JPH0133924Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133924Y2 JPH0133924Y2 JP20395483U JP20395483U JPH0133924Y2 JP H0133924 Y2 JPH0133924 Y2 JP H0133924Y2 JP 20395483 U JP20395483 U JP 20395483U JP 20395483 U JP20395483 U JP 20395483U JP H0133924 Y2 JPH0133924 Y2 JP H0133924Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wick
- core
- return pin
- pin
- combustion
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 claims description 11
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 15
- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000703 anti-shock Effects 0.000 description 2
- 229910002091 carbon monoxide Inorganic materials 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は不完全燃焼を防止するために芯の上下
移動の範囲を限定するようにした石油ストーブの
芯上下機構に関する。
移動の範囲を限定するようにした石油ストーブの
芯上下機構に関する。
背景技術
石油ストーブは第１図に示すように、芯案内筒
１１と芯外筒１２との間隙に保持される芯１の裾
が燃料タンク１３内の灯油に浸たされ、芯１を芯
案内筒１１の上部の芯案内筒上板１４より上に出
し点火し、芯１を通る灯油を燃焼させる。従来操
作つまみ４の回動によつて芯１を上下させる芯上
下機構は、第２図のように芯外筒１２に固定され
るラツク２と噛合しているピニオン３を一端に、
操作つまみ４を他端に固着し、また中央部に放射
状方向に戻しピン５を突設する操作軸６により構
成されている。また操作軸６の外周で回動する円
筒９は戻しピン５と接し、側面よりピン７を突出
させた対震自動消火用つめ車８を固着し、つる巻
ばね１５で常に矢印Ａの方向に付勢されていると
ともに、対震自動消火用歯車８は対震装置のスト
ツパ１６にて回動が阻止されている。
１１と芯外筒１２との間隙に保持される芯１の裾
が燃料タンク１３内の灯油に浸たされ、芯１を芯
案内筒１１の上部の芯案内筒上板１４より上に出
し点火し、芯１を通る灯油を燃焼させる。従来操
作つまみ４の回動によつて芯１を上下させる芯上
下機構は、第２図のように芯外筒１２に固定され
るラツク２と噛合しているピニオン３を一端に、
操作つまみ４を他端に固着し、また中央部に放射
状方向に戻しピン５を突設する操作軸６により構
成されている。また操作軸６の外周で回動する円
筒９は戻しピン５と接し、側面よりピン７を突出
させた対震自動消火用つめ車８を固着し、つる巻
ばね１５で常に矢印Ａの方向に付勢されていると
ともに、対震自動消火用歯車８は対震装置のスト
ツパ１６にて回動が阻止されている。
この種のストーブにおいて、操作軸６を回動し
芯１を下げるとき、操作軸６を充分回動せず、芯
案内筒上板１４のわずか下の位置に止めると消火
せず燃焼状態を持続し、過少燃焼のため不完全燃
焼となり、一酸化炭素を発生し周囲環境を汚染す
る欠点があり、人間に傷害を与える。また過少燃
焼は芯案内筒１１と外筒１２との上部にタールを
付着させて燃焼効率を低下させ、さらに不完全燃
焼を誘発させる欠点がある。
芯１を下げるとき、操作軸６を充分回動せず、芯
案内筒上板１４のわずか下の位置に止めると消火
せず燃焼状態を持続し、過少燃焼のため不完全燃
焼となり、一酸化炭素を発生し周囲環境を汚染す
る欠点があり、人間に傷害を与える。また過少燃
焼は芯案内筒１１と外筒１２との上部にタールを
付着させて燃焼効率を低下させ、さらに不完全燃
焼を誘発させる欠点がある。
考案の開示
