JPH0134135Y2 - - Google Patents

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JPH0134135Y2
JPH0134135Y2 JP1983071913U JP7191383U JPH0134135Y2 JP H0134135 Y2 JPH0134135 Y2 JP H0134135Y2 JP 1983071913 U JP1983071913 U JP 1983071913U JP 7191383 U JP7191383 U JP 7191383U JP H0134135 Y2 JPH0134135 Y2 JP H0134135Y2
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ultrasonic
signal
detection
gate circuit
output
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JP1983071913U
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、物体が所定の範囲内に近接した
時、これを検出する超音波式物体検出装置に関す
る。
(ロ) 従来技術とその問題点 一般に、超音波を検出装置から送出し、この超
音波を検出物体で反射させ、その反射波を受け、
この反射波が所定の時間内に戻つてきたか否かに
より、検出物体が検出装置より一定の距離の範囲
(ゾーン)に入つたか否かを検出する超音波式物
体検出装置がある。この種の超音波式物体検出装
置では所定の時間内に反射波が戻つてきたか否か
を見るのに、送信信号の送信後の予じめ定める時
間後の所定時間だけ開かれるゲート回路を設け、
このゲート回路を通して反射波を出力するように
している。したがつて上記ゲート回路より反射波
が導出されると検出物体が所定のゾーンに近接し
たことが検出される。
しかしながら、検出物体が所定ゾーンよりも近
接し、さらに検出物体が大きなものであり、かつ
反射効率の良いものである場合には、上記の超音
波式検出装置では、第1図aに示すように送信波
Aに対し第1回目の受信波B1が得られ、この受
信波B1が超音波素子が再反射され、さらに検出
物体で反射され、第2回目の受信波B2が受信さ
れる場合がある。この場合、第1図bのように受
信波の立上りを検出パルスとすると第2回目の検
出パルスが、丁度第1図cに示すゲート信号がハ
イとなる期間、すなわちゲートが開かれる期間に
一致すると、検出物体が実際は所定ゾーンよりも
手前に近接しているのに、あたかも所定ゾーン内
にあるかのように誤検出してしまうことになる。
(ハ) 考案の目的 この考案の目的は、第1回目の反射波のみが、
検出判定の対象出力となし得、誤検出の生じない
超音波式物体検出装置を提供するにある。
(ニ) 考案の構成と効果 上記目的を達成するために、この考案の超音波
式物体検出装置は、超音波送受用の超音波素子3
と、この超音波素子3より所定の間隔をおいて超
音波信号を送信する超音波送信回路2,4と、送
信された超音波が検出物体で反射され、戻つてく
る反射波を前記超音波素子3を経て受信する超音
波受信回路5,6と、前記超音波信号の送信後の
予じめ定める時間後の所定時間だけ開かれ、所定
時間内に受信される反射波を導出するゲート回路
14と、前記超音波信号の送信後から前記ゲート
回路14が開かれるまでの間に反射波が受信され
たことを検出する検出手段11,7と、この検出
手段11,7の検出出力を記憶する記憶手段13
と、この記憶手段13の出力で以後前記ゲート回
路14の出力を禁止する手段12とを備えてい
る。
この考案の超音波式物体検出装置によれば、第
2回目の反射波が、送信後の予じめ定める時間後
の所定時間に、受信されるような場合には、第1
回目の反射波は、ゲート回路14が開かれる以前
に反射波が、受信されたことを検出する手段1
1,7によつて検出され、さらに、この検出手段
11,7の検出出力が記憶手段13で記憶され、
この記憶手段13の出力で以後のゲート回路14
の出力が禁止されるので、第2回目の反射波はゲ
ート回路14より出力されず、したがつて、検出
物体が、所定範囲内にあるとする検出出力信号が
導出されないから、誤検出の発生を防止できる。
(ホ) 実施例の説明 以下、図面に示す実施例によりこの考案をさら
に詳細に説明する。
第2図は、この考案の一実施例を示す超音波式
物体検出装置の回路ブロツク図である。同図にお
いて、1は超音波素子3に加える振動信号を発生
する発振器である。発振器1の発振信号はゲート
回路2を介して超音波素子3に加えられる。もつ
ともゲート回路2は、送波周期決定パルス発生器
4より加えられるパルス信号により開かれ、この
パルス信号が印加されている間のみ、発振器1の
発振信号が超音波素子3に加えられる。したがつ
て超音波素子3は送波周期決定パルス発生器4よ
り出力されるパルスの幅期間だけ送信信号を出力
し、かつパルス信号の繰り返し周期に応じて、送
信信号を繰り返し出力する。
超音波素子3より送信された超音波信号は検出
物体で反射され、戻つてきた反射波が超音波素子
