JPH0136750Y2 - - Google Patents

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JPH0136750Y2
JPH0136750Y2 JP1484883U JP1484883U JPH0136750Y2 JP H0136750 Y2 JPH0136750 Y2 JP H0136750Y2 JP 1484883 U JP1484883 U JP 1484883U JP 1484883 U JP1484883 U JP 1484883U JP H0136750 Y2 JPH0136750 Y2 JP H0136750Y2
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JP
Japan
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roll box
storage box
folded
pallet
roll
Prior art date
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JP1484883U
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JPS59121324U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Pallets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、折りたたみ可能なロールボツクス
パレツト内に屈曲性断熱シートからなる断熱収納
ボツクスを着脱自在に嵌着させてなり、特に、断
熱収納ボツクスロールボツクスパレツトに嵌着さ
せたままの状態でもロールボツクスパレツトを容
易かつ迅速に折りたたむことができる簡易コール
ドロールボツクスパレツトに関するものである。
チルド食品、冷凍食品、生鮮食品などの要冷蔵
食品などの流通に際しては、特にその品質保持の
観点から保冷輸送および低温保管が不可欠とな
る。
かような保冷輸送や低温保管を簡便かつ経済的
に行なうために、折りたたみ可能なロールボツク
スパレツトと屈曲性断熱シートからなる断熱収納
ボツクスとを組合せた簡易コールドロールボツク
スパレツトが開発されている。これは、第1図に
例示したように、パイプ格子等からなる左側面1
1、右側面12および背面13と板等からなる底
面14とを有し、左側面、右側面および底面底板
がヒンジ15によりいずれも背面方向へ折りたた
めるようになつている折りたたみ可能なロールボ
ツクスパレツト10の内部に、前面26を開閉自
在とした屈曲性断熱シートからなる断熱収納ボツ
クス20を着脱自在に嵌着してなるものである。
断熱収納ボツクス20は、一般にアルミ箔と発
泡樹脂シート等を貼り合せた複合断熱シートから
なり、左側面21、右側面22、背面23、底面
24および頂面25を縫合せ、前面26はフアス
ナー27等によつて開閉自在となつている。断熱
収納ボツクス20のロールボツクスパレツト10
内側への嵌着は、断熱収納ボツクスの左側面2
1、右側面22、背面23、底面24をそれぞれ
ロールボツクスパレツトの左側面11、右側面1
2、背面13、底面14に合せて嵌め込み、紐や
ベルト(図示せず)等で適宜個所を保持すること
によつてなされ、必要に応じて断熱収納ボツクス
20を取外せるようになつている。また、ロール
ボツクスパレツト10にはキヤスター16が取付
けられ、移動できるようになつている。
上記の構造を有する簡易コールドロールボツク
スパレツトを折りたたむに際しては、先ず断熱収
納ボツクス20を取外し、ロールボツクスパレツ
トの底板14を第2図に示すように背面13方向
へはね上げ折りたたみ、次いで右側面12をヒン
ジ15によつて背面13方向へ折りたたみ、さら
に必要ならば左側面11も同様に背面13方向へ
折りたたむ。
もし断熱収納ボツクス20を嵌着させたままの
状態でロールボツクスパレツトを折りたたもうと
する場合には、ロールボツクスパレツトの底板1
4を背面13方向へはね上げる際に、断熱収納ボ
ツクスの前面26の左右両側に取付けたフアスナ
ー27部分が折曲げられることになり、フアスナ
ーの破損が生じやすくなる。
従つて、上述のごとき構造の簡易コールドボツ
クスパレツトを折りたたむ際には、断熱収納ボツ
クスをロールボツクスパレツトから取外さなけれ
ばならず、簡易コールドロールボツクスパレツト
として使用する際に再度断熱収納ボツクスをロー
ルボツクスパレツトに嵌着しなければならない。
そこでこの考案は、断熱収納ボツクスを嵌着さ
せたままの状態でロールボツクスパレツトを折り
たたんだ場合でも断熱収納ボツクスの前面フアス
ナーが折曲げられることなく、しかも容易かつ迅
速に折りたたむことができる簡易コールドロール
ボツクスパレツトを提供することを目的としてな
されたものであつて、この考案によれば、ロール
ボツクスパレツトの底面を背面に平行かつ該底面
を略等分割する線に沿つて山折り状に二つ折り可
