JPH0134954Y2 - - Google Patents

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JPH0134954Y2
JPH0134954Y2 JP4520985U JP4520985U JPH0134954Y2 JP H0134954 Y2 JPH0134954 Y2 JP H0134954Y2 JP 4520985 U JP4520985 U JP 4520985U JP 4520985 U JP4520985 U JP 4520985U JP H0134954 Y2 JPH0134954 Y2 JP H0134954Y2
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glass
roller
cylinder
window glass
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JP4520985U
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ウインドガラスを平面内で定位置に
自動的に位置決めする装置に関するものである。
〈従来の技術〉 自動車のウインドガラスは、その周囲にロボツ
トによつてシーライト自動塗布を行つている。こ
のシーライト自動塗布を実施する場合、ロボツト
の繰り返し精度に追従できるだけの位置決めを多
仕様のガラスにおいて実施しなければならない。
従来の位置決め装置は第3図で示すように、平
面内に搬入されたガラスWの下辺を位置決めする
基準ローラ1と、エアシリンダ3によつて進退作
動し、ガラスWの上辺に相接する上下位置決めロ
ーラ2と、セルロツクシリンダ6によつて進退作
動し、ガラスWの左辺に当接する左位置決めロー
ラ4と、セルロツクシリンダ7によつて進退作動
し、ガラスWの右辺に当接する右位置決めローラ
5とから構成され、リミツトスイツチ10,11
と光電管8,9とにより制御されるものである。
また、第4図で示すように、左、右位置決めロ
ーラ4,5とモータ12とエンコーダ14,15
とによつて制御するものであつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記第3図で示す前者の装置では、左、右位置
決めローラ4,5を制御する2本のセルロツクシ
リンダ6,7の配置により使用スペースが大きい
ことと、検知機器を使用するため、類以している
ガラスの位置決めには多数の検知機器が必要とな
り、機器のセツテイングにも多大な時間を要す
る。また、セルロツクシリンダ6,7の停止精度
で位置が決まるため、高精度の位置決めは望めな
い。
また、第4図で示す後者の装置の場合は、構成
がシンプルであり、高精度の位置決めも可能であ
るが、モータ、エンコーダの使用により非常に高
価である。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、多仕様の
ガラスを一様な高精度で位置決めする装置を簡単
な構造と廉価で提供し得るよう改善したものであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、ウインドガラスの下辺にシリンダの
作動で当接する基準位置決め部材と、ウインドガ
ラスの上辺にシリンダの作動で当接する上下位置
決め部材と、ウインドガラスの左辺並びに右辺に
当接する進退移動可能に配置された左、右位置決
め部材とからなり、この左、右位置決め部材は、
両位置決め部材間で離間した一対のスプロケツト
に左右方向に周回可能に掛け渡されているエンド
レスのチエーンのスプロケツト間で平行する部位
のそれぞれに振り分けられて連結棒により連結さ
れ、前記チエーンは、1基の左右位置決め用シリ
ンダと駆動棒を介して連結したものである。
〈作用〉 本考案は、ガラスを位置決めする平面内に搬入
したガラスは、すでに前進位置した基準位置決め
部材と、上下位置決め部材とによつて上下方向の
位置決めが行われる。次いで、左、右位置決め部
材が互いに前進してガラスの左右方向の位置決め
が行われらる。この左、右位置決め部材の作動
は、左右位置決め用シリンダによりチエーンが周
回運動し、このチエーンの周回運動によるスプロ
ケツト間で平行するチエーンの相対方向の走行移
動で左右の位置決め部材は同時に等距離で互いに
前進し、また後退移動するものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を第1図及び第2図に基づ
いて説明する。20はガラス受駒である。このガ
ラス受駒20は床面と略平行する平面状態で搬入
されるガラスWの四隅の下面を支持するものであ
り、床面上に立設されている。20aは前記ガラ
ス受駒20の支脚を上昇方向に弾機付勢するスプ
