JPH0132259Y2 - - Google Patents

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JPH0132259Y2
JPH0132259Y2 JP11925879U JP11925879U JPH0132259Y2 JP H0132259 Y2 JPH0132259 Y2 JP H0132259Y2 JP 11925879 U JP11925879 U JP 11925879U JP 11925879 U JP11925879 U JP 11925879U JP H0132259 Y2 JPH0132259 Y2 JP H0132259Y2
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JP
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polyurethane resin
glossy
clear lacquer
paint
printed
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JP11925879U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子計算機やその周辺装置、或いは各
種電子機器の操作パネルの表面シートの改良に関
する。
近年、各種機器の操作パネル(キーボード等も
含む)は、高実装密度化(薄型化)や新奇性をね
らつてタツチスイツチ部のものが多くなつてい
る。
これは感圧式や静電誘導式及びフラツトメカニ
カルスイツチなどのスイツチングエレメントをプ
リント基板上等に配列した薄形のキーボードユニ
ツトと、その表面に設けられ、各スイツチの機能
表示等を行なうための表面シート等から成つてい
る。この表面シートには従来より透明の可撓性フ
イルムの裏面に、表から見て所定の表示となるよ
うに文字の印刷や着色を施したものが用いられて
いる。
これは表面に直接印刷を施すと、摩耗の点で充
分な寿命が得られないためである。しかし従来の
表面シートの表面は、透明フイルムの地がそのま
ま露出しているために光沢があり、見る角度によ
つては全反射を生じて印刷文字等が殆んど視認で
きない欠点がある。また大面積のシートの場合、
完全に均一の平面となることは難しく、わずかに
凹凸や波打ちを生じることは避け難いが、光沢が
あるとそれら凹凸や波打ちが目立つてしまい、安
ぽい印象を顧客に与えてしまう欠点もある。
従つて表面シートの表面側はツヤ消し処理を施
すことが望ましいが、従来は透明フイルムのツヤ
消しを効果的に行なう方法がなかつた。
本考案は上述の如き従来品の欠点を取除くこと
を目的とし、そのために本考案は、 一方の面に印刷され他方の面から視認される所
定の表示を有する透明な可撓性フイルムと、該可
撓性フイルムの他方の面に形成した塗料層から成
り、該塗料層の組成重量比はポリウレタン樹脂ツ
ヤ有りクリヤラツカーが約40%、ポリウレタン樹
脂ツヤ無しクリヤラツカーが約60%であることを
特徴としている。
以下図面により本考案を説明する。
図はタツチキーボードの一実施例斜視図であ
り、1はキーボードユニツト、2は表面シート、
11はプリント基板、12はスペーサ、13はフ
ラツトケーブル、14はスイツチングエレメン
ト、15は発光素子である。
本考案は表面シート2の表面にツヤ消し塗料を
コーテイングしたことを特徴とするものであり、
その組成は例えば次の如くである。
実施例 ポリウレタン樹脂塗料ツヤ有り透明 …23% (日本油脂(株)製#2000クリアラツカー) ポリウレタン樹脂塗料ツヤ無し透明 …35% (同上 #2000ツヤ消しクリアラツカー) 硬化剤 …14% 溶剤(シンナー) …28% (重量%) ここでポリウレタン樹脂のツヤ有りの塗料のみ
を用いても当然のことながら光沢は消えず、何の
効果もない。またツヤ無しの塗料のみを用いる
と、かなり薄く(20ミクロン以下)塗布してもフ
イルム裏面に印刷した文字等が見えなくなつてし
まい、良好なツヤ消し効果は得られない。ところ
がツヤ有り塗料とツヤ無し塗料を約2:3の割で
混合した塗料を用いると、20〜50ミクロン塗布し
てもフイルム裏面の印刷文字は鮮明に見え、かつ
充分なツヤ消し効果を得ることができる。また上
記組成の塗料を吹付塗装後常温で放置すると、完
全に乾燥硬化するまでに20時間〜50時間もかか
り、生産性が悪い。また70℃以上にすると乾燥む
らやそれによるシートの歪等が生じ、仕上りが良
いものが得られない、実験によると、60℃前後の
温度で乾燥を行なうと、約3時間前後で良好な仕
上りを得ることができた。
このように操作パネルの表面シートにおいて所
定の表示印刷は裏面に施すとともに表面には、混
合比 ポリウレタン樹脂ツヤ有りクリアラツカー
…20〜30% ポリウレタン樹脂ツヤ無しクリアラツカー
…30〜40% 硬化剤 …20〜10% 溶剤 …30〜20% (重量%) の塗料を吹付塗装した後、約60℃(±10℃)の温
度で約3時間乾燥することにより、表面をツヤ消
しにした。
以上の如く本考案に係る操作パネルは、裏面に
印刷された、表面から視認される所定の表示と、
前記表面に吹付塗装された混合比 ポリウレタン樹脂ツヤ有りクリアラツカー
…20〜30% ポリウレタン樹脂ツヤ無しクリアラツカー
…30〜40% 硬化剤 …20〜10% 溶剤 …30〜20% (重量%) の塗料層を備えることにより表面がツヤ消しされ
てあることを特徴とし、これにより表面シートの
視認性が向上し、ミスタツチをなくすとともに実
観を向上し、その効果は非常に大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は一般的なタツチキーボード型操作パネルの
一例を示す斜視図であり、図中、1はキーボード
ユニツト、2は表面シート、11はプリント基
板、12はスペーサ、14はスイツチングエレメ
ント部(感圧ゴムやメカニカルスイツチ)、15
は発光素子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の面に印刷され他方の面から視認される所
    定の表示を有する透明な可撓性フイルムと、該可
    撓性フイルムの他方の面に形成した塗料層から成
    り、該塗料層の組成重量比はポリウレタン樹脂ツ
    ヤ有りクリヤラツカーが約40%、ポリウレタン樹
    脂ツヤ無しクリヤラツカーが約60%であることを
    特徴とする操作パネル用表面シート。
JP11925879U 1979-08-30 1979-08-30 Expired JPH0132259Y2 (ja)

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JP11925879U JPH0132259Y2 (ja) 1979-08-30 1979-08-30

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JP11925879U JPH0132259Y2 (ja) 1979-08-30 1979-08-30

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Publication Number Publication Date
JPS5637125U JPS5637125U (ja) 1981-04-09
JPH0132259Y2 true JPH0132259Y2 (ja) 1989-10-03

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JP11925879U Expired JPH0132259Y2 (ja) 1979-08-30 1979-08-30

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JP2009252698A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Fujitsu Ltd 電子機器

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JPS5637125U (ja) 1981-04-09

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