JPH0526156B2 - - Google Patents

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JPH0526156B2
JPH0526156B2 JP24067788A JP24067788A JPH0526156B2 JP H0526156 B2 JPH0526156 B2 JP H0526156B2 JP 24067788 A JP24067788 A JP 24067788A JP 24067788 A JP24067788 A JP 24067788A JP H0526156 B2 JPH0526156 B2 JP H0526156B2
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JP
Japan
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vial shield
shutter
vial
shield
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JP24067788A
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JPH0290091A (ja
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Kenzo Eguchi
Kyoshi Kamei
Katsuro Oowadano
Keiji Motono
Yoshikazu Kobayashi
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Anzai Sogyo Co Ltd
Original Assignee
Anzai Sogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、バイアルびんに入つてバイアルシー
ルド内に収納された放射性物質の放射能を、バイ
アルびんを取り出すことなく、バイアルシールド
に設けたシヤツタを開いて測定するようにしたバ
イアルシールド内溶液の放射能測定装置及びその
装置に用いるバイアルシールドに関する。
(従来の技術) 近年、医療分野において、病状検査等にラジオ
アイソトープがよく使用されている。この場合、
放射性物質を含む液をバイアルびんに入れ、外部
に放射能が漏洩しないように、バイアルシールド
内に収納して保管する。しかしながら、放射性物
質は、常に放射能量が変化するから、使用するに
先立つて放射能量を測定する必要があるが、その
都度、バイアルびんをバイアルシールドから取り
出して測定するのでは、測定者が放射能に被曝す
る機会あ増え、極めて危険である。従つて、バイ
アルびんをバイアルシールドから取り出すことな
く、測定できるようにすることが必要である。
そこで本出願人は、先に、この種の装置につい
て提案した(特願昭63−72879号参照)。即ち、側
面にバイアルシールドシヤツタを有するバイアル
シールドを放射能測定装置の載置台にセツトする
と、測定装置側にも、バイアルシールドシヤツタ
に対向するように開閉可能な本体シヤツタが配設
されており、本体シヤツタに設けた係合ピンがバ
イアルシールドシヤツタに設けた孔に係合する。
同時に、本体シヤツタの下部に設けた爪部がバイ
アルシールドシヤツタと下部を支えるスライド板
を押してロツクを解除し、シヤツタの開放が可能
な状態になる。そこで、シヤツタ開閉機構により
本体シヤツタを開くと、バイアルシールドシヤツ
タも共に開き、バイアルシールド内のバイアルび
んと本体シヤツタの背後に配置された放射能測定
器との間に遮蔽物がなくなり、バイアルびん内の
放射性物質の放射能量を測定することができる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前記従来例の場合、シヤツタは手動
で開閉するようになつており、操作性が悪いこ
と、また、ロツク解除機構が複雑であるなどの問
題があつた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、ロツク解除機構を簡単な構成にすると共に、
バイアルシールドを放射能測定装置の載置台にセ
ツトすると、これを検知してシヤツタを自動的に
開き、測定に要する時間を経過した後、自動的に
閉じるようにした。極めて操作性のよいバイアル
シール内溶液と放射能測定装置及びその装置を用
いるバイアルシールドを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の放射能測
定装置は、バイアルシールドシヤツタを有するバ
イアシールドを載置する載置台と、この載置台に
セツトされたバイアルシールドのバイアルシール
ドシヤツタに設けた孔に係合する係合ピンを有
