JPH0134146Y2 - - Google Patents
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- JPH0134146Y2 JPH0134146Y2 JP1981060810U JP6081081U JPH0134146Y2 JP H0134146 Y2 JPH0134146 Y2 JP H0134146Y2 JP 1981060810 U JP1981060810 U JP 1981060810U JP 6081081 U JP6081081 U JP 6081081U JP H0134146 Y2 JPH0134146 Y2 JP H0134146Y2
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- JP
- Japan
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- light
- shutter
- delay time
- receiver
- emitter
- Prior art date
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 22
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 6
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、光線式安全装置の遅動時間測定装置
に関するものである。
に関するものである。
プレス機械等の工作機械の危険領域に作業者の
手等が侵入した時、工作機械を緊急停止するため
に、光線式安全装置が知られている。この光線式
安全装置は、光線の幕をつくるように複数本の光
線を投射する投光器と、その投光器からの光線を
受ける受光器とを具備し、投光器からの光線が途
中で遮られて受光器で検出されないと、工作機械
の制御回路又は電源ラインに間挿される出力リレ
ーを動作させるように通常なされている。そし
て、実際に遮光されてから出力リレーが実際に開
閉するまで、多少の遅れがある。
手等が侵入した時、工作機械を緊急停止するため
に、光線式安全装置が知られている。この光線式
安全装置は、光線の幕をつくるように複数本の光
線を投射する投光器と、その投光器からの光線を
受ける受光器とを具備し、投光器からの光線が途
中で遮られて受光器で検出されないと、工作機械
の制御回路又は電源ラインに間挿される出力リレ
ーを動作させるように通常なされている。そし
て、実際に遮光されてから出力リレーが実際に開
閉するまで、多少の遅れがある。
この遅動時間は、作業者の安全にとつて極めて
重要な問題であり、そのために遅動時間が規格内
にあるかどうかを確認するための遅動時間測定装
置がある。
重要な問題であり、そのために遅動時間が規格内
にあるかどうかを確認するための遅動時間測定装
置がある。
従来の遅動時間測定装置のほとんどは、受光器
に付属する回路に模擬遮光信号を印加して、その
模擬遮光信号の印加時から実際の出力リレーの開
閉までの時間を測定するようになされていた。し
かし、光線式安全装置の電気回路は、通常1つの
ケースに収容されてパツケージ化されており、出
力リレーのa接点及びb接点の接続端子、電源端
子、投光器及び受光器への接続端子以外に外部接
続端子はない。そのため、模擬遮光信号を印加す
るためには、そのケースを開けて、適切な箇所に
接続を設けなければならなかつた。しかし、この
作業は繁雑であり、遅動時間測定に時間がかかつ
た。
に付属する回路に模擬遮光信号を印加して、その
模擬遮光信号の印加時から実際の出力リレーの開
閉までの時間を測定するようになされていた。し
かし、光線式安全装置の電気回路は、通常1つの
ケースに収容されてパツケージ化されており、出
力リレーのa接点及びb接点の接続端子、電源端
子、投光器及び受光器への接続端子以外に外部接
続端子はない。そのため、模擬遮光信号を印加す
るためには、そのケースを開けて、適切な箇所に
接続を設けなければならなかつた。しかし、この
作業は繁雑であり、遅動時間測定に時間がかかつ
た。
