JPH0136780Y2 - - Google Patents

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JPH0136780Y2
JPH0136780Y2 JP3416884U JP3416884U JPH0136780Y2 JP H0136780 Y2 JPH0136780 Y2 JP H0136780Y2 JP 3416884 U JP3416884 U JP 3416884U JP 3416884 U JP3416884 U JP 3416884U JP H0136780 Y2 JPH0136780 Y2 JP H0136780Y2
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JP
Japan
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air injection
air
injection valve
composite film
bag
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は輸送に際し荷物の間隙を埋め、荷動き
と荷傷みを防止するために用いる空気緩衝袋に関
し、より詳しくは空気注入弁取付け部からの空気
洩れが発生しないよう改良された空気緩衝袋に関
する。
〔従来技術〕
空気緩衝袋については、従来種々の提案がなさ
れているが、一般にこの種の袋は、例えば実開昭
57−137161号公報に開示されているように、強靭
な素材からなる外袋と、ガスバリヤー性とヒート
シール性とを兼ねそなえた合性樹脂フイルムの内
袋とから構成されている。その典型的な構成素材
として、外袋にはポリオレフイン延伸テープの織
布にクラフト紙を貼合せたいわゆる「ペーパーク
ロス」が、内袋にはポリアミドとポリエチレン又
はエチレン醋酸ビニール共重合体(EVA)の複
合フイルムが、該複合フイルムのポリアミド面を
外側に向けて用いられている。又、空気注入弁と
して塩化ビニール(PVC)の逆止弁が用いられ、
これは前記内袋の外側に接着剤で固定されている
が、これは他に、ポリアミドとPVCとを接着さ
せる適当な方法が見当らないからである。
しかしながら、上記したような従来の空気緩衝
袋においては、空気注入弁を内袋の外面に接着剤
で固定しているので、接着が不確実な場合はいう
までもなく、確実に接着されていても、袋内の空
気圧が常時、空気注入弁に対し、該空気注入弁を
内袋から剥離させる方向に作用し、比較的短期間
の使用で、空気注入弁が内袋から部分的に剥離
し、該剥離部分から内袋内の空気が洩れることが
しばしば発生していた。
〔考案の目的〕
本考案は上記した従来技術の欠点を除去し、空
気注入弁の取付け部における剥離を防止すること
により該部分からの空気洩れが生じないよう改良
された空気緩衝袋を提供することを目的としてい
る。
〔考案の構成〕
本考案は少くとも、ポリアミドとポリエチレン
又はエチレン醋酸ビニール共重合体の複合フイル
ムの前記ポリアミド面を外側にして形成した筒状
体上に設けた空気注入口に塩化ビニール製空気注
入弁を取付け、かつ該筒状体の上、下端部を全幅
にわたつてヒートシールしてなる袋体から構成さ
れる空気緩衝袋において、前記空気注入口の周囲
に、ポリエチレン又はエチレン醋酸ビニール共重
合体と塩化ビニールのリング状複合フイルムをポ
リエチレン又はエチレン醋酸ビニール共重合体面
が前記筒状体の内面と接するよう、又該リング状
複合フイルムの穴の中心が、前記空気注入口の穴
の中心とほぼ一致するよう配置し、前記空気注入
弁を前記筒状体の内側から前記空気注入口に挿入
し、かつ前記リング状複合フイルムの塩化ビニー
ル面と前記空気注入弁の基部とを高周波シールす
るとともに、該リング状複合フイルムのポリエチ
レン又はエチレン醋酸ビニール共重合体面と筒状
体の内面とをヒートシールしたことを特徴とする
空気緩衝袋である。
以下、図面を参照して本考案の一実施例につき
詳細に説明するが、本考案はこれに限定されるも
のではない。
第1図は本考案の一実施例の空気緩衝袋の平面
図、第2図は第1図x−x′線に沿つた要部断面図
で、図中の記号1は外袋、2は内袋、2′は内袋
のポリエチレン又はEVA層、2″は内袋のポリア
ミド層、3は空気注入口、3′は外袋の小孔、4
はPVC製空気注入弁、4′は空気注入弁の基部フ
ランヂ、5は内袋の端部ヒートシール部、6はク
レープテープ、7はミシン縫い部、8はリング状
複合フイルム、8′はリング状複合フイルムのポ
リエチレン又はEVA層、8″はリング状複合フイ
ルムのPVC層である。なお、第1図では説明の
便宜上、外袋1の一部を切除した形で図示してい
る。
本実施例の空気緩衝袋は第1図に示すように例
えばペーパークロスなどの強靭な素材からなる外
袋1とポリアミドとポリエチレン又はEVA複合
フイルムからなり、前記ポリアミド層を外側に向
けて形成した内袋2から構成されており、内袋2
には空気注入口3が設けられ、該空気注入口には
空気注入弁4が取付けられ、更に内袋2の上、下
端部はヒートシール5されて密閉されている。
又、空気注入弁4の先端は外袋2に設けられた小
孔3′から突出しており、更に外袋1はその上、
下端部をクレープテープ6で補強され、内袋2の
ヒートシール部5より端部寄りの位置でミシン縫
い7されて、内袋2と連結されているが、これら
の点において、本実施例の空気緩衝袋は従来のも
のと異るところはない。
本考案においては空気注入弁4として、広く市
販されているPVC製空気注入弁を用い、その特
徴は第2図に示すように空気注入弁4の取付部に
存する。すなわち、本実施例においては(第2図
参照)内袋2に設けられている空気注入口3の内
側の周囲に、ポリエチレン又はEVAとPVCとの
リング状複合フイルム8がそのポリエチレン又は
EVA層8′が内袋2の内面、すなわちポリエチレ
ン又はEVA層2′と接するよう、又該リング状複
