JPH0134722Y2 - - Google Patents

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JPH0134722Y2
JPH0134722Y2 JP17372383U JP17372383U JPH0134722Y2 JP H0134722 Y2 JPH0134722 Y2 JP H0134722Y2 JP 17372383 U JP17372383 U JP 17372383U JP 17372383 U JP17372383 U JP 17372383U JP H0134722 Y2 JPH0134722 Y2 JP H0134722Y2
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JP
Japan
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piston
plunger
valve
tip
chamber
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JP17372383U
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JPS6081303U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、1つのインポートより圧縮気体を連
続して供給し続けるだけでピストンを自動的に往
復動させることができ、そのピストンがシリンダ
カバーに衝突する衝撃によつて比較的低周波の振
動を発生する一種の振動発生器として利用するの
に好適な自動往復動シリンダに関する。
従来、この種のシリンダとして実公昭57−
50563号公報に記載の通り、シリンダカバーに、
主切換スプール弁及びパイロツト切換弁を内蔵
し、ピストンがストロークエンドに達するときの
その摺動力でパイロツト切換弁を作動させ、その
作動によつて主切換スプール弁にパイロツト圧を
作用させてこれを切り換え摺動し、ピストンの両
側の室の圧縮気体の給排を切り換えてピストンを
往復動させるようにしたものが提供されている。
本考案は、この従来のものに比べ構成がはるか
に簡素で安価に提供でき、しかも負荷が作用して
も確実に往復動する自動往復動シリンダを提案し
たものである。
本考案の特徴は、ピストンを復帰ばねによつて
ヘツドカバー側へ付勢し、ヘツドカバーに、その
インポートとエキゾーストポートとを連通する弁
室を設け、この弁室に、永久磁石を保持したポペ
ツト弁体を、ピストンのストロークより短い所定
ストローク範囲内で摺動できるように嵌装し、ま
たピストンには、その摺動に伴い先端部が弁室内
を出入するプランジヤを突設し、このプランジヤ
に、シリンダ本体内のヘツド側室と弁室とを連通
する通路を設けるとともに、この通路の先端に弁
口を形成し、プランジヤの先端部が弁室内に突入
して永久磁石と吸着したときは、ポペツト弁体に
よつて弁口が閉じられてインポートとエキゾース
トポートとの間が遮断されることにより、圧縮気
体がピストンに作用してピストンが復帰ばねに抗
してロツドカバー側へ摺動し、またプランジヤの
先端部が弁室より引き込んで永久磁石と離脱した
ときは、弁口が開放されてインポートとエキゾー
ストポートとの間が開通されることにより、ピス
トンが復帰ばねの作用によつてヘツドカバー側へ
摺動されるようにしたことにある。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図において、シリンダ本体1は、シリンダ
チユーブ2の両端にヘツドカバー3及びロツドカ
バー4を嵌着して構成され、ピストンロツド5を
突設したピストン6を摺動自在に嵌装している。
なお、ピストンロツド5は、外部出力しない場合
には省略してもよい。ピストン6とロツドカバー
4の間には復帰ばね7が配置され、ピストン6は
この復帰ばね7によつてヘツドカバー3側へ付勢
され、常時は同図に示すようにヘツドカバー3側
のスペーサ8に係接するストロークエンドに保留
される。
ヘツドカバー3には、インポート9及びエキゾ
ーストポート10の他に、インポート9とシリン
ダ本体1のヘツド側室11とを連通する通路1
2、エキゾーストポート10と連通する空室13
が設けられ、されにこの空室13を貫通する円筒
形の弁ハウジング14が埋設されている。
弁ハウジング14内には、それと一体な内側カ
バー15と弁ハウジング14に嵌着した外側カバ
ー16との間に弁室17が形成され、また弁ハウ
ジング14の周壁には、弁室17と空室13とを
連通する複数の連通孔18、外側カバー16には
大気開放孔19が穿設されている。
弁室17内には、円盤状のポペツト弁体20
が、ピストン6のストロークS1、より短い所定
ストロークS2範囲内で摺動できるように嵌装さ
れている。ポペツト弁体20は、その内側面に環
状の永久磁石21を埋設しているとともに、この
永久磁石21の内側に弾性シール材22を嵌め込
んでいる。
他方、ピストン6のヘツドカバー3側の側面に
は、磁性体製のプランジヤ23が突設されてい
る。プランジヤ23は、弁ハウジング14の内側
カバー15の案内孔24を摺動自在に貫通して先
端部が弁室17内に突入する。このプランジヤ2
3には、上記ヘツド側室11と弁室17とを連通
する通路25が設けられ、この通路25の先端開
口はポペツト弁体20によつて開閉される弁口2
6となつている。
従つて、第1図に示すようにピストン6がヘツ
ドカバー3側のストロークエンドに達したとき
は、プランジヤ23の先端部が弁室17内に突入
して永久磁石21の磁力によつてポペツト弁体2
0と吸着するとともに、ポペツト弁体20がかか
る吸着状態のまま外側カバー16の内側面に係接
し、弁口26が閉塞されてインポート10との間
が遮断され、インポート9を通じてヘツド側室1
1内に送入された圧縮気体がピストン6に有効に
作用する。この気体圧によつてピストン6は、復
帰ばね7に抗して第2図に示すようにロツドカバ
ー4側へ摺動し、これに伴いプランジヤ23も弁
室17に対し引き込む方向に移動し、またポペツ