3で受信され、増幅回路5で増幅され、波形整形
回路6で整形されて、その出力はアンドゲート回
路7の入力の一端に加えられるように接続されて
いる。
8は、検出物体がどの範囲に接近した時、検出
出力を出力するかを設定するための設定器であ
る。設定器8の設定は、超音波素子3から送信信
号が出力されてからの時間がデジタル的に設定さ
れる。9は時間計数用のクロツク信号発生器、1
0はクロツク信号発生器9よりのクロツク信号を
受けて計数するBCDカウンタ、11は設定器8
の設定値AとBCDカウンタ10の出力Bを比較
するデジタルコンパレータである。コンパレータ
11はA=Bでハイ(H)となる出力信号Yを、
禁止ゲート回路12の入力端に加え、A>Bとな
るとハイとなる出力信号Xをアンドゲート回路7
の入力の他端に加えるようになつている。
13は、アンドゲート回路7の出力を受けてセ
ツトされ、送波周期決定パルス発生器4よりのパ
ルス信号でリセツトされるフリツプフロツプ回路
である。このフリツプフロツプ回路13のセツト
出力は禁止ゲート回路12の禁止入力端に接続さ
れている。禁止ゲート回路12の出力端はアンド
ゲート回路14の入力の一端に接続され、アンド
ゲート回路14の入力の他端には、波形整形回路
6よりの受信信号が入力されるようになつてい
る。15は検出物体の検出信号出力端子であつ
て、検出物体が所定の範囲に近接した時にハイ信
号が出力される。
次に第3図に示すタイムチヤートを参照して第
2図に示した実施例回路の動作について説明す
る。
第3図において、Tは超音波素子3より出力さ
れる送信信号であり、一定の周期でT1,T2,…
…と繰り返し出力される。またG1〜G8は送信信
号T1よりの経過時間帯を示している。これらの
時間帯G1〜G8の1つが設定器8で設定される。
この設定器8で設定される時間帯に、検出物体で
反射されて戻つてくる反射波が受信されると、検
出物体は設定した距離範囲内にあるとして、出力
端子15より検出信号が導出される。
今、たとえば設定器8をG5に設定すると、こ
の設定値G5がコンパレータ11に信号Aとして
加えられ、コンパレータ11でカウンタ10の計
数出力と比較される。送信信号T1の出力直後の
G1のタイミングでは、カウンタ10の計数出力
BはG1に対応する値であり、したがつてA>B
であり、コンパレータ11よりアンドゲート回路
7に加えられる信号Xがハイとなる(第3図のX
参照)。この状態はG4のタイミングまで連続す
る。しかしG5のタイミングになると設定値Aと
カウンタ10の計数出力値Bは等しくなり、ここ
でコンパレータ11より禁止ゲート回路12の入
力に加えられる信号Y(第3図のY参照)がハイ
となる。この信号Yがハイとなるタイミングに、
第1回目の反射波が受信されると、超音波素子
3、増幅回路5及び波形整形回路6を経て受信信
号RV(第3図のRV1参照)がアンドゲート回路
7と14の入力端に加えられる。しかし信号Xが
ローなのでアンドゲート回路7の出力にはハイと
ならず、しかも信号Yがハイとなつたタイミング
に受信信号RVが得られたものであるから、フリ
ツプフロツプ回路13はリセツトされたままであ
り、したがつて禁止ゲート回路12には禁止がか
からず、信号Yはそのまま禁止ゲート回路12を
介して、アンドゲート回路14の入力の一端に加
えられている。したがつてアンドゲート回路14
の入力の他端に加えられる受信信号RVは出力端
子15に出力信号OU(第3図のOU参照)として
導出される。この出力信号OUは、検出物体が設
定した距離内にすなわち正規ゾーンに現われたこ
とを示す信号である。
他方、検出物体が接近し過ぎて、上記信号Yが
ハイとなるタイミングに第2回目の反射波が受信
されると、この場合は、アンドゲート回路14が
閉じられ、出力端子15からは、検出信号OUが
出力されない。この場合、第3図のRV2に示すよ
うに、設定器8の設定値に対応するタイミング
G5よりも以前のタイミング(たとえばG2)に第
1回目の反射波が受信されており、この受信信号
が波形整形回路6を経てアンドゲート回路7の入
力の一端に加えられる。一方G2のタイミングで
は信号Xがハイなので、アンドゲート回路7の出
力にはハイ信号(第3図のS参照)が導出され、
この信号によつてフリツプフロツプ回路13がセ
ツトされる(第3図のQ参照)。このセツト出力
Qは禁止ゲート回路12を禁止する。しかもフリ
ツプフロツプ回路13は次の送信パルスでリセツ
トされるため、それまでセツト出力はハイのまま
であり、設定タイミングG5も含めて、アンドゲ
ート回路14を閉じる。このためG5のタイミン
グに第2回目の反射波が受信されても、この受信
信号は禁止され、検出信号として出力されない。
したがつて第2回目の反射波の受信信号が存在し
てもこれによる誤検知を回避できる。
第4図は、この考案の他の実施例を示す超音波
式物体検出装置の一部回路図である。同図におい
て第2図に示したものと同一参照番号を付したも
のは同一のものを示している。第2図に示す実施
例と相違する点は、設定器8とコンパレータ11
間に、禁止ゲート17を設け、設定器で、設定さ
れるタイミングより以前に反射波が受信される
と、すなわち信号Xと受信信号RVがハイとなる
と、フリツプフロツプ回路13をセツトし、この