さらに、光線式安全装置の電気回路は複雑であ
り、メーカーによつて様々な構造のものもあるた
め、そのメーカーの修理の専門家か、あるいは、
その光線式安全装置の電気回路に余程精通した者
しかこのような作業はできなかつた。したがつ
て、作業現場において、実際作業に従事している
作業者が簡単に遅動時間を測定することは困難で
あつた。
り、メーカーによつて様々な構造のものもあるた
め、そのメーカーの修理の専門家か、あるいは、
その光線式安全装置の電気回路に余程精通した者
しかこのような作業はできなかつた。したがつ
て、作業現場において、実際作業に従事している
作業者が簡単に遅動時間を測定することは困難で
あつた。
光線式安全装置において、遅動時間を測定する
ことは、それが安全基準内にあるかどうかを確か
める上で非常に重要なことである。しかもこのよ
うな測定作業は、作業効率を低下させないため
に、その安全装置が設置されている作業現場にお
いて作業者が簡単に行えることが好ましい。ま
た、安全装置の使用年数がたつにつれて、その内
部の電気系統の劣化も進むため、比較的頻繁に遅
動時間を測定することが必要になつてくる。
ことは、それが安全基準内にあるかどうかを確か
める上で非常に重要なことである。しかもこのよ
うな測定作業は、作業効率を低下させないため
に、その安全装置が設置されている作業現場にお
いて作業者が簡単に行えることが好ましい。ま
た、安全装置の使用年数がたつにつれて、その内
部の電気系統の劣化も進むため、比較的頻繁に遅
動時間を測定することが必要になつてくる。
また従来の遅動時間測定方法としては、安全装
置の投光部と受光部の信号を同時に取り出して、
遮光とともにこれを両信号よりデイジタル的に検
出し、その出力から遅動時間の測定開始時点を決
める方法もある。ところが、上述したように、現
在の光線式安全装置では、作業現場において、安
全装置の投光部と受光部とから信号を外部に取り
出すことは実際上困難であり、他の遅動時間測定
方法が望まれていた。
置の投光部と受光部の信号を同時に取り出して、
遮光とともにこれを両信号よりデイジタル的に検
出し、その出力から遅動時間の測定開始時点を決
める方法もある。ところが、上述したように、現
在の光線式安全装置では、作業現場において、安
全装置の投光部と受光部とから信号を外部に取り
出すことは実際上困難であり、他の遅動時間測定
方法が望まれていた。
そこで、本願考案は、光線式安全装置の形式に
かかわらず、作業者が現場において簡単に遅動時
間を測定できる測定装置を提供することを目的と
する。
かかわらず、作業者が現場において簡単に遅動時
間を測定できる測定装置を提供することを目的と
する。
この目的を達成するため、本願考案は、投光器
と受光器とを有し投光器から受光器への光線が遮
られるようになされた光線式安全装置のための、
実際の遮光から出力リレーの動作までの遅動時間
を測定するための遅動時間測定装置にして、前記
光線の一部を遮るよう光線式安全装置の投光器又
は受光器のいづれかに取りつけられた遮光用シヤ
ツタと、定常時に光線を遮らない位置に前記シヤ
ツタを保持する手段と、測定時に光線を遮る位置
に前記シヤツタを移動する手段と、このシヤツタ
の遮光動作を検出して遮光信号を発生する遮光信
号発生器と、光線式安全装置の出力リレーの開閉
動作を検出する開閉検出器と、前記遮光信号発生
器と前記開閉検出器の双方の出力から遅動時間を
測定して表示する測定器とを具備する遅動時間測
定装置を提供している。
と受光器とを有し投光器から受光器への光線が遮
られるようになされた光線式安全装置のための、
実際の遮光から出力リレーの動作までの遅動時間
を測定するための遅動時間測定装置にして、前記
光線の一部を遮るよう光線式安全装置の投光器又
は受光器のいづれかに取りつけられた遮光用シヤ
ツタと、定常時に光線を遮らない位置に前記シヤ
ツタを保持する手段と、測定時に光線を遮る位置
に前記シヤツタを移動する手段と、このシヤツタ
の遮光動作を検出して遮光信号を発生する遮光信
号発生器と、光線式安全装置の出力リレーの開閉
動作を検出する開閉検出器と、前記遮光信号発生
器と前記開閉検出器の双方の出力から遅動時間を
測定して表示する測定器とを具備する遅動時間測
