JPH0136401Y2 - - Google Patents

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JPH0136401Y2
JPH0136401Y2 JP17125986U JP17125986U JPH0136401Y2 JP H0136401 Y2 JPH0136401 Y2 JP H0136401Y2 JP 17125986 U JP17125986 U JP 17125986U JP 17125986 U JP17125986 U JP 17125986U JP H0136401 Y2 JPH0136401 Y2 JP H0136401Y2
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plate
footwear
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bottom plate
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は履きもの、更に詳しくは履く人の足の
大きさに簡単に対応できると共に、折畳むと平板
状にできる履きものであつて、特に汚れた靴を履
いたまま室内を歩く場合、クリーンルーム等で使
用する場合等に好適な履きものに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来から履きものについては種々の形態のもの
が提供されていた。
ただ従来の履きものは、靴あるいはサンダルの
ように、それ自体が履きものとして完成された立
体状のものと、雨が降つたときなどに靴が汚れる
のを防止するために靴の上にかぶせる靴カバー等
の2種類のものがあつた。
また特にクリーンルーム等で使用する履きもの
に関しては、ボニール製の足全体を覆うような履
きものが用意はされていたものの、各人の足の大
きさに対応できるものとは言い難いものであつ
た。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の履きものは前述したように用途が限定さ
れているだけでなく、特に種々の足の大きさに対
応して各人の足にフイツトするような履きものの
提供がなされていなかつた。
そこで本考案は、靴等を履いたままでも使用で
き、逆に靴等を履かないときにも使用できると共
に、各人の足の大きさに対応するように、長手方
向にその大きさが調整でき、かつ折畳んだときに
は平板状にすることができる履きものを提供する
ことによつて、使用場所、あるいは用途等を選ば
ないだけでなく、どのような人が履いても常に足
にフイツトし、かつ保管等に便利な履きものを提
供することをその目的とする。
[問題点を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案は、底
板と、2枚の側板と、後板と、前上板とからな
り、側板に、後板を底辺とし、後板の高さの半分
を高さとした二等辺三角状の三角折辺を内側に折
曲自在とし、かつこの三角折辺の頂点から側板上
方に向つて外側に折曲自在にし、更にこの三角折
辺の頂点から前方に向つて内側に折曲自在とした
折れ線を形成すると共に、底板と、2枚に折曲し
た側板と、前上板とを、その前部で平板状に固定
したことを特徴とする。
[作用] 本考案に係る履きものは、側板に設けた折曲自
在な部分を折曲させることによつて、全体が1枚
の平板状のものとなる。
従つて、このようにすることによつて輸送ある
いは保管の便が図れるものである。
更に本考案に係る履きものは、前部を後方に折
曲固定自在に形成してあるために、足の大きさが
小さい人は前部を足の大きさに合致する部分まで
折曲げた後固定することによつて、常に最適な大
きさの履きものとして使用することが可能であ
る。
[実施例] 以下の本考案の実施例を、図示例に従つて説明
する。
第1図は本考案に係る履きものの斜視図であ
り、第2図は本考案に係る履きものの前部を若干
折曲げた状態を示す斜視図であり、第3図は折畳
んだ状態を示す平面図であり、更に第4図は本考
案に係る履きものを展開した状態を示す一実施例
である。
本考案に係る履きものは、底板10と、2枚の
側板20と、後板30と、前上板40とから形成
されている。
底板10は、使用する際に種々の足の大きさを
考慮したときに、最も大きい足の長手寸法と同一
の長さに形成されている。
また側板20は、その後部を、後板30を底辺
とし、かつ後板30の高さの半分を高さとした二
等辺三角状の三角折辺21を内側に折曲自在に形
成すると共に、この三角折辺21の頂点から側板
20上方に向つて、手前に折曲自在にした折れ線
22、および上記二等辺三角状の三角折辺21の
頂点から前端に向つて、側板20の高さ方向中央
で内側に折曲げ自在な中折線23等を有して形成
されている。
後板30は、2枚の側板20および底板10に
一体に設けられていると共に、その高さ方向が側
