JPH0136318B2 - - Google Patents

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JPH0136318B2
JPH0136318B2 JP55080368A JP8036880A JPH0136318B2 JP H0136318 B2 JPH0136318 B2 JP H0136318B2 JP 55080368 A JP55080368 A JP 55080368A JP 8036880 A JP8036880 A JP 8036880A JP H0136318 B2 JPH0136318 B2 JP H0136318B2
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JP55080368A
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JPS575500A (en
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Kenji Shima
Masahiro Hibino
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0136318B2 publication Critical patent/JPH0136318B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S1/00Two-channel systems
    • H04S1/002Non-adaptive circuits, e.g. manually adjustable or static, for enhancing the sound image or the spatial distribution

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主に自動車々室内などの空間的に
狭い環境のもとでステレオ受聴するための音響再
生装置に関するものである。
第1図は本出願人が特願昭54−35934号(特公
昭59−23680号)で出願した先行発明に係る自動
車車室内におけるステレオ受聴のための音響再生
装置のブロツク回路図であり、5L,5Rはステ
レオ信号L,Rがそれぞれ入力される入力端子、
11L,11Rは左右のスピーカ、12L,12
RはL,Rチヤンネルの電力増幅器、17a〜1
7eは第1〜第5の加算器、13は電圧増巾器ま
たは減衰器で構成されているレベル設定器、14
は低域通過フイルタ、15は高域通過フイルタ、
16は移相器または遅延回路である。
なお、各加算器17a〜17eに付されている
+、−の符号はそれぞれ+はそのままの位相で、−
は反転位相で加算されることを示している。第2
図はレベル設定器13および低域通過フイルタ1
4の構成例を示す図である。
つぎに動作を説明する。
入力端子5L,5Rから入力された信号L,R
は、加算器17aでL信号はそのままの極性で、
R信号は逆極性で加算されてL−Rの差信号成分
が取り出され、レベル調整器13により適当な電
圧振幅値に調節される。この差信号をフイルタ1
4を通して中高音以上を遮断した差信号L1−R1
を、自チヤンネル成分が同相で、他チヤンネル成
分が逆相になるようにもとの信号L、Rに加算器
17b,17cにより加算される。
このような差信号L1−R1と同極性および逆極
性の出力を得るため、この実施例では第3図に示
す反転・非反転回路20が用いられており、入力
端子25から入力された差信号L1−R1は、反転
出力端子26からは逆極性の出力R1−L1が、非
反転出力端子27からは同極性の出力L1−R1
取り出される。
次に差信号L1−R1を高域通過形フイルタ15
を通して低域の成分を減衰させ、更に移相器16
を通して所定量位相を遅延させた差信号L2−R2
を先の加算と同様に、自チヤンネル成分が同相、
他チヤンネル成分が逆相になる極性で加算器17
d,17eによりL,Rチヤンネルの信号L+
L1−R1,R+R1−L1に加算する。このように得
られた信号L+L1+L2−R1−R2,R+R1+R2
L1−L2を電力増巾器12L,12Rで増幅し、
スピーカ11L,11RによりL,R2チヤンネ
ルの音声として受聴するように構成されている。
この音響再生装置の聴感上の効果を説明する