定装置を提供している。
本願考案によれば、遅動時間測定のための手段
は、光線式安全装置とは全く別のものであるた
め、光線式安全装置の投光器および受光器から直
接信号を取り出したりあるいは模擬遮光信号を印
加するためにこれらの電気回路との接続等の複雑
な作業をする必要がない。したがつて作業の現場
において、作業者が簡単に遅動時間の測定を行う
ことができ、光線式安全装置が安全基準をみたし
ているかどうかの確認を作業効率を低下すること
もなく、即時に行うことができる。
は、光線式安全装置とは全く別のものであるた
め、光線式安全装置の投光器および受光器から直
接信号を取り出したりあるいは模擬遮光信号を印
加するためにこれらの電気回路との接続等の複雑
な作業をする必要がない。したがつて作業の現場
において、作業者が簡単に遅動時間の測定を行う
ことができ、光線式安全装置が安全基準をみたし
ているかどうかの確認を作業効率を低下すること
もなく、即時に行うことができる。
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
明する。
第1図は、プレス機械のような工作機械の作業
空間に作業者が近づいた時、例えば、作業空間に
手を入れた時に、工作機械を不作動にする光線式
安全装置の遅動時間を測定するために、本考案に
よる遅動時間測定装置を適用した例を示すもので
ある。図面において、光線式安全装置の投光器1
及び受光器2は、作業空間の左右又は上下に置か
れ、作業者の作業空間への接近、侵入を検出す
る。受光器2からの信号は、増幅器3を介して出
力リレー回路のトランジスタ4のベースに印加さ
れ、トランジスタ4をオン又はオフして出力リレ
ーRを駆動する。出力リレーRの付属a接点Ra
は、外部端子5及び6を介して、工作機械のため
の制御回路に接続される。なお、Xbは、フエイ
ルセーフ用のリレー(不図示)のb接点である。
なお、点線7で囲まれる部分は、ケース内にパツ
ケージされている。
空間に作業者が近づいた時、例えば、作業空間に
手を入れた時に、工作機械を不作動にする光線式
安全装置の遅動時間を測定するために、本考案に
よる遅動時間測定装置を適用した例を示すもので
ある。図面において、光線式安全装置の投光器1
及び受光器2は、作業空間の左右又は上下に置か
れ、作業者の作業空間への接近、侵入を検出す
る。受光器2からの信号は、増幅器3を介して出
力リレー回路のトランジスタ4のベースに印加さ
れ、トランジスタ4をオン又はオフして出力リレ
ーRを駆動する。出力リレーRの付属a接点Ra
は、外部端子5及び6を介して、工作機械のため
の制御回路に接続される。なお、Xbは、フエイ
ルセーフ用のリレー(不図示)のb接点である。
なお、点線7で囲まれる部分は、ケース内にパツ
ケージされている。
今、投光器1からの光が遮られることなく受光
器2へ入射されると、受光器2は、ハイレベルの
信号を増幅器3を介してトランジスタ4へ印加し
て出力リレーRを付勢する。その結果、動作接点
Raは閉状態に置かれ、制御回路が作動状態に保
たれる。もし、作業者が投光器1からの光を遮る
と、受光器2からの信号は、ローレベルとなり、
出力リレーRは消勢され、その動作接点Raは開
状態に復帰する。それにより、工作機械の動作は
停止し、作業者の安全が保たれる。
器2へ入射されると、受光器2は、ハイレベルの
信号を増幅器3を介してトランジスタ4へ印加し
て出力リレーRを付勢する。その結果、動作接点
Raは閉状態に置かれ、制御回路が作動状態に保
たれる。もし、作業者が投光器1からの光を遮る
と、受光器2からの信号は、ローレベルとなり、
出力リレーRは消勢され、その動作接点Raは開
状態に復帰する。それにより、工作機械の動作は
停止し、作業者の安全が保たれる。
以上の如き光線式安全装置の遅動時間を測定す
るための本考案による遅動時間測定装置は、受光
器2に取付けられて受光光線の少くとも1つを遮
えぎるように閉じる常開即ち通常開いているシヤ
ツタ10を有している。シヤツタ10には、シヤ
ツタ10の閉塞板が閉位置に移動したことを検出
して遮光信号を発生する遮光信号発生器12が付
属している。遮光信号は、フリツプフロツプ14
のセツト入力Sに印加されてフリツプフロツプ1