板20の高さ方向と一致するように形成されてい
る。
前上板40は、側板20のほぼ中央付近から他
方の側板20の最前部に向つて斜め形状に設けら
れた2枚の板材から形成されている。
またこの底板10、中折線23で折曲された2
枚の側板20および前上板40は、その最前部に
おいて1枚の板となるように固定されていると共
に、この前部上面には両面テープ50が固定して
ある。
また更に図示例にあつては、後板30上部、2
枚の側板20上部、および前上板40上部を経た
調整ひも60が設けられていると共に、この調整
ひも60にはひも止め61が装着してある。
更に底板10後部に固定してあるのはフツク板
70である。
次に、このような本考案に係る履きものの使用
について説明する。
まずこの履きものに足がぴつたりフイツトする
人は、靴を履いたまま、あるいは靴を脱いだ状態
を問わず第1図に示したような状態で、この履き
ものを履けば足りる。
またこの履きものでは長さ方向が余つてしまう
ような人、すなわちこの履きものが足に大き過ぎ
るような人が、この履きものを使用する際には、
第1図における両面テープ50をはがして、これ
を第2図に示した斜視図のように前板上の適宜位
置まで折り曲げて使用することによつて、長さ方
向の調整が自在に行なえるものである。
従つて、本考案に係る履きものにあつては、足
の大きさの如何に係らず、常に長さ方向が履く人
の足に合致したような長さとすることができるの
で、履き心地の良いものとなる。
また詳細な図示は省略するが、履きものの横方
向の寸法が合わない場合にあつては、調整ひも6
0を閉め、かつこの調整ひも60が緩まないよう
にひも止め61を移動させることで、横方向の緩
みも防止することができるものである。またこの
ようにすると、この履きものを履いているときに
履きものが脱げてしまうようなおそれもない。
次に、このような履きものの折畳み方を説明す
る。
第1図に示した斜視図から、第3図に示した折
畳んだ状態を示す平面に至るまでの折曲げ方につ
いて説明すると、まず側板20の高さ方向中央に
ある中折線23にそつて側板20を折曲げると共
に、この側板20の後部に設けてある二等辺三角
状の三角折辺21、およびこの三角折辺21の頂
点から側板20上方にむかつて設けた折れ線22
にしたがつて、それぞれ折曲げることによつて、
2枚の側板20は半分ずつの巾の平板状のものと
することができる。またこの時、この2枚の側板
20の前方上下には前上板40及び底板10が位
置し、かつ後方には後板30が位置するように折
り曲げることによつて、全体を板状のものとする
ことができる。
このようにすると、製造後の保管、輸送、ある
いは使用時における整理等が簡単に行なえるので
場所をとることもなく、また衛生的な管理が行な
えるものである。
またこのときに第3図に示したように底板10
の後部下面に孔の開いたフツク板70を固定する
ことによつて、このように平板状とした履きもの
をフツクに多数保管しておくことが可能となる。
また第1図および第3図の両面テープ50表面
の一方側に示された矢印は、両面テープ50をは
がす際のはがし方向を示すためのものである。
第4図は、本考案に係る履きものを製造するた
めの展開図の一例である。またこの第4図に示し
た展開図においては、図面の理解の便宜上から谷
折の部分を2点鎖線で、山折の部分を1点鎖線
で、切断部分を破線で、また接着部80を斜線部
として各々示してある。またこの展開図は、履き
ものの底板10の長さ方向中央部2つ割にして形
成した場合を示すものである。
第4図に示した展開図に従つて説明すると、図
面下部から順次、半割状にした底板10、側板2
0、前上板40、側板20、半割状にした底板1
0が各々縦方向に折曲自在に連続して設けられて
いる。またこの底板10の内、下方の底板10に
は、上方の底板10に固定するための接着部80
が設けてある。
また、上方の底板10の左側には、順次後板3
0および後折板31が設けられており、2つの側
板20の左端からは各々折りこみ板24が連続し
て設けられている。更に下方の底板10の左側か
らも、後板30および後折板31が連続して設け
られ、かつその更に下部には接着部80が設けて
ある。
なお前上板40の後方及び側板20の内側に
は、調整ひも60を通すための押え板90が設け
てある。
またその他にも、一部を接着部80としたフツ
ク板70、前上板40を切断線にそつて切断した
ときに、一方の前上板40に接着するために一部
に接着部80を有する前補助板41、および両面
テープ50と矢印51とが必要とされる。
次に、この展開図に従つて履きものを組み立て
る場合を、組み立て順序に従つて説明する。
まず最初に、押え片および前上板40各々に設
けられた切断線にそつて切断を行なう。
次いでほぼ三角状となつた小さい方の前上板4
0(図示例にあつては上部の前上板40)の図面
表側に前補助板41を接着部80が一致するよう
にして貼り付ける。
次いで側板20を、前上板40との間に設けら
