JPH0132472Y2 - - Google Patents

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JPH0132472Y2
JPH0132472Y2 JP20509983U JP20509983U JPH0132472Y2 JP H0132472 Y2 JPH0132472 Y2 JP H0132472Y2 JP 20509983 U JP20509983 U JP 20509983U JP 20509983 U JP20509983 U JP 20509983U JP H0132472 Y2 JPH0132472 Y2 JP H0132472Y2
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は低音用スピーカと、中音用スピーカ
と、高音用スピーカとを有する複合型スピーカ、
特に車載用の複合型スピーカの改良に関する。
従来の、この種の複合型スピーカとして第1図
で示すものがあつた。図面において、Aは低音用
スピーカで、BはマグネツトB1とヨークB2とプ
レートB3とで構成された第1磁気回路である。
Cは低音用振動板で、その外周はエツジDを介し
て第1フレームEに連結されており、低音用振動
板Cの中心部にはボイスコイルFが固着されてい
る。そして、このボイスコイルFは上記のヨーク
B2とプレートB3とで形成された磁気ギヤツプ内
に配置されている。G1は上記のボイスコイルF
の固着部分と第1フレームEとの間に配置された
第1ダンパである。G2は低音用振動板Cから後
述のスペーサHに向かつて高くなるように傾斜さ
せた第2ダンパである。
Hはスペーサで、このスペーサHは前記の磁気
回路Bを構成するヨークB2のセンターボールの
上面中心に、磁気回路Bの裏面から挿入したネジ
Iによつて固定されている。そして、このスペー
サHの上面には、中音用スピーカJと高音用スピ
ーカKとが、同一平面上で並列状態に固定されて
いる。即ち、中音用スピーカJは、同スピーカJ
の第2磁気回路Lに螺合したネジMによつて固定
され、高音用スピーカKは同スピーカKの第3磁
気回路Nを接着剤によつて固着している。
上記の中音用スピーカJの第2磁気回路Lはマ
グネツトL1とヨークL2とプレートL3とで構成さ
れており、そのヨークL2とプレートL3とで構成
された磁気ギヤツプ内に配置されたボイスコイル
Oには、中音用振動板Pの中心部が固定され、こ
の中音用振動板Pの外周部はエツジを介して第2
フレームQに連結されている。
また、高音用スピーカKの第3磁気回路Nはマ
グネツトN1とヨークN2とで構成されており、こ
のマグネツトN1とヨークN2とで形成された磁気
ギヤツプ内にはドーム形状である高音用振動板R
のボイスコイルSが配置されている。Tはエツジ
ダンパで、Uはイコライザ、Vはホーン、Wは第
3フレームである。
Xは第1フレームの外周部に嵌着するキヤツプ
で、該キヤツプXにはキヤツプXが第1フレーム
の外周部に嵌着されたときに、低音用振動板Cを
覆うような防塵布Yと防護ネツトZとが取り付け
られている。
ここで、車載用の複合型スピーカの指向性を考
えた場合、中音用スピーカと高音用スピーカとは
傾けて最短距離で運転者の耳に届くように配置す
るのが最良の方法である。
しかし、上述したように従来の複合型スピーカ
では、同スピーカを車輌にセツトした場合、中音
用スピーカJと高音用スピーカKの音軸は、聴取
者(運転者)の方に向いていないので、周波数特
性が一様ではなく、特に高音域の劣化及び、中音
と高音の反射による歪となつてしまうという欠点
があつた。
そこで、この欠点を解決する従来例として第2
図、第3図、第4図で示すものが考案されてい
る。まず、第2図で示すものは低音用スピーカA
の開口部の周縁に中高音用スピーカBを取り付け
たものである。また、第3図のものは同じく低音
用スピーカAの開口部の周縁に中高音用スピーカ
Bを取り付けるのであるが、この中高音用スピー
カBは低音用振動板Cの方に倒すことができるよ
うに構成されている。第4図の構成は低音用スピ
ーカAの一側に中高音用スピーカBを倒立、自在
に配置したものである。
しかしながら、上記の3種のスピーカユニツト
は、いづれも低音用スピーカAの同軸上に中高音
用スピーカBが配置されていないので、音像の定
位が悪くなり、音がぼけてしまうという欠点があ
つた。
本考案は上記のような欠点を解決するために成
されたもので、低音用スピーカと中音用スピーカ
と高音用スピーカとを有する複合型スピーカにお
いて、低音用スピーカの同軸上に中音用スピーカ
と高音用スピーカとを所定の傾斜角度で載置固定