し、上下方向に摺動して開閉可能な本体シヤツタ
と、この本体シヤツタの背部に配置された放射能
測定器、及びその測定結果を表示する手段と、本
体シヤツタの開閉駆動手段と、バイアルシールド
が載置台上にセツトされたことを検出する検出手
段と、検出手段の検出信号により、本体シヤツタ
がバイアルシールドシヤツタとともに降下してバ
イアルシールド内溶液と放射能測定器との間を開
放し、測定に必要な所定時間を経過した後上昇し
て閉じるように、駆動手段をシーケンス制御する
制御手段とから構成される。
また、前記放射能測定装置に用いるバイアルシ
ールドは、放射性物質を入れたバイアルびんを収
納する放射能遮蔽材からなるバイアルシールド本
体と、同様に放射能遮蔽材からなり、バイアルシ
ールド本体の側面に、上下方向に摺動して開閉可
能に設けられたバイアルシールドシヤツタと、バ
イアルシールド本体に配設され、ばね部材の付勢
により先端部が前記バイアルシールドシヤツタに
設けた孔に挿入されてバイアルシールドシヤツタ
を閉じた状態でロツクするロツクピンとから構成
されている。
(作用) 放射能測定装置の載置台にバイアルシールドを
セツトしたとき、バイアルシールドシヤツタに設
けた孔に本体シヤツタの係合ピンが係合してその
先端でロツクピンの先端を押し、ロツクピンが後
退してロツクが解除される。一方、載置台にバイ
アルシールドがセツトされると、検出手段がこれ
を検出し、その検出信号により制御手段が駆動手
段をシーケンス制御する。即ち、本体シヤツタが
バイアルシールドシヤツタと共に降下してバイア
ルシールド内溶液と放射能測定器との間を開放
し、その間に放射能測定が行なわれる。その測定
に要する時間が経過した後、両シヤツタが上昇し
て閉じる。放射能測定結果は表示手段に表示され
る。
(実施例) 以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。第1図は、本発明の一実施例を示したもの
で、1は放射能測定装値、2は、破線で示したよ
うに、バイアルシールド10を載置する載置台、
3は、後述するように、載置台2にセツトされた
バイアルシールドのバイアルシールドシヤツタに
設けた孔に係合する係合ピン3aを有し、上下方
向に摺動して開閉可能な本体シヤツタであり、こ
の本体シヤツタ3の背部には放射能測定器が配置
されている。4は測定結果を表示する表示器であ
る。載置台2には、その両側に、バイアルシール
ド10を挿着するときのガイド2aが、また、中
央部には、バイアルシールド10の底面に形設し
た凹溝が係合してセツト方向を決定する凸条2b
がそれぞれ設けられている。5は、載置台2の面
からわずかに突出した、検出器のアクチユエータ
で、バイアルシールド10が所定の位置にセツト
されたことを検出する。この他に、ここでは図示
していないが、本体シヤツタ3を開閉する駆動機
構と、この駆動機構をシーケンス制御する制御手
段とを内蔵している。
第2図及び第3図は、第1図の放射能測定装置
に用いられるバイアルシールド10を示したもの
である。11及び12は、それぞれ放射能遮蔽
材、例えば鉛等の金属からなるバイアルシールド
本体及びその蓋であり、内部に放射性物質を含む
液を入れたバイアルびん13を収納する。なお、
14は覗き窓で、やはり透明な放射能遮蔽材で構
成されている。15は、バイアルシールド本体の
側面に、上下方向に摺動して開閉可能に設けられ
た放射能遮蔽材からなるバイアルシールドシヤツ
タであり、その下端部付近に貫通孔15aを有す
る。16は、バイアルシールド本体11の底部付
近に配置され、ばね部材17の付勢により先端部
がバイアルシールドシヤツタに設けた貫通孔15
aに挿入されてバイアルシールドシヤツタ15を
閉じた状態でロツクするロツクピン、11aはバ
イアルシールド本体11の底面に形設された凹溝
で、放射能測定装置の載置台2の凸条2bに係合
する。なお、18はバイアルシールド内底面に配
置されたクツシヨン、19はスペーサで、高さの
異なるバイアルびんに合わせて選択される。
次に、本実施例の動作を、第4図を用いて説明
する。内部に放射性物質を含む液を入れたバイア
スびん13を収納したバイアルシールド10を、
放射能測定装置の載置台2上に、矢印A方向に挿
入する。このとき、バイアルシールド10は、載
置台両側のガイド2aによつて案内され、かつ底
面に形設された凹溝11aが凸条2bと係合して
位置決めされる。そこで本体シヤツタ3に設けた
係合ピン3aがバイアルシールドシヤツタ15の
貫通孔15aに係合し、その先端でロツクピン1
6の先端を押す。その結果、ロツクピン16がば
ね部材17の付勢力に抗して後退し、ロツクは解
除される。
一方、載置台にセツトされたバイアルシールド
の底面がアクチユエータ5を押すことで検出器、
例えばマイクロスイツチ6が作動し、その信号が
図示しない制御手段に送られる。制御手段は、図
