JPH0133450Y2 - - Google Patents

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JPH0133450Y2
JPH0133450Y2 JP1982099732U JP9973282U JPH0133450Y2 JP H0133450 Y2 JPH0133450 Y2 JP H0133450Y2 JP 1982099732 U JP1982099732 U JP 1982099732U JP 9973282 U JP9973282 U JP 9973282U JP H0133450 Y2 JPH0133450 Y2 JP H0133450Y2
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JP
Japan
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bag
pressure member
soft pressure
presser
enoki
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JP1982099732U
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JPS593805U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この出願の考案は、きのこ類たとえばエノキ茸
などの包装装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にこの種の包装装置としては、たとえばポ
リエチレン製などの可撓性材料によつて形成され
た袋内にエノキ茸を収納し、袋内の余分な空気を
排除して脱気し、この脱気完了後に袋口を縛るか
あるいは加熱溶着して密封するようにしている。
すなわち、脱気しない場合においては、袋内に
空気分が多く入つていると外観的な包装状態の体
裁が悪く、エノキ茸が袋内で浮動して傷みを誘発
するなどの問題が生じ、また輸送中あるいは販売
中に押圧されて袋が破損するなどの問題が生じや
すく商品価値を下げる原因となるため、通常の場
合においては包装袋内の空気分を脱気するように
している。
この場合、エノキ茸を収納した袋から脱気する
手段としては真空吸引方式あるいは下底面を凹曲
面とした弾性押圧子を袋の上方から軟圧して空気
を排除する方法または回転ローラで袋を押圧する
方法などがある。
しかしながら真空吸引方式はエノキ茸に傷がつ
きにくいため最も好適であるが包装装置の構造が
複雑になり大型化し、高価なものとなつて経済的
なメリツトがないため、たとえば本願出願人が先
に提案した実開昭53−25872号公報などで知られ
ているように弾性押圧子によつてエノキ茸の袋を
軟圧して空気を排除する手段が広く採用されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述したエノキ茸を軟圧して袋内の空
気を排除する脱気装置においては、袋内のエノキ
茸の傘の部分や茎の部分を全体的に均一な押圧力
により圧接し、袋内の空気を除くようにしている
ため、太くなつているエノキ茸の傘の部分を押し
つぶしてしまう場合があり、商品価値を下げてし
まうという欠点がある。
この考案は従来知られている包装装置における
脱気装置の欠点を改良する目的でなされたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために本考案は、エノキ茸
などのきのこ類を収納した袋を載せる受板を形成
し、この受板の上方に受板に向かつて進退可能な
押圧子を配設するとともに、この押圧子の下面に
弾力性を有する軟圧部材を止着し、この軟圧部材
には少なくとも上記きのこ類の傘側を押圧する箇
所が他の部分に比較して柔軟性に富むよう設定す
ることにより、受板側に向かつて押圧子を作動さ
せて軟圧部材による袋内の空気の排除の際エノキ
茸の傘部分を傷めることなく簡単に脱気を行うよ
うにしたものである。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいてこの考案の一実施例を
詳しく説明する。
第1図から第4図は、きのこ類たとえばエノキ
茸などの包装装置の脱気装置を示すもので、その
包装装置の本体基板1側に半円筒状の受板2が配
設され、この受板2の上方には押圧子3が配設さ
れ、この押圧子3の下方内面側には段差による凹
部4が形成されている。
また上記押圧子3の下方内面側にはスポンジな
どの弾力性を有する軟圧部材5が止着されてお
り、この場合、上記押圧子3の凹部4にほぼ沿つ
た形状に軟圧部材5が形成され、押圧子3の凹部
4箇所に位置した軟圧部材5の肉厚寸法Lは、凹
部4箇所以外に位置した軟圧部材5の肉厚寸法l
より厚く形成されている。
また上記押圧子3は上記本体基板1に設置した
エアーシリンダー6のピストン7に連結され、上
記受板2に向かつて進退可能に形成されている。
また押圧子3には上記エアーシリンダー6のピス
トン7の進退方向に沿つてガイド棒8が立設形成
され、このガイド棒8を上記本体基板1に形成し
た孔9に挿入し、この孔9から突き出たガイド棒
8の端部側にストローク調整片10がビス11な
どを介して固定されている。
また、エノキ茸12を収納する袋13はポリエ
チレン製などの可撓性材料によつて形成されてい
る。
上記構成において、その作動を説明する。ま
ず、包装装置の一連の動作によつて袋13内にエ
ノキ茸12が収納され、その袋13が受板2上に
載せられると、受板2の上方に配設された押圧子
3がエアーシリンダー6のピストン7の動きに連
動して受板2に向かつて前進移動する。
この前進動作に伴つて、上記押圧子3の下方内
面側に止着された弾力性を有する軟圧部材5がエ
ノキ茸12を収納した袋13に接触する。続いて
ピストン7がさらに下降すると押圧子3側の軟圧
部材5が袋13を圧接しながらエノキ茸12の収
納形態に沿つて収縮し、袋13内の空気を袋口か
ら排除する。このとき、エアーシリンダー6のピ
ストン7の動作ストローク、すなわち押圧子3の
押圧動作ストロークはガイド棒8に固定したスト
ローク調整片10が包装装置の本体基板1に当接
する位置によつて決定される。
従つて、ストローク調整片10が本体基板1に
当接規制される位置、すなわち受板2に向かつて
押圧子3が最終下降位置に達したとき、軟圧部材
5によつて袋13を押し付けて袋13内の空気を
袋口から排出することができるとともに、軟圧部
材5によつてエノキ茸12を柔らかく押し付ける
ことができる すなわち、エノキ茸12を押し付ける際、軟圧
部材5がエノキ茸12と袋13側を圧縮して変す
