JPH0134264Y2 - - Google Patents

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JPH0134264Y2
JPH0134264Y2 JP1986136130U JP13613086U JPH0134264Y2 JP H0134264 Y2 JPH0134264 Y2 JP H0134264Y2 JP 1986136130 U JP1986136130 U JP 1986136130U JP 13613086 U JP13613086 U JP 13613086U JP H0134264 Y2 JPH0134264 Y2 JP H0134264Y2
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JP
Japan
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temperature fuse
terminal
power transistor
emitter terminal
collector
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JP1986136130U
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JPS6343334U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、送風機の回転を制御するための送
風機駆動回路の保護装置に関する。
(従来の技術) 従来の保護装置として、例えば実開昭57−
21299号公報に示されているものが知られている。
これは送風機の給電量を調節するパワートランジ
スタのベースに温度ヒユーズを接続すると共に、
パワートランジスタを固定する放熱体にこの温度
ヒユーズを固定し、送風機がロツクした場合に、
ロツク電流に伴うパワートランジスタの温度上昇
によつて温度ヒユーズを早期に溶断させ、パワー
トランジスタを破壊したり、火災を誘発したりす
る虞れを抑えるようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、パワートランジスタの多くは、
その導電性部材から成るケースにコレクタが導通
する構造となつている。したがつて、このような
パワートランジスタに導電性の放熱板を取り付け
れば、コレクタと放熱板とは導通することとなる
ので、ロツク電流がコレクタ−エミツタ間に流れ
ても、コレクタ側は放熱体から熱が放散される分
だけエミツタ側よりも温度上昇が遅い。そのた
め、上述の温度ヒユーズを放熱体に固定する場合
においては、結果として火災等を防ぐことができ
るものであつたが、それより初期の段階で生じる
発煙等は、温度ヒユーズが溶断するまでに時間が
かかり免れない場合があるという問題点があつ
た。
そこで、この考案においては、ロツク電流によ
つて生じるパワートランジスタの熱を、速やかに
温度ヒユーズに伝え、この温度ヒユーズをより早
期に溶断して発煙等が生じる虞れを少なくした送
風機駆動回路の保護装置を提供することを目的と
している。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、コ
レクタが導電性ケースに接続されて成るパワート
ランジスタであつて、前記導電性ケースには放熱
板が取り付けられて、送風機への給電量を変える
ものと、該パワートランジスタの過熱により該送
風機への給電を遮断する温度ヒユーズとを有する
送風機駆動回路の保護装置において、前記温度ヒ
ユーズを前記パワートランジスタのエミツタ端子
と接続するエミツタ用ターミナルに固定したこと
にある。
(作用) 従つて、送風機がロツクしてパワートランジス
タのエミツタ−コレクタ間にロツク電流が流れる
ような場合においては、ロツク電流により発生す
る熱によるコレクタ側及びエミツタ側の温度上昇
は、放熱板に熱的に結合しているコレクタ側に比
べ、エミツタ側の方がより早く上昇するので、エ
ミツタ端子と接続するエミツタ用ターミナルに固
定された温度ヒユーズは、この熱により迅速に溶
断されることになり、そのため、上記目的を達成
することができるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第3図において、パワートランジス
タ1と温度ヒユーズ2の取付状態の実際例が示さ
れている。パワートランジスタ1は、放熱板4に
固定され、この放熱板4を介して突出されるベー
ス端子5、エミツタ端子6及び2つのコレクタ端
子7,8が、基板9の裏側から挿通されて、該基
板9に固定されている。また、このパワートラン
ジスタ1は、導電性ケース10を有しており、こ
の導電性ケース10にはコレクタが該ケース10
内部で又はコレクタ端子7の導電性ケース10か
らの突出部分で接続されるようになつているもの
である。
基板9の正面には、ベース用ターミナル11、