ト弁体20もプランジヤ23と吸着したまま同方
向に摺動する。そのため、弁口26は閉塞状態に
保持され、ピストン6は引き続き同方向に摺動さ
れる。かかる移動途中において、ポペツト弁体2
0は第3図に示すように内側カバー15の内側面
に係接して停止するが、前述のようにピストン6
のストロークS1はポペツト弁体20のストロー
クS2よりも長いため、ピストン6及びプランジ
ヤ23はさらに同方向に移動し、プランジヤ23
の先端が永久磁石21の磁力に抗してポペツト弁
体20より離脱し、弁口26が開放される。これ
によつて第4図に示すように、ヘツド側室11内
の圧縮気体は、プランジヤ23の通路25、弁室
17、連通孔18及び空室13を通じてエキゾー
ストポート10より排気されるため、ピストン6
は、ロツドカバー4側のストロークエンドに達し
たのち直ちに復帰ばね7の作用によりヘツドカバ
ー3側へ復帰摺動される。ポペツト弁体20は、
弁室17に入つた圧縮気体によつて外側カバー1
6の内側面に係接する位置まで摺動されたのち、
弁室17内に突入してきたプランジヤ23と再び
第1図に示すように吸着し、同様のことが繰り返
される。
なお、ポペツト弁体20によつて弁口26を閉
塞するにあたり、ポペツト弁体20をばねによつ
てプランジヤ23側へ付勢する方法ではなく、永
久磁石21の磁力によつてプランジヤ23と吸着
する方法を採用したのは、永久磁石による場合に
は、ばねによる場合に比べ、ポペツト弁体20と
プランジヤ23とを強制的に少し離すと、両者間
の吸着力が急になくなり、ポペツト弁体20を即
座に原位置(外側カバー16の内側面に係接する
位置)に復帰させることができ、また通路25及
び弁口26の断面積を大きくすることができると
ともに、ポペツト弁体20のストロークS2も大
きくとることができるためである。
以上述べたところから明らかなとおり、本考案
によれば次のような効果がある。
1個のポペツト弁体によつてインポートとア
ウトポートとの間を開閉することにより、ピス
トンを自動的に往復動できるため、従来に比べ
構成が簡素で安価に提供できる。
圧縮気体を密封状態にしてピストンを作動さ
せるため、負荷が作用しても往復動が可能であ
り、また振動数も広範囲に変化させることがで
きる。
永久磁石の磁力によつてポペツト弁体をプラ
ンジヤに吸着し、このプランジヤに設けられた
弁口を閉塞するため、ポペツト弁体を即座に原
位置に復帰させることができ、また弁口の断面
積を大きくすることができるとともに、ポペツ
ト弁体のストロークも大きくとることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は通常
状態の断面図、第2,3,4図はそれぞれ作動状
態の要部断面図である。 1…シリンダ本体、4…ロツドカバー、6…ピ
ストン、3…ヘツドカバー、7…復帰ばね、9…
インポート、10…エキゾーストポート、17…
弁室、21…永久磁石、20…ポペツト弁体、2
3…プランジヤ、11…ヘツド側室、25…通
路、26…弁口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ本体のロツドカバーとピストンとの間
    に、該ピストンをヘツドカバー側へ付勢する復帰
    ばねを配置するとともに、ヘツドカバーには、イ
    ンポート、エキゾーストポート及びこれら両ポー
    トを連通する弁室を設け、この弁室に、永久磁石
    を保持したポペツト弁体を、上記ピストンのスト
    ロークより短い所定ストローク範囲内で摺動でき
    るように嵌装し、またピストンには、その摺動に
    伴い先端部が上記弁室内を出入するプランジヤを
    突設し、このプランジヤに、上記シリンダ本体内
    のヘツド側室と上記弁室とを連通する通路を設け
    るとともに、この通路の先端に弁口を形成し、プ
    ランジヤの先端部が弁室内に突入して永久磁石と
    吸着したときは、ポペツト弁体によつて弁口が閉
    じられてインポートとエキゾーストポートとの間
    が遮断され、プランジヤの先端部が弁室より引き
    込んで永久磁石と離脱したときは、弁口が開放さ
    れてインポートとエキゾーストポートとの間が開
    通される開係にしてなることを特徴とする自動往
    復動シリンダ。
JP17372383U 1983-11-11 1983-11-11 自動往復動シリンダ Granted JPS6081303U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17372383U JPS6081303U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 自動往復動シリンダ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17372383U JPS6081303U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 自動往復動シリンダ

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Publication Number Publication Date
JPS6081303U JPS6081303U (ja) 1985-06-05
JPH0134722Y2 true JPH0134722Y2 (ja) 1989-10-23

Family

ID=30378379

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17372383U Granted JPS6081303U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 自動往復動シリンダ

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JPS6081303U (ja) 1985-06-05

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