4をセツトしてそのQ出力をハイレベルにすると
共に、カウンタ16及び表示器18をクリアす
る。そして、フリツプフロツプ14のQ出力は
ANDゲート20に接続され、フリツプフロツプ
14のQ出力がハイレベルにある間、クロツク回
路22が発生するクロツク信号をカウンタ16が
カウントして、表示器18がカウント値を表示す
るように構成されている。
るための本考案による遅動時間測定装置は、受光
器2に取付けられて受光光線の少くとも1つを遮
えぎるように閉じる常開即ち通常開いているシヤ
ツタ10を有している。シヤツタ10には、シヤ
ツタ10の閉塞板が閉位置に移動したことを検出
して遮光信号を発生する遮光信号発生器12が付
属している。遮光信号は、フリツプフロツプ14
のセツト入力Sに印加されてフリツプフロツプ1
4をセツトしてそのQ出力をハイレベルにすると
共に、カウンタ16及び表示器18をクリアす
る。そして、フリツプフロツプ14のQ出力は
ANDゲート20に接続され、フリツプフロツプ
14のQ出力がハイレベルにある間、クロツク回
路22が発生するクロツク信号をカウンタ16が
カウントして、表示器18がカウント値を表示す
るように構成されている。
そして、フリツプフロツプ14のリセツト入力
Rは、インバータ24を介して、出力リレー接点
の開閉動作を検出する開閉検出器26に接続され
ている。この開閉検出器26は、光線式安全装置
の出力リレーの外部端子5及び6に接続する端子
28及び30を有しており、その一方の端子28
は、抵抗Rを介して電源に接続され、他方の端子
30はアースされている。そして、インバータ2
4の入力は、端子28に接続されている。
Rは、インバータ24を介して、出力リレー接点
の開閉動作を検出する開閉検出器26に接続され
ている。この開閉検出器26は、光線式安全装置
の出力リレーの外部端子5及び6に接続する端子
28及び30を有しており、その一方の端子28
は、抵抗Rを介して電源に接続され、他方の端子
30はアースされている。そして、インバータ2
4の入力は、端子28に接続されている。
従つて、出力リレーRが付勢されているとき、
その接点Raは閉じているので、端子28及び3
0は短絡しており、インバータ24の入力はアー
ス電位即ちローレベルになつており、フリツプフ
ロツプ14のリセツト入力Rにはハイレベルが印
加され、フリツプフロツプ14をセツト可能状態
に維持する。反対に、リレー接点Raが開くと、
インバータ24の入力がハイレベルとなり、フリ
ツプフロツプ14のリセツト入力Rにローレベル
が印加され、フリツプフロツプ14をリセツト状
態に維持する。
その接点Raは閉じているので、端子28及び3
0は短絡しており、インバータ24の入力はアー
ス電位即ちローレベルになつており、フリツプフ
ロツプ14のリセツト入力Rにはハイレベルが印
加され、フリツプフロツプ14をセツト可能状態
に維持する。反対に、リレー接点Raが開くと、
インバータ24の入力がハイレベルとなり、フリ
ツプフロツプ14のリセツト入力Rにローレベル
が印加され、フリツプフロツプ14をリセツト状
態に維持する。
光線式安全装置の遅動時間を測定するには、端
子5と6を工作機械の制御回路から切り離して、
検出器26の端子28及び30に接続する。そし
て、シヤツタ10を受光器2に取付けて、シヤツ
タ10が閉じた時受光器の少くとも1つの受光素
子への光線が遮ぎられるようにする。従つて、こ
の時は、投光器1からの光線は遮られることなく
受光器2に入射しており、出力リレーRの接点
Raが閉じており、フリツプフロツプ14はセツ
ト可能状態にある。この状態で、常開シヤツタ1
0を閉動作させると、受光器2の受光素子の1つ
には光が入らなくなる。このシヤツタ10の閉動
作と同時に、遮光信号発生器12は、遮光信号を
発生して、フリツプフロツプ14をセツト状態に
してそのQ出力をハイレベルとしてANDゲート
20を開くと共に、カウンタ16と表示器18と
をクリアする。これにより、カウンタ16は、ク
ロツク回路22からのクロツク信号をカウントし
始める。そして、受光器2への光が遮られた結
果、出力リレーRが消勢され、その接点Raが実
際に開放される。それは、検出器26により検出
