JPH0135575Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0135575Y2
JPH0135575Y2 JP18054484U JP18054484U JPH0135575Y2 JP H0135575 Y2 JPH0135575 Y2 JP H0135575Y2 JP 18054484 U JP18054484 U JP 18054484U JP 18054484 U JP18054484 U JP 18054484U JP H0135575 Y2 JPH0135575 Y2 JP H0135575Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor case
circuit board
printed circuit
conductive pattern
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18054484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6196756U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18054484U priority Critical patent/JPH0135575Y2/ja
Publication of JPS6196756U publication Critical patent/JPS6196756U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0135575Y2 publication Critical patent/JPH0135575Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各種電子機器に組み込まれるモータ
に関し、特にこのモータの一部を構成する金属製
のモータケースを容易にかつ確実に接地すること
ができるようにしたものである。
(従来の技術) VTR(ビデオテープレコーダ)等の各種電気機
器に組み込まれる最近の小形モータにおいては、
このモータの回転に伴いロータ等から発せられる
輻射ノイズをシールドするために、筐体として金
属製のモータケースが用いられている。また、上
記モータケースに生ずる誘導や静電気を除去しな
いと、やはりノイズを発生させて他の電子機器に
悪影響を及ぼす原因となる。
そこで、従来は上記モータケースに直接リード
線等を半田付けしたり、あるいは、モータケース
に鉄等にて形成された裏蓋を接続してこの裏蓋に
リード線を半田付けしたり又はスポツト溶接をす
ることによつて上記モータケースを接地してい
た。
(考案の解決すべき問題点) ところで、上述の如くモータケース等にリード
線を直接半田付けしたり、スポツト溶接を行なつ
て接地する場合においては、半田付け等に伴う熱
によりモータの合成樹脂部分が変形変色したり、
あるいは溶けた合成樹脂が飛散してモータの外観
が損われる場合があつた。
また、金属製のモータケースの直接の半田付け
は、モータケースの放熱が大きいために、いわゆ
るイモ半田等の半田付け不良を起こしたり、半田
付けのための時間がかかるために作業効率が悪い
という問題があつた。
さらに、リード線を直接モータケース等に取付
けた場合においては、リード線の半田付け部分が
取れ易いためゴム系接着剤等で固定する必要があ
り、作業性が悪いという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の如き実情に鑑みてなされたも
のであり、モータの一部を構成する金属製のモー
タケースを容易に、かつ確実に接地することがで
きるモータを提供することを目的とする。
そして、本考案はこの目的を達成するために、
第1図に示す如くプリント基板1を金属製のモー
タケース2内に収納するとともに、このモータケ
ース2の開放端を蓋体20にて閉蓋して成るモー
タにおいて、上記モータケース2の開放端に嵌合
段部14を設け、上記プリント基板1の外周部に
接地用の導電パターン3を設けると共に、この導
電パターン3を接地端子4と導通させ、このプリ
ント基板1を上記モータケース2の嵌合段部14
に嵌合するとともに、上記モータケース2の開放
端にこのプリント基板1を介して上記蓋体20を
固定して上記プリント基板1を上記嵌合段部14
に圧接させたときに上記導電パターン3がモータ
ケース2の嵌合段部14に当接し、このモータケ
ース2を上記導電パターン3及び接地端子4を介
して接地てなることを特徴とする。
(作用) 上述の如き構成のモータにおいては、上記プリ
ント基板1をモータケース2に組み込み取付ける
だけでこのモータケース2を接地することが可能
となる。
(実施) 以下、本考案に係る好適な実施例を第1図及び
第2図を用いて詳細に説明する。
第1図は、本考案をコアレスモータに適用した
実施例を示す一部断面図である、 このコアレスモータは、鉄等の金属にて形成さ
れた有底の円筒状のモータケース2内に支持部5
を介して取付けられたステータマグネツト6、と
上記支持部5内側に軸受7,8を介して回転自在
に配設されたシヤフト9と、このシヤフト9に一
体的に取付けられたコイルホルダ10に取付けら
れ、上記ステータマグネツト6と対向するコイル
11を収納している。
また、上記コイルホルダ10には上記シヤフト
9の回転速度を制御するためのFG(Freguency
Generator)マグネツト12が取付けられてお
り、このFGマグネツト12は円板状のプリント
基板1に配線されたFGコイル13と対向してい
る。
上記プリント基板1は上記モータケース2の開
放端に形成された嵌合段部14に嵌め込まれる。
このプリント基板1の内側には、第2図に示す
如く、その外周部の導電パターン3が上記FGコ
イル13、あるいは駆動電流の供給ラインを構成
するパターン15が設けられていると共に、接地
端子4をはじめとする各種端子16,16やブラ
シ17及びノイズ吸収用のコンデンサ18等が実
装されている。なお、上記導電パターン3は、プ
リント基板1の外周部の全周もしくは一部に設け
られる。
そして、上記導電パターン3は上記接地端子4
と接続されている。また、この導電パターン3
は、第1図に示す如くモータケース2にプリント
基板1をカシメ等により取付けたときにこのモー
タケース2の上記嵌合段部14と強固に接触し
て、このモータケース2との導通が図られる。
これにより、上記モータケース2は、上記導電
パターン3及び接地端子4を介して接地される。
なお、この接地端子4は図示の如きコネクタ部材