エミツタ用ターミナル12及び2つのコレクタ用
ターミナル13,14がそれぞれの両脇に垂設さ
れた足を基板9の裏側に通してかしめ、その部分
を更に半田付けして固定されている。エミツタ用
ターミナル12には、その基板側でヒユーズ保持
部15が設けられており、このヒユーズ保持部1
5と基板9とにより囲まれた空間に、温度ヒユー
ズ2が挿入固定されている。そして、前記エミツ
タ端子6はエミツタ用ターミナル12に、前記2
つのコレクタ端子7,8は2つのコレクタ用ター
ミナル13,14にそれぞれ半田付して接続さ
れ、また、温度ヒユーズ2の一方の端子2aは前
記ベース端子5に、他方の端子2bはベース用タ
ーミナル11にそれぞれ基板9の裏側から配線さ
れて接続されている。なお、温度ヒユーズ2は、
図示しないが、速度制御信号が入力されるベース
側に設けられている。
また、ベース用ターミナル11、エミツタ用タ
ーミナル12及び一方のコレクタ用ターミナル1
4には、それぞれの一端を曲げ起こして接続突片
11a,12a,14aがそれぞれ形成されてお
り、これら接続突片11a,12a,14aと、
各ターミナル11,12,13,14を覆うよう
に基板9の正面に取付けられたカバー16とによ
り、コネクタ17が構成されている。そして、基
板及びカバーの両脇に形成されたねじ挿通孔18
a,18b,19a,19bを介して、該基板9
を空調ケース20にねじ止めし、前記パワートラ
ンジスタ1及び放熱板4を空調ケース内の通風内
に突出させている。
上記構成において、送風機への給電中に、何ら
かの原因で送風機がロツクした場合、温度ヒユー
ズ2が溶断されないかぎり、パワートランジスタ
1のコレクタ−エミツタ間にロツク電流が流れ続
けることになるが、温度ヒユーズ2はエミツタ用
ターミナル12に固定されているので、ロツク電
流による発生した熱が、このエミツタ用ターミナ
ル12を介して温度ヒユーズ2に直ぐに伝達され
ることになり、温度ヒユーズ2を速やかに溶断し
て送風機への給電を即座に遮断することができる
ものである。
尚、温度ヒユーズ2のエミツタ用ターミナル1
2への固定手段を、例えば第4図、第5図に示さ
れるように、エミツタ用ターミナル12の一端を
丸めて温度ヒユーズ2を、包むように固定して
も、また第6図に示されるように、エミツタ用タ
ーミナル12の表面に当接させるだけのものであ
つても、同様の作動効果を得ることができるもの
である。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、温度ヒ
ユーズがパワートランジスタのエミツタ端子と接
続するエミツタ用ターミナルに固定されているの
で、送風機がロツクした場合にも温度ヒユーズを
迅速に溶断することができ、火災の初期の段階で
の発煙の発生も防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2
図は基板を示す正面図、第3図は第1図における
分解斜視図、第4図乃至第6図はこの考案の他の
実施例を示す断面図である。 1……パワートランジスタ、2……温度ヒユー
ズ、6……エミツタ端子、12……エミツタ用タ
ーミナル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コレクタが導電性ケースに接続されて成るパワ
    ートランジスタであつて、前記導電性ケースには
    放熱板が取り付けられて、送風機への給電量を変
    えるものと、該パワートランジスタの過熱により
    該送風機への給電を遮断する温度ヒユーズとを有
    する送風機駆動回路の保護装置において、前記温
    度ヒユーズを前記パワートランジスタのエミツタ
    端子と接続するエミツタ用ターミナルに固定した
    ことを特徴とする送風機駆動回路の保護装置。
JP1986136130U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0134264Y2 (ja)

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JP1986136130U JPH0134264Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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JP1986136130U JPH0134264Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6343334U JPS6343334U (ja) 1988-03-23
JPH0134264Y2 true JPH0134264Y2 (ja) 1989-10-18

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ID=31038961

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