるインダク
タンス値の変化分を検出することによつてミラー
体の傾動角を検出する場合について述べたが、こ
れの他に、可動部シヤフトに永久磁石を取付け、
固定側に磁気感応素子を設け、ミラー体の変位を
その磁気感応素子からの出力信号の変化に変換
し、ミラー位置を検出してもよい。
あるいは、可動部シヤフトに可動電極板を設け
ると共に、それに対向する固定側に固定電極板を
設けて可変コンデンサを構成し、ミラー体の変位
をその可変コンデンサの容量値の変化に変換し、
ミラー体の傾動角を検出するようにしてもよい。
さらにまた、可動部シヤフトに可動電極を設け
る一方、固定側に巻線抵抗を設け、その巻線抵抗
面を可動電極がスライドするようにした、可変抵
抗による検出器構成でもよい。
以上述べたように、本考案によれば、ミラー体
の裏面部のミラー駆動シヤフトおよびミラー傾動
支点を外れた位置にミラー体の傾動角を検出する
ための検出器の可動部を取付け、その可動部と対
応する駆動部ユニツトハウジングの一部に固定側
検出器を配設したので、ミラー体の傾動角を検出
するための検出器機構を薄形にしてドアミラー等
の薄形のミラーに組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はリモートコントロールミラーの一部切
断正面図、第2図はそれを一部切断して内部構成
を示した平面図、第3図は同リモートコントロー
ルミラーの位置制御装置の回路構成図である。 1……ミラー体、2,5,9,12,13……
自在継手、3……ミラーハウジング、4……ミラ
ー駆動シヤフト、8……ミラー傾動角検出用のシ
ヤフト、10……磁性棒、11……巻線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーハウジング内に傾動自在に支持されたミ
    ラー体の裏面に自在継手を介してミラー駆動シヤ
    フトが連結され、このミラー駆動シヤフトを進退
    させることにより前記ミラー体を所定の位置に傾
    動する電動式リモートコントロールミラーにおい
    て、前記ミラー体の裏面部のミラー駆動シヤフト
    およびミラー傾動支点を外れた位置に自在継手を
    介してミラー体の傾動角度を検出するための検出
    器の可動部を取付け、該可動部と対応する駆動部
    ユニツトハウジングの一部に固定側検出器を配設
    したことを特徴とするミラー位置検出装置の取付
    け構造。
JP5870883U 1983-04-21 1983-04-21 ミラ−位置検出装置の取付け構造 Granted JPS59165251U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5870883U JPS59165251U (ja) 1983-04-21 1983-04-21 ミラ−位置検出装置の取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5870883U JPS59165251U (ja) 1983-04-21 1983-04-21 ミラ−位置検出装置の取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59165251U JPS59165251U (ja) 1984-11-06
JPH0137311Y2 true JPH0137311Y2 (ja) 1989-11-10

Family

ID=30188984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5870883U Granted JPS59165251U (ja) 1983-04-21 1983-04-21 ミラ−位置検出装置の取付け構造

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JPS59165251U (ja) 1984-11-06

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