示しない駆動手段を制御し、本体シヤツタ3をバ
イアルシールドシヤツタ15と共に降下させる。
そこで、バイアルびん13と放射能測定器7との
間が開放されるので放射能測定が行なわれる。そ
の測定に要する時間、例えば2〜3秒間で経過し
た後、再び駆動手段が動作し、両シヤツタが上昇
してバイアルびん13と放射能測定器7との間を
遮蔽する。同時に、放射能測定結果は表示器4に
表示される。
バイアルシールド10を載置台2から引き抜け
ば、ロツクピン16がバイアルシールドシヤツタ
の貫通孔15aに自動的に挿入されてロツクされ
る。
なお、本体シヤツタ3も放射能遮蔽材から構成
されており、かつ放射能測定器7はその周囲を全
て放射能遮蔽材からなるカバー8で覆われている
ので、本体シヤツタ3が閉じているときは、外部
放射能を検出することはない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、バイア
スびんをバイアルシールドから取り出すことなく
放射能測定ができるので、被曝の機会が少なく、
従つて、極めて完全であると共に、バイアルシー
ルドを載置台にセツトするだけで、後は自動的
に、シヤツタの開閉、測定及び結果の表示がシー
ケンス制御されるので、操作性が非常に向上す
る。また、バイアルシールドシヤツタのロツク機
構が、その解除機構と共に簡単で、しかも確実性
を有し、従つて、コスト低減と信頼性向上という
効果を併せて奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の放射能測定装置
の斜視図、第2図は、同放射能測定装置に用いら
れるバイアルシールドの斜視図、第3図は、同バ
イアルシールドの断面図、第4図は、動作説明図
である。 1……放射能測定装置、2……載置台、3……
本体シヤツタ、3a……係合ピン、4……表示
器、6……検出器、7……放射能測定器、10…
…バイアルシールド、13……バイアルびん、1
5……バイアルシールドシヤツタ、15a……貫
通孔、16……ロツクピン、17……ばね部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バイアルシールドシヤツタを有するバイアル
    シールドを載置する載置台と、 該載置台にセツトされたバイアルシールドのバ
    イアルシールドシヤツタに設けた孔に係合する係
    合ピンを有し、上下方向に摺動して開閉可能な本
    体シヤツタと、 該本体シヤツタの背部に配置された放射能測定
    器、及びその測定結果を表示する手段と、 前記本体シヤツタを開閉する駆動手段と、前記
    バイアルシールドが前記載置台上にセツトされた
    ことを検出する検出手段と、 該検出手段の検出信号により、前記本体シヤツ
    タが前記バイアルシールドシヤツタとともに降下
    してバイアルシールド内溶液と前記放射能測定器
    との間を開放し、測定に必要な所定時間を経過し
    た後上昇して閉じるように前記駆動手段を制御す
    る制御手段と、 からなることを特徴とするバイアルシールド内溶
    液の放射能測定装置。 2 請求項1に記載の放射能測定装置に用いるバ
    イアルシールドであつて、 放射性物質を含む液を入れたバイアルびんを収
    納する放射能遮蔽材からなるバイアルシールド本
    体と、 前記バイアルシールド本体の側面に、上下方向
    に摺動して開閉可能に設けられた放射能遮蔽材か
    らなるバイアルシールドシヤツタと、 前記バイアルシールド本体に配設され、ばね部
    材の付勢により先端部が前記バイアルシールドシ
    ヤツタに設けた孔に挿入されて前記バイアルシー
    ルドシヤツタを閉じた状態でロツクするロツクピ
    ンと、 からなり、放射能測定装置の載置台にセツトした
    とき、前記バイアルシールドシヤツタに設けた孔
    に本体シヤツタの係合ピンが係合してその先端で
    前記ロツクピンの先端を押し、ロツクピンが後退
    してロツクが解除され、前記本体シヤツタと共に
    前記バイアルシールドシヤツタが開くことを特徴
    とするバイアルシールド。
JP63240677A 1988-09-28 1988-09-28 バイアルシールド内溶液の放射能測定装置及び該装置に用いるバイアルシールド Granted JPH0290091A (ja)

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JP6350945B2 (ja) * 2014-09-17 2018-07-04 セイコー・イージーアンドジー株式会社 放射能測定用容器設置治具、放射線検出器の効率較正方法、および放射能測定装置

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