され、インバータ24の入力がハイレベルとな
り、フリツプフロツプ14がリセツト状態とな
り、ANDゲート20が閉じ、カウンタ16がカ
ウントを終了する。この時、表示器18が表示し
ているカウント値が、光線式安全装置の遅動時間
である。
子5と6を工作機械の制御回路から切り離して、
検出器26の端子28及び30に接続する。そし
て、シヤツタ10を受光器2に取付けて、シヤツ
タ10が閉じた時受光器の少くとも1つの受光素
子への光線が遮ぎられるようにする。従つて、こ
の時は、投光器1からの光線は遮られることなく
受光器2に入射しており、出力リレーRの接点
Raが閉じており、フリツプフロツプ14はセツ
ト可能状態にある。この状態で、常開シヤツタ1
0を閉動作させると、受光器2の受光素子の1つ
には光が入らなくなる。このシヤツタ10の閉動
作と同時に、遮光信号発生器12は、遮光信号を
発生して、フリツプフロツプ14をセツト状態に
してそのQ出力をハイレベルとしてANDゲート
20を開くと共に、カウンタ16と表示器18と
をクリアする。これにより、カウンタ16は、ク
ロツク回路22からのクロツク信号をカウントし
始める。そして、受光器2への光が遮られた結
果、出力リレーRが消勢され、その接点Raが実
際に開放される。それは、検出器26により検出
され、インバータ24の入力がハイレベルとな
り、フリツプフロツプ14がリセツト状態とな
り、ANDゲート20が閉じ、カウンタ16がカ
ウントを終了する。この時、表示器18が表示し
ているカウント値が、光線式安全装置の遅動時間
である。
なお、受光器ではなく投光器の1つの投光素子
の前にシヤツタ10を取付けても、同様に測定で
きることは当業者には明らかであろう。
の前にシヤツタ10を取付けても、同様に測定で
きることは当業者には明らかであろう。
以上の如く、本考案による遅動時間測定装置を
使用すれば、シヤツタを受光器又は投光器に取付
けそして出力リレー接点端子を検出器に接続する
だけで、光線式安全装置の遅動時間を簡単に測定
できる。従つて、光線式安全装置のパツケージさ
れた回路の内部への接続は全く不要となる。
使用すれば、シヤツタを受光器又は投光器に取付
けそして出力リレー接点端子を検出器に接続する
だけで、光線式安全装置の遅動時間を簡単に測定
できる。従つて、光線式安全装置のパツケージさ
れた回路の内部への接続は全く不要となる。
そして、シヤツタ10は、機械シヤツタでも、
また、液晶等を使用した電気光学シヤツタでもよ
い。
また、液晶等を使用した電気光学シヤツタでもよ
い。
第2図は、シヤツタ10として使用できるスラ
イド式の機械シヤツタの1例を示すものである。
これは、可動シヤツタ40の一方の側部が、案内
42に滑動自在に嵌入し、他方の側部が、断面円
形のスライダ44に固定されている。このスライ
ダ44は、円形の案内46に滑動自在に嵌入して
おり、バネ48により図面において左側に滑動す
るように偏倚力を受けている。スライダ44には
更に、切欠50が形成され、その切欠50には、
案内46に設けた穴を通してロツクピン52が嵌
合するようになされている。このロツクピン52
は、案内46に枢着され、バネ54によりロツク
位置に偏倚されている。バネ48の反対側の案内
46には、緩衝材の止め56がある。そして、案
内42と46とを結合する固定シヤツタ58があ
り、ロツク位置にある可動シヤツタ40と固定シ
ヤツタとの間に、透過窓60を形成している。こ
の透過窓60を、受光器の1つの受光素子の点線
で示した受光窓60aにあわせるようにシヤツタ
は受光器に取付けられる。
イド式の機械シヤツタの1例を示すものである。
これは、可動シヤツタ40の一方の側部が、案内
42に滑動自在に嵌入し、他方の側部が、断面円
形のスライダ44に固定されている。このスライ
ダ44は、円形の案内46に滑動自在に嵌入して
おり、バネ48により図面において左側に滑動す
るように偏倚力を受けている。スライダ44には
更に、切欠50が形成され、その切欠50には、
案内46に設けた穴を通してロツクピン52が嵌
合するようになされている。このロツクピン52
は、案内46に枢着され、バネ54によりロツク
位置に偏倚されている。バネ48の反対側の案内
46には、緩衝材の止め56がある。そして、案
