JPH01320705A - 被覆電線 - Google Patents

被覆電線

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JPH01320705A
JPH01320705A JP15403388A JP15403388A JPH01320705A JP H01320705 A JPH01320705 A JP H01320705A JP 15403388 A JP15403388 A JP 15403388A JP 15403388 A JP15403388 A JP 15403388A JP H01320705 A JPH01320705 A JP H01320705A
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JP
Japan
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nylon
resin composition
mainly composed
number average
composition mainly
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Pending
Application number
JP15403388A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
Takanori Yamazaki
孝則 山崎
Hideki Yagyu
柳生 秀樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は薄肉被覆電線に関するものである。
[従来の技術] 近年、自動車や電子機器等で使用される被覆電線には軽
量であること、配線スペースをとらないこと等が要求さ
れており、被覆厚を薄くする方法が検討されている。
[発明が解決しようとする課題] これに対し、従来の被覆電線に用いられているポリ塩化
ビニルを主体とする樹脂組成物は薄肉とした時の機械的
強度特に摩耗特性に劣ることから0.35m厚程度が薄
肉化の限界であった。
本発明の目的は、前記1ノだ従来技術の欠点を解消し、
絶縁厚を低減することのできる新規な被覆電線を提供す
ることにある。
[課題を解決するだめの手段及び作用1本発明の要旨は
、数平均分子量が20,000以上のナイロン12を主
体とする樹脂組成物を被覆絶縁体としたことにあり、そ
れによって被覆厚を低減させたものである。
本発明者らは被覆厚0.35mm未満の薄肉被覆電線を
得るため各種熱可塑性樹脂の耐摩耗性を鋭意検討した結
果、数平均分子120.000以上のナイロン12を主
体とする樹脂組成物がこの目的に沿うものであることを
見出した。
本発明で用いるナイロン12とは一般式%式%) (N:整数)で表され、シイロン系樹脂の中では吸湿性
が低く電気的特性が優れたものである。
本発明ではナイロン12として数平均分子量20.00
0以上のらのを使用するが、その理由はこれより分子量
が小さいと耐摩耗性が不十分で目的と覆る薄肉被覆電線
が得られないためである。
本発明においてナイロン12を主体とする樹脂組成物に
はナイロン12の共重合体、例えばエステル成分やニー
デル成分を共重合したタイプのものも含まれる。
これらの樹脂組成物には酸化防止剤・着色剤・軟化剤等
の添加剤を加えることが出来る。又難燃性を高めるため
に、ハロゲン系やリン系の難燃剤を三酸化アンチモン等
の難燃助剤と併用する等して加えることも出来る。
更に耐摩耗性及び耐熱性を高めるため、これらの樹脂組
成物を電離性放射線で架橋することも可能である。この
場合、ナイロン12を主体とする樹脂組成物中にあらか
じめトリメヂロールプロパントリメタクリレートやトリ
アリルインシアヌレートで代表される反応性多官能モノ
マーを架橋助剤として混合させておくことが必要である
[実 施 例] 評価に用いた被覆電線は0.5mm2の軟鋼より線導体
上に被覆厚0.2〜0.151117Iで樹脂を押出被
覆したものである。表に検討した樹脂と被覆厚及び摩耗
試験の結果を示す。
摩耗試験は、電線の被覆表面にエツジ半径0.125m
の刃を当てて10mmの艮ざを毎分60回の速さで往復
させ、被覆が摩耗し刃が導体に接触するまでの往復回数
を求め150回以上耐えるものを合格とした。尚、刃に
かかる荷重は450qに調整した。
*ポリ塩化ビニル(重合度1300)と可塑剤DOP 
(ジオクチルフタレート)50重量部、小質炭カル50
重量部から成る。
表中、実施例1.2は数平均分子量が 20.000のナイロン12を用い、被覆厚を各々0.
21Fgn10.15mとした例である。いずれの場合
も耐摩耗性は良好である。実施例3は数平均分子量25
.000のナイロン12を用いた例であり、耐摩耗性は
分子量20.000の時よりも更に良くなっている。
これらに対し、比較例1は従来の軟質ポリ塩化ビニル樹
脂を0.2#III+の被覆厚に押し出した例であり、
耐摩耗性が悪く不合格である。比較例2は数平均分子量
が18.000のナイロン12を用いた例であり、この
場合も耐摩耗性は不合格であり、被覆の薄肉化は実現で
きない。
[発明の効果] 以上説明してきた通り、本発明の被覆電線は被覆厚が薄
く、軽量化及び配線スペースの縮小化に有利であり、そ
の工業的価値は極めて高いものである。
代理人 弁理士 薄 1)利 幸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.数平均分子量が20,000以上のナイロン12を
    主体とする樹脂組成物が導体上に被覆されていることを
    特徴とする被覆電線。
JP15403388A 1988-06-22 1988-06-22 被覆電線 Pending JPH01320705A (ja)

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