するスペーサを有し、このスペーサを中音用スピ
ーカと高音用スピーカとの音軸間の略半分の位置
に低音用スピーカの音軸がくるようにし、かつ高
音用スピーカを中音用スピーカより突出するよう
に構成することによつて、低音用スピーカ、中音
用スピーカ及び高音用スピーカと、聴取者との音
源の距離を一致させて、音像を定位させることを
目的とした複合型スピーカを提供するにある。
以下、本考案を図面の実施例に基づいて説明す
る。第5図は本考案に係る複合型スピーカの正面
図で、第6図は同側面図、第7図は同従断面図、
第8図は同複合型スピーカの構成部品を示す斜視
図、第9図は第8図の矢印方向からみた平面図で
ある。
上記の図面において、1は低音用スピーカ、2
は該低音用スピーカ1の第1磁気回路で、マグネ
ツト3とヨーク4とプレート5とで構成されてい
る。また、第1磁気回路2の中央にはネジ6を挿
入する穴7が開口されている。8は低音用振動板
で、そのネツクにはボイスコイル9が固着され、
このボイスコイル9は上記のヨーク4とプレート
5とで形成された磁気ギヤツプ内に配置されてい
る。また、低音用振動板8の外周はエツジ10を
介して第1フレーム11に連結されている。12
はダンパで、上記のボイスコイル9の固着部分と
第1フレーム11との間に配置されている。
13は中音用スピーカ、14は該中音用スピー
カ13の第2磁気回路で、マグネツト15とヨー
ク16とプレート17とで構成されている。18
は中音用振動板で、そのネツクにはボイスコイル
19が固着され、ボイスコイル19は上記のヨー
ク16とプレート17とで形成された磁気ギヤツ
プ内に配置されている。また、中音用振動板18
の外周はエツジ20を介して第2フレーム21に
取り付けられている。22は防塵キヤツプであ
る。
23は高音用スピーカ、24は該高音用スピー
カ23の第3磁気回路で、マグネツト25とヨー
ク26とで構成されている。27は高音用振動板
で、そのネツクにはボイスコイル28が固着さ
れ、このボイスコイル28は上記のマグネツト2
5とヨーク26とで形成された磁気ギヤツプ内に
配置されている。また、高音用振動板27の外周
はエツジを介して第3フレーム29に取り付けら
れている。30はダンパ、31は防塵キヤツプで
ある。
32は第1スペーサで、この第1スペーサ32
の中心には前記のネジ6が挿入される穴33が形
成されている。また、第1スペーサ32の下面中
央には、第1磁気回路2を構成するヨーク4のセ
ンターボールの上面中央に形成された凹部34に
嵌合自在な凸部35が突設されている。更に、第
1スペーサ32の上面には円筒部36が形成され
ており、この円筒部36を形成する周壁の上面の
内側には、突条部37が周設されている。
38は縦断面形状が略T形状の第2スペーサ
で、該第2スペーサ38の内部中央には、前記の
ネジ6が螺合自在なナツト39が埋設されてい
る。また第2スペーサ38の上面には、中心軸の
左右に中音用スピーカ13の第2磁気回路14と
高音用スピーカ23の第3磁気回路24と夫々取
り付けるための取付面40,41が形成されてい
る。そして、この両取付面40,41は、中心軸
に対して所定の角度をもつた傾斜面に形成されて
いると共に、両取付面40,41は高音用スピー
カ23と中音用スピーカ13を取り付けたとき、
高音用スピーカ23が中音用スピーカ13より突
出するように構成されている。また、両取付面4
0,41は後述するように第2スペーサ38を第
1磁気回路2を構成するヨーク4のセンターポー
ル上に固定したときに、両取付面40,41の中
心距離の略1/2の位置に低音用スピーカ1の中心
軸がくるように設定されている。なお、ここで、
中音用スピーカ13の取付面40は平面形状で、
中央には取り付けネジ42の挿入用穴43が形成
されている。一方、高音用スピーカ23の取付面
41の外周には、該高音用スピーカ23の第3磁
気回路24の外周と密着する周壁44が形成され
ている。
更に、第2スペーサ38の下面中央には、前記
の第1スペーサ32に形成した円筒部36に嵌入
自在な柱状部45が突設されている。そして、こ
の柱状部45によつて形成された下向段部の外周
には、第1スペーサ32の突条部37が嵌入する
周溝46が形成されている。
47は第1フレーム11の外周部に嵌着される
キヤツプで、該キヤツプ47には防塵ネツト48
を張設するが、この防塵ネツト48は中音用スピ
ーカ13と高音用スピーカ23とに当接しないよ
うにするため、キヤツプ47の一部を高く形成し
て、中音用スピーカ13と高音用スピーカ23に
対応する部分を斜状に膨出させている。
図中、49は錦糸線で、50は該錦糸線49を
接続する入力端子である。