れた折れ線22で折曲げ、かつ折りこみ板24を
互いの折りこみ板24が一部で重なるような方向
に折り曲げる。
更にその後図面の上下方向にわかれている底板
10と、後板30と、後折板31とを各々接着部
80において接着する。
更にその後、後板30を折りこみ板24にあて
ると共に、後折板31を折りこみ板24の内側に
折り曲げて固定する。
またこのような板の一連の作業と同時に、折り
こみ板24の上端部、および各々の押え板90の
間に調整ひも60を通しておく。
このような状態にあつては、前上板40、2つ
の側板20、および底板10からなる形状の履き
ものが形成されていることとなる。
更にその後、両側板20の高さ方向中央部で折
り曲げると共に、三角折辺21等にそつて各々の
線に従つて折り曲げる。すると側板20の前方が
折れ曲がつた状態で平板状となり、前上板40、
折り曲げられた側板20および底板10が1枚の
板状のものとなる。
その後、前上板40、折り曲げられた2つの側
板20および底板10の前端部を平板の状態のま
まで固定し、更に前上板40前部上面に両面テー
プ50および矢印51を固定する。
またその後、あるいはそれ以前に底板10のほ
ぼ中央部分にフツク板70を固定する。
このような展開図を用いて、前述したような組
立て順序をとることによつて、本考案に係る履き
ものが製造可能となる。
なお本考案に係る履きものは、前述したような
展開図を用いての組立てに限定されるものでな
く、例えば底板10は一体化させておき、前上板
40部分を2つに切離すような展開方法をとるこ
ともできる。
また前部を一体として後方に折曲固定自在に形
成する手段についても、前述した両面テープ50
以外の手段とすることもできるし、両面テープ5
0を用いるとしてもこの両面テープ50を底板1
0の下面に付設して、裏側に折返すようにするこ
ともできる。
以上説明したように、本考案に係る履きもの
は、全体が1枚の板状に折り畳むことが可能なた
めに、製造後の収納、あるいは保管に便利なだけ
でなく、前部を後方に折り曲げることが可能であ
るために、異なつた足の大きさの人にそれぞれ合
致した履きものとして使用することも可能であ
る。
また、図示例に示したように調整ひも60を付
設することによつて、履きものが外れにくくなる
だけでなく、横方向の寸法も履く人の足の大きさ
に合致させることができる。
またフツク板70を設けると、この履きものを
平板状にして壁に固定したフツク等に保管するこ
とができるで、衛生的な保管が可能であるだけで
なく、スペースも小さくすることができる。
なお本考案に係る履きものは、折畳んだりする
ことから柔軟性が要求され、かつ防水性を有する
こと、ある程度の強度を有すること等が望まし
く、具体的な材質としては、ビニール、紙、ある
いは防水性を有する紙等が好適である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は、靴等を履いた
ままでも使用でき、逆に靴等を履かないときにも
使用できると共に、各人の足の大きさに対応する
ように、長手方向にその大きさが調整でき、かつ
折畳んだときには平板状にすることができる履き
ものを提供することによつて、使用場所、あるい
は用途等を選ばないだけでなく、どのような人が
履いても常に足にフイツトし、かつ保管等に便利
な履きものを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は本考案に係る履きものの斜視図、第2図
は本考案に係る履きものの前部を若干折曲げた状
態を示す斜視図、第3図は折畳んだ状態を示す平
面図、更に第4図は本考案に係る履きものを展開
した状態を示す展開図である。 10……底板、20……側板、21……三角折
辺、22……折れ線、23……中折線、24……
折りこみ板、30……後板、40……前上板、4
1……前補助板、50……両面テープ、51……
矢印、60……調整ひも、61……ひも止め、7
0……フツク板、80……接着部、90……押え
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底板と、2枚の側板と、後板と、前上板とから
    なり、 側板に、後板を底辺とし、後板の高さの半分を
    高さとした二等辺三角状の三角折辺を内側に折曲
    自在とし、かつこの三角折辺の頂点から側板上方
    に向つて外側に折曲自在にし、更にこの三角折辺
    の頂点から前方に向つて内側に折曲自在とした折
    れ線を形成すると共に、 底板と、2枚に折曲した側板と、前上板とを、
    その前部で平板状に固定し、かつこの前部を一体
    として後方に折曲固定自在に形成したことを特徴
    とする履きもの。
JP17125986U 1986-11-07 1986-11-07 Expired JPH0136401Y2 (ja)

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