る。この変形分がエノキ茸12と袋13側に加わ
る圧縮圧力として作用するが、押圧子3の凹部4
箇所に配設した軟圧部材5の肉厚寸法Lを他の軟
圧部材5の肉厚寸法lより厚く形成し、上記押圧
子3に形成した凹部4側にエノキ茸12の嵩張る
傘部分を配置することにより、嵩張つたエノキ茸
12の傘部分に加わる圧縮荷重が柔らかく厚く形
成した肉厚寸法Lの軟圧部材5によつて吸収する
ことができ、これによりエノキ茸12を傷めるこ
となく袋13内の脱気を確実に行うことができ
る。
また第5図はこの考案の第二実施例を示すもの
で、ここでは、エノキ茸12を収納した袋13を
載せる受板2の上方に押圧子3を配設し、この押
圧子3の下方内面側にスポンジなどの弾力性を有
する軟圧部材50を止着している。この場合、上
記軟圧部材50は二分割に形成され、一方の軟圧
部材50Aは他方の軟圧部材50Bに比べて柔ら
かく形成されている。
従つて、上記構成における作動を説明すると、
まずエノキ茸12を収納した袋13をエノキ茸1
2の傘部分が上記柔軟性に富んだ軟圧部材50A
の下方側に位置するように受板2上に載せる。続
いて受板2の上方に配設された押圧子3がエアー
シリンダー6のピストン7の動きに連動して受板
2側に向かつて前進移動する。
この前進動作に伴つて、上記押圧子3の下方内
面側に止着した軟圧部材50A・50Bがエノキ
茸12を収納した袋13に接触する。続いてピス
トン7がさらに下降すると押圧子3側の各軟圧部
材50A.50Bが袋13内の空気を袋口から排
除しながらエノキ茸12の収納形態に沿つて収縮
する。
このとき、エノキ茸12を押し付ける際、エノ
キ茸12の嵩張つた傘部分を柔軟性に富んだ軟圧
部材50A側に配置することにより、エノキ茸1
2の傘部分に加わる圧縮荷重を小さくおさえるこ
とができ、これによりエノキ茸12を傷めること
なく袋13内の脱気を簡単に行うことができる。
なお、図示しないが、軟圧部材の一部分に空洞
部を設け、この胴洞部によつて、軟圧部材自体の
柔軟性を柔らげるよう形成しても、上述した実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
〔考案の効果〕 本考案は、エノキ茸などのきのこ類を収納した
袋を載せる受板を形成し、この受板の上方に受板
に向かつて進退可能な押圧子を配設するととも
に、この押圧子の下面に弾力性を有する軟圧部材
を止着し、この軟圧部材には少なくとも上記きの
こ類の傘部分を押圧する箇所が他の部分に比較し
て柔軟性に富むよう設定することにより、エノキ
茸などのきのこ類を傷めることなく簡便にして袋
内の空気を良好に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部を断面
で表した正面図、第2図は第1図の要部側断面
図、第3図は動作説明のための正面から見た断面
図、第4図は第3図の動作状態を示した断面図、
第5図はこの考案の第二実施例を示した断面図で
ある。 1……本体基板、2……受板、3……押圧子、
4……凹部、5,50,50A,50B……軟圧
部材、6……エアーシリンダー、7……ピスト
ン、8……ガイド棒、9……孔、10……ストロ
ーク調整片、、12……エノキ茸、13……袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エノキ茸などのきのこ類を収納した袋を載せる
    受板を形成し、この受板の上方に受板に向かつて
    進退可能な押圧子を配設するとともに、この押圧
    子の下面に弾力性を有する軟圧部材を止着し、こ
    の軟圧部材には少なくとも上記きのこ類の傘部分
    を押圧する箇所が他の部分に比較して柔軟性に富
    むよう設定したことを特徴とする包装装置におけ
    る脱気装置。
JP9973282U 1982-06-30 1982-06-30 包装装置における脱気装置 Granted JPS593805U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9973282U JPS593805U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 包装装置における脱気装置

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JP9973282U JPS593805U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 包装装置における脱気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS593805U JPS593805U (ja) 1984-01-11
JPH0133450Y2 true JPH0133450Y2 (ja) 1989-10-11

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ID=30236226

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JP9973282U Granted JPS593805U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 包装装置における脱気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095206A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Daisey Machinery Co Ltd ばらものパンの整列包装方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325872B2 (ja) * 1974-04-19 1978-07-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845204Y2 (ja) * 1976-08-07 1983-10-14 日本精機株式会社 エノキ茸自動包装装置

Patent Citations (1)

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JPS5325872B2 (ja) * 1974-04-19 1978-07-29

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JPS593805U (ja) 1984-01-11

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