19と接続されており、容易に他の部位と接続し
得るようになつている。
また、第1図中、20は上記プリント基板1の
外側を覆う蓋体であり、上記プリント基板1をモ
ータケース2の上記嵌合段部14に押圧付勢する
と共に、モータケース2を密閉する。そして、こ
の蓋体20の中央には、上記シヤフト9の軸受部
21が形成されている。
(考案の効果) 上述の如き構成の本考案は、以下の各効果を奏
し得る。
モータケースに設けた嵌合段部をプリント基
板の外周部に設けた導電パターンに接触させる
ことにより、接地するようにしているため、プ
リント基板の配線パターンを変更するだけで上
記モータケースを容易かつ確実に接地すること
ができ、特にモータケースの接地のためのリー
ド線等を特別な部品を必要とせず、モータの低
コスト化を図ることができ、また、特にスポツ
ト溶接等の特別な接地工程を必要とせず、作業
の簡略化を図ることができる。
プリント基板の外周部に設けた導電パターン
と接地端子を導通させて接地するようにしたこ
とにより、モータケースの接地を熱容量の小さ
な接地端子と導通パターンとの半田付けで実現
することができ、これにより、従来の如きいわ
ゆるイモ半田等の半田付け不良もなくすことが
できると共に、半田付けに要する時間を短縮化
することができる。
モータケースの嵌合段部とプリント基板の導
電パターンとの接触によりモータケースの接地
を行なうようにしており、また、一般にモータ
ケースとプリント基板は蓋体をカシメることに
よつて圧接固着されるため、このプリント基板
とモータケースとの接触は、信頼性が高いもの
であり、このため、接触抵抗を安定化すること
ができる。なお、モータケースの嵌合段部とプ
リント基板の導電パターンとを圧接させるため
の手段としては、上述のような蓋体のモータケ
ースへのカシメのみならず、ネジによる蓋体の
螺着等、他のいかなる圧接手段であつてもよ
い。
接地のためのスペースは、接地端子の大きさ
のみで決まるため、スペースフアクタの改善を
通してモータの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した実施例を示す一部切
欠き側面図、第2図は本考案に係るプリント基板
の配線パターンの一実施例を示す平面図である。 1……プリント基板、2……モータケース、3
……導電パターン、4……接地端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント基板を金属製のモータケース内に収納
    するとともに、このモータケースの開放端を蓋体
    にて閉蓋して成るモータにおいて、上記モータケ
    ースの開放端に嵌合段部を形成し、上記プリント
    基板の外周部に接地用の導電パターンを設けると
    共に、この導電パターンを接地端子と導通させ、
    このプリント基板を上記モータケースの嵌合段部
    に嵌合するとともに、上記モータケースの開放端
    にこのプリント基板を介して上記蓋体を固定して
    上記プリント基板を上記嵌合段部に圧接させたと
    きに上記導電パターンがモータケースの嵌合段部
    に当接し、このモータケースを上記導電パターン
    及び接地端子を介して接地してなることを特徴と
    するモータ。
JP18054484U 1984-11-28 1984-11-28 Expired JPH0135575Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18054484U JPH0135575Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18054484U JPH0135575Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6196756U JPS6196756U (ja) 1986-06-21
JPH0135575Y2 true JPH0135575Y2 (ja) 1989-10-30

Family

ID=30738096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18054484U Expired JPH0135575Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0135575Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724940Y2 (ja) * 1987-11-30 1995-06-05 日本電産株式会社 モータ用回路構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6196756U (ja) 1986-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910000046Y1 (ko) 소형 모터
US5097366A (en) Small-size magnetic disk drive mechanism with hermetically sealed chamber
JPWO2012137322A1 (ja) 駆動装置一体型回転電機
US5087497A (en) Electric circuit substrate
JPS58123350A (ja) 電気動力機械のブラシ板組立て体
JPH0135575Y2 (ja)
JP6809246B2 (ja) モータ装置
JP2511194Y2 (ja) 小型モ―タ
JP3351728B2 (ja) 直流モータ
US5903072A (en) Electric motor input circuit with leadless capacitor assembly
JP2001069740A (ja) ブラシレスモータ
JPH0638432A (ja) 直流ブラシレスモータのアース接続方法
JPH0119586Y2 (ja)
JPH0628932Y2 (ja) モータ
JPH08317604A (ja) 電動機
CN215267868U (zh) 电机装置和电机组件
JP3332246B2 (ja) ブラシレスモータ
JPH10261460A (ja) チョークコイル内蔵コネクタ
JP3154731B2 (ja) 電動機
JPS642529Y2 (ja)
JPH0112542Y2 (ja)
JPH0626049Y2 (ja) モータ端子の固定構造
KR0138942B1 (ko) 로터리 트랜스
JPS6110464Y2 (ja)
JPS626835Y2 (ja)