能にするとともに、断熱収納ボツクスの底面をロ
ールボツクスパレツトの底面に着脱自在に固定せ
しめることによつて、上記の目的を達成させるこ
とができるのである。これによつて、ロールボツ
クスパレツト内に断熱収納ボツクスを嵌着させた
まま断熱収納ボツクスとともにロールボツクスパ
レツトを折りたたむ際に、ロールボツクスパレツ
ト底面の二つ折りと同時に断熱収納ボツクス底面
も山折り状に二つ折りされることになる。そのた
め、断熱収納ボツクス前面フアスナー部分は折曲
げられることなく、しかも引続く断熱収納ボツク
ス両側面や頂面の折りたたみも容易に行なうこと
ができ、断熱収納ボツクスを嵌着させたままでロ
ールボツクスパレツト簡単かつ迅速に折りたたむ
ことができるのである。
以下にこの考案を図面に示す実施例を参照して
説明するが、第1図および第2図に示した従来の
簡易コールドロールボツクスパレツトと同じ構成
部材については第1図および第2図と同じ番号を
付すことによつて説明を省略する。第3図はこの
考案で用いるロールボツクスパレツトの底面底板
34の構成を説明するものであつて、この底板3
4はロールボツクスパレツトの背面パイプ格子面
13と平行な線35に沿つて略等分割に山折り状
に二つ折りして背面13方向に押しつけることが
できるようになつている。底板34の二つ折り
は、例えば底板34裏面にヒンジ(図示せず)等
を取付けることにより容易に達成できる。
この考案においては、かような二つ折り可能な
ロールボツクスパレツト底板34に従来と同様な
断熱収納ボツクス20の底面24を着脱自在に固
定する。固定手段は着脱可能なものであればいか
なる手段でもよく、例えば紐、ベルト、ベルベツ
ト式フアスナー、貼着テープ等を用いて底板34
の少なくとも四隅で断熱収納ボツクス底面24と
固定させる。
この状態で断熱収納ボツクス20を嵌着させた
ままロールボツクスパレツト10を折りたたむに
際しては、ロールボツクスパレツトの底板34を
はね上げて二つ折りし背面13方向へ押しつける
と、この底板34にガイドされて断熱収納ボツク
ス底面24も一緒に二つ折りされ、ロールボツク
スパレツト背面13方向へ押しつけられる。しか
しながらこのとき、断熱収納ボツクスの前面フア
スナー部分27は折曲げられない。次いで、断熱
収納ボツクス前面26の上方左右端におけるロー
ルボツクスパレツトとの固定保持手段(紐、ベル
ト等)を外して、断熱収納ボツクスの両側面2
1,22と頂面25を折りまげてロールボツクス
パレツト背面13方向に押しつけて扁平にしたの
ち、第2図に示したと同様にしてロールボツクス
パレツトの右側面12、さらには左側面11をヒ
ンジ15によつて背面13方向へ折りたためばよ
い。
簡易コールドロールボツクスパレツトとして使
用するに際しては、上記操作を逆に行なえばよ
い。すなわち、折りたたまれたロールボツクスパ
レツトの両側面11,12をヒンジ15によつて
起して背面13と直角をなすように組立てたの
ち、二つ折りされていた底板34を引延ばして平
らにする。このときロールボツクスパレツト底板
34とともに断熱収納ボツクス底面24も引延ば
されて平らになる。次いで、折りまげられていた
断熱収納ボツクスの両側面21,22および頂面
25を引延ばして、断熱収納ボツクス前面26の
上方左右端をロールボツクスパレツトに固定し保
持する。断熱収納ボツクスの両側面21,22お
よび頂面25の引延ばしは、底面24がロールボ
ツクスパレツト底板34にガイドされて予め引延
ばされて平らにされているため容易に迅速に行な
うことができる。
なお、ロールボツクスパレツトの折りたたみに
際して断熱収納ボツクス両側面21,22および
頂面25の折りたたみをより一層容易、迅速に行
なえるように、これら各面に第4図に例示した如
き折り目加工28を施しておくことが望ましい。
図中、鎖線で示す折り目は内折りを、点線で示す
折り目は外折りをそれぞれ表わす。折り目加工法
としては、例えば折りぐせをつける方法、ミシン
目を入れる方法等が採用できる。
図示した実施例におけるロールボツクスパレツ
トは両側面および背面をパイプ格子、底面を平板
から構成してあるが、この考案は必ずしもかよう
なロールボツクスパレツトに対してのみ適用され
るものではない。例えば、木、プラスチツク、金
属等からなる平板、波板、多孔板、メツシユ等で
各面を構成したロールボツクスパレツトであつて
も、底面が山折り状に二つ折りできるものであれ
ばこの考案を適用することができる。また、図示
した実施例においては頂面のないロールボツクス
パレツトが示されているが、折りたたみ自在な頂
面を有するロールボツクスパレツトであればこの
考案を適用することができる。
以上の説明からわかるように、この考案は、折
りたたみ可能なロールボツクスパレツトの底面を
山折り状に二つ折り可能としかつ断熱収納ボツク
スの底面をこのロールボツクスパレツト底面に着
脱自在に固定せしめることによつてロールボツク
スパレツト底面の二つ折りに伴つて断熱収納ボツ
クス底面も二つ折りされるようにしたから、断熱
収納ボツクスを嵌着させたままの状態でロールボ