次に、組立について説明する。まず、第2スペ
ーサ38の取付面40に中音用スピーカ13の第
2磁気回路14の後面を当接し、挿入用穴13に
挿入した取り付けネジ42を、第2磁気回路14
の後面に形成した雌ネジに螺合して固定する。一
方、取付面41には高音用スピーカ23の第3磁
気回路24の後面を接着剤により固定する。
次いで、第1スペーサ32の凸部35を第1磁
気回路2を構成するヨーク4のセンターポールの
凹部34に嵌合して仮止し、第1スペーサ32の
円筒部36の第2スペーサ38の柱状部45を挿
入した後、第1磁気回路2の下面中央の穴7から
挿入したネジ6を第1スペーサ32の穴33を介
して第2スペーサ38内のナツト39に螺合し、
第1スペーサ32及び第2スペーサ38をヨーク
4のセンターポールの上面に固定する。これによ
つて、低音用スピーカ1の音軸は中音用スピーカ
13と高音用スピーカ23の音軸の略1/2に位置
し、かつ中音用スピーカ13と高音用スピーカ2
3の音軸は、聴取者に近づくので、聴取者と音源
との距離が一致し、音像が定位することになる。
なお、実施例では第1スペーサ32を用いた
が、第2スペーサ38と一体化すれば不要とな
る。
本考案は叙上のように、低音用スピーカ1と中
音用スピーカ13と高音用スピーカ23とを有す
る複合型スピーカにおいて、低音用スピーカにお
いて、低音用スピーカ1の同軸上に中音用スピー
カ13と高音用スピーカ23とを所定の傾斜角度
で載置固定するスペーサ38を有し、このスペー
サ38を中音用スピーカ13と高音用スピーカ2
3との音軸間の略半分の位置に低音用スピーカ1
の音軸がくるようにし、かつ高音用スピーカ23
を中音用スピーカ13より突出するように構成し
たので、低音用スピーカ1と中音用スピーカ13
と高音用スピーカ23と聴取者との音源の距離が
一致し、音像を定位させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の複合型スピーカの縦断面図で、
第2図、第3図、第4図はいづれも従来の他の従
来例を示す斜視図、第5図は本考案に係る複合型
スピーカの正面図で、第6図は同側面図、第7図
は同縦断面図、第8図は同複合型スピーカの構成
部品を示す従断面図、第9図は第8図の矢印方向
からみた平面図である。 1…低音用スピーカ、13…中音用スピーカ、
23…高音用スピーカ、38…スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低音用スピーカと中音用スピーカと高音用スピ
    ーカとを有する複合型スピーカにおいて、低音用
    スピーカの同軸上に中音用スピーカと高音用スピ
    ーカとを所定の傾斜角度で載置固定するスペーサ
    を有し、このスペーサを中音用スピーカと高音用
    スピーカとの音軸間の略半分の位置に低音用スピ
    ーカの音軸がくるようにし、かつ高音用スピーカ
    を中音用スピーカより突出するように構成したこ
    とを特徴とする複合型スピーカ。
JP20509983U 1983-12-28 1983-12-28 複合型スピ−カ Granted JPS60112191U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20509983U JPS60112191U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 複合型スピ−カ

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JP20509983U JPS60112191U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 複合型スピ−カ

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Publication Number Publication Date
JPS60112191U JPS60112191U (ja) 1985-07-30
JPH0132472Y2 true JPH0132472Y2 (ja) 1989-10-04

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JP20509983U Granted JPS60112191U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 複合型スピ−カ

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