リングであり、このスプリング20aのバネの強
さはガラスWと後述する吸着カツプ21の重さよ
り弱く、ガラスW一枚の重さより強いものであ
る。
前記4個所のガラス受駒20で囲まれる平面内
に4個の吸着カツプ21が吸着用シリンダ21a
により昇降動可能に配置されている。この吸着カ
ツプ21は図示省略しているが、公知の負圧供
給、遮断装置を有している。
本考案は上記ガラス受駒20及び吸着カツプ2
1から構成されるガラス搬入部を中心にして基
準位置決め部材、上下位置決め部材、左、化
位置決め部材が配置される。この各位置決め部材
の構成を説明する。
() 基準位置決め部材 床面上に設置したベース23上に基準ローラ用
ガイド28が設けられている。この基準ローラ用
ガイド28のガイド方向は、前記ガラス搬入部に
平面状態で搬入されているガラスWの下辺Aに対
し直交する方向である。この基準ローラ用ガイド
28には基準ローラ用受け26が進退移動可能に
案内され、基準ローラ用受け26には一対の基準
ローラ27が設けられている。この基準ローラ2
7は例えばウレタン材によるものである。
さらに、ベース23上には前記基準ローラ27
を進退移動させるための基準ローラ用シリンダ2
5が設置され、基準ローラ用受け26に連結され
ている。
() 上下位置決め部材 この上下位置決め部材の構成は、前記基準位置
決め部材と同じ構成である。すなわち、ベース2
4、上下位置決めローラ用ガイド32、上下位置
決めローラ受30、上下位置決めローラ31(例
えばウレタン材)、上下位置決め用シリンダ29
から構成され、上下位置決めローラ31はガラス
Wの上辺Bに当接するよう前記基準位置決め部材
とガラス搬入部を挾んで対向して配置されてい
る。
() 左、右位置決め部材 この左、右位置決め部材は、本考案の最も主要
とする構成である。32は左位置決めローラ用受
けであり、一対の左位置決めローラ36(例えば
ウレタン材)を備えている。また、、33は右位
置決めローラ用受けであり、一対の右位置決めロ
ーラ37(例えばウレタン材)を備えている。
この左位置決めローラ用受け32並びに右位置
決めローラ用受け33はガイド34,35に摺動
自在に案内された支持杆32a,33aにそれぞ
れ支持され、支持杆32a,33aの進退移動に
より左位置決めローラ36はガラスWの左辺C
に、また右位置決めローラ37はガラスWの右辺
Dに対し直角な方向に進退移動される。
この左、右位置決めローラ36,37の進退作
動機構は次の通りである。ガラスWの左辺側と右
辺側とに一対のスプロケツト38,399を鉛直
軸線回りに回転自在に軸間距離を左右に離して配
置し、両スプロケツト38,39間にエンドレス
のチエーン40を周回可能に掛け渡す。従つて、
両スプロケツト38,39間に掛け渡されたエン
ドレスのチエーン40は、両スプロケツト38,
39間で平行し、かつ相反する方に走行する2本
の走行部40a,40bができる。この一方の走
行部40aと左位置決めローラ36側の支持杆3
2aとを連結棒41で連結し、また他方の走行部
40bと右位置決めローラ37側の支持杆33a
とを連結棒42で連結する。
さらに、前記チエーン40を周回走行させるた
めの作動機構としては、左右位置決めシリンダ4
3によつて進退作動する駆動棒44をチエーン4
0に結合した構造である。尚、左右位置決めシリ
ンダ43は、その進退作動軸線方向をチエーン4
0の走行部40a,40bの走行方向と同方向と
なるように配置されている。
次に上記構成よりなる本考案装置の動作につい
て説明する。
搬送機により搬入するガラスWをガラス受駒2
0で受け取る。次いで、前記ガラス受駒20上の
ガラスWの上下、左右の位置決めを行う。その動
作は次の通りである。先ず基準ローラ27が基準
ローラ用シリンダ25によつて定位置に前進し、
どんな種類のガラスにおいても位置決めの基準と
なる。
次に、上下位置決めローラ31が上下位置決め
用シリンダ29によつて前進し、上下位置決めロ
ーラ31がガラスWの上辺Bに当接し、ガラスW
の下辺Aを基準ローラ27に当接することにより
上下方向の位置決めを行う。尚、上下位置決め用
シリンダ29の強さはガラスが割れるよりも小さ
く、また、基準ローラ用シリンダ25よりも小さ
な圧力に設定されている。
ガラスWの左右位置決めは、左右位置決めシリ
ンダ43が後退移動することにより同時に行われ
る。すなわち、左右位置決めシリンダ43の後退
移動によりチエーン40は、その一方の走行部4
0aを第1図において右進させ、他方の走行部4
0bを左進させる。これにより左位置決めローラ
36はガラスWの左辺に向つて前進し、また右位
置決めローラ37はガラスWの右辺に向つて前進
する。この両ローラ36,37の前進は同時に、
しかも等距離であり、両ローラ36,37がガラ
スWの左、右辺C,Dに当接して挾持した状態で