本考案の目的は従来のかかる欠点を除き、芯１
の降下を少くとも芯案内筒上板１４以上の位置に
とめるよう操作つまみ４の回動を制限し、芯１の
上下範囲を規定し、誤操作にともなう過少燃焼を
防止する石油ストーブの芯上下機構を提供するに
ある。
の降下を少くとも芯案内筒上板１４以上の位置に
とめるよう操作つまみ４の回動を制限し、芯１の
上下範囲を規定し、誤操作にともなう過少燃焼を
防止する石油ストーブの芯上下機構を提供するに
ある。
本考案の構成について述べると、本考案は、芯
上下用ラツク２と噛合するピニオン３を一端に、
操作つまみ４を他端に固着し、中央部分に放射状
方向に戻しピン５を突設する操作軸６の外周を回
動し、側面にピン７を突設する対震自動消火用つ
め車８を固着する円筒９に、ピン７と接触する戻
しピン５を貫通させる長孔を周囲に沿つて設けて
なる石油ストーブの芯上下機構である。
上下用ラツク２と噛合するピニオン３を一端に、
操作つまみ４を他端に固着し、中央部分に放射状
方向に戻しピン５を突設する操作軸６の外周を回
動し、側面にピン７を突設する対震自動消火用つ
め車８を固着する円筒９に、ピン７と接触する戻
しピン５を貫通させる長孔を周囲に沿つて設けて
なる石油ストーブの芯上下機構である。
本考案の効果としては、円筒９に設けられた長
孔により戻しピン５の回動が制限されるので、芯
１の下降を制限し、芯１を芯案内筒上板１４以下
に下げないので、過少燃焼を生ずることなく、一
酸化炭素の発生、タールの付着を防止できること
である。
孔により戻しピン５の回動が制限されるので、芯
１の下降を制限し、芯１を芯案内筒上板１４以下
に下げないので、過少燃焼を生ずることなく、一
酸化炭素の発生、タールの付着を防止できること
である。
考案を実施するための最良の形態
つぎに本考案の石油ストーブの芯上下機構の実
施例について図面を参照して説明する。
施例について図面を参照して説明する。
本考案の実施例は第３図に示すように、芯１と
結合するラツク２と噛合するピニオン３の回動を
操作つまみ４から伝達する操作軸６の周囲に外設
されて回動する円筒９に対震自動消火用つめ車８
が固着されている。またこの円筒９に円周方向を
長径とする長楕円形の長孔１０を貫設し、操作軸
６より放射状方向に突設されている戻しピン５を
貫通させる。また円筒９は対震自動消火用歯車８
の側面に突設されているピン７と戻しピン５とは
接し、ばね１５によつて矢印の方向に付勢される
とともに、対震装置のストツパ１６によつて回動
が阻止されている。
結合するラツク２と噛合するピニオン３の回動を
操作つまみ４から伝達する操作軸６の周囲に外設
されて回動する円筒９に対震自動消火用つめ車８
が固着されている。またこの円筒９に円周方向を
長径とする長楕円形の長孔１０を貫設し、操作軸
６より放射状方向に突設されている戻しピン５を
貫通させる。また円筒９は対震自動消火用歯車８
の側面に突設されているピン７と戻しピン５とは
接し、ばね１５によつて矢印の方向に付勢される
とともに、対震装置のストツパ１６によつて回動
が阻止されている。
いま芯１が芯案内筒上板１４より上で燃焼して
いるとき、操作つまみ４を消火の方向に回動する
ときは、操作軸６はストツパ１６によつて回動が
阻止されている円筒９の長孔１０を貫設する戻し
ピン５によつて回動が止められる。この長孔１０
の長さを芯１が燃焼位置から芯案内筒上板１４上
にあるまでの範囲となるように規定すると、芯１
は芯案内筒上板１４以下に下ることはなく、燃焼
を継続する。したがつて過少燃焼とならず、不完
全燃焼もなく、また芯１が芯案内筒上板１４以下
とならないので、芯案内筒１１の上部へのタール
の付着を防止することができる。なお完全に消火
する際は、ストツパ１６を耐震自動消火用のつめ
車８から離脱させ、ピン７がばね１５の付勢によ
つて戻しピン５を押し、操作軸６を回動させれば
よい。
いるとき、操作つまみ４を消火の方向に回動する
ときは、操作軸６はストツパ１６によつて回動が
阻止されている円筒９の長孔１０を貫設する戻し
ピン５によつて回動が止められる。この長孔１０
の長さを芯１が燃焼位置から芯案内筒上板１４上
にあるまでの範囲となるように規定すると、芯１
は芯案内筒上板１４以下に下ることはなく、燃焼
を継続する。したがつて過少燃焼とならず、不完
全燃焼もなく、また芯１が芯案内筒上板１４以下
とならないので、芯案内筒１１の上部へのタール