セツト出力で禁止ゲート回路17に禁止をかけ、
コンパレータ11には設定値A=0の信号が入力
されるようにし、これにより、以後信号Yがハイ
とならないようにしている。信号Yがハイとなら
ないので、アンドゲート回路16は開かれず、し
たがつて第2回目の反射波が受信されても、出力
端子15に導出されない。またこの実施例では、
フリツプフロツプ回路13のセツト出力により、
設定値が0となるようにしているが、設定値を0
とすることに代えて、通常設定器で設定可能な設
定値を越える値(実施例ではG9以上)にしても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の超音波式物体検出装置の問題
点を説明するためのタイムチヤート、第2図はこ
の考案の一実施例を示す超音波式物体検出装置の
回路ブロツク図、第3図は同超音波式物体検出装
置の動作を説明するためのタイムチヤート、第4
図はこの考案の他の実施例を示す超音波式物体検
出装置の一部の回路ブロツク図である。 1:発振器、2:ゲート回路、3:超音波素
子、4:送波周期決定パルス発生器、5:増幅回
路、6:波形整形回路、7,14,16:アンド
ゲート回路、8:設定器、9:クロツク信号発生
器、10:BCDカウンタ、11:デジタルコン
パレータ、12,17:禁止ゲート回路、13:
フリツプフロツプ回路、15:出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波送受用の超音波素子3と、この超音波素
    子3より所定の間隔をおいて超音波信号を送信す
    る超音波送信回路2,4と、送信された超音波が
    検出物体で反射され、戻つてくる反射波を前記超
    音波素子3を経て受信する超音波受信回路5,6
    と、前記超音波信号の送信後の予じめ定める時間
    後の所定時間だけ開かれ、所定時間内に受信され
    る反射波を導出するゲート回路14と、前記超音
    波信号の送信後から前記ゲート回路14が開かれ
    るまでの間に反射波が受信されたことを検出する
    検出手段11,7と、この検出手段11,7の検
    出出力を記憶する記憶手段13と、この記憶手段
    13の出力で以後前記ゲート回路14の出力を禁
    止する手段12とよりなる超音波物体検出装置。
JP7191383U 1983-05-13 1983-05-13 超音波式物体検出装置 Granted JPS59176982U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7191383U JPS59176982U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 超音波式物体検出装置

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JP7191383U JPS59176982U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 超音波式物体検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59176982U JPS59176982U (ja) 1984-11-27
JPH0134135Y2 true JPH0134135Y2 (ja) 1989-10-17

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ID=30202067

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JP7191383U Granted JPS59176982U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 超音波式物体検出装置

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JP (1) JPS59176982U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116481A (ja) * 1974-07-31 1976-02-09 Matsushita Electric Works Ltd Choonpaparususuitsuchi
JPS5619943A (en) * 1979-07-27 1981-02-25 Hitachi Ltd Inserting method of pipe and its device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848634Y2 (ja) * 1979-02-26 1983-11-07 オムロン株式会社 超音波式物体検知装置

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JPS59176982U (ja) 1984-11-27

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