合フイルム8の穴の中心が空気注入口3の中心と
ほぼ一致するよう配置されている。空気注入弁4
は内袋2の内側から空気注入口3内に挿入され
る。このとき、内袋2の内面、すなわちポリエチ
レン又はEVA層2′とリング状複合フイルム8の
ポリエチレン又はEVA層8′とが、又リング状複
合フイルム8のPVC層8″とPVC製空気注入弁4
の基部フランヂ4′とが互に接する。更に空気注
入弁4を内袋2に固定するため、内袋2の内面す
なわちポリエチレン又はEVA層2′とリング状複
合フイルム8のポリエチレン又はEVA層8′とが
ヒートシールされ、又該リング状複合フイルム8
のPVC層8″とPVC製空気注入弁4の基部フラン
ヂ4′とが高周波シールされている。
なお、本実施例において、空気注入口3及び空
気注入弁4は空気緩衝袋の側端部近傍に設けられ
ているが、これは空気注入口3及び空気注入弁4
が袋体の巾方向中央部に設けられている場合、第
3図に示すように、固定すべき荷物又は車両の壁
面9によつて、外袋1から突出している空気注入
弁4が圧迫され、内袋2の内面とリング状複合フ
イルム8との間又は該フイルム8と空気注入弁4
の基部フランヂ4′との間のいづれかの接着が剥
離しないよう配慮したものであり、又このような
配置により使用時の空気注入作業及び使用後の脱
気作業も容易に行うことができる。又外袋1は固
定すべき荷物が軽量で、かつその表面に空気緩衝
袋を損傷するような突起物などがない場合は適宜
省いてもよい。
〔考案の効果〕
本考案の空気緩衝袋は従来のもののように空気
注入弁が内袋の外面に接着剤で接着されておら
ず、内袋上に設けられた空気注入口の中に、内袋
の内側から挿入され、かつリング状複合フイルム
を介し、高周波シールとヒートシールにより、内
袋と確実に溶着されているので、該接着部から空
気が洩れることもなく、又使用中、袋内の空気圧
により該接着剤が剥離されることもない。
以上、詳述したように、本考案によれば、空気
注入弁の取付け部における剥離を防止でき、空気
洩れが発生しないよう改良された空気緩衝袋を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の空気緩衝体の平面図、第2図
はその要部断面図、第3図は空気注入弁を空気緩
衝袋の中央部に設けた際荷物等で圧迫されている
状態を示す図面である。 1……外袋、2……内袋、2′……内袋のポリ
エチレン又はEVA層、2″……内袋のポリアミド
層、3……空気注入口、4……PVC製空気注入
弁、4′……空気注入弁の基部フランヂ、8……
リング状複合フイルム、8′……ポリエチレン又
はEVA層、8″……PVC層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少くとも、ポリアミドとポリエチレン又はエ
    チレン醋酸ビニール共重合体の複合フイルムの
    前記ポリアミド面を外側にして形成した筒状体
    上に設けた空気注入口に塩化ビニール製空気注
    入弁を取付け、かつ該筒状体の上、下端部を全
    幅にわたつてヒートシートしてなる袋体から構
    成される空気緩衝袋において、前記空気注入口
    の内側の周囲に、ポリエチレン又はエチレン醋
    酸ビニール共重合体と塩化ビニールのリング状
    複合フイルムをポリエチレン又はエチレン醋酸
    ビニール共重合体面が前記筒状体の内面と接す
    るよう、又該リング状複合フイルムの穴の中心
    が、前記空気注入口の穴の中心とほぼ一致する
    よう配置し、前記空気注入弁を前記筒状体の内
    側から前記空気注入口に挿入し、かつ前記リン
    グ状複合フイルムの塩化ビニール面と前記空気
    注入弁の基部とを高周波シールするとともに、
    該リング状複合フイルムのポリエチレン又はエ
    チレン醋酸ビニール共重合体面と筒状体の内面
    とをヒートシールしたことを特徴とする空気緩
    衝袋。 (2) 上記空気注入口及び空気注入弁が筒状体の側
    端部近傍に設けられている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の空気緩衝袋。
JP3416884U 1984-03-12 1984-03-12 空気緩衝袋 Granted JPS60146079U (ja)

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JP3416884U JPS60146079U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 空気緩衝袋

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JP3416884U JPS60146079U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 空気緩衝袋

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Publication Number Publication Date
JPS60146079U JPS60146079U (ja) 1985-09-27
JPH0136780Y2 true JPH0136780Y2 (ja) 1989-11-08

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JP3416884U Granted JPS60146079U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 空気緩衝袋

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JPS60146079U (ja) 1985-09-27

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