と、L−Rの差信号には比較的残響成分が多く含
まれており、加算器17aにより残響成分の抽出
が行なわれる。ついで残響成分L−Rの中から方
向感の大きい中高音域成分であり、聴感上有効な
周波数成分(人のボイス帯域である約100Hz〜1,
2KHz)がフイルタ14により取り出され、この
うち特に音声帯域で効果が大きい周波数成分(約
700〜800Hz)(人間は特にこのあたりに敏感であ
ることが知られている。)がフイルタ14の共振
回路によつて増強され、加算器17b,17cに
よつて互いに他チヤンネル成分を逆相で加算した
ので、拡がり感が与えられる。
さらに、フイルタ14を通過したL1−R1成分
の中から再度不必要な低域の周波数(例えば100
Hz以下)を高域通過フイルタ15で減衰させたの
ち、移相器または遅延回路16によつて所定量の
位相の回転または遅延時間を付与した信号成分
L2−R2を加算器17d,17eによつて自チヤ
ンネルの信号成分は同極性で、他チヤンネルの信
号成分は逆極性で加えたので方向感が不明瞭とな
り、また、残響感も付与されるので、自動車車室
内における音響特性の特徴である密室感あるいは
こもり感を大きく減少させることができる。
しかしながら、先出願に係る音響再生装置は第
8図に示すような反転出力を得るための回路を使
用しているので、非反転出力端子27を加算器1
7bに接続すると、その加算器17bに入力され
る他の加算信号Lが非反転出力端子27にも微小
ではあるが漏れて、これが反転出力端子26にも
表われる。この現象は左右対象なものとはなら
ず、差信号出力L1−R1を零にした場合にも当然
発生し、チヤンネル間の分離度を劣化させ、差信
号L1−R1を零としない場合には第5図に示すよ
うに左右の周波数特性を特に中高音域で非対称的
なものにするという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を除去してチヤ
ンネル間の分離度を改良するとともに左右チヤン
ネルの周波数特性を対称にして基本的な電気特性
を改善した音響再生装置を得ることを目的とする
ものである。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第4図はこの実施例のブロツク回路図で、2
3は非対称性を示す高音域を取り出す高域通過フ
イルタ、24はフイルタ25からの信号のレベル
を漏洩レベルに変換する減衰器であり、その他の
構成部分は第1図と同様に構成されている。
この実施例の動作は、高域通過フイルタ23と
減衰器24を除く部分の動作は従来の実施例の場
合と同様である。高域通過フイルタ23と減衰器
24は、第3図に示した反転出力を得るためのト
ランジスタ回路を用いたことによる漏洩成分△L
を打ち消すとともに、左右チヤンネルの周波数特
性の対称性を改善する手段を構成している。ただ
し、△Rは△Lに比べて殆んど無視できる程小さ
い。これは、第8図において、端子26から入力
する信号は、トランジスタのコレクタ側が高イン
ピーダンスとなるので、端子27側へ殆んど伝わ
らないからである。すなわち、上述のように、非
反転出力端子27から反転出力端子26への微小
ながら信号△Lが漏れる。この信号△Lの位相
は、トランジスタのベース接地増幅回路と等価で
あることを考えれば、その理由は明らかで非反転
出力端子27に与えられた信号と同相である。よ
つて入力端子5Lから入力された信号Lの成分が
加算器17cと17eの出力に信号Lと同位相で
現われる。漏洩信号△Lの周波数帯域と同一又は
類似の周波数帯域を通す高域通過フイルタ23
と、補償手段としての減衰器24は、漏洩信号成
分△Lの逆相成分を加算器17eに加え、加算器
17eの出力に現われた漏洩信号成分△Lを打ち
消してチヤンネル間の分離度の劣化を改善し、ま
た、L,Rチヤンネルの周波数特性を対象なもの
にする作用を行う。
なお、この実施例における高域通過フイルタ2
3は1次フイルタでその遮断周波数は約150Hz、
減衰器24の減衰率は約−36dBとしてこの実施
例の場合に用いた。加算化率(主信号とLPF1
4及び移相器16からの出力とを加算比率2;1
で加算する等)によつてこの減衰率は大きく変わ
るもので、高域通過フイルタ23の特性も他の回
路定数によつて大きく変化せねばならないことは
言うまでもない。
また、第4図においては加算器17eに加えら
れているが、加算点については、これと同様の効
果をもたらす位置(例えば加算器17c)であれ
