JPH0132390B2 - - Google Patents

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JPH0132390B2
JPH0132390B2 JP19027688A JP19027688A JPH0132390B2 JP H0132390 B2 JPH0132390 B2 JP H0132390B2 JP 19027688 A JP19027688 A JP 19027688A JP 19027688 A JP19027688 A JP 19027688A JP H0132390 B2 JPH0132390 B2 JP H0132390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
passage
pump
flow rate
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19027688A
Other languages
English (en)
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JPS6479474A (en
Inventor
Masahiko Oozeki
Haruhiko Kawasaki
Masaharu Asaoka
Hideaki Shinohara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP19027688A priority Critical patent/JPS6479474A/ja
Publication of JPS6479474A publication Critical patent/JPS6479474A/ja
Publication of JPH0132390B2 publication Critical patent/JPH0132390B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、クローズドセンタ形の切換弁を複
数連接し、これら切換弁をパイロツト圧で動作さ
せるとともに、このパイロツト圧に応じてポンプ
の吐出量を制御する油圧制御装置に関する。
(従来の技術) 第1図は従来から知られているパワーシヨベル
の回路図で、可変吐出ポンプPのポンプ通路1に
パラレル通路2を接続し、このパラレル通路2に
クローズドセンタ形の切換弁3〜5を接続してい
る。
そして、上記切換弁3〜5に対応してパイロツ
ト操作機構6〜8を設けているが、この操作機構
は、その操作量に比例したパイロツト圧を発生す
るようにしている。
したがつて、上記各切換弁3〜5は、パイロツ
ト操作機構の操作量に応じて切換わるが、これら
パイロツト圧のうちの最高圧力が、シヤトル弁9
〜13で選択されて、上記ポンプPのレギユレー
タ14に流入する。
なお、図中符号15はパイロツトポンプ、16
はパイロツト回路圧を制御するリリーフ弁、17
はメインリリーフ弁、18はアンロード弁であ
る。
(本発明が解決しようとする問題点) このようにした従来の制御装置では、上記切換
弁3〜5によつて、微小流量制御ができないとい
う問題があつた。
すなわち、切換弁を切換えるパイロツト圧によ
つて、ポンプPの吐出量が決まるが、この場合の
吐出量は直線的な比例制御となる。そのために切
換弁のストロークと流量との関係を見ると、第2
図の点線で示す特性になる。
しかし、上記のように微小流量制御すなわちイ
ンチング操作をするときは、第2図の実線で示す
ように切換弁のストロークに対して、流量が少な
い方が操作しやすくなる。
ところがこの従来の装置では、第2図の点線で
示す特性になるので、どうしてもインチング操作
がしにくくなるという問題があつた。
また、上記従来の装置では、上記流量特性がポ
ンプPの吐出量によつて決まるので、個々の切換
弁ごとに流量特性を別々に制御することができな
かつた。
この発明の目的は、クローズドセンタ形切換弁
の構造の簡易性という長所を維持しつつ、微小流
量制御を可能にした油圧制御装置を提供すること
である。
(問題点を解決する手段) この発明は、クローズドセンタ形の切換弁を複
数連接し、これら切換弁をパイロツト圧で動作さ
せるとともに、このパイロツト圧に応じてポンプ
の吐出量を制御する油圧制御装置を前提にするも
のである。
そして、上記の装置を前提にしつつ、この発明
は、スプールに形成した連通路を、スプールの中
立位置及び微小移動範囲内で、ポンプに連通した
流入通路に開口させるとともに、この連通路の別
の箇所に、上記微小移動範囲内でタンク通路に開
口するノツチを形成した点に特徴を有する。
(本発明の作用) この発明は、上記のように構成したので、スプ
ールの微少移動範囲内において、連通路及びノツ
チを介して流入通路とタンク通路とが連通する。
このように流入通路とタンク通路とが連通してい
る限り、ポンプ吐出量の一部がこのタンク通路か
らブリードオフされるので、そのブリードオフ量
だけアクチユエータに対する供給流量が減少す
る。そして、この流入通路とタンク通路とが連通
するのは、ノツチがタンク通路に開口している微
少移動範囲内だけである。
(本発明の実施例) この発明の実施例を示した第3図は切換弁の断
面図である。つまり、この発明は、微小流量制御
を必要とする切換弁の構造を改良することによつ
て、上記した目的を達成するようにしたものであ
る。したがつて、この実施例の説明においては、
その改良に係る切換弁の構造についてのみ説明
し、他の部分の構造説明は上記従来の場合の説明
を援用する。
この第3図に示した切換弁Vは、本体19にス
プール20を摺動自在に内装するとともに、この
スプール20の両端をパイロツト室21,22に
臨ませている。このパイロツト室21,22は、
上記したパイロツト操作機構に接続している。
そして、上記パイロツト室21,22には、ス
プリング23,24を設け、パイロツト室21,
22に圧力が流入していない状態では、このスプ
リング23,24の作用で、スプール20が図示
の中立位置に保持されるようにしている。
スプール20が図示の中立位置にあるとき、そ
の環状凹部25,26がアクチユエータポート2
7,28に対応する一方、この環状凹部25,2
6が本体19に形成の流入通路29及びタンク通
路30と食い違うようにしている。つまり、この