内42と46とを結合する固定シヤツタ58があ
り、ロツク位置にある可動シヤツタ40と固定シ
ヤツタとの間に、透過窓60を形成している。こ
の透過窓60を、受光器の1つの受光素子の点線
で示した受光窓60aにあわせるようにシヤツタ
は受光器に取付けられる。
更に、可動シヤツタ40の基部端をはさむよう
にU字型部材62が設けられている。そのU字型
部材の両枝には、第4図に示す如く、発光素子6
4と受光素子66が取付けられている。その発光
素子から受光素子への光は、可動シヤツタが図示
の如きロツク位置即ち開放位置にあるときは可動
シヤツタ40により遮られ、可動シヤツタが閉位
置に移動すると、発光素子64からの光が受光素
子66に入る。
にU字型部材62が設けられている。そのU字型
部材の両枝には、第4図に示す如く、発光素子6
4と受光素子66が取付けられている。その発光
素子から受光素子への光は、可動シヤツタが図示
の如きロツク位置即ち開放位置にあるときは可動
シヤツタ40により遮られ、可動シヤツタが閉位
置に移動すると、発光素子64からの光が受光素
子66に入る。
かくして、可動シヤツタ40のノブ68をもつ
つ可動シヤツタ40を図面において右側へ移動さ
せて、ロツクピン52が切欠50に嵌入する図示
の如きロツク位置にセツトする。そして、そのよ
うなシヤツタを光線式安全装置の受光器に取付け
る。その状態で、ロツクピン52のボタン70を
押してロツクピン52を切欠50が抜くと、可動
シヤツタ40はバネ48の力により閉位置に移動
する。このとき、発光素子64からの光が受光素
子66に入り、受光素子の出力を受ける遮光信号
発生器12が遮光信号を発生する。
つ可動シヤツタ40を図面において右側へ移動さ
せて、ロツクピン52が切欠50に嵌入する図示
の如きロツク位置にセツトする。そして、そのよ
うなシヤツタを光線式安全装置の受光器に取付け
る。その状態で、ロツクピン52のボタン70を
押してロツクピン52を切欠50が抜くと、可動
シヤツタ40はバネ48の力により閉位置に移動
する。このとき、発光素子64からの光が受光素
子66に入り、受光素子の出力を受ける遮光信号
発生器12が遮光信号を発生する。
一対の発光素子64と受光素子66の代りに、
第5図に示す如く、可動シヤツタ40を金属製と
してそれを挾む一対の接触子72及び74を使用
することもできる。この場合は、接触子72と7
4とが非導通となつたとき、遮光信号を発生させ
る。
第5図に示す如く、可動シヤツタ40を金属製と
してそれを挾む一対の接触子72及び74を使用
することもできる。この場合は、接触子72と7
4とが非導通となつたとき、遮光信号を発生させ
る。
第6図は、回転式機械シヤツタの例を示してお
り、ピン78に枢着された回転シヤツタ80がバ
ネ82により左回り方向の偏倚力を受けている。
そして、ピン78に固着された固定シヤツタ84
と回転シヤツタ80の扇形部86の間の透過窓8
1は、ロツクピン88を半径方向外側に抜くこと
により、回転シヤツタ80がバネ82により回転
して閉じられる。そして、回転シヤツタ80の閉
動作を検出するシヤツタ閉動作検出器90は、第
4図又は第5図と同様なものである。
り、ピン78に枢着された回転シヤツタ80がバ
ネ82により左回り方向の偏倚力を受けている。
そして、ピン78に固着された固定シヤツタ84
と回転シヤツタ80の扇形部86の間の透過窓8
1は、ロツクピン88を半径方向外側に抜くこと
により、回転シヤツタ80がバネ82により回転
して閉じられる。そして、回転シヤツタ80の閉
動作を検出するシヤツタ閉動作検出器90は、第
4図又は第5図と同様なものである。
第1図は、光線式安全装置のための本発明によ
る遅動時間測定装置の回路図、第2図は、スライ
ド式機械シヤツタの概略図、第3図は、第2図の
線−での断面図、第4図及び第5図は、可動
シヤツタの閉動作検出器の概略構成図、そして第
6図は、回転式機械シヤツタの概略図である。 1……投光器、2……受光器、3……増幅器、
4……トランジスタ、5,6……出力リレー接点
の外部端子、10……シヤツタ、12……遮光信
号発生器、14……フリツプフロツプ、16……
カウンタ、18……表示器、20……ANDゲー