ガラスWを中心に押動し左右の位置決めを一挙に
行うのである。尚、左右位置決め用シリンダ43
の強さは、ガラスを割る力より小さく、上下位置
決めシリンダ29より若干強く、基準ローラ用シ
リンダ25よりも小さくしておく、このような力
配分にしておけば、ガラスWの左右の位置が極端
にずれていても、上下位置決めシリンダ29でガ
ラスWを押しながら、かつ基準ローラ27に接し
た状態で左右方向が一定になるよう押動し、基準
ローラ27を基準にした位置決めが行われる。こ
の位置決め後に、吸着カツプ21の上昇指令と、
これと同時指令で負圧された吸着カツプ21が上
昇し、ガラスWの下面に密着する。この吸着カツ
プ21がガラスWに密着した状態で吸着用シリン
ダ21aのエアを大気に排出し、吸着カツプ21
がガラスWに吸着したまま下降する。このとき、
ガラス受駆20のスプリング20aが圧縮され、
ガラスWの下面が固定される。このガラスWの固
定の後に上下、左右の各位置決めローラが全て後
退して位置決め状態を解除し、ロボツトのシーラ
塗布ノズルによりシーラを自動塗布する。
このシーラ塗布作業が完了すると、吸着カツプ
21は、その下降状態で負圧が解除され、搬送機
によりガラスWを搬出するものである。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると次のような格別な
効果を有している。
総てのガラスの形状に対し、上下方向を基準に
左右方向を一定の力にて同時に押しつけセンタリ
ングするため、多仕様なガラスに対応でき、高精
度の位置決めが得られる。さらに、左右の位置決
め部材の作動機構を、1基のシリンダによつて周
回作動するチエーン構造とし、このチエーンの相
反する走行部と連結した構造であるため、機構が
簡単で安価であると共に、ガラスの外形の中に配
置されるのでスペースが小さくて済み、従来のよ
うに、ガラスの左右位置の床面上スペースが有利
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の平面図、第2図は第1図
矢視図(正面図)、第3図及び第4図は従来装
置の平面図である。 25……基準ローラ用シリンダ、27……基準
ローラ、29……上下位置決め用シリンダ、31
……上下位置決めローラ、36……左位置決めロ
ーラ、37……右位置決めローラ、38,39…
…スプロケツト、40……チエーン、41、42
……連結棒、43……左右位置決めシリンダ、4
4……駆動棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下、左右の四辺からなるウインドガラスを平
    面内で定位置に自動位置決めする装置であつて、
    ウインドガラスの下辺にシリンダ作動で当接する
    基準位置決め部材と、ウインドガラスの上辺にシ
    リンダの作動で当接する上下位置決め部材と、ウ
    インドガラスの左辺並びに右辺に当接する進退移
    動可能に配置された左、右位置決め部材とからな
    り、この左、右位置決め部材は、両位置決め部材
    間で離間した一対のスプロケツトに左右方向に周
    回可能に掛け渡されているエンドレスのチエーン
    のスプロケツト間で平行する部位のそれぞれに振
    り分けられて連結棒により連結され、前記チエー
    ンは、1基の左右位置決め用シリンダと駆動棒を
    介して連結したことを特徴とするウインドガラス
    の位置決め装置。
JP4520985U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0134954Y2 (ja)

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JP4520985U JPH0134954Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP4520985U JPH0134954Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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KR20030009804A (ko) * 2001-07-24 2003-02-05 현대자동차주식회사 패널 센터링 장치
JP4482497B2 (ja) * 2005-07-08 2010-06-16 本田技研工業株式会社 車両用ドアガラス位置決め方法及び同装置

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JPS61161183U (ja) 1986-10-06

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