中立位置では、アクチユエータポート27,28
が閉じた状態を保つもので、この切換弁Vは、い
わゆるクローズドセンタ形である。
このようにしたスプール20には、その軸線に
沿つて連通孔31を形成しているが、この連通孔
31は、その中央部分に連通させた導入路32を
介して、スプール20の外周面に開口している。
そして、スプール20が図示の中立位置及び微小
移動範囲内にあるとき、上記導入路32が流入通
路29に連通する関係にしている。
また、この連通孔31の両端には、オリフイス
33,34を形成するとともに、スプール20の
外周面に対するオリフイス33,34の開口端に
は、ノツチ35,36を形成している。
上記ノツチ35,36は、スプール20が図示
の中立位置にあるとき、上記タンク通路30の外
方に位置する。そして、スプール20が移動した
とき、その移動方向後方のノツチが、タンク通路
30に開口し、流入通路29の作動油をブリード
オフさせる。また、オリフイス33,34は、上
記ブリードオフ量の最大流量を制御するためのも
のである。
しかして、当該切換弁Vに接続したパイロツト
操作機構を操作すると、その操作量に比例したパ
イロツト圧が、いずれか一方のパイロツト室21
あるいは22に作用する。
例えば、上記パイロツト圧が一方のパイロツト
室21に作用したとすると、スプール20は、そ
のパイロツト圧に比例して図面右方向に移動す
る。
そして、微小流量制御をするために、スプール
20を少し移動させると、その移動方向後方のノ
ツチ35が、先ずタンク通路30に開口する。し
たがつて、この状態では、ポンプPからの吐出油
は、流入通路29→導入路32→連通孔31→オ
リフイス33→ノツチ35を経由して、タンク通
路30にブリードオフされるが、そのときのブリ
ードオフの流量は、ノツチ35の形状や大きさに
よつて制御されるとともに、当該ノツチ35が最
大に開口したときには、オリフイス33の開口面
積によつてそのブリードオフ量が制御される。
そして、上記スプール20の微少移動範囲内に
おいては、環状凹部25と流入通路29とがわず
かにラツプする関係にあるので、この両者のラツ
プ量と上記ブリードオフ量との相互関係によつて
アクチユエータに供給される流量が決まることに
なる。
したがつて、切換弁Vのスプール20のストロ
ークが少ない微少移動範囲での制御では、上記ブ
リードオフされた流量分だけ、アクチユエータへ
の流量が減少する。すなわち、切換弁Vのストロ
ークとアクチユエータへの流量との関係は、第2
図の実線で示す特性となる。そのために、微小流
量制御がやりやすくなる。
スプール20が上記微少移動範囲を超えてスト
ロークすると、流入通路29と導入路32及びタ
ンク通路30とノツチ35とが食い違つて、それ
ら両者の連通が遮断されるとともに、環状凹部2
5と流入通路29とのラツプ量が大きくなるの
で、流入通路29に供給されたポンプ吐出量の全
量がアクチユエータに供給される。
また、上記のようにスプール20が図面右方向
に移動するれば、アクチユエータポート28とタ
ンク通路30とが環状凹部26を介して連通する
ので、アクチユエータからの戻り流量がこのタン
ク通路30に戻される。
そして、流入通路29と導入路32あるいはタ
ンク通路30とノツチ35のいずれかの連通を遮
断すれば、ブリードオフ量がカツトされることに
なる。したがつて、そのカツトのタイミングは、
上記導入路32あるいはノツチ35,36の位置
関係で定まることになる。
(本発明の効果) この発明は、上記のように切換弁の流入通路
を、スプールに形成の連通路及びノツチを介して
タンク通路に連通させたので、微小流量制御時に
は、ポンプの吐出油がブリードオフされる。した
がつて、いわゆるインチング操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は従来の回路図、第2図は微小流量
制御時の特性を示すグラフ、第3図はこの発明の
実施例を示す切換弁の断面図である。 P……可変吐出ポンプ、V……切換弁、20…
…スプール、29……流入通路、31及び32…
…連通路を構成する連通孔及び導入路、35,3
6……ノツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 クローズドセンタ形の切換弁を複数連接し、
    これら切換弁をパイロツト圧で動作させるととも
    に、このパイロツト圧に応じてポンプの吐出量を
    制御する油圧制御装置において、スプールに形成
    した連通路を、スプールの中立位置及び微小移動
    範囲内で、ポンプに連通した流入通路に開口させ
    るとともに、この連通路の別の箇所に、上記微小
    移動範囲内でタンク通路に開口するノツチを形成
    した油圧制御装置。
JP19027688A 1988-07-29 1988-07-29 Hydraulic controller Granted JPS6479474A (en)

Priority Applications (1)

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JP19027688A JPS6479474A (en) 1988-07-29 1988-07-29 Hydraulic controller

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JP63190277A Division JP2534897B2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 油圧制御装置

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JPS6479474A JPS6479474A (en) 1989-03-24
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JP6925832B2 (ja) * 2017-03-22 2021-08-25 株式会社クボタ 作業機の油圧システム

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JPS6479474A (en) 1989-03-24

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