ト、22……クロツク回路、24……インバー
タ、26……開閉検出器、28,30……端子、
R……出力リレー、r……抵抗、40……可動シ
ヤツタ、44……スライダ、48……バネ、50
……切欠、52……ロツクピン、58……固定シ
ヤツタ、64……発光素子、66……受光素子、
80……回転シヤツタ、84……固定シヤツタ。
る遅動時間測定装置の回路図、第2図は、スライ
ド式機械シヤツタの概略図、第3図は、第2図の
線−での断面図、第4図及び第5図は、可動
シヤツタの閉動作検出器の概略構成図、そして第
6図は、回転式機械シヤツタの概略図である。 1……投光器、2……受光器、3……増幅器、
4……トランジスタ、5,6……出力リレー接点
の外部端子、10……シヤツタ、12……遮光信
号発生器、14……フリツプフロツプ、16……
カウンタ、18……表示器、20……ANDゲー
ト、22……クロツク回路、24……インバー
タ、26……開閉検出器、28,30……端子、
R……出力リレー、r……抵抗、40……可動シ
ヤツタ、44……スライダ、48……バネ、50
……切欠、52……ロツクピン、58……固定シ
ヤツタ、64……発光素子、66……受光素子、
80……回転シヤツタ、84……固定シヤツタ。
Claims (1)
- 投光器と受光器とを有し投光器から受光器への
光線が遮られるようになされた光線式安全装置の
ための、実際の遮光から出力リレーの動作までの
遅動時間を測定するための遅動時間測定装置にし
て、前記光線の一部を遮るよう光線式安全装置の
投光器又は受光器のいづれかに取りつけられた遮
光用シヤツタと、定常時に光線を遮らない位置に
前記シヤツタを保持する手段と、測定時に光線を
遮る位置に前記シヤツタを移動する手段と、この
シヤツタの遮光動作を検出して遮光信号を発生す
る遮光信号発生器と、光線式安全装置の出力リレ
ーの開閉動作を検出する開閉検出器と、前記遮光
信号発生器と前記開閉検出器の双方の出力から遅
動時間を測定して表示する測定器とを具備する遅
動時間測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981060810U JPH0134146Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981060810U JPH0134146Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57173091U JPS57173091U (ja) | 1982-10-30 |
JPH0134146Y2 true JPH0134146Y2 (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=29857084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981060810U Expired JPH0134146Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0134146Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4714783U (ja) * | 1971-03-18 | 1972-10-20 | ||
JPS49105272A (ja) * | 1973-02-09 | 1974-10-04 |
-
1981
- 1981-04-27 JP JP1981060810U patent/JPH0134146Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4714783U (ja) * | 1971-03-18 | 1972-10-20 | ||
JPS49105272A (ja) * | 1973-02-09 | 1974-10-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57173091U (ja) | 1982-10-30 |
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