の付着を防止することができる。なお完全に消火
する際は、ストツパ１６を耐震自動消火用のつめ
車８から離脱させ、ピン７がばね１５の付勢によ
つて戻しピン５を押し、操作軸６を回動させれば
よい。
以上に述べたように、本考案によれば、円筒９
に貫設する長孔１０に戻しピン５を貫通させるこ
とによつて、芯１の上下範囲を制限し、未然に不
完全燃焼と、石油ストーブのタールの付着を防止
でき、石油ストーブの使用時の安全を保持でき、
耐用年の延長もはかられる。
に貫設する長孔１０に戻しピン５を貫通させるこ
とによつて、芯１の上下範囲を制限し、未然に不
完全燃焼と、石油ストーブのタールの付着を防止
でき、石油ストーブの使用時の安全を保持でき、
耐用年の延長もはかられる。
第１図は一般の石油ストーブの燃焼部分を示す
縦断面略図、第２図は従来の石油ストーブの芯上
下機構の構造を示す斜視図、第３図は本考案によ
る石油ストーブの芯上下機構の実施例の構造を示
す斜視図である。なお図面に記載の記号は下記の
ものを示す。 １……芯、２……ラツク、３……ピニオン、４
……操作つまみ、５……戻しピン、６……操作
軸、７……ピン、８……対震自動消火用つめ車、
９……円筒、１０……長孔、１１……芯案内筒、
１２……芯外筒、１３……燃焼タンク、１４……
芯案内筒上板、１５……ばね、１６……ストツ
パ。
縦断面略図、第２図は従来の石油ストーブの芯上
下機構の構造を示す斜視図、第３図は本考案によ
る石油ストーブの芯上下機構の実施例の構造を示
す斜視図である。なお図面に記載の記号は下記の
ものを示す。 １……芯、２……ラツク、３……ピニオン、４
……操作つまみ、５……戻しピン、６……操作
軸、７……ピン、８……対震自動消火用つめ車、
９……円筒、１０……長孔、１１……芯案内筒、
１２……芯外筒、１３……燃焼タンク、１４……
芯案内筒上板、１５……ばね、１６……ストツ
パ。
Claims (1)
- 一端に芯に結合するラツクに噛合するピニオン
と、他端に操作つまみとを取りつけ、中間に放射
状方向に突出する戻しピンを突設する芯上下用の
操作軸の周囲に外設回動し、側面に前記戻しピン
と接するピンを突設する対震自動消火用歯車を固
着する円筒に、前記戻しピンを貫通する円周方向
を長径とする長孔を貫設してなる石油ストーブの
芯上下機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20395483U JPS60111816U (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 石油スト−ブの芯上下機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20395483U JPS60111816U (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 石油スト−ブの芯上下機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60111816U JPS60111816U (ja) | 1985-07-29 |
| JPH0133924Y2 true JPH0133924Y2 (ja) | 1989-10-16 |
Family
ID=30766357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20395483U Granted JPS60111816U (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 石油スト−ブの芯上下機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60111816U (ja) |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP20395483U patent/JPS60111816U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60111816U (ja) | 1985-07-29 |
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