ツクスパレツトの折りたたみを行つても、断熱収
納ボツクスの前面フアスナー部分が折曲げられる
ことがなく、しかも全体の折りたたみが容易かつ
迅速に行なえる簡易コールドロールボツクスパレ
ツトを提供することができるものである。
また、かくして折りたたんだ簡易コールドロー
ルボツクスパレツトを使用するために組立てる場
合にも、ロールボツクスパレツト底面の引延ばし
に伴つて断熱収納ボツクス底面も引延ばされて平
らにされるため、引続いてなされる断熱収納ボツ
クス両側面や頂面の引延ばしも容易かつ迅速に行
なうことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は断熱収納ボツクスと従来のロールボツ
クスパレツトとを組合せてなる簡易コールドロー
ルボツクスパレツトの斜視図、第2図は従来のロ
ールボツクスパレツトの折りたたみ様式を示す説
明図、第3図はこの考案で用いるロールボツクス
パレツトの部分を示す斜視図、および第4図はこ
の考案で用いる断熱収納ボツクスの好ましい実施
例を示す斜視図である。 10……ロールボツクスパレツト、11……ロ
ールボツクスパレツト左側面、12……ロールボ
ツクスパレツト右側面、13……ロールボツクス
パレツト背面、14,34……ロールボツクスパ
レツト底面、15……ロールボツクパレツトスヒ
ンジ、20……断熱収納ボツクス、21……収納
ボツクス左側面、22……収納ボツクス右側面、
23……収納ボツクス背面、24……収納ボツク
ス底面、25……収納ボツクス頂面、26……収
納ボツクス前面、27……収納ボツクスフアスナ
ー、35……線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左側面、右側面、背面および底面を有し左側
    面、右側面および底面をヒンジにより背面方向へ
    折りたためるようにした折りたたみ可能なロール
    ボツクスパレツトの内部に、前面のみ開閉自在と
    した屈曲性断熱シートからなる断熱収納ボツクス
    を着脱自在に嵌着してなる簡易コールドロールボ
    ツクスパレツトにおいて、前記ロールボツクスパ
    レツトの底面を背面と平行かつ該底面を略等分割
    する線に沿つて山折り状に二つ折り可能とすると
    ともに前記断熱収納ボツクスの底面を前記ロール
    ボツクスパレツトの底面に着脱自在に固定したこ
    とを特徴とする簡易コールドロールボツクスパレ
    ツト。
JP1484883U 1983-02-03 1983-02-03 簡易コールドロールボックスパレット Granted JPS59121324U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1484883U JPS59121324U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 簡易コールドロールボックスパレット

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1484883U JPS59121324U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 簡易コールドロールボックスパレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59121324U JPS59121324U (ja) 1984-08-15
JPH0136750Y2 true JPH0136750Y2 (ja) 1989-11-08

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ID=30146191

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JP1484883U Granted JPS59121324U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 簡易コールドロールボックスパレット

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2581638Y2 (ja) * 1992-08-31 1998-09-24 株式会社神戸車輌製作所 連結装置を備えたロールボックスパレット
JP2016098006A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 大日本印刷株式会社 コンテナおよび保冷保温容器
JP7069818B2 (ja) * 2018-02-23 2022-05-18 大日本印刷株式会社 パネル容器および運搬用台車

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JPS59121324U (ja) 1984-08-15

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