ば任意でよい。なお、この実施例の場合、分離度
は約15dB改善された。
さらに、上記実施例では加算器17b,17
c,17d,17eを個別に設け、差信号L1
R1を加算して差信号L2−R2を加算したものを示
しているが、加算器17d,17eによつて主信
号L及び主信号Rに差信号L1−R1と差信号L2
R2とをそれぞれ同時に加算するようにしたもの
であつても、差信号L1−R1と差信号L2−R2との
加算順序を入れ替えたものであつてもよい。
また、上記実施例ではRチヤンネルに反転・非
反転出力回路20の反転出力を出力するものにつ
いて示したが、該反転出力がLチヤンネルに出力
されるように構成した場合には無視できない漏洩
成分が△Rとなることは当然である。
以上の説明は自動車々室内の音響再生装置に適
用した実施例について述べたが、この発明は、そ
れ以外の音響装置も適用できることはいうまでも
ない。
以上のように、この発明によれば、ステレオ信
号L,Rの差信号をとり出し、この差信号を低域
通過フイルタを通して高域成分を除去し、この差
信号の反転信号と非反転信号とを作成してステレ
オ信号L,Rにそれぞれ他チヤンネルの信号成分
が逆極性で自チヤンネルの信号成分が同極性とな
る極性でもつて加算し、さらに上記高域成分を除
去した差信号を高域通過フイルタを通して高域成
分をとり出し、この差信号の高域成分の位相を所
定量遅延させて上記差信号成分が加算されたステ
レオ信号L,Rにそれぞれ自チヤンネルの信号が
同極性となる極性でもつて加算し、さらにこの加
算信号に上記ステレオ信号の一方から高域通過フ
イルタおよび減衰器を通してとり出した信号成分
を加算して上記反転・非反転信号出力回路をとお
して他方のチヤンネルに漏れ出る上記一方のチヤ
ンネルの信号成分を打消すように構成した音響再
生装置であるから、狭い環境のもとでも広がり感
や残響感が得られて密室感やこもり感が減少する
とともに、分離度が良く、かつ左右の周波数特性
の対称性のよい音響再生装知が得られる効果があ
る。つまり補償を加えることにより、第5図に示
すように特性bを特性a(漏洩のない場合)に近
づけることができ、左、右の周波数特性を対称に
することができる。(上記実施例ではLチヤンネ
ルは△Rが無視できるので第5図aのような特性
を示す。)
【図面の簡単な説明】
第1図は先出願に係る音響再生装置のブロツク
回路図、第2図はそのレベル設定器と低域通過フ
イルタの構成例を示す回路図、第3図は反転出力
と非反転出力を同時に得るための回路図、第4図
はこの発明の一実施例のブロツク回路図、第5図
はこの発明の音響再生装置の特性を示す特性図で
ある。 5L,5R……入力端子、11L,11R……
スピーカ、12L,12R……電力増巾器、13
……レベル設定器、14a……低域通過フイル
タ、15……高域通過フイルタ、16……移相
器、17a〜17e……加算器、20……反転・
非反転出力回路、23……高域通過フイルタ、2
4……減衰器。なお、各図中、同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ステレオ信号を組成するLチヤンネルの主信
    号LとRチヤンネルの主信号Rとの差信号L−R
    をとり出す第1の加算手段と、この差信号L−R
    の高域成分を取除く低域通過フイルタと、この低
    域通過フイルタを経た第1の差信号L1−R1の低
    域成分を取除く高域通過フイルタと、この高域通
    過フイルタを経た差信号の位相を所定量回転もし
    くは遅延させる手段と、この手段を経た第2の差
    信号L2−R2と上記第1の差信号L1−R1とを上記
    主信号L及び主信号Rにそれぞれ自チヤンネルの
    信号成分が同極性、他チヤンネルの信号成分が逆
    極性となる極性でもつて加算する第2、第3の加
    算手段と、これら第2、第3の加算手段のうち一
    方のチヤンネルの加算手段に他方のチヤンネルの
    入力信号を所定レベルの逆極性でもつて加算して
    漏洩信号成分を打ち消す手段とを備えた音響再生
    装置。
JP8036880A 1980-06-12 1980-06-12 Acoustic reproducing device Granted JPS575500A (en)

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